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0425 クリンソウを求めて(五助ダム~黒五谷) [山歩き]

早くも咲いていたクリンソウ@六甲山腹黒五谷。
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新緑の五助ダム。
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足首骨折から5カ月経って、そろそろ軽い山歩きをしてもいいかなと思っていた。久々に天気が良かったので、五助ダムまで歩いてみて、問題なさそうなら黒五谷まで足を伸ばし、少し早いがクリンソウが咲いているかどうか確かめてみようという算段。でも帰ってから調べると去年も4月24日とほぼ同じだった(笑)。

0424 六甲山腹「黒五谷」のクリンソウ

住吉台エクセル東のバス停から登山道に入る。
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道端にはシャガとツルニチニチソウが咲いていた。
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ヤマツツジ。
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ガマズミ。後で名を教えていただいた。
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御影方面に下りる分岐。
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山吹。
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背丈は5・60センチでポツンと咲いていた。アブラナ科で十文字花属と「山野草」で教えていただいたが、カラシナ?
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五助ダムへの分岐。
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五助ダムが見えてきた。
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ここから本格的な登山道に。
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堰堤の上の木道に出る。
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カキドオシ(垣通)。
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蛇いちご。
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明神池の向こう岸にきれいなおねいさんたち(たぶん)。
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ここから先は石畳の道。足への負担があるかな。
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石の上に椿を置いて写真を撮っていると、向こうから白髭の方が現れてにこやかに挨拶してくれた。
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山野草に詳しいようだったので、これまで撮った写真を見せて名を教えていただいた。どおりで今回は名前が挙がっているのが多いわけだ(笑)。
ガマズミ2。
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黒五谷への分岐。以前は薄暗い道が続いていたが、杉が伐採されていた。
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キジムシロ(雉筵)。
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打越峠と雨ヶ峠の分岐。ここがクリンソウの場所の目印。
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すぐ右手の谷間に、新しく植えられたクリンソウが。
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通りがかりの人にも見えるようにとの配慮らしい。
左手の奥まったところに本来の群落はある。
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途中ですれ違った女性から「クリンソウですか?去年より少なかったけど咲いてましたよ」と言われたが、細長い敷地の真ん中あたりのクリンソウが無くなっていた。猪に荒らされたのかな。
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ともあれ、今年もクリンソウが見られたのは良かった。まあ、高山植物園には立派な群落があるのだけど、山歩きして出会うものはまた格別だ。
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往復2時間程度のコースだったが、筋力(骨力?)が弱っていたためか、終わりの方では足首の辺りが踏ん張れない感じになっていた。しばらくはこれ以上の負荷のかかる山歩きは控えたいと思ったことだ。


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1124 能勢妙見山~残念な下山 [山歩き]

「能勢妙見山」の超近代的な信徒会館「星嶺」。
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「能勢妙見山は、大阪府豊能郡能勢町にある日蓮宗の寺院で、本尊は妙見菩薩。妙見山の山頂付近にあり、北極星信仰の聖地として知られる。」とある。中腹にあった「北極星入口駅」もその関連か。

立派な石垣がある。
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源満仲の孫である源頼国が能勢に移住して能勢氏を称し、この地の領主となり、戦国時代にはここに為楽山城(大空寺城)を築いたとあるから、その名残かもしれない。
開運殿(本殿)。
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山門。大阪府と兵庫県の府県境にあるという。
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鐘楼・梵鐘。
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由緒ありそうな建物が並んでいて、厳粛な雰囲気である。ランダムに並べてみる。
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再び信徒会館。
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一般の人は入れない。テラスから下の公園の紅葉を見ることが出来る。今の季節はやはり美しい。
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公園に下りてみる。
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妙見山の三角点(660.1m)はこちら。低山である。
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公園の向こうには立派な参道があった。こちらが表参道なのだろう。
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能勢妙見堂という神社でもあるようだ。神仏習合の名残りだね。
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神馬。
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行基菩薩の開闢と言われる名刹と紅葉を堪能した。
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帰りは歩こうと思っていたので、山頂駐車場の中を通って上杉尾根というルートを歩くことにした。
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駐車場は広大で、多くの人がマイカーで参拝するようになったのも、ケーブル廃止の一因となったのだろうと推察された。
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12:20 上杉尾根登山口。早く下りて能勢口でランチ、と思っていたのだが。
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ゆるやかで快適な道だったが、好事魔多し!!
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低山だからと、持ってきていた登山靴とステッキを車に置いてきたことを後で悔やんだが、後悔先に立たず。紅葉を見ながら下って行ったが、道は次第に急になってきた。

30分ほど歩いた頃、道に落ち葉が敷き詰められていて、滑りやすいと思った矢先、足を滑らせて転倒し、左足をぐねってしまった。
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たぶん捻挫だろうとその時は思ったが、ちょうど中間点ぐらいなので下りるしかない。後ろから来たお兄さんが、しっかりした木の枝(棒)を見つけてくれたので、それに縋りながらゆっくり下りた。
下山を助けてくれた仙人の杖!!
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下の登山口に着いたのが15時30分頃。
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痛めたのが左足だったので、車の運転が出来たのは不幸中の幸い。なんとか夕方には家に帰り着いた。

下山を助けてくれた文字通りの「相棒」は記念に持ち帰ったが、さて何に使おうかね。


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1124 さよなら「妙見の森ケーブル」 [山歩き]

妙見の森ケーブル。12月3日までで廃止されるとのこと。
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妙見山には30年近く前、当時勤めていた高校の遠足で行った記憶がかすかにあるが定かではない。その山に登るケーブルとリフトが、この12月に廃線になるというので、一度行ってみようと思っていた。平日がいいだろうと2日前に一度出発しかけたが、水曜・木曜が定休日と直前に分かって、この日に変更したのだった。

能勢の奥は自分にとっては道の奥という感じで、車で行くのには時間がかかるだろうと色々経路を調べた結果、西宮北IC~川西ICを走ると安く早く行けそうだったので試してみることに。新名神のこのあたりは自分はあまり使わないと思っていたが、こんな使い方が出来るのだと知った。

六甲山トンネルを通り西宮北ICから高速へ、神戸JCTから新名神に入る。初めて通る道の周りは山・山・山で不思議な感じだった。9時過ぎに宝塚北SAに着いた。
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真新しいSAはちょっとしたモールのようで、この辺りに用事を作って、また立ち寄りたいと思ったことだ。
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さて、ここで少し長居してしまったので、ケーブル黒川駅に着いたのはちょうど10時。なんとか残り一台の駐車場に滑り込んだ。
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ここが満杯だったら妙見口駅前に停めて20分歩かねばならなかった。山頂にも駐車場はあるので、選択肢が多いのは便利なようなそうじゃないような。
すでに行列が出来ていた。
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廃線になると聞いて集まったのだろう。自分もその一人だが(笑)。
直登だと急峻な山だ。
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さあ、乗り込むぞ。
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「さよなら」の文字が目に染みる。
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5分で山上駅に着く。
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そこから「いろは坂」を歩いて登るとリフト乗り場のある「妙見の森ふれあい広場」に出る。
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広場の全景を撮り忘れた(笑)。
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ここはバーベキュー施設やアスレチックなどちょっとした遊園地になっていたようだが、これらも併せて廃止されるとのことで残念だ。
妙見の水。飲めるそうだ。
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北極星入口駅。この作品は残るのかなあ。
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ここから北極星に向かって飛び立つ?
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リフトに乗る。
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もともと山頂までケーブルが通っていたのが、上部区間が廃止され、代わりにこのリフトが通ったそうだ。それに伴ってここのエリアの施設も出来たのだろう。
リフトの両側には紅葉がいっぱい。
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11:15 妙見山駅に着いた。
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紅葉シーズンだったからかも知れないが、ケーブルもリフトも良かった。第3セクターとかで存続出来たらいいのにと思ったことだ。
リフト脇にあるのは「大黒堂」。
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ブナ林を抜けて少し歩くと妙見山の本山へ。
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続きは次稿で。


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0717 保久良神社 [山歩き]

0717 保久良神社鳥居。茅の輪はすでに無かりし( ノД`)シクシク…。
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あるはずだった茅の輪(webより)。
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保久良神社の夏越の大祓いは月遅れでやっていると聞いて、この日の午後行ってみた。7月14日だったというから三日も過ぎているが、3連休の終わりまでやっているかなと期待していたが、この神社の行事は厳格だったのだ。まあ、多くの神社が新暦の6月末日になっている中で、旧暦を墨守しているのだから当然といえば当然かも。

ちなみにこの日の旧暦を調べると、5月30日となっていて、あれっと思ったが、今年は閏二月があったのでこうなったのだと判った。さすがに更にひと月遅れには出来なかったということか。
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16:00裏参道から登る。木陰が続いていて割と涼しい。
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路傍のヤブラン。
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蝉の抜け殻。
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紫陽花。
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花たち。
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ここから山道になる。
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14:27神社の玉垣が見えてきた。
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夏にはあまり来たことがなかったが、境内は静寂で涼しく、この季節にお参りするのも悪くないな、と思った。
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とはいえ、来年は是非こちらの月遅れの水無月祓を体験したい、と思ったことだ。
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こんな感じでね(webより)。
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帰りは表参道から下りてみた。
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やっぱり車では来れないんだ。
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初めてここから神社に参った時、足がヘロヘロになったことを想い出した(⇒なんちゃって登山vol.8)。日々のウォーキングで少しは足が鍛えられたのかな。


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0424 六甲山腹「黒五谷」のクリンソウ [山歩き]

今年も咲いていた六甲山腹のクリンソウ。去年より1週間早い。
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今年はどの花も早いので、クリンソウも?と思ってこの日行ってみた。
7:45 住吉台エクセル東のバス停から登山道に入る。
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五助ダム。
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8:10 ダムの上の河原に出る。木道がいい感じ。
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人の顔にも見える花。
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枯れたススキが残っていてここだけ冬の名残り。
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明神池。
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住吉道を奥へ。
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8:29 黒五谷の分岐。去年はこれを見逃してずいぶん遠回りしてしまった。
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倒木のトンネル。去年倒れたのかな。
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これはもっと前の倒木の根っこ。道は修復されていた。
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8:40 打越峠と雨ヶ峠の分岐。ここがクリンソウの場所の目印。
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すぐ右手に近年植えられたクリンソウがある。
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花の世話をされている方々が、もっと人目につくところにと植えたそうだ。

反対側の雨ヶ峠への道を100mほど歩いて左の細い道を入ると群落はある。
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満開少し前かな、まだ蕾も残っていたが見事に咲いていた。
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9:00 クリンソウをしばし堪能して帰路に就く。
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同じ道を帰るのもなんだと思って、打越峠回りのルートで。毎年迷うが今回は時間を計ってみよう。
River Cross。
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Crooked Tree。
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9:12 打越峠。ここも大きな分岐だ。打越~住吉道方面へ。
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蛇いちごの群落。
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9:25 打越山山頂。ここからが長かったなあ。
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10:00 住吉川を渡る。
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ニュー鹿おどし。
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10:16 登山口に戻る。
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やはりこちらのルートの方が15分以上遅かった。違う道を通る方が目先が変わっていいけど、今後のために覚えておこう。午前中で12000歩を超える山歩きになったが、久しぶりにトレッキングが出来てよかった。


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0921「筱見四十八滝」@兵庫県丹波篠山市上筱見 [山歩き]

筱見(ささみ)四十八滝は「始終八滝」だった。でも凄かった。
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ようやく涼しくなってきたので、近場で滝をと思って検索すると「筱見四十八滝」が見つかった。まだまだ知らない滝があるなあ。丹南篠山口ICから北東に12kmのところにあるようなので、午前中滝を散策して昼は篠山の町で食べればいいかな、とぼんやり計画して車を走らせた。実際はそんな生易しいものではなかったのだが。

9時前に丹南篠山口ICで高速を下りて、東に向かって走っていると、田んぼには彼岸花が。車を停めて少し写真を撮った。
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ススキや稲穂とのコラボは美しかった。
露草もまだ咲いていた。
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筱見観音像の所を右折する。
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この場所は応仁の乱で「丹波村雲合戦」があった地で、この像は合戦場跡に工場を建てた西宮の「百万石酒造」が往事の戦死者の供養と除災のために建立したものらしい。
9:20 筱見四十八滝キャンプ場に到着。
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看板の地図を見ると、以前登った山の近くなんだと知った。
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多紀連山の一つである「三岳」に登ったのは2015年だった。
なんちゃって登山vol.12@三岳
三岳再訪~クリンソウを求めて~

いざ出発。
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この標識を見ると2時間弱で帰って来れるはずだったが、これを書いたのは毎朝BSで観ている、アドベンチャーレーサーの田中陽希なんじゃないのかい、と後で思ったことだよ。
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「篠山川支流にかかる8つの滝群の総称で、48あるわけではなく、始終(しじゅう)、滝の水がかれることなく流れているため、四十八滝と命名された。下流から手洗い滝、弁天滝、肩ヶ滝、長滝、シャレ滝、大滝、二の滝、一の滝とあり、その昔、丹波修験道の行者らは 、この滝で水行をしてから出発したと伝わる 。」(wiki)
それでは順路に従って。名前はずれているかも。
手洗い滝。
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巨岩。
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弁天滝、肩ヶ滝。
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ここまでは滝巡りの趣だったが、この先は時々「登山道」の標識はあるものの、道なき道の急登で、這うように登った。
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やっと長滝の標識を見つけて一安心。
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長滝。
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シャレ滝(たぶん)。篠山藩主が名付けたというが、本当に登ったのか?
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こっちだったかも。
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更に大滝を目指して急登と鎖場の連続なり、ふうっ!
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11:30 やっと大滝にたどり着いた。
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二の滝、一の滝の標識が倒れていたが、どれが一の滝なのか分からなかった。
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大滝はこれだな。
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これですべての滝を見たことになるのかな。そこから少し上に「筱見四十八滝終点」の標識があった。
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さて、来た道を引き返すのは嫌なので、周回コースへ回ろうとしたが、そのためには更に上に登らねばならなかった。どっちが良かったんだろうと後になっても思う。
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少し心を和ませる景物も。
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12:45 途中迷走もしたが、周回路との合流点に到着。
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ゆるやかだがガレ道の周回路を下りて車に戻ったのは13:30だった。
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予定の倍かかってきつかったが、初めから登山だと思っていれば充実の山行だった。滝はどれも素晴らしかったので、行くなら登山の装備は必須だと思ったことだ。

昼を食べそこなったので、帰り道のコンビニで買って、青野ダムの湖畔で食べた。これもまた佳き。
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0826丸山湿原のサギソウ@宝塚市境野柳谷 [山歩き]

丸山湿原で見たサギソウ(左)とハッチョウトンボ?(右)。
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少し前に伊吹山にサギソウが咲いているというニュースを見て、丸山湿原のサギソウを思い出した。去年は行かなかったなあ、もう時期が遅いかな、と思いながらこの日出かけてみた。丸山湿原に行くのはこれで3度目である。

20200607「丸山湿原」
20200814 サギソウ@丸山湿原

7時半過ぎに家を出て、盤滝トンネルからR176に抜け、三輪の信号で右折する。ここから先は湿原の手前にある「西谷の森公園」(宝塚市境野)をナビった。9時過ぎに湿原の駐車場に着く。
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いざ出発。木陰の道が多く快適である。
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分岐に出る。右が大岩ヶ岳、左が湿原である。
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今回は大岩ヶ岳にも登ろうと思っていたが、とりあえず左へ。
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最初の湿原へ。
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前回はここで初サギソウを見たが、今回は見当たらなかった。
こんな花が咲いていた。
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栗の実。
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メインの湿原に入る。
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中ほどに「視点場」という名の展望台がある。
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湿原にせり出した形で設置されている。
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台の上から見まわすと、そう多くはないが白い小さな花が点在しているのが見えた。サギソウのようだ。いくつか写真を。
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時期が遅いかなと心配していたが、見ることが出来てよかった。
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サギソウの周りにオオシオカラトンボがとまっていたが、
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その傍に小さな赤いトンボの姿が。
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ピントが合わず苦労したが、比較的ましなものをあげておく。
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湿原にいる生物として看板に紹介されていて、日本一小さなトンボとして知られるハッチョウトンボかな、と思ったがどうだろう。いずれにしても望外の生物に出会えたのは幸運だった。

南分岐まで行ったら疲れたので、今回も大岩ヶ岳登山は断念して帰ることにした。
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でも、サギソウがいない時に来て、大岩ヶ岳だけにというのはあり得ないかなとも思ったことだよ。
道すがら撮った写真をいくつか。
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バッタたち。
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赤く不気味に見えたこの植物。後で調べるとツチアケビのようだ。
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もう少し涼しくならないと山歩きはしんどいな、と思ったことだ。
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ヘクソカズラ。
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少し秋めいてきた雲。
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0804「大山滝」@鳥取県東伯郡琴浦町野井倉 [山歩き]

鳥取随一の滝「大山滝」は高さ37mの二段滝。
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ここ2ヶ月遠出をしていなかったので、この日、去年からの懸案であった「大山滝」に行こうと車を出したのだった(大山滝(未踏破))。本当は週末にとも考えていたのだが、天候悪化の予報もあったので。台風による崩落でずっと通行止めだった滝への遊歩道も5月には開通したという情報もあった。

最近頻繁に通っている無料の鳥取道~山陰道を走り、琴浦東ICから南下して一向平(いっこうがなる)キャンプ場を目指す。
インターを出たところにこんな看板が。
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山に向かう田園地帯にはトウモロコシ畑がいくつもあった。
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一瞬フィールド・オブ・ドリームスの世界かと思った。

途中の道の駅で昼食を摂ったので、一向平(いっこうがなる)キャンプ場に着いたのは12:30だった。
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早速遊歩道へ入る。片道50分とのことだったが、この"遊歩道”というのが曲者だったと後で知ることになる。
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初めは広くなだらかな遊歩道。
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少し道は細くなったが、気持ちの良い道を進む。
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この少し先が去年の夏倒木で塞がれていて引き返した地点だったかな。
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この5月に完全復旧したはずだけど、と思っていると、
去年のデ・ジャ・ブのような情景が。
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今年新たに倒れた樹々なのだろうと信じて先へ進む。
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と、右手に立ち入り禁止のロープが張ってあり、
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左手に真新しいアルミの階段が見えた。ここが大規模崩落地点だったのだ。
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下を覗くとちょっと足がすくむ感じ。
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これは修復に時間がかかるわけだ、と妙に納得した。
階段の横にまだ残る崩落の爪痕。
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後でwebの説明をよく読むと「急な階段を下りて幅の狭い吊り橋を渡るのは、ちょっとしたアドベンチャー気分。」とある。ものは言い様だなとこれまた妙に納得(笑)。結構ハードな登山道というのが実情に近いか。
13:05大山滝吊橋到着。高さ30m・長さ45m・幅1mとある。
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橋から見た上流。向こうの山の下に滝があるようだ。
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橋を渡ると再び上りになり、ちょっと心折れる。
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右手200mに「鮎返りの滝」があるようだが、帰りに見ることにして先に進む。
お地蔵様。
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この辺りにはたたら師が住んでいたという「旦那小屋跡」や「木地師小屋跡」があった。
13:40大山滝到着。
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この看板の左を少し下りると滝見台。
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滝見台から見た滝はいかんせん遠すぎた。望遠で。
上段の滝。
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下段の滝。
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せっかくたどり着いたのにこれでは物足りない、と思っていたら、滝見台から下に下りる道が見えた。急峻な道で所々ロープや鎖にすがって下りた。
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だいぶ近づいた滝。
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14:00滝のある河原に到着。近くで見るとなかなかの迫力だった。下りて良かった。
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この滝は昭和初期までは三段滝だったが、大洪水により二段滝になり、また2011年の台風12号による崩落で今の形になったとある。wikiによる次の写真は2011年より前のものかと思われる。
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よくは分からないが、大山はもともと火山であり、各時期の溶岩や土石流堆積物から成っているので、岩石ももろいのかなと思われる。これからも台風などが起きるたびに滝の様相も変わるのかも知れない。
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秘境の滝を満喫して帰路に就いた。
道中で見かけたテントウムシや花々。
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帰りに見た「鮎返りの滝」。これもまた佳き。
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"遊歩道”にはちょっと騙された感はあったが、久しぶりの山歩きは楽しかった。紅葉の頃にもまた訪れてみたいと思ったことだよ。

夜は県民割を使って米子泊。前回満員で断られた「稲田屋」さんに行った。
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美酒と肴を満喫して宿に帰り、疲れと酔いで爆睡した。



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0502「クリンソウ」群落2022@六甲山中腹 [山歩き]

今年も会えた六甲山中腹のクリンソウ群落。軽い山歩きのつもりだったのに…。
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去年も同じ頃クリンソウを見に行っていた(0430「クリンソウ」群落再訪)ので、この日朝から登ってみた。雨の翌日だったので足場が悪い心配はあったが。
8:14エクセル東のバス停から登山道に入る。
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道の脇にはシャガやツルニチニチソウ、黄梅などが咲いていた。
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8:34五助ダムへの分岐到着。左に進むと五助ダムだ。
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コントレイル。
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五助ダム。
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河原の木道に出る。
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石の上にこんなトンボが。コサナエ?
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明神池。
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バランス石!?
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休憩していると、マウンテンバイクが目の前に疾走して来てびっくり。
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あっという間に山の奥に消えて行ったので一枚しか撮れず。
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さて、石畳の残る道を登っていく。
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9:06住吉川右岸線への進入禁止の看板前に着。
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この場所から5分程度で黒五谷への分岐があるはず(しかも2ヶ所)なのに、どうも見落としたらしい。こんな花や木の若芽を撮るため、下ばかり見てたからかなあ。
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その結果、住吉道をそのまままっすぐ進んで、雨ヶ峠から迂回する羽目になってしまった。下図のS~Fが本来の黒五谷コース。
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気付いた時は通過してから10分以上経っていたので、迂回できる分岐まで歩くことにした。お蔭で?初めてのコースを体験することが出来たのだが。
野生の藤の花。
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スルガテンナンショウ(駿河天南星)。別名マムシグサ・ウラシマソウとも。
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美しい渓流。
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9:52、道の右手20mの所に、阪神大水害の時に流された旧有馬道の道標があると書いてあったので行ってみた。
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「右有馬道」の文字が見える。初めて見た。
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アップダウンの激しい道だったが、10:22やっと雨ヶ峠への分岐に出た。
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10:33雨ヶ峠横の地図の前に到着。
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休む間もなく、魚屋道を下り、ゴルフ場を抜けて、
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10:59黒五谷への分岐に出た。
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そこからは平坦な道を急いで、と言いながらこんな花にも目を留めて、
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11:29クリンソウ群落のある沢に到着。
苦労して再会したクリンソウを御覧じろ。
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道を間違えたせいで、4時間半あまり六甲山中腹を彷徨してしまったが、これまで通ったことのなかった道も通ることが出来て、充実し過ぎの新緑の山歩きであった。

帰りは上記地図のF~S(正確にはS寄りの三差路の辺りが群生地)を通ったら40分ほどで12:24にエクセル東着。19000歩も歩いてしまった。こんなに歩くはずじゃなかったよ、ふうっ…!






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1030 五助ダム~横池~風吹岩 [山歩き]

「横池(雌池)と「風吹岩」。
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五助ダムから六甲山中腹を風吹岩まで歩いたら面白いだろうと思っていたが、いつも途中で引き返したり打越峠から下に下りたりしていてなかなか実現しなかった。この日も打越峠まで来て一休みしたところで魔が差して?更に東まで足を伸ばすことになった。結果はなかなか楽しいトレッキングになった。最後の下りを除けば…。
08:30「住吉台くるくるバス」のエクセル東バス停を通過。
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くるくるバスはJR住吉駅の南から乗ることが出来る。邪道かもだけど、ここをスタート地点にするとすごく楽(笑)。
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いざ登山道へ。
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路傍の花々。蜂が蜜を吸っていた。
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これはヒヨドリバナ?
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9:08五助ダムが見えてきた。
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上部の河原に出る。
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黒いブラシのような花が。チカラシバ?
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温度計があって9時過ぎで10℃、寒っ! でもこの後どんどん暑くなるんだな。
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明神池。
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黒五谷に向かう。
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クリンソウのあった草地を右に折れ、打越峠方面へ。
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小川を渡り、
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少し登ると10:00に打越峠到着。
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いつもはここで引き返すか岡本方面に下りるのだが、それは昼を食いはぐれたくないからでもあった(笑)。この日はおにぎりを食べていたので、風吹岩まで歩いてみようと思ったのかな。
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なだらかな道が続くと信じて歩き出す。
若干のアップダウンはあるがほぼ水平な道が続く。
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10:25横池の雌池に着いた。
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岸辺でカメラを池に向けている人が何人かいたので近寄って見たところ、
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小さな池だが、鏡のような水面に青い空や、立ち枯れた樹が映ってなかなかきれいだった。
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笹の茂る道をさらに進むと大きな池が。
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横池(雄池)だ。
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大きな水面に睡蓮の葉が広がっていて、花の頃はきれいだろうなと思わせた。
さあ、ここまで来たら風吹岩まであと少し。頑張るぞ。
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11時前に風吹岩到着。
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表に廻る。たくさんの人が岩に登っていた。
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下にある岩は頂上部のものが落ちたんだと誰かが説明していた。
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ここからの眺望。
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さて、下山である。いくつかルートがあるが、魚屋(ととや)道にした。
11:30蛙岩に到着。
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ここから会下山方面に下りたらよかったと思ったが、前にも通ったからと魚屋道を選択。ガレ道とは知っていたが、前よりもひどい道なき道の部分も多々あった。
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12時過ぎ魚屋道登山口に着いた。魚屋道は良い道だがこの区間だけは整備不良なので避けた方がよいと改めて思ったことだよ。
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森稲荷神社。2号線の赤鳥居はよく知っていたが、この神社の鳥居だったんだ。
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懸案だった六甲山中腹を横に歩くという試みが出来たのはよかった。登山というよりはトレッキングというのが正しいと思うが、脚力に自信がないという方にもおすすめのコースであった。


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1003「高羽道」再探索&アサギマダラ [山歩き]

「高羽道」の登山口付近で見つけたアサギマダラ。自生している数本のヒヨドリバナを見つけて蜜を吸いに来るとは驚き。
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一週間前に高羽道を歩いてみたが、分岐がよく分からないまま御影山手方面に下りてしまった。地図を見ると登山口に入ってすぐに右に入る道があるはずなので再トライ。
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小川を渡って階段を登り切ったこの地点。
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前回は道なりに左へ進んだのだが、実はここが分岐だったのだ。たいがい分岐には標識があるはずと思い込んでいるので見落とした。右を見ると「六甲山系グリーンベルト整備事業」の看板があってそれは前回も見ていたのだが、樹林整備の説明だろうと思っていたのだ。
ふと下を見ると道が!
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どうもこれが高羽道から油コブシ方面につながる道だったのだ。思い込みによる見落としというやつですなあ。看板をよく見ると、
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「樹林整備の状況を紹介するために、約40分の周回コースを設置」とある。今回はこのコースでプチ登山をすることに決定。
順路に従って歩いて行く。
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小川を渡ると、
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分岐に出た。右の標識が高羽道、左が周回コースの標識。ややこしい。
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小川の辺に二人の先客がが座っていた。どん兵衛を食べようとしていて美味しそうだった。
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道は次第に急峻に。
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「ANIMAの森」とある。アシックスがやっている事業とのこと。
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砂防堰堤に着くが、どこが堰堤か分からなかった(笑)。
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油コブシとの分岐点。また今度行って見よう。
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ここからは急峻と今さら書かれてもねえ。
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展望所近しの標識。ちょっと元気が出る。
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展望所といっても狭い岩場があるだけだったが、三宮やポーアイ方面が遠望出来た。
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さてここからは下り。看板の通り急坂だった。
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坊主山も次回だな、と先延ばしばかりじゃのう。
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一時間ほどでコース終点。看板の右から出て左に戻ってきた。なるほど周回コースだ。
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手軽な山歩きとして良いコースであった。プラスαのコースもまたトライしたいと思ったことだよ。

一旦下に降りて昼を食べたが、午後になって再びアサギマダラの里に行って見た。朝の山歩きで一羽見ていたのでもっといるかなと思ったのだ。行って見ると数羽はいたが乱舞というほどでもなかった。
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ベンチに大きな捕虫網を持っている女性が座っていた。私と同年齢ぐらいかと思われるフォリナーの方で、日本語が堪能であった。
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話をお聞きすると、趣味でアサギマダラの移動の経路を調べているとのことだった。マーキング調査もやっておられるとのことで、捕らえた蝶の羽根にマーキング記録を書くところも見せていただいた。
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自分もやろうとまでは思わなかったが、長野から奄美まで行っているとのことで、もはや趣味を超えているなあ、と感嘆するばかりだった。摩耶天上寺ももちろん知っておられて、生駒の山中にもヒヨドリバナが自生しているよと教えてくれた。
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後で少し調べると「アサギマダラの会(旧:アサギマダラを調べる会)」というのがヒットした。彼女もこういう会に所属して活動しているのかなと思った。

<追記>
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この日も午後ちょっと立ち寄ってみた。アサギマダラは数が増えていたが群舞というほどではなかった。いくつか撮った写真を。
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0530「六甲山の上高地」というほどではなかったけど@六甲山中腹 [山歩き]

ここが噂の「六甲山の上高地」だったのかな…。
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4月の終わりにクリンソウを見に行った時(記事参照)、今は土砂崩れなどで途中が通行止めになっている住吉川右岸の道を入って少し行ったところに、上高地のような景色の場所があって、一人キャンプをする人が訪れているという話を聞いて、かなり盛ってる話かなとは思ったが、やはり気になるのでこの日行ってみることにした。

コースは前回とほぼ同じ。「エクセル東」のバス停の先から登山道に入る。
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五助ダムまでの道沿いにはアジサイが植えられていて、ちょうど綺麗に花が咲いていた。
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五助ダム。
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河原にはキショウブが咲いていた。
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大雨が降るたびに川の流れも変わる。新たな橋が造られていた。
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明神池。
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五助ダムから奥に進む。
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前回は道を水が流れていたが、今回はそういうことはなかった。
住吉川右岸線との分岐点。ここを少し入ったところにどうも「秘境」があるらしい。
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下の方で休んでいた時、私がカメラを持っていたからか「オオルリは見ましたか」と声をかけてくれた二人組も同じ方に進んでいったようだった。5分も歩かないうちに河原に出た。
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大きな堰堤の上で、何度かの大雨のため土砂が流入して、枯れた立木が残っている情景は上高地に似ていると言えなくもない。かなりスケール感では劣っているが(笑)。
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あまり人が訪れないエリアのようなので、飯盒炊さんなどしたら楽しいかもしれないと思った。一人キャンプはちょっと怖い気もするけど。
河原にはカルガモとカワウが一羽ずつ、そしてたくさんの蛾が乱舞していた。
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そのまま引き返してもよかったが、少し上流まで行って住吉道に合流できるか試してみることにした。道なき道であったが、何度か木の橋を渉ってなんとか元の道に戻ることが出来た。
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まだまだ六甲山中には知らない場所がいくつもあるようだ。これからも機会を見つけて歩いてみたいと思ったことだよ。
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0430「クリンソウ」群落再訪@六甲山中腹 [山歩き]

去年より2週間早いクリンソウ。
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GW前半、晴れるのはこの日だけという予報だったので、ちょっと山歩きをしてみた。去年訪れた六甲山中腹のクリンソウが咲き始めているということだったので、行ってみようと思ったのだった。毎日16000歩ほどは歩いているが、とんと山歩きから遠ざかっているので、体力的にはやや不安だったが。

08:40住吉霊園の入り口から歩き始めた。住吉台に上がる石段はなかなか長く、いきなりの急登である。エクセル東のバス停の手前にミモザの大木のある公園があった。花がないと分からないものだが、場所を知っていたので、絹サヤのような実がなっているのがそれだと分かった。
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くるくるバスの「エクセル東」のバス停。JR住吉駅からここまで乗るのもありだと思う。
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ここから登山道(途中からだけど)に入る。
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最初の分岐。ベンチがあるので休み、持ってきたバナナを食べる。
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右が打越山方面、左が石切道方面で五助ダムは左なのだが、標識は隅っこにちょっと書いてあるだけ。
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休んでいると、スマホで確かめながら右に行った若いハイカーが3分後に引き返してきた(笑)。
五助ダム。
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ダム上部の河原。前に来た時より河原の感じが変わっていた。
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写真に写りこんでいたおっちゃんと後で会うことになる。
明神池の感じも雨上がりで濁っているだけでなく違って見えた。
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さて、黒五谷に向かうが、前日の雨で登山道が川のようになっていて難渋した。
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これも道だよ。
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黒五谷への分岐。
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去年も見た倒木。穴は埋められていたが。
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10:10分岐の広い草地に出る。
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ここから少し分け入ったところにクリンソウがあるはず、と思っていると、すぐ脇にクリンソウが咲いているのが見えた。
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去年は気付かなかったなあと思って眺めていると、五助ダムで見かけたおっちゃんが声をかけてきた。クリンソウの世話を続けていらっしゃる方のようで、80歳を過ぎていらっしゃるとのことだがお元気そう。毎日のようにここまで登ってこられているようで、今回見たクリンソウは、登山客に見えるようにと新たに植えられたものだと知った。
おっちゃんの解説を聞きながら、少し分け入ったところにある群落へ。
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去年より2週間早いからか、まだ満開にはもう少しという感じだったがきれいに咲いていた。
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この辺りにはフジバカマも植えてあって、秋にはアサギマダラが来るそうだ。また夏にはサンコウチョウ(三光鳥)という珍しい鳥も飛来してくるそうだが、おっちゃんもこの20年で姿を見たのは一度しかないという。「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」月・日・星、と聞える声はよく聞くらしいので、また夏に来てみようと思ったことだ。他にもう一ヵ所秘境を教えていただいたがそれは秘密(笑)。
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帰りも水の流れる道は嫌だったので、打越山から回ることにした。去年とは逆コースになる。
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10:45分岐に出る。去年の秋は岡本に下りたが、今回は打越山へ。
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打越山山頂。
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遠くに見えるのは六甲山山頂?
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ここからは急峻な下りで、翌日太ももが痛くなった。
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違う方向からの五助ダム。
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11:35川に出る。やや不安だったが元に戻れてよかった。
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11:50無事エクセル東のバス停に到着。3時間余り14000歩の山歩きであった。いつものウォーキングとは違う筋肉を使うので、これからも時々山歩きをしようと思ったことだ。

<参考>クリンソウ関係の過去の記事。

20150520三岳再訪~クリンソウを求めて~

20150527クリンソウ@六甲高山植物園

20200515「クリンソウ」群落@六甲山中腹

<参考2>サンコウチョウの写真をwebから.。
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0130「黒滝」再訪@兵庫県三木市吉川町 [山歩き]

氷結はしていなかった吉川町の「黒滝」。
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兵庫県三木市吉川町の田園の中にある「黒滝」に初めて行ったのは4年前の春だった(記事参照)。落差5mちょっとの小さな滝だが、上手に撮影すると絶景写真になる、という不思議な滝だった。雑誌で紹介されたからかその後少なからぬカメラマンたちが撮影に訪れたようで、私もたまに通りかかった時に立ち寄ったくらいだが、その度に周辺が整備されているのを見た。1月の3連休の頃の大寒波で滝が凍り、氷瀑になっているというニュースを後で見て、行けばよかったと悔しがったが、この週末また寒波が来たので、ひょっとしてまた凍っているかもと思ってこの日行ってみた。

寒い時期が一週間ぐらい続かないと氷瀑にはならないということだったので、今回は無理だろうなとは思ったのだが、この日珍しく5時に目覚めたので、近場だし駄目元でと思ったのだった。前日に寒い思いをしていたのに懲りないやつ。結果はやはり期待していたことにはならなかったのだが、まあ後で後悔するよりはよかったのかも知れないと自分を慰めるのであったよ(笑)。
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家のあたりでも-2℃ぐらいで裏六甲に抜けると-4℃になったので、それなりに期待は高まっていた。早朝だったので少し離れた脇道に車を停めて歩いて行った。
残月が西の空に。
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滝に向かって歩いて行き、遠目に滝を認めて「ああ凍ってないな」とすぐにわかったが、せっかく来たのだからと滝の横まで近寄って行った。
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見ると、早朝で氷瀑でもないのに数名のカメラマンが熱心に撮影しているのが見えた。
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これがカメラマン魂というものかと、帰ろうとしていた自分を少し恥じた(笑)。

前に来たときは、滝口のあたりに藻がいっぱいあってあまり美しくなかったが、冬場だからか水はきれいだったのはよかった。せっかくなので何枚か写真を撮ってみた。
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薄暗かったからかシャッタースピードを落としてもそれなりに撮れたかな。
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ちょうど朝日が昇ってきて「日は東に、月は西に」の構図も楽しめた。
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氷瀑が見られなかったのは残念だったが、冬場のきれいな滝が見られてよかった。帰りは盤滝トンネルを通ったら9時半には家に帰り着いた。
悔しいので1月10日の氷瀑の写真をwebから紹介しておく。
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今度氷結するのは何年後だろう。


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0927 初秋の「六甲山中腹」山歩き [山歩き]

六甲山中腹で見た白い花。藤袴かなと思いたいがよく分からないなあ。
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秋分の日の頃にはあまり見られなかった彼岸花が、あちこちで見られるようになった。今年は酷暑のせいで開花が遅れたのだろう。
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夜スマホで撮ってみたらこんな画像に。
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さて、少し涼しくなってきたので、毎日のウォーキングに加えて山歩きもしようかなと思って出掛けてみた。ウォーキングは毎日頑張っているが、山歩きは負荷が全然違うので、今回も比較的楽なコースを考えた。いつまでたっても「足慣らし」から先に進まないけど(笑)。

地域コミュニティ・バスの「住吉台くるくるバス」がJR住吉駅と住吉台を結んでいて、終点のエクセル東からすぐに五助ダム方面への登山道に入ることが出来る。
9:15エクセル東バス停。
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五助ダムの手前までは平坦な森林浴コースである。
道端には秋の花・夏の名残の花々がいっぱい。
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分岐に出る。左が五助ダムなのだが、今回も間違えて右に入ってしまった。
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お蔭で最近作られたと思われる「鹿おどし」を見られたけど。
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元に戻って五助ダムへ向かう。2カ月前の長雨で崩落したハイキング道がいくつかあるらしい。
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五助ダムの上の河原はススキ原になっていた。
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少し休んでから黒五谷方面へ。5月に「クリンソウ」群落を見に行った時の逆コースである。この道は住吉道といって六甲山頂に向かう道だが、途中で右に折れて打越峠方面へ。
道の真ん中にある大きな樹が倒れていた。
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10:36分岐の広場に出る。ここのすぐ近くに「クリンソウ」群落があったはず。
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打越峠方面へ。
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10;50これまた大きな分岐へ。
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横池・風吹岩までは足を伸ばしたいといつも思うが、街に下りるのが2時過ぎになってしまうので断念することになる。今回も足慣らしだからと言い訳をしつつ、来た道を引き返すのもつまらないので、岡本方面に下りてみることにした。
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金鳥山~保久良山かなと思っていたら、どうも八幡谷沿いに下りる道だったようだ。
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小さな祠があったり、
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かわいい一対の道祖神も。
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絶壁や小さな滝もあって変化に富んだ道だった。
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この道の途中に小さな白い花が咲いていた。実は今回山に入った時、秋の七草のひとつ「フジバカマ」が見られるのではないかと秘かに期待していたので、どうしてもそれに見えてしまう(笑)。
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※ネットで調べると、「ヒヨドリバナ」といって花はフジバカマに酷似しているが、葉の形が違うらしい。フジバカマと思ったことそのものは間違っていなかったかも。

12時過ぎに岡本八幡神社に下りることが出来た。
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下りが長かったのでふくらはぎと膝の裏が少し痛かったが、足慣らしにはちょうど良い初秋の山歩きだった。




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0814 サギソウ@丸山湿原(兵庫県宝塚市玉瀬 細尾) [山歩き]

丸山湿原に可憐に咲いていた野生の「サギソウ(鷺草)」。
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6月の初めに丸山湿原に初めて行ったが、その時は途中で道が分からなくなり「千苅ダム」まで行ってしまうという失態を犯してしまった(「丸山湿原」)。その時は野生の勘?で無事戻ることが出来て事なきを得たが、お蔭で肝心の湿原はさっと通り過ぎただけで終わってしまった。8月の終わりごろに野生のサギソウが咲いているのが見られるとのことだったので、いつか行こうと思っていたが、この日珍しく朝早く目覚めたので、暑くなる前にと出かけてみた。着いた頃にはもう30℃を越えていたけど(笑)。
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前回行った時正しい道が分かったので、R176の三輪交差点から右回りに走って、湿原の駐車場には9時過ぎに着いた。人が多いかなと思っていたが、一台だけ止まっていた車も帰って行ったので一台だけ。あまり認知されていないのかな。
湿原に向かう。
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最初の分岐に出る。前回は右に行って大岩ヶ岳の方に行ったが、湿原は左。
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次の分岐。右に進むとやはり大岩ヶ岳。
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小さな分岐はたくさんあって、この道も選んだために少し山越えに(笑)。
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湿原に到着。
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前と同じ草原が広がっているように見えたが、ふと足元を見ると一輪のサギソウが。
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いきなり見つけたのでびっくりしたが、直径3㎝ほどの可憐な白い花だった。群落でないとは思っていたが、ちょうど夜に蛍を見つけた時の感じだったかな。
いきなりのミッション・コンプリートだったが、もう少し歩いてみることに。
オオシオカラトンボ。
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ピントが合わなかったがこんな花も。
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野生の栗の実。
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湿原にせり出したビュー・スポットもある。
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ここからは少し多くのサギソウが見えた。手前の方の白い斑点のように見えるのがサギソウ。
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少し「密」になっている所もあった。いくつか写真を。
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この湿原は「境野溶結凝灰岩」がハゲ山としてあり、風化してシルトとなって窪地にたまり、湿原となるということのようだ。ようわからんけど。
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前回来た時木の生えてない広場に出て道を見失ったが、それが「ハゲ山」と呼ばれるものなのかな、と少しだけ納得した。水たまりの色が赤いのもその溶結凝灰岩の中の鉄分によるものなのかも知れない。
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森の中は風が通り、少し涼しかった。
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先日北山公園に行った時はヒグラシが鳴いていたが、この日はツクツクボウシが鳴いていた。季節の移ろいを感じた。動画に撮ったが声が小さいかもしれない。

湿原の南端まで来たので引き返すことにした。
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右回りの順路をたどると木の生えていない山道を歩く羽目に。坂道の苦手な人は、順路にこだわらず来た道を引き返した方がいいのかもと思ったことだよ。
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最初の分岐に戻る。来訪のしるしの「竹筒のポスト」に石を入れて帰途に就いた。
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サギソウの開花時期はもうしばらく続くようなので、興味を持たれた方は是非訪れるとよいと思う。まだまだ暑いし、野生の花々が咲き乱れているというわけでもないので、里山の散策が好きで、サギソウが一目見れたらいいなあ、と思う方々に限られるかもしれないが(笑)。


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0607「丸山湿原」@宝塚市境野(or玉瀬) [山歩き]

今回はあまりちゃんと見れなかった「丸山湿原」(笑)。
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このところ有馬富士公園周辺の散策(探索?)にはまっている。六甲の北側にトレッキングによい園地がたくさんあるなあと思ったからだ。初めて有馬富士公園に行った時、自然学習センターの壁に貼ってあったポスターに、今回行くことにした「丸山湿原」も紹介されていて、行ってみたいと思いながらその後忘れていた。今回かすかな記憶をたどりながら調べたが、あまり多くの情報は得られなかった。「丸山湿原群保全の会」が活動しているようだが、作っているはずのパンフレットもwebにはあげられてなかった。あまり大々的にアピールして貴重な湿原を荒らされたくないという気持ちも働いているのかもしれない。
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地図で場所を調べて、右回りか左回りか迷ったが、行きはJR道場駅から川下川ダムを北に抜けるルートを試してみた。R176の道場東で右折して長尾川~武庫川沿いの県道を走る道は快適だったが、北上して川下川ダムに向かうあたりから道が極端に狭くなった。ここを通り抜けるのはちょっと大変かも。
川下川ダムの碑。
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湿原の手前に「西谷の森公園」(宝塚市境野)というもっと大きな自然公園があるので、そこをナビってみた。公園の第一駐車場に着いたのが9:40頃。その手前の道沿いにヤマボウシの並木があって、珍しいと思った。
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駐車場の脇に丸山湿原1.4kmの標識が。
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湿原にはトイレがないようなので、西谷の森公園に入ってみた。
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こちらもなかなか広大な園地のようだ。
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管理棟の屋根は草で覆われていた。天然のエアコン?
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こちらは後で時間があったら寄ってみようと思って階段だけ少し上がってみた。
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池も広大。園地を一周すると半日はかかりそう(笑)。
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車に戻り、湿原の駐車場に移動した。10:20湿原入り口に着き、歩き始める。
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最初の分岐に出る。
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この図面でいうと、下半分が湿原のようだが、とりあえず上半分を先に回ることにした。後でよく見ると、大岩ヶ岳の分岐から左回りで帰ってくる途中の道が、園地からはみ出ているのが気になったのだが後の祭り?
この道は大岩ヶ岳(標高384m)の登山道でもあるようで、次第に上っていく道だった。
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左側に窪地があって水が流れていたが、湿原とは見えなかった。森林浴として見ると素晴らしいトレイルだったが。
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蝶もたくさんいたが、よく動き止まる時は葉の裏側に止まるのでなかなか撮れなかった。唯一撮れたのがこれ。
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湿原と思っていたので普通の靴だったが、どんどん斜度がきつくなってくる。
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途中杉と檜の林も抜け、10:45に北の分岐に到着。
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大岩ヶ岳も気になったが、とりあえず左回りに元の場所に戻ることにした。
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笹原や野ばらも見た。
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11:30少し開けた場所に出た。土砂がむき出しの広場のようなところ。
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先週登った「有馬富士」が遠望できた。
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下り口らしきところに向かっていると、高い樹の梢で野鳥が高らかに鳴いていた。ずっと動かないので写真を撮ってみた。
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ホオジロかなと思うがどうだろう。

さて、再び林の中に入ったのだが、この後大いなる難所に入ることになろうとは…。
広場から次のルートに入る時は、どこから入るのが正しいのかを見定めなければならないということは。六甲山を歩いていても重要だと分かっていたが、この時はあまり考えず、ここが下山口だなと思って入って行ったのだった。途中までは順調だったが、渓流沿いに歩いていると、突然道が無くなった(ように見えた)。どうしようと途方に暮れたが、大雨で登山道が流失するのはあり得ることなので、川底に下りて渓流沿いに歩くことにした。まだ時間が早かったし、下流を目指せば何とかなるだろうと思ったので。無謀だったかもしれない。
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大雨で流木が積み重なったところがあったり、再び登山道らしきものがあったりと、なかなかのアドベンチャーだったなと後で思った。その時はただ必死なだけだったが。
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12:30頃ようやく大きな川に出ることが出来た。安心したがどうも湿原とは離れたとんでもないところに出たらしい。
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少し川沿いに歩くと大きなダムが見えた。「千苅ダム」だった。
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しばらくダムの前にたたずんでいたが、何とかして車の所に戻らなくてはならない。朝車で通った道を歩くと2時間半かかるようだ。道場の駅までは2kmだったが、そこからバスが出てるかどうかも分からないし、あったとしてもかなり時間がかかるだろう。武庫川に出るところで考えあぐねていると、自転車が2台止まっていて、その先に登山道らしきものが見えた。方向から考えて丸山湿原のどこかにショートカットできるのでは?と野生のカン(もしくは主夫の勘?)が働いて入ってみた。たぶん13時より少し前だったと思う。

所どころ分岐があって迷ったが、しっかりした登山道だったので方向だけを考えて歩いた。
14:20、自分としては奇跡的に湿原の南の入り口に到達できた。
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ラッキーとしか言いようがないのう。
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へとへとだったので、湿原は半分ぐらいをサラッと通り過ぎただけだった。この時期は花もほとんど見られなかったので、野生の「サギソウ(鷺草)」が見られる頃に、今度はゆったりと散策したいと思ったことだよ。
サギソウ(webより)。
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帰りは北回りで有馬富士公園の所からR176に出た。有馬富士公園から車で20分ほどなので、この湿原が有馬富士公園で紹介されていたのもうなずけた。


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0530「有馬富士」(@三田市)に登る [山歩き]

この日登った「有馬富士」。
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前回こちらを訪れたのは4月の終わりだった。コロナ自粛で公園の駐車場が閉鎖されていたので、近くにある「尼ン滝」を見て来たのだった(0429「尼ン滝」)。自粛が解除されたようだったのでこの日行ってみた。もちろん「三密」なら引き返すことも考えていたが。

9時半ごろ駐車場に着いた。土曜日なのでそこそこ車はあったが、思ったほどでもなかった。
駐車場の周辺に咲いていたタンポポに似た花。「ブタナ」というようだ。
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パークセンター横には林と言っていいほどのたくさんの「ヤマボウシ」が。
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空にはコントレール。
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この日は、初めて訪れた時から一度は登ろうと思っていた「有馬富士」を目指す。
「有馬富士ウォーキングコース」の図面。
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有馬富士の周囲を回るコースだと、高低差が少なく、ゆったり森林浴が出来そうだった。実際は写真だけ撮ってあまり検討もせずひたすら山頂を目指したけど(笑)。
大池に向かって歩き出した。終わりかけのシャクナゲが。
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大池の向こうに有馬富士が見えてきた。美しい山容だが標高は374m。
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「有馬富士」は「大山」のことを「伯耆富士」とか「出雲富士」と呼ぶようなニックネームだと思っていたが、パンフなどにはそれ以外書かれていない。少し調べると「角山」(つのやま?)が出てきたが、これが本来の名なのだろうか。
池のほとりを歩く。
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ふと見上げると、太陽の周りに虹のような光の輪が。「ハロ・日暈(ひがさ)」ともいうらしい。
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コントレールも重なって不思議な感じになっていた。
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池から左に折れて登山道へ。途中まではウォーキングコースと同じだった。
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道端にピンクのヤマボウシが咲いていた。
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といっても花びらと思われる部分は実は「萼(ガク)」らしいのだが。
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ゆるやかな道を30分あまり歩くと分岐に出た。
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どちらに行ってもパークセンターに行くと書いてあるので??と思ったが、一周コースなんだと後で分かったのだった(笑)。
分岐の手前にひっそりとあった山頂への標識。
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ここも新しい標識にしてほしいと思ったことだよ。
いきなりの急登。
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岩場もあって、短いながら登山道っぽい感じ。
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石垣らしいものもあったが、山城の跡なのかな?
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11:00ごろ無事山頂到着。
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広くはない頂上には家族連れが結構いた。「密」というほどではなかったけど。
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南側が開けていて、三田丘陵から六甲の山々まで見晴らすことが出来た。
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山頂から別の下り口があるかなと思ったが、それはなさそうだった。
途中まで下りると分岐があったので、左に折れてみた。
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そしたら更に分岐がいくつもあって迷ったが、何とか元の道に戻ることが出来た。
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一応山頂を制覇?できたので、次回はのんびりと周回コースを散策しながら、今回は行かなかった「ぬかるみの森」などにも足を踏み入れてみたいと思ったことだよ。
今回は野鳥を撮れなかったので代わりに(笑)。
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年が明けてから、2月以外は月平均40万歩歩いていたが、今月は45万歩を越えてしまった。
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これってコロナのせい?でもなさそうだが、歩き過ぎも良くないらしいので、来月はもう少し控えようと思ったことだよ。

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0515「クリンソウ」群落@六甲山中腹 [山歩き]

六甲山中腹の秘密の場所?にひっそりとあった「クリンソウ」の群落。
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翌日から雨模様(早い梅雨?)との予報があったので、この日は人の多い住吉川はやめて六甲山の中腹をプチ山歩きしてみることにした。去年も山歩きを始めたのは5月だった(0507 新緑の五助ダムへプチ山歩き)。もっと早い時期から歩けばいいのだが、少し暑くなってからになるのはなぜだろう。去年は手術後で自重という言い訳があったし、今年は春先にぎっくり腰になったというのもあったが、暑くなってきて初めて涼しい山に目が行くというのが本当の所かな?

今回も五助ダム辺りから東の平坦な道を探索するという目的もあったが、少し前にヒーさんのブログで「クリンソウ」群落が六甲山中にあるという記事を見たので、もし探せたらそれを見てみたいというのも加わった。

初めてクリンソウを見たのはもう五年前、多紀連山の「三岳」という山の中腹にあるのを見たのだった(なんちゃって登山vol.15@三岳再訪~クリンソウを求めて~)。その後六甲高山植物園にもあると知って見に行った(クリンソウ@六甲高山植物園)。ここだとお手軽に見ることが出来るが、コロナ自粛の延長で5月末までは閉鎖ということに今のところなっているのは残念だ。
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いつものように住吉霊園の少し上まで車で行って、石切道の手前にある駐車スペースに車を停めて歩き出した(9:00)。少しでも楽をしたいからだが、帰りの最後は上りになるのであまりよくないな、と山歩きを終えて思ったことだ。
辺りの道が少し整備されている。
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野良猫君がお出迎え。
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川に出るまでは下り(石切道)だが、ガレ道が去年よりひどくなっているように見えた。路肩の落ちているのも直っていなかった。
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30分足らずで五助ダムとの分岐に出た。
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今回はまっすぐ進んで川を渡り、打越山方面に向かうことにした。
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橋のたもとで小休止。
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ツルニチニチソウ。
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橋を渡るといきなり急登、
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と思っていると平坦な道もある。
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少し視界が開けたと思っていたら、大きな重機がうなりを上げていて、周囲の木々が伐採されていた。
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何をやってるんだろうと思ったが、どうも送電線の付け替え工事をやっているようだった。大変な工事のようだし伐採の許可も得てるんだろうが、こんなに山を丸裸にして、豪雨とかあったらまた被害が大きくなるんじゃないか、と素人ながら思ったことだ。
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少しだけ見えた下界の街。
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更に歩いていると10:20頃いきなり打越山山頂に着いた。
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打越峠というのもあってよく分からない。少し進んでいくと大きな分岐点に来た。ここが打越峠なのかな。
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クリンソウの群落があるのは黒五谷のあたりらしいので黒五谷を目指すことに。クリンソウは見つからなくても黒五谷を左に進めば五助ダムに行けるので、それでもいいかなと思いながら。
黒五谷へ向かう道。
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森林浴を楽しみながらゆるやかに下って行くと、見覚えのある小川があった(11:00)。
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小川を越えてしばらく進むと大きな分岐点が。
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どうもここが黒五谷の道の入り口らしいと後で分かった。このあたりの道に分け入ると…しか分からなかったので、少し前に一人のおっちゃんが右に曲がって行ったのがそれかも、と思い決めて右の道を進んでみた。
ここを左に行ったところにクリンソウはあったのだった。分かりにくい!
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実際はここを通り過ぎて引き返している途中で右手にピンクの花が見えてそれと分かったのだったが。
11:10群落発見。奥の方に座っているのが先ほどのおっちゃん。
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まるで隠れ里のようにひっそりと花を咲かせていた。いくつか撮った写真を並べてみる。
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高山植物園の方がスケールはやや大きいが、決して負けていないと思った。世話をされている方々の苦労が偲ばれた。
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こんな記事を書いていながら言うのもなんだけど、多くの人に知られて踏み荒らされなければいいが、と思ったことだよ。
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さて、一番の目的が達成できたので、五助ダムの方に向かって歩いた。
前にも通ったことがあったはずだが、こんな熊野古道のような石畳の道があってびっくり。
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11:40五助ダムに到着。
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打越山~五助ダムのルートの方が近くて道も緩やかな感じだった。再び石切道を登るのはきつかった。
帰り道に振り返った新緑の五助ダム。
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このルートも考え直した方がいいかなと思った。車に戻ったのが12:15。半日で12300歩も歩いたのは年寄りにはややオーバーワークだったかもね。
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0619 石切道~六甲ガーデンテラス(凌雲台) [山歩き]

0619 まがりなりにも「六甲ガーデンテラス(凌雲台)」往復。
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ウォーキングはほぼ毎日しているが、山登りは時々プチ山歩きをしている程度だった。年末に膀胱の疾患が分かって以来かな「と思っていたが、調べてみるとまともに山に登ったのは、去年の5月に「大和葛城山」に登ったのが最後だった(笑)。

この日も、水平道を通って風吹岩あたりから岡本に下りようかとも思ったが、地図を見るとそのまま上に上がった方が近いのではないかと思い、凌雲台を目指すことにした。往復しなければいけないのがやや気がかりだったが。前回の山歩きと同じく住吉霊園の少し上の林道わきに車を停めて、
9:00に出発。
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すぐに石切道の分岐に出る。右に下りると前回行った五助ダムや住吉方面。
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昔御影石を採掘した跡が残っている。
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そのまま林道を登っていくと次の分岐に出る。
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前にここまでは来たことがあるが、分岐といっても右に行くと行き止まりだったような。そのまままっすぐ登ると、いつしか車道はなくなり、登山道に。
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初めはまっすぐの急登だったが、山道になってからは時々平らな道もあって快適だ。
所々に野の花が咲いていて目を楽しませてくれる。
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10:30ごろ山頂の分岐に出た。一応上まで行くという当初の目的は果たしたのであったよ。
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ただ、山上へ行くということだけしか考えていなかったので、この分岐で少し迷った。六甲山の上は結構広いので、自分のいる場所がどこなのかよく分かっていなかったのだ。標識も曖昧で地図と比べ合わせないとよく分からない。右へ行くと「六甲ガーデンテラス(凌雲台)」、左へ行くと「六甲ケーブル山上駅」なのだが、ぼんやりと山上へ行ったらケーブル駅だと思い込んでいたので、分岐でウロウロしてしまった。ケーブル駅には1kmあまり西に行かなくてはならず、それは「寒天山道」というコース(4年前に登った)なのだということを後で地図で見て分かった。相変わらず詰めの甘い山歩きであるなあと反省しきり。
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ともあれ、久しぶりにプチ山歩き以上の登行が出来たのでよかった。4年前と違って往復だからね(胸を張るほどではない)。
結局上で昼食とはならず、下りることにした。
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下りはスムーズに下りることができて、12:03に車の所に帰着した。
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ただ、住吉駅などの下界まで歩いて下りていたら、膝をやられていただろうと思うと、今の脚力ではちょっとずるい中腹出発が分相応なのだろうな。もう少しウォーキングで鍛えて、またチャレンジしたいと思ったことだよ。
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