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0125この冬一番の寒さ?! [日々の雑感]

朝の気温-3℃@芦屋浜。確かにこの冬一番の寒さだった。
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この日が寒さの底になるだろうということは、少し前からメディアでも報じられていた。ただ、六甲山の南に隠れているような位置の神戸・芦屋に雪が降るかどうかは、なかなか予想が難しいらしく、前日の朝の予報では24日の深夜に降雪とあったが、午後にはそれが無くなっていた。夕方5時ごろに雪が降り始めその後やんだが、どうなるか分からない感じだった。

25日朝、外に出てみるとうっすらと白くなっていたが、積もってはいなかった。
車は真っ白に。
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西浜公園もこんな感じ。
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Footprints in the Snow.
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西池は凍ってはいなかった。
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庭駆け回る犬のように、雪と聞くと出歩いてしまうが、この日は朝から元町の病院に行く予定があったので、車で行けるかどうかという確認のためでもあったのだ、と長い言い訳かな。
六甲山もうっすら白く。
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この辺りは雪の影響はなさそうなので、8時半に車で家を出てR43を西へ。思ったより道は空いていたが、摩耶の陸橋の辺りから道が白くなってきた。橋は気温が低いからかな、と思っていたが、生田川の辺りで渋滞が始まり、車列が止まってしまった。神戸も西の方は雪がまだついているようだ。六甲の山が低くなっているからかなと思った。自分の車はAWDだし雪道には比較的慣れているが、皆恐る恐る走っているように見える。数日前から予告があってもまさかと思うのかも知れない。後でもっと雪の多い各地の大渋滞のニュースを見たが、いざという時の備えはまだまだのように見える。
車列が動きそうにないので北の山手幹線に迂回することにした。
途中の路地にはまだ雪が残っていた。
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山手幹線からは意外なほどスムーズに進み、9:20には無事県警本部横の駐車場に着いた。
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内視鏡検査と先週のCT検査の結果は大丈夫でほっとしたが、ハルナールというα1遮断薬を三ヶ月分処方されて飲むことになった。

ご褒美ランチは御影の王将で。びっくりするほど安くて美味しかった。

翌26日の朝、この日も0℃だった。西池の水もうっすら凍っていた。
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寒い日が何日か続かないと凍らないようだ。
大阪湾の夜明け。
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<参考>
最強寒波、兵庫の交通網や生活直撃 JR運休、道路渋滞…大学入試開始時間も繰り下げ


“冬の線状降水帯”=JPCZ。初めて知った言葉、覚えておこう。
正しくは「日本海寒帯気団収束帯」(Japan sea Polar air mass Convergence Zone:JPCZ)らしい。



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1.17 あれこれ [日々の雑感]

公園の白梅咲き始める。
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もう28年になるのか。TVでは30年経つと震災の記憶が失われてしまうと解説していた。自分では忘れているつもりはなかったが、そうかもしれないとも思う。突然の災害に備えるといっても、せいぜい週一度の水汲みと備蓄ぐらいしかやってないのが実情である。時々点検していた懐中電灯の電池も、改めて調べてみると電池が液漏れしていたりする。せめてこの機会に点検することぐらいはしようと思うのだった。
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さて、この日は自分にとっても大事な用事のある日だった。2018年の暮れに膀胱の腫瘍が見つかり、2度の手術を経て定期的に内視鏡の検査を受けていたのだが、去年の7月の検査で、3年3カ月再発していないということで、これからは紹介していただいたクリニックをホーム・ドクターとして診てもらうことになったのだった。定期的に受診して尿検査を受ければいいのかなと思っていたが、どうもそうではなくて、もうしばらく半年ごとの内視鏡検査と、時にはCTも受けなくてはならないことになって、この日元の病院でCT検査をすることになったのだった。
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それなら今まで通り元の病院で診てもらう方がややこしくなくていいと思うのだが、もっと重篤な患者のケアを優先したいということのようなので、自分は快方に向かっていることの証左だと納得するしかないだろうな。いつ再発するかは全く分からないので、定期的に検査してもらえるのは有難いことではある。

昼は検診時の常として?回転寿司で外食して帰り、昼寝してから午後住吉川に歩きに行った。
カワセミ。今年は下流に雌がいるなあ。
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朝あまり歩けなかったので、2号線から西に回り道をしていると、最近開店したと思われるお洒落な八百屋さんがあった。
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菊芋が店頭にあったので、それと4種の珍しい野菜のセットを購入。翌日美味しくいただいた。

元住吉神社から南に歩いていると、公園の中にこんもりとした丘があって、忠魂碑かなと思って近づいてみたら「東求女塚古墳」とあった。
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前に東明の「処女塚古墳」を見に行った時(この間も東明八幡神社に行ったな)、そこから東西2キロの場所にそれぞれ東求女塚古墳・西求女塚古墳があると知って、そのうち行ってみようと思っていたのに、その後忘れてしまっていた。こんな風に偶然遭遇するなんてびっくり。西の方も忘れずに行ってみようと思ったことだ。

車に乗り込むと、午後に12時間遅れで2度目の黙とうが中継されていたので、車の中で黙とうをした。朝できなかったのでよかった。かくして震災から28年目の一日は終わったのであった。



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0115 とんど焼き [日々の雑感]

梅一輪。春まだ浅し…。
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今年の地域でのとんど焼きは15日だった。この日は「小正月」でもあったのは偶然のなせる業か。毎年10日過ぎの日曜日に行われているからだ。古くはこの小正月までが松の内だったらしいので、この日に実施されるのが正しいのだろうと思われる。平安時代の宮中行事の「左義長」が始まりとも言われている。子供の頃自分の故郷でもやっていたかすかな記憶があるが、古くからの風習が失われつつある昨今、当地の有志たちによって続けられていることは有難いことではある。
西浜公園にて。
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ちなみにこの日は旧暦では12月24日だそうで、今年の旧正月は1月22日になるのかな。
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それでは、「小寒の候」の散歩の中の花鳥をいくつか。
近所編。
葉牡丹。
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山茶花。
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菜の花。
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水仙。
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笑うダイダイ。
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蝋梅。
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黄梅。
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これは
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残月。
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住吉川編。
ユリカモメ勢ぞろい。
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蝋梅。
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カルガモ。
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ゴイサギ?ササゴイ?それともアオサギの幼鳥?
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カワセミ雌。
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コサギ。
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正真正銘のアオザギ。
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この樹を残したいと願う人が他にもいた。
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願いが届くといいなあ。



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2023年の年頭 [日々の雑感]

潮芦屋から大阪湾の向こうに初日の出を望む。
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新年あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。アクセス数が89万になったので100万までは頑張ろうかなと思っております。人間何か身近で具体的な目標がないと、モチベーションが上がらないものなのでしょうかね。スマホが壊れた時、ウォーキングの意欲が激減しましたから(笑)。退職してレーゾンデートルのつもりで始めたブログですから、生きている限り続けることになるのかなあ…www

門松二点。
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一休禅師の狂歌に「門松は 冥途の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」がある。昔は数え年だったから年頭に齢をとることを踏まえた歌だ。この歌が身に沁みる齢になったのかとも思ったが、いつ目の前に現れるかもしれない時機を前に、今ある生を精一杯生きようという意味もあるようで、瘋癲老人のひねくれ根性の背中を打つのであった。先日観た『すずめの戸締り』も同じメッセージだったし、兼好法師も「命は人を待つものかは。無常の来たる事は、水火の攻むるよりも速かに、遁のがれ難きものを…」と言っていたなあ云々。

さて、ぶつぶつ言いながらも、家人には6時に起こして、とお願いして寒い中潮芦屋の南に出かけたのであった。雲が少しあったが、雲の切れ目から初日を拝むことが出来た。
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どの時点をもって初日の出と呼ぶのか、とふと思ったことだ。
家に帰ってTVの初日の出を拝み、
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お節を頂く。
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大晦日の酒が過ぎたのか、何かに当たったのか体調悪し。しかし酒は普通に飲んで昼寝する。
午後は毎年行っている綱敷天満神社へ初詣。
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以前は参拝者もそれほど多くなくて、それも気に入って毎年参っているのだが、近年は参拝客も増えてきたようだ。どの神社も企業努力をしているみたいだなあ。
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この日は住吉川を歩けなかったので、夕方は芦屋浜の中央緑道を打出浜まで歩いた。遠かった。

二日。
住吉川を初ウォーキング?していると、よく見かけるカワセミおばちゃんがカメラを構えていたので見ると、カワセミが2羽並んでいるではないか。
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それだけでも珍しいのに、よく見ると雄と雌のつがいのようだった。上の嘴が黒いのが雄で、下の嘴が赤いのが雌である。これまでは上流に雌、下流に雄と縄張り意識が強い鳥と見ていたので、これまたびっくり。まあ、ペアリングの時は一緒なのは当たり前か(笑)。
こちらはピンボケだが2枚しか撮れなかったので載せておく。
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川にいくつか生えている草だが、花らしきものが咲いていた。君の名は?
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近くにひっそりとした神社はないかと今年も思いめぐらして、六甲の乙女塚古墳の横にあったよな、と行ってみた。小さな祠だと思っていたが、なかなか立派な神社だった。
東明八幡神社@神戸市東灘区御影塚町2丁目9−2。
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近辺にこんなに多くの神社があるとは本当に驚きだ。また日を改めて古墳と一緒に回ってみようと思ったことだ。
神社の裏にはこんな学校があった。蔦の絡まった崩れそうな建物だったが。
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三日。
この日は雌が単独で。
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蝋梅。
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片足立ちの都鳥(ユリカモメ)。
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この夜の月の傍には火星が(実際は月の上にあった)。
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かくして正月三が日も更けぬ。新たな一里塚を踏み出すとするか。

おまけ。
7日。七草粥も食べた。
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1月の満月はウルフ・ムーン。あまりピンとこないけど。
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2022年 今年の BEST SHOT !? [日々の雑感]

正月早々咲き始めた蝋梅の花@住吉川。
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今年もコロナで明け、コロナで暮れた一年だった。これが日常だといつの間にか思ってしまっているのは恐ろしいことかも知れない。それでも色々活動しようと思って暮らしていたが、行動範囲が狭くなっているのは否めない。そんなShabbyな記録の一部を写真で振り返ってみた。来年はどんな一年になるだろう

1日遅れの初日の出
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0204琵琶湖バレイスキー場
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0224野麦峠スキー場vol.2
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0520「熊山遺跡
「熊山遺跡」熊山山上にある不思議な仏教遺跡。
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0521「米子城址
「米子城」天守台跡。スケールの大きな城だったと分かった。
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0804「大山滝
鳥取随一の滝「大山滝」は高さ37mの二段滝。
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1011「阿弥陀ヶ滝
奥美濃随一の名瀑「阿弥陀ヶ滝」(落差60m)。
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1011「郡上八幡城
司馬遼太郎が「日本でいちばん美しい山城」と称した「郡上八幡城」。
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1030 上津屋橋(流れ橋)
木津川に架かる木橋「流れ橋」。
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1030 石清水八幡宮
石清水八幡宮(旧称・男山八幡宮)楼門(国宝)
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1108 皆既月食&…
20:53の月。
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1119「飛龍の滝
1119「飛龍の滝」@佐用町。
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1119「鳥取城跡
「鳥取城跡」にある珍しい「巻石垣」。
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1121 岩屋山 石龕寺(せきがんじ)の紅葉。
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1206 師走の須磨寺
12月初めの須磨寺。まだ紅葉が残っていた。
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1219 久々に見たカワセミ。木の葉とうまくマッチした画が撮れた。
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1230 年の瀬の鳴尾浜の夕景
年の瀬の鳴尾浜から見た夕日。
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かくして2022年の年も暮れぬ。

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1108 皆既月食&… [日々の雑感]

20:53の月。
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この日が皆既月食というのは前日の夕方のニュースで知った。それまでは月と木星の位置関係に注視していたので、寝耳に水だった。「442年ぶりの天体ショー」とのことだが、それは皆既月食と惑星食(今回は天王星食)の組み合わせがということであって、月食だけなら当ブログの範囲内でも3回(2014年、18年、21年)あった。惑星食は肉眼ではほとんど見えないから、天文学的な価値でしかないように思われる。織田信長が見たかもなどというのは、メディアの話題作りでしかないだろう。
西浜公園のアメリカフウ(楓)。
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この日の夕方は雲一つない晴天で、家の前の広場から見えたので、夕食を挟んで4時間ほど、家を出たり入ったりしながら食の推移を確かめることが出来た。カメラの精度もあり三脚もなしで撮っているので、綺麗に撮れたとは言い難いが。
それでは少し長くなるがスライドショー的にご覧あれ。
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18:14欠け始める。
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22:02祭りの終わり
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天王星食はwebから。豆粒よりちっちゃいな。
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11月の満月はビーバームーン(やフロストムーン)と呼ばれるそうだ。
今回割とうまく撮れたのは、なんといっても天候に恵まれたからである。

これまで3度あった月食との遭遇のリンクを参考までに貼っておく。

2014.10.08 砥峰高原
2018.1.31ライブのお知らせ
2021.11.19「円通寺」の紅葉

月ばかり並べてしまったので、この時期の近所の散歩からいくつか写真を載せておく。
銀杏。
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南天。
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マユミの実。
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トウカエデ(唐楓)。
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住吉川のキセキレイ。
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ハッカチョウ(八哥鳥)。
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ハナミズキの紅葉もまた佳き。
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0910 中秋の名月2022 [日々の雑感]

9月10日 20:35「中秋の名月」月齢14.14
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去年は9月21日だったから10日早い(2021年の「中秋の名月」)。まあ、閏月のある年だと一ヶ月ぐらいずれるので、気にしても仕方がないけど。
9月11日 22:35「十六夜月」月齢15.22
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こちらの方が満月に近い感じだけど。
9月11日 21:11「立待月」月齢16.16
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さすがに右上が少し欠けてきている。近くに明るい星があるが木星のようだ。
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9月の満月を "Harvest Moon" と呼ぶのはよく知られているようだ。去年の記事ではニール・ヤングの同名曲のリンクを貼った。
Neil Young - Harvest Moon

今年はもう一曲、自分もよく歌っている"Kentucky Waltz"の歌詞にも"Beneath the beautifl harvest moon"というくだりがあったのを思い出したので載せておく。
Bill Monroe - Kentucky Waltz


暑さがぶり返したので、芋の月をしみじみ味わうような感じではないなあ。

この時期の花々を少しあげておく。秋の七草から漏れた拾遺と言えるかな。
センニンソウ(仙人草)。
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葛の花の傍に白い花が咲いていたので気付いた。前に高山植物園で見たダイモンジソウ(大文字草)に似ているが、こちらは葛と同じくつる性の半低木らしい。
ムラサキシキブ(紫式部)。これは花じゃなくて実だね。
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ヤブラン。前にも上げたが丈が高かったので再掲。
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キバナコスモス。
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住吉川のキクイモも咲き始める。
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酔芙蓉@西郷川河口公園。
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まだ早いかなと思いつつ行ったが、去年も同じ時期だった(西郷川河口公園の酔芙蓉)。近くなので朝昼晩と見に行って、白→ピンク→赤と変化する様子を観察したことが思い出された。今年も実験してみようかな。
リビングセンターで見つけて思わず買ったカワラナデシコ。
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秋の七草2022 [日々の雑感]

秋の七草の一つ「萩」。実は近所にたくさん咲いていたのだ。
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秋の七草は万葉集に収められている山上憶良の2首の歌から来る。
「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
「朝貌」については諸説あるようだが、現在では桔梗が定説らしい。

2年前に秋の七草をどれだけ身近な所で見られるか試みてみたが、その時は藤袴と葛花をwebからの引用に頼っていた。その後の日々の探索?の成果で、全て確認できたのでここに並べておく。単に自分が無知なだけだったが、身近な自然も侮れないなと思ったことだ。
「秋の七草」2020
秋の花「ナデシコ」など

萩の花。
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朝の散歩道で、花壇ではなくあまり除草していない路傍にたくさん咲いていた。
尾花(薄)。
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葛(クズ)花。
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あまり見ないと前は思っていたが、これも山道の路傍や、あまり手入れをしていない樹木に蔦が絡みついているので、意外に身近な所で見ることが出来る。雨上がりの路上に紫の花びらが落ちていて、ふと上を見上げると葛の花だった。
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これ全部葛の花に覆われている。
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撫子(ナデシコ)の花。
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園芸種のものは知っていたが、固有種のカワラナデシコ(ヤマトナデシコ)は先日行った高山植物園で初めて見た。SHASHIさんによると有馬富士公園にも咲いていたらしいのでまた探してみよう。
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女郎花(オミナエシ)。
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よく見る気もするが、黄色い花は多いので識別にやや苦しむか。
藤袴(フジバカマ)。
高山植物園で見たもの。
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渦森展望公園のアサギマダラの里にはまだ一部しか咲いてなかった。
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似た花に「ヒヨドリバナ」があるらしいが、違いは「フジバカマの葉は3裂するのに対して本種は裂けないので区別できる。」とあるが、ふーむって感じ。
桔梗。
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我が家のベランダにも咲いていて、開花時期は7月から9月までのようなので、かろうじて秋の花ともいえるか。憶良が気が付いたのが秋だったのかな(笑)。
かくして、二年越しだが何とか秋の七草を視認することが出来て、モヤモヤが秋空のように晴れたと思ったことだよ。
念のためにアサガオ(朝顔・朝貌)もあげておく。
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0820スマホついに壊れる [日々の雑感]

新しいスマホで撮ったベニゴウカン (紅合歓)の花。
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この日の朝、件の水平道を歩いていたら、遂にスマホが立ち上がらなくなった。この一年ぐらい電池の持ちが悪くなって、この一ヶ月ぐらいは2時間ごとに充電しなくてはならなくなっていたのだ。これはさすがに機種変更かなと思いながら、アプリの移行をどうしよう、と調べたりしながらぐずぐずしていたのだが、いつもは充電をしながらだと立ち上がっていたのに、それさえも上手くいかなくなった。
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PCだとWindows7が終了するから、とか否応なしに買い替えする場面もあったりするのだが、スマホの場合ははまだ使えるから、と先延ばしにしてしまったのがいけなかった。決断力のないのは直らないなあ。このスマホを買ったのはは2016年の12月だったので、6年前か(当時の記事参照)。自分の中では車の買い替えのスパンとほぼ同じではある。
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2年前の夏にはスマホを川に落としたことがあった(記事参照)。この時ももう使えないから買い替えかな、と覚悟したのだが、奇跡的に生き返ったので、そのままずるずる使い続けたのだった。思えば今までよく持ったものである。翌日機種変更に行ったが、PCに残っていた数少ないデータのお蔭で、最低限のものは復活できたのは不幸中の幸いか。バックアップは取っておくべき、というのは今回も繰り返された教訓ではある。

2日間スマホが使えなくなって感じたことが二つある。
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一つ目は、スマホに入れていた万歩計がないので、歩こうというモチベーションがなくなってしまったことだ。病気になってから、体調のために毎日歩いていたのだが、一日〇〇歩、一ヶ月に〇〇歩という目標をぼんやりと決めていたので、その指標がなくなると、夜あと3000歩とかいうのがなくなって、あまり歩かなくなってしまったように思った。万歩計を別に買えばよいことなのだろうが、何事にも目標を設定するから頑張れる、というようなことが人間にはあるのかなと思われた。
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もう一つは、自分ではスマホ依存症ではないと思っていたのだが、スマホがないと、誰かから連絡があっても判らないし、自分から誰かに連絡をとることも出来ないという心細さを感じたことだ。これは出先だけのことで、家に帰れば電話もあるし、PCで情報を得ることも出来るのに、その場その場ですぐに連絡が出来ないということに妙な強迫観念が形成されているのかなあ。

勤めている頃は、昼間は職場にいるから緊急の連絡は出来たということはあるかもしれない。もっと以前、携帯もメールもなかった時代には、誰かと会う時も事前に約束をしたり、よく出没する店に行ってみたりということがあって、それはそれでいい時代だったりしたなあ、というのが今回のスマホ買い替えを通して感じたことではあった。


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0723 土用の丑の日 [日々の雑感]

鰻控えめな我が家の土用の丑の日夕食。
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2022年の土用の丑の日は7月23日(土)と8月4日(木)の2回あるそうだ。そもそも土用は雑節のひとつで、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである。季節の変わり目を表しているのかな。今年の夏の土用は7月20日(土用の入り)~8月6日(節分)だという。二十四節気の大暑(7/23~8/6)とほぼ同じだが微妙に違う。どう使い分けていたのかな。
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一方、日付を表すのにも干支が使われていたようで、甲子に始まって60日で一回り(これも還暦?)する。数字の方が分かりやすい気もするが、暦が庶民の間にも出回っていたのだろうか。それはそれとして、丑の日も12日に一度やってくることになる。だから土用に丑の日が二度来るのもままあるということだな。7月23日は丁丑(ひのとうし)、8月4日は己丑(つちのとうし)というように。
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土用の丑の日は鰻を食べるというのは、かの平賀源内が鰻屋のために考えたキャッチコピーだったという説を聞いてから、少々鼻白む気分にはなっていた。土用の丑が二回あるというのはなおさらその感を強くするなあ。鰻屋さんは喜ぶだろうけど(笑)。猛暑を乗り切るために滋養のあるものを食べる、と考えればいいんだろうなとは思う。
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ここ二カ月、我が家の「かいものがかり」を務めているのだが、ついつい安いものを探してしまうので、鰻にはなかなか手が出せないでいる。土用の丑の日コーナーを見ていて、安い鰻も売っているなあとよく見ると、「ほぼカニ」の鰻版だった。なあんだと思ったが、思い直して買ってみた。なるほど鰻のかば焼きによく似せて作ってあって、口に入れると小骨らしい歯ざわりまであって芸が細かい。まあ、そこまでして「鰻らしき物」を食べようとは思わないが、興味深くはあった。
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他にも「土用しじみ」とか「土用餅」とかも売っていて、面白がって買ったのだった。なんだ、結局スーパーの策略にはまってるじゃん。
夜の買い物の帰り、チラ見した花火。
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今年のゴーヤ初収穫。去年より少しだけ大きい。
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0707「小暑」の夏、本当に小暑? [日々の雑感]

七夕飾り@住吉川。
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私の故郷の島では七夕は月遅れでやっていたなあ。桟敷みたいなものを組み上げて、上で何か食べたり花火をしたようなかすかな記憶があるのみだが。島根でもコロナ感染が広がっているようで心配である。これまで抑えてきたのに。

7/7~7/22は二十四節気の「小暑」だが、もう「大暑」(7/23~8/6)並みの暑さだ。これから先どうなるんだろうね。
夏の雲たち。
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新たに生まれたカルガモの雛。
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芙蓉の花。
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道路に出てきたカニさん。
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閑話休題。
前日の7月6日は6カ月ぶりの膀胱内視鏡検査の日だった。
結果は今回も正常で、これをもって、3年3カ月にわたった膀胱がん再発の検査は終了とのことだった。

2019年4月8日に二度目の手術をしてから、初めの2年は3ヵ月毎、その後は6ヵ月毎の検査だったが、その度に再発していたら…という心配をしていたことから解放されるのかな。それほどの解放感がないのは、再発の可能性がゼロではないからだろう。

とりあえず完治したんだと思うことにして、紹介していただいた泌尿器科の医院で定期的に診てもらうことになりそうだ。結局早期発見しか方法がないのが今の医療の限界だということはよく分かった。身体によいと思われることはこれからも続けていきたいと思ったことだ。

寂しかった僕の庭にも桔梗と千日紅の鉢がやってきた♪
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植え直したゴーヤも今度は順調に育っている。
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コップに挿していたバジルの枝から根が出てきたので鉢に。すごい生命力。
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ツユクサ。
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上弦の月。
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風立ちぬ、いざ…


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7月2日は『半夏生(はんげしょう)』 [日々の雑感]

西浜公園の半夏生。葉の一部が白くなる。ので半化粧とも。
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こちらは植物の名前だが、季節の節目を表す雑節の「半夏生」と時期が符合しているのは面白い。雑節の「半夏生」は夏至から数えて11日目ということで、今年は7月2日。田植えのリミットを示す日だったようだが、現在ではもう意味を失っているかも。またこの時期には「半夏雨」といって、梅雨の終わりに大雨が降ることが多いということで、こちらは近年多いようでもあるので心配ではある。

この日の朝は家人の歩行訓練も兼ねて西浜公園を一周したが、西池にこんな鳥がいた。
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カルガモと同じぐらいの大きさで、初めて見た鳥のように思った
近くにアオサギが鎮座していたので、子アオサギなのかなと思ったがどうだろう。
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「半夏生」に蛸を食べるという風習は、スーパーでは定着しているように見える(笑)。
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我が家でもその戦略にまんまと乗せられて、この日のブランチには蛸をいただいた。
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そういえば去年のこの時期も、熱海市伊豆山地区で大雨による大規模な土石流が発生したのだった。酷暑と大雨が交互に襲来するこの時期は本当に大変だなあ。
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梅雨が例年になく早く開けたのも異常な気がするが、この朝これまた早い初セミの声を聞いた。
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0630「水無月祓(夏越の祓)」 [日々の雑感]

綱敷天満神社(石屋川)の「茅の輪くぐり」。
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水無月祓へまたをかし(兼好)。

水無月祓は一年の半分を終えた6月末に、それまでの穢れを祓って夏を乗り切るという行事である。本来は旧暦だからひと月遅れなのだが、一年の半分という意味ではこの日でかまわないだろうと思う。

家人の足首の剥離骨折の経過も5週目を過ぎて、片松葉杖で歩けるようになったので、この日の朝車で行ってみた。
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茅の輪はなんとかくぐることが出来たが、拝殿に昇る石段は忌避なされた。
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臥牛の、自分の患部と同じ部位をなでるといいというので。
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左足がお隠れになっていたが、別の場所に左足の見える牛さんがいた。
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苦しい時の神頼みとはよく言うが、怪我をした後では御利益も薄いのではないか、と少し思ったことだ。まあ、この程度の怪我で済んだことを感謝するべきなのかも知れない。一週間後に迫った自分の病の検診結果が正常でありますように、とも秘かに願ったことだ。
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昼食の後近所のスーパーに行くと、銘菓「水無月」がささやかに売られていた。2日後の「半夏生」の蛸ほど盛大なセールではなかったなあ。
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神職と一緒に茅の輪をくぐるという行事があるとのことだったので、夕方ちょっと覗きに行った。
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薄暮の中薄明かりが灯り、30人ほどの参拝者が神職に従ってお参りする様子は、素朴で厳かな雰囲気であった。

早くも梅雨が明け、30℃を超える日々が続いている。今夏も異常気象にならなければいいが、と思ったことだ。
この時期の花々をいくつか。
カシワバアジサイの花は、初めは白く、やがて色づいていくのが素敵だ。
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ブーゲンビリア。
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オシロイバナ。
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クロコスミア。川のあちこちに咲いている。
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鮎を狙うコサギ。
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ムクゲ(木槿)の夏がやってきた。それにしても暑いのう。
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0530 白い紫陽花と白いギプス [日々の雑感]

白い柏葉紫陽花が咲き始めた。
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一方で白いギプスが眼前に。両者は似ていなくも…、やはり似てないか。
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他のアジサイもボチボチ咲き始めている。
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数日前、大阪に北欧展を観にいった家人から、3時ごろ電話があったので、誰か身近な人に何かあったのかと思ったが、何かあったのは本人で、駅の階段で転倒して足首を痛めたので病院に行ってくるとのこと。捻挫かなと思いながら迎えに行くと、既にギプスをした状態で車いすに座っていた。剥離骨折ということで、あれよあれよという間にギプスを施されたそうな。
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私自身も2ヶ月ほど前に、住吉川で段差があるのに気付かず、転倒して足首を痛め、いまだに時折痛みがあるので、ひょっとしたら同じ症状だったかもしれないが、今更病院に行くわけにもいかないだろう。骨折としては軽い方なのだろうが、当分松葉杖生活は強いられるわけで、高齢者が骨折などが原因で、急激に衰えていくという、これまで他人事のように聞いていたことが現実のものとなっているという気さえした。
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松葉杖で歩くのはそう簡単ではないようだが、家の中ではあちこちに椅子などつかまり立ちできるものを置いていれば、なんとか移動できるようである。料理をはじめ家事の大部分をすることになるのかな、と半ば覚悟していたのだが、調理はしていただけるようなので、物を運んだり、洗い物や買い物をすることが増えたくらいで済んでいるのは有難いと言うべき?
シャワーの時にギプスを濡らさないようにというグッズを買った。
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ビニール袋で包んで、上をサランラップで縛るという方法も試してみたが、こちらの方が楽であるのは確かだ。
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家の周囲10mぐらいは松葉杖で動けるが、それより広くなるとやはり車椅子があった方がいいのかな、とレンタルか購入かを含めて検討しているところである。これからの梅雨の時期を控えて、じめじめした気分にならないように乗り切りたいものだが、さてどうなるだろう。

そんな5月末の日々の写真をもう少し。
夾竹桃もそろそろ。
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泰山木(マグノリア)。
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アオサギと睡蓮の取り合わせ。
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夕陽もずいぶん北寄りに沈むようになった。
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0209 青木バッティングセンター [日々の雑感]

0209 青木バッティングセンター
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以前、阪神電車の線路沿いを歩いていた時、偶然見つけたのがこのバッティングセンターだった。青木駅から200m西に行ったところにあり、駐車場もあったのでいつか行こうと思っていたのだが。
外観はこんな感じ。
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どこにも店名が書いてないのは不思議だった。唯一入り口のガラス戸に貼ってあったのがこのステッカーだけど、少し違う気もするなあ。
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バッティングセンターに最後に行ったのは、かれこれ30年前だったように思う。一応中学時代は軟式野球部に所属していたので、全くの素人ではないのであるが、ブランク50年以上ではそうも言えないだろう。
店内の様子。なかなかきれいである。
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自動販売機でカードを購入する。(1回券400円、3回券1000円、7回券2000円、12回券3000円)1000円のカードを買ってゲートに入った。まごまごしていたら、おっちゃんが入ってきて教えてくれた。後でネットで調べると、おっちゃんが不愛想で2度と行かない、とのコメントが散見されたが、この日は機嫌が良かったのかも知れない。

私の顔を見て80km?と口走ったので、少しムッとしたが、当然と言えば当然なので、軟球の80kmで打ち始めたが、初めは球が見えなかった。動体視力が相当衰えているのを痛感した。それでも10球目ぐらいから当たるようになり、ライナー性の打球もいくつか。
ゲートの後ろにカメラを置いて記念の自撮り。動画からのキャプチャー。
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後で入ってきた元高校球児らしい体躯のお兄ちゃんが、硬球で鋭い当たりを連発していたので、ちょっとしゅんとなってしまった。齢はとりたくないのう。
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3回目に硬球も試してみたが、さすがに手に衝撃があった。3ゲームも打つと少し汗ばんできて、いい運動になった気がした(冷や汗だったかも)。コロナ禍が続く中、ウォーキング以外の運動で、一人で出来るので、時々来てバットを振ろうかなと思ったことだよ。次もおっちゃんの機嫌が良いといいんだけど。

以下、2月上旬の散歩の中の写真をいくつか。
だいぶん咲いてきた梅の花。
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梅にメジロ。
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ジョウビタキもよく見かける。
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ヒヨドリ。
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菜の花。
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夕陽。
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節分・立春そして春節 [日々の雑感]

今年の我が家の恵方巻はこんな感じ。サラダとのコラボが不釣り合い?
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毎年恵方巻のフードロスが取りざたされているが、今年は3日の夜8時ごろに近くのスーパーに行ったら、朝たくさん並んでいた恵方巻がすべてなくなっていた。量を減らして売り切ったとしたらよいことなのだろう。コンビニでも予約制になったりしているようだから、この狂乱もやっとおさまりそうだ。

今年は2月1日が旧暦の1月1日になるようだ。ちょうどひと月遅れになるのは珍しいなと思った。旧正月が年によって太陽暦の1月中旬から2月中旬の間を移動することは漠然と知っていたが、改めて調べてみると「旧暦1月1日は、通常雨水(2月19日ごろ)の直前の朔日であり、1月21日ごろから2月20日ごろまでを毎年移動する。」とある(wiki)。ちなみに2021年の旧正月は2月12日だったようで、インバウンドで旧正月(春節)の休暇を利用して来日する日が年によって違うと感じていた理由が腑に落ちた。日本では大々的に旧正月を祝う地方はほとんどないからなあ。
南京町の春節祭(webから)。
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一方節分と立春は毎年日が決まっているが、これは立春を含む二十四節気が、太陽の動きをもとにして作られているからで、太陽暦とのずれがほぼないのだった。太陰暦が年によって実際の季節とずれてしまうのを補完する意味合いがあったのだろう。
「古今和歌集」巻第一春歌の初めに、
ふる年に春立ちける日よめる 在原元方
年の内に春はきにけりひととせを こぞとやいはむことしとやいはん
という歌が置かれているが、これは例えば2021年は2月12日が新年で、立春がその前に来たことを歌ったものだろう。他愛のない歌であるが、暦と二十四節気のずれを皮肉ったもので、それはそれで興味深い。
この時期の鳥たち。
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日本人が顧みなくなった旧正月の風習を、中国や近隣の国々が大事にしているというのは、どういうことだろうと考えたりする。そこには、明治維新の結果、西欧化を急ぐ中で旧来の風習を、旧弊として簡単に捨て去ってしまった部分は、少なからずあったのではないか。そしてそれは1945年の敗戦の後にもあったのではないかという気がする。それは、大事なことを進歩という名のもとにいとも簡単に捨ててしまう、この国の国民性のようなものと関係があるのではないかと思ったりしている。お隣の国で春節に合わせて五輪を開催しているのを横目に、他愛のないことをつぶやく瘋癲老人であった。

立春の日の宵月(月齢3.19)。
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0117ベランダの蝋梅 [日々の雑感]

いつの間にかベランダの蝋梅がいっぱい咲いていてびっくり。
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この蝋梅の鉢は4年前に購入したもので、その年は花を咲かせたが、その後吐息が悪くなって、一時はすっかり枯れてしまったように見えた。花を付けた鉢を買うとだめなのかなあ、と我が家の烏名人と話して半ばあきらめていたのだが、ある日ふと気が付くと、枯れた幹の横から小さな枝が伸びているのを発見した。半端な知識しかない中、伸びた枝のすぐ上から幹の部分を切ってみた。
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その後そのまま放っておいたのだったが、翌年の春その枝から花を咲かせたのであった。
同じような経過をたどったのは両脇にある木瓜とブーゲンビリアもであった。
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一旦終わったと思っていた花木が、思いがけずも再生していく姿は、自分にとっては示唆的であった。人も地震や火災や豪雨など致命的とも思われる災厄に遭いながら、必死にそれと闘って何とか再生していっているのだとも思われた。あの阪神淡路大震災から27年経った今、そしてコロナ禍の中にあって、改めてそれを思うのであった。

参考記事
1月の花「蝋梅」
蝋梅の鉢を買ってしまった
「蝋梅」~「とんど焼き」

0117@神戸東公園
水汲み@芦屋三八通商店街
1.17 震災22年「大輪田橋」

そんな1月半ばの散歩の中の写真をいくつか。
山茶花。
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様々な実を付ける樹々。
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白い鳩。
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ユリカモメ。
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カワセミもこのところよく姿を見せる。
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春の兆し紅白梅と菜の花も少しずつ。
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1月の満月は「ウルフムーン」と呼ぶというのは前にも書いたが、今年の1月18日の満月は「ミニマムムーン」といって、7月14日の満月に比べて視直径が約11パーセント小さいそうだ。といっても並べて比べないと違いはあまり判らないのだけど。
15日の月。月齢12.7。
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17日の月。月齢14.7。暦のページではこの日が望月とあった。
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18日の月。月齢15.7。暦のページではこの日が十六夜月とあるが月齢15は朝8時らしいので、暦作者も迷うよねえ。
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さて、今できる活動を精一杯やって、「大寒」(1/20~2/3)を乗り越え、立春を迎えたいものだ。


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2022年の年頭 [日々の雑感]

今年も初詣は綱敷天満神社へ。
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謹賀新年。本年もよろしくお願い致します。

大晦日の朝6:17、有明の月が見えるよ、と起こされて外に出て撮ってみた月。
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潮芦屋のモールの向かいにあったツリーがまだ点灯していた。
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エコウィンター・イルミネーションといって、ペットボトルを集めて作ったもののようである。2009年から続いているようだが、これまで気付かなかった。
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午後は住吉川へ。新落合橋から下って行くと、カワセミの雌雄がほぼ同時に見れた。
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元旦の朝。まあ、元旦の旦には早朝の意味も含まれているんだけどね。
この日は暁月だというので、また早起きして出かけた。
6:45前後の暁月。月齢27.59。
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せっかくなので、初日の出も拝もうとしばらく待機したが、なかなかの寒さ。でもそのうち人がどんどん集まってきたのでビックリ。
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7:20 東の空は雲がやや厚かったが、隙間から光が差してきた。
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暁月と初日を両方堪能して家に帰った。
いつもは10時ぐらいにブランチなのだが、この日ばかりは8時にお節をいただいた。
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雑煮は隠岐の飛魚出汁に十六島海苔(うっぷるいのり)の炙ったものを。
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歯ごたえのある岩海苔だった。
TVでダイヤモンド富士が映し出されていたので画面をパチリ。
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御利益があればいいけど。

午後の初詣はホーム神社?の綱敷天満神社へ。芦屋神社も頭をよぎったけど、混んでいるだろうと思ったのであった。
参拝客はいつもよりやや多い気がしたが、それでもここが最後尾。
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ちょうど朝、ぶらタモリで菅原道真をやっていたので、家族もより興味深く参拝していた(ように見えた)。

4時過ぎに潮芦屋を歩いた。砂浜の所に行ったら凧あげをしていた。
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随分新しいスタイルの凧だった。
そろそろ日が沈む時刻になったが、寒い中待つには時間があったので、一旦車まで歩いて戻り、海岸沿いの駐車場に引き返した。
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沖には友ヶ島が浮き上がって見えた。浮島現象?
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ここからは夕日。
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このまま二日の朝日に突入しそうだったが、お前のブログは長くていかん、とお叱りを受けそうなので、この辺でやめておく(笑)。

さて、今年はどんな年になるのだろう…。




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1222「冬至」から年の瀬へ [日々の雑感]

12月に咲く曼珠沙華はピンクのダイヤモンドリリー。
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ジョウビタキ。
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今年の冬至には旧友の朝H奈君にいただいた柚子を風呂に浮かべてみた。
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ほぼ毎年のように冬至について書いてきたので、改めて書くほどのものはない。過去記事を参照していただければ幸甚(「冬至」の頃の風景)。

夕方住吉川を歩いていると、5時ごろにはすっかり暗くなっていたのに、気のせいか日が長くなってきている気がした。冬至の前なのにと思っていると、冬至は昼間が一番短くなるが、日の出・日の入りの時間は少しずれているらしい。暦のページで調べると以下のようであった(東京のもの)。
11月27日 16時29分 28日 16時28分 30日 16時28分
12月10日 16時28分 15日 16時29分 18日 16時30分
  20日 16時31分 22日 16時32分
11月28日~12月10日あたりがボトムで、だんだん日没が遅くなるようだ。といっても誤差の範囲のような気もするが。ちなみに12月01日神戸の日没は16時48分とあり、東京との差が20分もあるということの方が驚いた。いずれにしても、これから春に向かってだんだん日長になっていくんだなあ。

1226
この日はいつもライブでお世話になっている、神戸ホンキートンクの忘年会が西宮のフラッパーハウスで催されたので参加した。折しも新たなオミクロン株が日本にも入って来るというニュースが流れていたので、開催が危惧されたが、対策をきちんとした上で実施することになったようだ。まあ、参加者はホンキーのライブ演奏者と常連客に限定されているので、ある程度安心できる集まりともいえそうだった。
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この日は故マスター野澤氏の月命日だったので、マスターの七回忌でもあったのだと改めて気が付いた。あれからもう七年の月日が流れていたんだなあ。15年の3月26日に鬼籍に入られたマスターについては、以前少しだけ書かせてもらった。

神戸ホンキートンクの思い出
追悼ホンキー・マスター@上屋劇場(神戸)

マスターの遺志を引き継いで、ここまでお店を存続させて下さったママさんのご苦労は並大抵のものではなかっただろうと推察される。この日はママさんの尽力でお店に集まってきたバンドの大半が参加して、次々と素敵な演奏を披露していた。普段は自分のライブの時だけお店に行っていることが多いので、こんなバンドもあるんだ、と新鮮な驚きで一杯だった。自分もこのところ演っているユニットに、3人もトラに入ってもらって拙い演奏であったが、これからも頑張ってより良い演奏をしていきたいものだと改めて思ったことだ。
写真もいくつか撮ったが、このご時勢なので少しだけ載せておく。
店内の様子。
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ホンキー1の長寿バンド!ずっと続けているのが凄いなあ。
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おみやまでいただいて恐縮。
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明けて1227。冬枯れの住吉川。
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カワセミを狙うカメラマン氏。
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自分も撮ってみた。
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珍しいポーズも撮れた。
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河口には今年初のユリカモメ(都鳥)が飛来していた。
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こんな鳥たちも。
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1228。
日没のことを書いたのに写真がない、と六甲大橋へ。
西の空には雲が広がっていたが、隙間から夕日が見えた。
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ちなみに、この日の神戸の日没は16:56とあった。

かくして、2021年もコロナ禍を引きずったまま暮れて行こうとしている。
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1029 今はもう秋? [日々の雑感]

少しずつ色づいてゆく樹々の梢。
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色づいた木の実も秋の到来を感じさせてくれる。
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「今はもう秋」という言葉は「この間まで暑かったのにいつの間にかもう秋?」という驚きにも「今ではもうすっかり秋だなあ」という意味にもとれる言葉だ。10月の終わりというのはそういう季節の移行期にあたるのかも知れない。
銀杏並木も緑から黄色に染まりかけている。
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酔芙蓉はほぼ終わったが、
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くす玉酔芙蓉は粘り強く咲いてくれている。
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こちらは二日がかりで白から赤に変化するのだと新たに知った。
アサギマダラは一時姿を見なかったので、南に旅立ったかなと思っていたら、10月27日に立ち寄ると10羽ぐらいが飛んでいた。寒い日もあったので森の中に潜んでいたのかな。
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マーキングしてある蝶を発見。南の島で確認されるといいなあ。
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キンモクセイ(金木犀)。少し前に咲いていて、もう終わったとも聞いていたのに、二度咲きなのかな?
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金木犀の香りは感じられないと自認していたが、今回は感じられてうれしい(笑)。

ところで、「今はもう秋」という言葉は70年にトワ・エ・モアの歌でヒットした『誰もいない海』の冒頭の歌詞である。ライブでも秋の歌として何度か歌っているが、ほのぼのとしたフォークと思っていたのに歌詞には「私は忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと…」という一節もあってドキッとさせられる。作詞をされたのは現代詩の詩人山口洋子さん(同名の方とは別人)で、67年に作られたそうだ。当時は学園闘争の真っただ中にあって、生きていくことの意味を自身に突き詰めることを強いられた若者も多かったのだろう。コロナ禍の今も自殺を考える若者が多いと聞いて心が痛むが、逆に昔も今も私たちは「自分たちが生きていくことにどんな意味があるのだろうか」という究極の問いかけに対峙しながら日々暮らしているんだな、と改めて考えてしまうのだった。


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秋はさらに深まっていく…。

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