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1011「郡上八幡城」@岐阜県郡上市八幡町柳町 [日帰り旅]

司馬遼太郎が「日本でいちばん美しい山城」と称した「郡上八幡城」。
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昼食後、R156を南下して郡上市街を目指す。距離にして25kmほど。滝と城のどちらを先にするのかは昼食の時間との兼ね合いであった。ナビに従って市街地に入ると道は急に狭くなり、合ってるのかなとやや不安になったが、郡上市はそんな旧い町並みだったんだと後で知った。
城のある山頂にも駐車場はあったが、それだと歩かなくなるので、山腹の公園駐車場に車を停めた(14:30)。
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公園にはなぜか山之内一豊夫妻の像があった。
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??と思っていると、一豊の妻である千代が、郡上八幡城をはじめに築いた遠藤盛数の娘だという説があるらしい。大河の『功名が辻』にあやかった像であることは確かである。
さて、歩いて城山を登る。
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石垣が見えてきた。
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この城は、維新後の廃藩置県で石垣を残して取り壊されたが、昭和8年に木造で再建されたそうで、他の大半の復元天守が鉄筋コンクリート造りであるのに対して、きわめて珍しいものである。ちなみに石垣は「野面積み」の工法になるものである。
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絶景ポイント1(という立札あり)。
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絶景ポイント2。
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大手門を入る。
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内側から。
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なぜかここにも一豊夫妻が(笑)。
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天守は模擬天守であるが4層5階で、当時残存していた大垣城(昭和20年に空襲で焼失、その後コンクリートで再建)を参考に造られたという。
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天守内に入ってみよう。
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一部吹き抜けになっていて、構造がよく分かる。階段を上るとギシギシ音がして、木造ならではのリアルな感じ。
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上から見た郡上の街。確かに魚の形に見える。
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反対側から見た街。
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館内の展示物を少しあげておく。
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渡辺染物店さんの郡上本染の鯉のぼり。
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左:「見性院(千代)」の肖像画。右「人柱およし」の肖像画?
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隠国の城「郡上八幡城」の絵。積翠城、郡城、虞城の別名も持つ。
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なるほど山城である。
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城を後にし、車で市街地に下りる。
「郡上八幡旧庁舎記念館」の前に車を停める。
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レトロな橋「新橋」。
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街を歩いてまず驚いたのが、道路に白いラインなどがないことであった。まあ、中央線を引くほど道路幅が広くないというのもあるのだろうが、何十年も前にタイムスリップした感じがした。
美しい川の流れ。
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俳優の近藤正臣が、橋の上から見た川の美しさに感動してこの地に魅せられ、移り住んでいるというのも頷けた。
昭和を飛び越えて大正ロマンの街?
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城下町らしい軒の低い町並みが保存されていて(職人町・鍛冶屋町など)、職人さんが作業もされていた。
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水の郷百選に選ばれている水の町でもある。
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「郡上踊り」でも有名だ。まだ見たことはないが。
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2時間弱の散策だったので、もっとゆっくりしていたい気もしたが、日も暮れてきたので帰途に就くことに。
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帰りはR156を長良川沿いにひたすら南下し、R21を西へ。米原から高速に乗って23時には帰り着いた。日帰りだったが2日分の旅をしたような充実の時間だった。

走行距離 592.4km 給油 35.84L 実燃費 16.53km/L 
車に表示している燃費よりよかったのに驚いた。
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今回の戦利品たち。
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