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0830 晩夏の北山緑化植物園@西宮市 [日々の散策]

秋の七草の一つ女郎花。
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ここ2・3日朝夕が涼しくなったような気がする。それでもまだまだ暑い日もあるので、寒暖差による秋バテには注意が必要のようだ。ふと、この時期の緑化植物園はどんな様子かな、と思ってこの日の午後行ってみた。
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この日は前日と打って変わって暑かったが、それでも下界よりは2℃ぐらい気温も低いので歩きやすかった。尤もこの日は後ろの山は歩かずに植物園をざっと周回しただけだったが。季節外れの暑い午後だったせいか、人は少なかった。花も少なかったが、それでもいくつか咲いていて、目を楽しませてくれた。目についた花をいくつか。
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花以外にも、緑に囲まれた山荘や中国風の建築物など、散策を楽しむのに素敵な庭園なので、季節を問わずお勧めである。
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もう少し涼しくなったら、山歩きも兼ねてまた来ようと思ったことだよ。
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かくして Summertime is past and gone…



<参考>これまでこの植物園を訪れた記事を探してみた。もっと来てたようにも思うが。
0318 早春の「北山緑化植物園」
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2020-03-20
0516「ジギタリスとシャクヤク」@北山緑化植物園
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2018-05-21
0605 北山緑化植物園
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2021-06-09
0804真夏の「北山緑化植物園」
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2020-08-06
1003 初秋の「北山緑化植物園」
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2020-10-05
1103 秋の北山公園
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2018-11-06
1115「北山山荘」の紅葉
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2020-11-17
1117「北山山荘」の紅葉
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2019-11-18
1119 「北山緑化植物園」
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2017-11-20-1
1123 「北山公園」~「神呪寺」を歩く
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2017-11-25
1210 「北山公園」をまたまた歩く
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2017-12-11


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コンドルは飛んでいく[私の好きな20世紀の唄]vol.84 [20世紀の歌Ⅱ]

El Condor Pasa(コンドルは飛んでいく)
written by Daniel Alomía Robles & Paul Simon
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Daniel Alomía Robles
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この歌は、[20世紀の唄]vol.8で書いた"THE BOXER"も入っている、サイモン&ガーファンクル1970年のアルバム "Bridge over Troubled Water" のA面2曲目の歌である。このアルバムはS&Gとしての最後のアルバムになり、名曲揃いなので取り上げるべき曲は他にもいくつかあるのだが。
Simon & Garfunkel
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"El Cóndor Pasa" の題名から分かるように、原曲はアンデスのフォルクローレの楽曲であり、ポールがそのメロディの一部を借りて、詞を付けたようだ。演奏もロス・インカスの演奏に他の楽器の演奏や歌を重ねて作られたようである。原曲のこの部分は、もともと歌のない器楽曲だったようで、ポールの書いた詞に「コンドル」という語は使われていない。
Los Incas
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ポールがなぜこのような試みをしたのかは定かではない。南米のフォルクローレの物悲しい旋律に、これまで自分たちが創ってきた音楽とは違う可能性を感じたのだろうか。ソロになってからのポールは、その後のアルバムの中に、レゲエやアフリカの民族音楽などを次々と取り入れているから、ひょっとしたらこの曲はそういった試みの嚆矢と言えるかもしれないと勝手に思っている。

歌詞はシンプルなものだが、選ばれた一つ一つの詩句にはそれぞれ込められた意味や背景があるのかも知れない。例えば、"sparrow" には "Tiny(Little) Sparrow" という歌が、"hammer" には "If I Had a Hammer" という歌があるというように。全体としては抑圧や束縛から解放されて、自由な生き方を求めるというような趣旨になるだろうか。コンドルという語は使われていないが、地上からはるか離れた大空を悠々と飛翔するコンドルに対する憧憬のような気持ちが、この歌詞の背景にあったのかも知れない。

カタツムリでは何故いけないのか、とか、ハンマーはいいのか、など突っ込みどころがないわけではないが、〇よりはむしろ〇〇でありたい、という語り方が内包する矛盾だと言えなくもない。こういう自問自答を繰り返しながら、人はより良い自分を求めて生きていくものだ、と考えるべきなのだろう。

この歌で二人はコーラスをせず、ポールとアートがそれぞれの部分をソロで歌っている。ポールの部分は抑圧に打ち勝とうとする部分を力強く、アートの部分は俗世から離れて高い空を自由に軽やかに飛翔しようと願う部分を繊細に歌い上げ、一つのトータルな楽曲になっているのが素晴らしいと思ったことだよ。この歌は特に日本で大ヒットしたので、歌うのをためらう時もあったが、改めて60年代末という時代を映す歌として口ずさんでいこうと思う。

youtubeは以下のものを。

El Condor Pasa/Simon & Garfunkel
https://www.youtube.com/watch?v=enHUwJIE00c
コンドルは飛んで行く ロス・インカス
https://www.youtube.com/watch?v=yYkBOGyh3xY
アンデスの音楽 Ticona Cesar コンドルは飛んで行く
https://www.youtube.com/watch?v=ujYqWzQEs-k


コンドルは飛んでいく(大意。原詩は検索してみてください)

蝸牛よりも 雀でありたい
そうさ そうなれるなら
きっとそうするさ

釘よりも ハンマーでありたい
そうさ そうなれるなら
きっとそうするさ

**
遠く 空高く翔び立って行きたいなあ
こちらへあちらへと自由に飛び交う白鳥のように
人間は大地に縛りつけられて
その悲しい叫びを世界へ向けて発している
最も悲しい叫び声を

街の通りより 森でありたい
そうさ そうなれるなら
きっとそうするさ

足の下に この地球を感じていたい
そうさ できるのなら
きっとそうするさ


Bridge Over Troubled Water


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0826丸山湿原のサギソウ@宝塚市境野柳谷 [山歩き]

丸山湿原で見たサギソウ(左)とハッチョウトンボ?(右)。
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少し前に伊吹山にサギソウが咲いているというニュースを見て、丸山湿原のサギソウを思い出した。去年は行かなかったなあ、もう時期が遅いかな、と思いながらこの日出かけてみた。丸山湿原に行くのはこれで3度目である。

20200607「丸山湿原」
20200814 サギソウ@丸山湿原

7時半過ぎに家を出て、盤滝トンネルからR176に抜け、三輪の信号で右折する。ここから先は湿原の手前にある「西谷の森公園」(宝塚市境野)をナビった。9時過ぎに湿原の駐車場に着く。
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いざ出発。木陰の道が多く快適である。
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分岐に出る。右が大岩ヶ岳、左が湿原である。
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今回は大岩ヶ岳にも登ろうと思っていたが、とりあえず左へ。
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最初の湿原へ。
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前回はここで初サギソウを見たが、今回は見当たらなかった。
こんな花が咲いていた。
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栗の実。
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メインの湿原に入る。
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中ほどに「視点場」という名の展望台がある。
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湿原にせり出した形で設置されている。
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台の上から見まわすと、そう多くはないが白い小さな花が点在しているのが見えた。サギソウのようだ。いくつか写真を。
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時期が遅いかなと心配していたが、見ることが出来てよかった。
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サギソウの周りにオオシオカラトンボがとまっていたが、
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その傍に小さな赤いトンボの姿が。
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ピントが合わず苦労したが、比較的ましなものをあげておく。
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湿原にいる生物として看板に紹介されていて、日本一小さなトンボとして知られるハッチョウトンボかな、と思ったがどうだろう。いずれにしても望外の生物に出会えたのは幸運だった。

南分岐まで行ったら疲れたので、今回も大岩ヶ岳登山は断念して帰ることにした。
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でも、サギソウがいない時に来て、大岩ヶ岳だけにというのはあり得ないかなとも思ったことだよ。
道すがら撮った写真をいくつか。
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バッタたち。
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赤く不気味に見えたこの植物。後で調べるとツチアケビのようだ。
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もう少し涼しくならないと山歩きはしんどいな、と思ったことだ。
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ヘクソカズラ。
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少し秋めいてきた雲。
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0820スマホついに壊れる [日々の雑感]

新しいスマホで撮ったベニゴウカン (紅合歓)の花。
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この日の朝、件の水平道を歩いていたら、遂にスマホが立ち上がらなくなった。この一年ぐらい電池の持ちが悪くなって、この一ヶ月ぐらいは2時間ごとに充電しなくてはならなくなっていたのだ。これはさすがに機種変更かなと思いながら、アプリの移行をどうしよう、と調べたりしながらぐずぐずしていたのだが、いつもは充電をしながらだと立ち上がっていたのに、それさえも上手くいかなくなった。
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PCだとWindows7が終了するから、とか否応なしに買い替えする場面もあったりするのだが、スマホの場合ははまだ使えるから、と先延ばしにしてしまったのがいけなかった。決断力のないのは直らないなあ。このスマホを買ったのはは2016年の12月だったので、6年前か(当時の記事参照)。自分の中では車の買い替えのスパンとほぼ同じではある。
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2年前の夏にはスマホを川に落としたことがあった(記事参照)。この時ももう使えないから買い替えかな、と覚悟したのだが、奇跡的に生き返ったので、そのままずるずる使い続けたのだった。思えば今までよく持ったものである。翌日機種変更に行ったが、PCに残っていた数少ないデータのお蔭で、最低限のものは復活できたのは不幸中の幸いか。バックアップは取っておくべき、というのは今回も繰り返された教訓ではある。

2日間スマホが使えなくなって感じたことが二つある。
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一つ目は、スマホに入れていた万歩計がないので、歩こうというモチベーションがなくなってしまったことだ。病気になってから、体調のために毎日歩いていたのだが、一日〇〇歩、一ヶ月に〇〇歩という目標をぼんやりと決めていたので、その指標がなくなると、夜あと3000歩とかいうのがなくなって、あまり歩かなくなってしまったように思った。万歩計を別に買えばよいことなのだろうが、何事にも目標を設定するから頑張れる、というようなことが人間にはあるのかなと思われた。
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もう一つは、自分ではスマホ依存症ではないと思っていたのだが、スマホがないと、誰かから連絡があっても判らないし、自分から誰かに連絡をとることも出来ないという心細さを感じたことだ。これは出先だけのことで、家に帰れば電話もあるし、PCで情報を得ることも出来るのに、その場その場ですぐに連絡が出来ないということに妙な強迫観念が形成されているのかなあ。

勤めている頃は、昼間は職場にいるから緊急の連絡は出来たということはあるかもしれない。もっと以前、携帯もメールもなかった時代には、誰かと会う時も事前に約束をしたり、よく出没する店に行ってみたりということがあって、それはそれでいい時代だったりしたなあ、というのが今回のスマホ買い替えを通して感じたことではあった。


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0818立秋を過ぎても [日々の散策]

まだまだ暑い中、少しく秋を感じさせるエノコログサ(猫じゃらし)。
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二十四節気の「立秋」は8/7~8/22だが、まだまだ暑い日々が続く。「暦の上では…」という注釈が常につくのもむべなるかなである。立秋以降は「残暑見舞い」とする風習も、実際はまだまだ暑いぞという意味にも受け取れる。それにしても例年にもまして暑い日々が続いている。一方で大雨の被害に遭った地域もあるので、この地球は異常気象の只中にあると言って間違いないだろう。

7月の終わりに、少しは午後の暑さをしのげるか、と五助ダム手前の水平道を歩いてみたら、木陰が多く気持ちの良いウォーキングが出来た(⇒参照)。立秋に入ってからもちょこちょこ歩いている。
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アジサイはほぼ終わっているが、
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この時期の可憐な花がひっそりと咲いている。
ミズヒキソウ。
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キンミズヒキ(金水引)。今回名を知った。
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他にもこんな花々が。
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雉のつがい?目の前にいきなり現れた。
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前夜からの雨で少し涼しくなった。こちらにお世話になるのももう少しかな。

夕方、涼しくなった住吉川を歩くと、こちらにも真夏とは少し違う花々が。
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草花の方が季節の移ろいを先取りしているようだ。
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我が家のベランダの花たちも少々。
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この暑さで身体も少々悲鳴を上げかけているが、頑張って日々の散歩は続けている。
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0810 Hobo's Night@神戸ホンキートンク [バンド]

赤く色づいたホオズキ(鬼灯、鬼燈、酸漿)。
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前回のライブから3週間足らずのこの日、またまたライブをさせていただきました。お盆休みになる直前ということで、この日にしたのですが、本当にお盆モードに入ってしまったのか、はたまたコロナの猛威にさらされているためか、お店の前の人通りも心なしか少ないように感じられました。
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今回はMdの小林少年も不参加ということで、心細い中、5月以来のギターとベースのみのユニットで臨みました。普段弾きなれてない前奏や間奏など不安でいっぱいでしたが、こういうことでもないと他の楽器に頼ってしまうので、頑張って弾き歌いました。必要は発明の母というけど、それなりに音楽になっていっているのが面白いですね。
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前日に訃報を知ったオリビア・ニュートン・ジョンを偲んで、彼女の初期の楽曲である"Banks of the Ohio"と "Take Me Home Country Roads"を歌いました。自分が大学に入った頃デビューした、まさに同時代の歌姫だったので、その早すぎる逝去は残念でなりません。彼女の分も生ある限り歌い続けなければ、の思いを新たにしました。
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今回新たにやった曲は、これまた青春時代のアイドルだったS&Gの"The Boxer"。昔から一人でよく歌っていましたが、いざやるとなると、細部の構成が意外と複雑でコード進行など、まだ不完全なままでやってしまいました。あと、夏の曲ということでイアン&シルビアの"Summer Wages"をやりました。ブルーグラス・スタンダードの"I Wonder Where You Are Tonight"を、ギターとベースだけでやるのはためらわれましたが、チャレンジしてみると何とかなるものです。ベースのなんちゃって4ビートも聴きものかも(笑)。

前回も十三から来てくれた級友のA比奈君が、今回も激励に来てくれて、嬉しくも有難くもありました。これからも聴いてくれる人のために歌い続けていきたいと思ったのでした。
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次回は9月29日(木)にやらせていただくことになりました。その頃にはコロナもおさまり、小林君にも参加してもらえるかな。新たな曲を準備して、ちょこちょこ練習して臨みたいと思っておりますので、お時間が合えば是非お越しください。

Set List

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Banks of the Ohio (E)

1st
Peach Pickin' Time in Georgia (D)
Last Thing on My Mind (D)
Summer Wages (D)

It's a Sin to Tell a Lie (C)
Silver Wings (G)
Wait a Minute (B)
Take Me Home Country Roads (G)

2nd
The Boxer (C)

Wayfaring Stranger(Em)

I Wonder Where You Are Tonight (G)

Home (A)
Gentle on My Mind (E)
Lone Star State of Mind (G)

この夜は十三夜でした。
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ライブの後住吉川をウォーキングしていたら、山手幹線の少し上にもキカラスウリが咲いているのを見ました。
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翌々日の8月12日は満月でした。
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8月の満月はSturgeon Moon(チョウザメ月)と呼ばれるらしく、北米の湖や川ではチョウザメ漁が盛んらしいけど、あまり実感はないですね。

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0804「奈義町現代美術館」@岡山県勝田郡奈義町 [旅日記]

「奈義町現代美術館」(通称NagiMOCA)は作品と建物とが半永久的に一体化した美術館だそうだ。磯崎新氏設計。
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前日、ここ数年来の懸案であった大山滝を拝むことが出来たので、この日は帰り道にどこか一つ立ち寄ってと思って、奈義町の現代美術館に行くことにした。天候が悪くても大丈夫ということでもあったので。実際には好天で夕方まで雨に降られることはなかったが。地図で見ると、鳥取道の智頭ICからR53を南下すればすぐ、と分かったので、今回も帰りは地道の旅になりそうだった。

奈義町に着いたのは11時半過ぎ。美術館の駐車場に車を停めて、まずは腹ごしらえと隣接したピザの店「PIZZERIA La gita(ラジータ)」に行ってみた。
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人気店のようなので、予約なしでは無理かなと思ったが、なんとか入れてラッキー。お店で10年来の人気というブリゲッラというピザのランチセットを頼んだが、ふっくらとした生地のこれぞナポリピザというものだった。
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ちなみにこちらは隣の美術館の公募に応じて選ばれたお店らしく、そんなコラボもあるんだと感心しきり。

さて、食後の腹ごなし?にお隣の美術館へ。
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この美術館は、3組のアーティストに巨大作品を制作依頼し、その作品と全体の空間を建築化したもので、作品と建物が半永久的に一体化した公共建築として世界で初めての美術館ということである。
入館してすぐにあるのは、宮脇愛子氏制作の「大地」。
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続いて入ったのは「太陽前室」。荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏の作品が展示されている。
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中央の円筒の中には狭い螺旋階段があり、そこを昇ると、
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少し傾いた円筒形の不思議な空間があった。
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龍安寺の石庭のようなものが、両側の壁にしつらえて在り、平衡感覚がバラバラになる感じ。
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次に入ったのは岡崎和郎氏の「月」。
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不思議な静寂感。Sound of Silence の世界のよう。
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ここまでは常設展で、今ギャラリーでは企画展として松岡徹氏の「旅するカミサマ~山ノモノ島ノモノ~」が公開されていた。いくつかあげておく。
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頭の中がかき回された感じで外に出たが、悪い感じではなかった。
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まっすぐな道の向こうには那岐山の姿が。
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那岐山には6年前に登ったので、奈義町にはその時立ち寄っていたのだった(0505「那岐山」登山)。この日美術館に向かって走っている時、右手に「山の駅」の標識があって、「道の駅じゃなくて山の駅か」と思ったが、何のことはない、那岐山登山の基地だったのだ。ようやく思い出して行ってみた。
那岐山麓 山の駅。
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6年前の記憶がまざまざと蘇ってきた。ていうか、忘れてたんかーい!

美術館でもらった割引券で買ったソフトクリームを食べて、14:30に帰途に就いた。帰りは適当に南に向かって走り、R179~R373と走るとR2に。いつもとは違うルートだが、これも悪くないと思った。相生市の辺りで前が見えないぐらいの豪雨に見舞われたが、姫路に入るころには雨も上がり、山麓バイパスの370円のみで帰ることが出来た。地道の旅は楽しいさあ。


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0804「大山滝」@鳥取県東伯郡琴浦町野井倉 [山歩き]

鳥取随一の滝「大山滝」は高さ37mの二段滝。
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ここ2ヶ月遠出をしていなかったので、この日、去年からの懸案であった「大山滝」に行こうと車を出したのだった(大山滝(未踏破))。本当は週末にとも考えていたのだが、天候悪化の予報もあったので。台風による崩落でずっと通行止めだった滝への遊歩道も5月には開通したという情報もあった。

最近頻繁に通っている無料の鳥取道~山陰道を走り、琴浦東ICから南下して一向平(いっこうがなる)キャンプ場を目指す。
インターを出たところにこんな看板が。
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山に向かう田園地帯にはトウモロコシ畑がいくつもあった。
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一瞬フィールド・オブ・ドリームスの世界かと思った。

途中の道の駅で昼食を摂ったので、一向平(いっこうがなる)キャンプ場に着いたのは12:30だった。
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早速遊歩道へ入る。片道50分とのことだったが、この"遊歩道”というのが曲者だったと後で知ることになる。
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初めは広くなだらかな遊歩道。
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少し道は細くなったが、気持ちの良い道を進む。
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この少し先が去年の夏倒木で塞がれていて引き返した地点だったかな。
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この5月に完全復旧したはずだけど、と思っていると、
去年のデ・ジャ・ブのような情景が。
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今年新たに倒れた樹々なのだろうと信じて先へ進む。
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と、右手に立ち入り禁止のロープが張ってあり、
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左手に真新しいアルミの階段が見えた。ここが大規模崩落地点だったのだ。
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下を覗くとちょっと足がすくむ感じ。
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これは修復に時間がかかるわけだ、と妙に納得した。
階段の横にまだ残る崩落の爪痕。
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後でwebの説明をよく読むと「急な階段を下りて幅の狭い吊り橋を渡るのは、ちょっとしたアドベンチャー気分。」とある。ものは言い様だなとこれまた妙に納得(笑)。結構ハードな登山道というのが実情に近いか。
13:05大山滝吊橋到着。高さ30m・長さ45m・幅1mとある。
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橋から見た上流。向こうの山の下に滝があるようだ。
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橋を渡ると再び上りになり、ちょっと心折れる。
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右手200mに「鮎返りの滝」があるようだが、帰りに見ることにして先に進む。
お地蔵様。
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この辺りにはたたら師が住んでいたという「旦那小屋跡」や「木地師小屋跡」があった。
13:40大山滝到着。
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この看板の左を少し下りると滝見台。
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滝見台から見た滝はいかんせん遠すぎた。望遠で。
上段の滝。
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下段の滝。
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せっかくたどり着いたのにこれでは物足りない、と思っていたら、滝見台から下に下りる道が見えた。急峻な道で所々ロープや鎖にすがって下りた。
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だいぶ近づいた滝。
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14:00滝のある河原に到着。近くで見るとなかなかの迫力だった。下りて良かった。
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この滝は昭和初期までは三段滝だったが、大洪水により二段滝になり、また2011年の台風12号による崩落で今の形になったとある。wikiによる次の写真は2011年より前のものかと思われる。
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よくは分からないが、大山はもともと火山であり、各時期の溶岩や土石流堆積物から成っているので、岩石ももろいのかなと思われる。これからも台風などが起きるたびに滝の様相も変わるのかも知れない。
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秘境の滝を満喫して帰路に就いた。
道中で見かけたテントウムシや花々。
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帰りに見た「鮎返りの滝」。これもまた佳き。
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"遊歩道”にはちょっと騙された感はあったが、久しぶりの山歩きは楽しかった。紅葉の頃にもまた訪れてみたいと思ったことだよ。

夜は県民割を使って米子泊。前回満員で断られた「稲田屋」さんに行った。
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美酒と肴を満喫して宿に帰り、疲れと酔いで爆睡した。



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0731 近所のヒマワリなど [日々の散策]

潮芦屋親水公園のヒマワリの花。
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ここでは春先にはネモフィラが咲いていた。季節ごとに植え替えているんだな。暑くなってからこの辺りは歩いていなかったが、キカラスウリが生育していないかな、とこの朝歩いてみたら、探し物はなかった代わりにヒマワリと出会えた。散歩コースを変えるのも悪くない。
西に歩いて睡蓮の咲く池へ。
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引き返す中でもいくつかの花が。
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後ろ姿のヒマワリも悪くない。
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ツユクサ。
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住吉川の上の雲。
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南魚崎駅近くまで行くと、ここにもヒマワリが。
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ヤブランももう咲いていた。
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夏水仙。彼岸花と同じくいきなり思わぬところにピュッと生えてくる。
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キカラスウリについては、今のところ住吉川のR43の少し上流でしか見ていない。何しろ夜咲く花なので、昼間見ても分からないのかも知れないが。
これまで撮った写真を時系列で並べてみた。
午後3時過ぎ。まだ咲いていない。
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午後7時からの30分ほど。開花の時間だ。
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午後11時半ごろ。真っ暗な中で咲いているのが不思議だ。
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近所だったらもっと細かく観察できるのに、と思ったことだよ。

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神戸ホンキートンク8月のスケジュールなど [神戸ホンキートンクライブ日程]

8月の花は百日紅。
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といってもかなり前から咲いていましたが。
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暑い日が続きますね。体調は崩されていませんか?暑い上にコロナの第7波も押し寄せてきて、熱中症対策と感染対策の両立に苦労する日々です。行政も、重症化しないからと言って、病床ひっ迫には無策であるように思えます。何とかせんかい!とお怒りの方々も多いのではないでしょうか。
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大谷君のトレード話も立ち消えになりそうですが、残留したからといって、それがベストとも思えないのがもどかしいところですな。
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さて、今月の自分のライブですが、一つだけ入れていただきました。今回は諸事情により小林少年は不参加ということです。いい感じになってきていたのでちょっと残念。Help Us !!
8月10日(水)Hobo's Night @神戸ホンキートンク
  19:30 ~ 2 Stage
前回のレポート
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前回は多くのお客さんに来ていただきましたが、こんな状況ですからね。古今の佳曲を精一杯歌い、演奏させていただきますので、祝日の前日なのでよかったら是非お越しください。
5月のライブより、Silver Wings  



神戸ホンキートンク8月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。コロナの状況により、出演を見合わせるバンドもあるかもですので、お店に問い合わせの上ご来店くださいね。FBの「今週のホンキー」もご確認ください。
神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
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神戸ホンキートンク8月のスケジュール 
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(クリックすると少し大きくなります)

それでは、今月もよろしくお願いいたします。
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