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1030 上津屋橋(流れ橋)&石清水八幡宮@京都府八幡市vol.2 [日帰り旅]

石清水八幡宮(旧称・男山八幡宮)楼門(国宝)
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石清水八幡宮には前に一度訪れた記憶があるが、ブログに書かれてないので、昔の写真を探すと2011年だった。退職する3年前になるのかな。

在職中、『徒然草』第五十二段「仁和寺にある法師」は何度も授業で取り上げていた。法師が晩年になって念願の石清水に参るのだが、極楽寺・高良などを参って、全て回りきったと思い、感動して帰るのだが、実は山の上にある肝心の本殿には参っていなかったというお話である。そこで語られていた石清水にお参りするのは自分にも積年の願だったのだ。今回は再訪。
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流れ橋からは車で10分ほどでニノ鳥居前の駐車場に着いた。徒歩(かち)で登っても良かったが、坂の苦手な家人が一緒なのでケーブルで上がることに。頓宮・放生池を北に抜けてケーブルのある京阪の石清水八幡宮駅まで歩いた。
途中通った頓宮(極楽寺)。
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放生池。
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石清水八幡宮駅。
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エジソン通り。
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ちょうどお昼頃だったので何か食べようと思ったが、駅前にはお店が少なく、和食の「朝日屋」さんで棒寿司や粕汁などを頂いた。創業100年だけあって美味しかった。
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さて、お腹もいっぱいになったので、ケーブルで山上へ。
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歩き出すと、展望台の標識があったのでそこに向かう。
この十三重石塔には既視感があった。
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男山(鳩ヶ峰、標高143メートル)山上からの展望。なかなか壮観である。
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竹林を抜けて本殿へ。
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楼門(国宝)。この奥に本殿があるのかな。
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無事?「八幡宮」を参拝したので歩いて山を下りることにしたが、ガイドブック(先達)もなしにぶらぶら下りたので、多くの重要な社殿を見落としたようである。これでは仁和寺の法師と何ら変わらないではないか(笑)。
下りながら撮った写真をいくつか並べておく。
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山麓まで下りたらこんな橋があった。安居橋(あんごばし)といって流れる放生川に架けられている反橋(太鼓橋)だという。
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一の鳥居前の和菓子屋さんで買った「走井餅」を帰ってから食べた。翌日までに食べよと言われたことに「本物」を感じた。
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<参考>
『徒然草』第五十二段
仁和寺にある法師、年よるまで、石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとり徒歩(かち)より詣でけり。極楽寺・高良(こうら)などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。さて、かたへの人にあひて、「年比(としごろ)思ひつること、果し侍りぬ。聞きしにも過ぎて、尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へのぼりしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意(ほい)なれと思ひて、山までは見ず」とぞ言ひける。
少しのことにも、先達(せんだち)はあらまほしき事なり。



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