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0831 コロナ、コロナで8月も過ぎぬ [日々の雑感]

8月の終わりの雲と夕日。
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Summertime is Past and Gone 2018.08.30 @Abilene


コロナ禍になってもう1年半が過ぎようとしている。去年の今頃は秋になれば治まるだろうと思っていたような気もするが、それさえももう忘れてしまうほど長い。もうしばらく我慢して自粛して、ワクチンをほぼ打ち終わるまで待てば、本当に何とかなるのだろうか。また新たな変異株が出てくるとそれも覚束ない。「コロナ慣れ」という言葉も出てきて、自粛に飽いた気持ちもよく分かるが、わざわざ密の中に飛び込むような行為はもうしばらく慎むべきなんだろう。

「慣れ」と言えば、こんな100年に一度という大災害に遭いながら、意外にそれを平然と受け止め、パニックにも陥らず、それなりに暮らしている自分(たち)がいることに気づいて驚いたりもする。そういえばあの阪神淡路大震災の時も、電気・ガス・水道などが止まって大変な状況だったにも関わらず、それなりに我慢や工夫をして何ヶ月も過ごしていたなあと思い出す。往古から自然災害に次々と襲われながら、再生を繰り返してきた民族性なのかもしれない。それは逆に、批判精神が持続せず、どこかで許して収めてしまう面も併せ持つことになってしまうのだが。

そんなことをグダグダ考えたりしながら、残暑厳しい日々を過ごしている。この数日に撮った写真をいくつか並べてみる。

映画『ドライブ・マイ・カー』を観に行った時、京橋のパーキングに停めた。24h700円で映画館にも博物館にも歩いて10分なのは有難い。
パーキングを出ると帆船のマストが見えた。
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日本丸かなと思ったが、映画の後で近くに行って見ようと思って1枚撮って映画に行った。後で行くともう姿がなかった。残念。
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映画の後で海辺にも出て少し歩いた。ここは新港第1突堤というらしい。対岸にメリケンパークがあり、なかなかのビュースポットであった。
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最後にこの時期の花々を。
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葛の花とキクイモの花は秋の兆しか。
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Summertime is past and gone with Corona …

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映画『ドライブ・マイ・カー』@シネ・リーブル神戸 [映画]

映画『ドライブ・マイ・カー』@シネ・リーブル神戸
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村上春樹が2013年に発表した短篇小説が原作で、西島秀俊が主演のこの映画が、カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したというのでこの日観に行った。水曜日なので客は少ないだろうと高をくくっていたが、意外に多かったので??と思っていると、サービス・デイだったのだ。老人はそのあたりちゃんとリサーチしてから行くべきと思ったことだ(笑)。
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原作は読んでいなかったが、「ノルウェーの森」と同様ビートルズの曲にインスパイアされたものなのかな、と思いなら観ていたが、最後までその曲が流れることはなかった。まあ、テーマソングにするなんていうベタな作り方もしないとは思ったけど。後でビートルズの曲を聴くと何となく重なり合う部分があるような気がしてくるのが不思議だ。

179分という長い映画なので、途中で寝てしまいはしないかと心配だったが、淡々とした描写が続く割にはミステリー仕立てな部分もあって、終わりまで引き入られて観ることができた(浜口竜介監督の脚本がいいから?)。物語は二部構成になっているようで、一部の終わりにキャストのテロップが流れたので、思わず時計を見てしまったが、場合によってはここで休憩を挟むように設定されているのかもしれない。
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舞台俳優で演出家の家福悠介(西島秀俊)は脚本家の妻・音(霧島れいか)と幸せに暮らしているように見えたが、音には悠介にはうかがい知れない秘密の性癖があった…。その秘密を語ることなく音は突然の病で亡くなってしまう。この映画では劇中劇のように実際の劇の場面や、音が悠介とのセックスの後に浮かんできた演劇の1節を口承する場面で構成されているが、一部では『ゴドーを待ちながら』が扱われている。現実のストーリーとシンクロしていると思われるが、その劇についてよく知っていないと難解ではある。
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第二部では妻の死後2年たって、喪失感を抱えながら生きていた悠介は、広島での演劇祭の演出を担当することになり、15年乗り続けている愛車サーブ(SAAB)で出掛ける。
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その演目はチェーホフの『ワーニャ伯父さん』である。公募で選ばれたのは日本語・中国語・手話などを話す俳優たちで、その読み合わせの場面が多くを占めている。この多言語劇ともいうべき試みは興味深いものだった。
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広島の地で協会からの要請で、悠介は自分の愛車の運転を若く寡黙な女性ドライバーのみさき(三浦透子)にゆだねることになる(Baby, you can drive my car)。
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その彼女も重く克服できない過去を抱いて生きていた。かつて音と関係を持ち、物語の鍵を握るかのような若き俳優高槻(岡田将生)もからみ、登場人物たちはそれぞれ抱えきれない過去と対峙して生きていく…。
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人間存在の不条理性を追求した作品ともいえるこの映画は、どんな状況でも人は生きて行かなくてはいけないという<さだめ>のようなものを私たちに突き付けているように見えた。そして<癒し>はその先に待っているのかもしれない。

Baby, you can drive my car
And maybe I’ll love you



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0824ウォーキングのご褒美? [日々の雑感]

万歩計のアプリでゲットしたエアベッド。
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某薬局のウォーキングアプリでマイルがたまったので、何か形に残るものをと考えて、アイリスオーヤマのエアベッドを指定したところこの日届いた。早速膨らませてみたが、幅が70cmと狭く、ゲスト用のベッドとしては使いづらいように思った。やはりキャンプなどで使うのが最も適しているのだろう。フワフワしているので、上に何か敷けば昼寝ぐらいには使えそうだ。「舌切り雀」で、大きなつづらを所望してひどい目に遭ったのは誰だったかな。無欲な爺さんでいたいものじゃのう。
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このアプリを入れたのはたぶん2020年の春だったから、1年半になるのかな。17年の暮れに入れたアプリと併行して使っている。初めは1万歩歩けば上等と思っていたが、19年の春に安藤忠雄氏の講演を聴いて、幾つかの癌と闘っていらっしゃる氏が、医者から1万2千歩けと言われていると聞いて次はそれが目標になり、このアプリを入れてからはマイルが貯まるのが面白くて、歩数も増えて行ったのかなと思う。更にコロナ禍で人のいない所を歩くしかすることがないことも歩数の増加に拍車をかけてしまった。ここまで(16000)歩く必要は全くないんだけど、病膏肓に入るとはこのことだね(笑)。
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この数年の体重減は食事の摂り方(一日二食、夜は糖質を控え、飲んですぐ寝ない)に依るところが大きいと思うが、ウォーキングも寄与していることは明らかであろう。ご褒美をいただいたのを機に、いたずらにノルマにこだわることなく、日々の散歩は続けていきたいと思っている。
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<参考>
201603?? 84.0kg
20170926 77.5kg
20180713 74.6kg
20190730 69.6kg
20210824 68.0kg

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0820 大山滝(未踏破)~鳥取市 [旅日記]

何年かぶりに飲んだ米子の地酒「稲田姫」。しばし至福の時。
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(前日の続き)
米子に着いたのは17時過ぎ。たれこめていた雲が少し晴れて大山(伯耆富士)が見えた。何年ぶりだろう。
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この夜の宿は米子の三大安宿の一つ「カクバン」。帰省の時よく利用した。荷物を置くと、歩いて3分の所にある居酒屋「稲田屋」さんへ。
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木曜日の夜だからというだけでなく、お客さんは少ないようだった。まあ、多かったら入らなかっただろうけど。今回行ったどのお店でも検温・消毒は徹底していた。私見であるが、鳥取・島根は感染者が低く抑えられているので、逆にお店の方もクラスターを出してはいけないと緊張感をもって営業されているように思われた。
稲田姫を飲みながら、バイ貝の造り、白いかのしいしび(半日干し)などを堪能した。
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夕食後、宿に帰る道を歩いていると、少し晴れてきたらしく、建物の隙間から夕焼けが見えた。
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スマホで撮ろうと歩き回っていると、お寺が立ち並んでいる区画に入り込んでいた。「寺町通り」だと後で知った。
空には月も出ていた。明日も天気が持てばいいけど。
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朝、前の晩迷い込んだ「寺町通り」を歩いてみた。
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立派な寺院が立ち並んでいた。松江にも寺町があるが、城下町だからなのかな。
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米子城址も遠くに見えた。まだ行ったことがないので今度機会があれば行ってみよう。
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8:30米子を発つ。朝の大山の勇姿。「仰げば正し 出雲富士」は島根での呼称だ。
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天気は全くあてにならないけど、午前中は曇りという予報にすがって、前々から行きたいと思いつつ断念していた鳥取随一の名瀑「大山滝」に行ってみることに。これまで躊躇していたのは、片道40分以上山道を歩かねばならないので、通りがかりにちょっと立ち寄るのは難しいと思ったからだった。改めて調べてみると「一向平(イッコウガナル)から、遊歩道が整備されており、途中、大山滝不動明王の湧き水や、吊り橋を渡りながら、片道約1時間のハイキングコースとして、大勢の観光客で賑わっています。」とある。ずいぶん歩きやすくなっているようなので行こうという気になったのだった。

一向平キャンプ場(鳥取県東伯郡琴浦町野井倉688-130)をナビると、前日通った琴浦東ICから南下するようであった。途中の分岐に「滝はこちら」という新しそうな看板があり、力を入れているなと感じた。10時ごろキャンプ場の駐車場に着く。50台は車が停められる立派なキャンプ場であった。
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こちらも2020年にリニューアルしたそうで、コロナ禍の中でも活動を止めてはいないなあと心強く感じたことだ。
だが、しかし、看板を見ると先日の台風9号により倒木があるため入山禁止とあるではないか。
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うーん残念。せめて通行止めの手前までと少し歩いてみた。
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よく整備された気持ちの良いトレッキングロードだった。
倒木箇所1。
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倒木箇所2。
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無理すれば通れそうな気もしたが、よい子なのでここで引き返すことにしたのだった(笑)。
空は晴れ渡っているのにと思ったが、また復旧した秋にでも再訪しよう、と買ってきたおにぎりを食べてキャンプ場を後にした。
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山陰道を東に走り、13:30ごろ鳥取市内に入る。
ランチはこちらで。金曜日でもお客さんは少なかった。市民も自粛しているようだった。
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駅前を歩いてみた。
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数年前来た時にあった「すなば珈琲」の場所が更地になっていた。移転したのかな。
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鳥取市の新市庁舎。2019年の竣工とある。
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木が前面に押し出されていて、前日蒜山で見たものを連想したが、こちらは「久米設計」の手によるものらしい。

砂丘も覗いてみようとも思ったが、疲れてもいたので帰ることにした。鳥取道の道の駅「清流茶屋かわはら」で飛魚(あご)野焼きと烏賊の麴漬けを土産に買った。
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帰りは鳥取道~中国道の福崎ICと走り、地道でR175まで行って、後は行きと同じ山麓バイパスだったので1620円で済んだ。宿と食事以外は誰とも接することはないので、自分的には自粛に徹した旅だったと思っている。運転の方も様々なモードを試すことが出来て有意義だった。



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0819蒜山~米子 [旅日記]

つい一ヶ月前にオープンしていたGREENable HIRUZEN Maniwa City。
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車を乗り換えてから一度香美町まで走ったが、その後はお盆の長雨が一週間以上続き、傘をさして歩く日々が続いた。前日の午後は少し晴れたので、もう雨でもいいからと思ってこの日出掛けることにした。一応天気予報は見たうえでの出発ではあったが。朝5時過ぎにはそこそこ降っていた雨が6時過ぎには止んだので、それっと出発した。後で8時過ぎには大雨だったと知ったが。

漠然と蒜山高原あたりを目指して、第二神明~加古川バイパス~姫路バイパスと走り、北上して山崎ICで中国縦貫に入る。普通なら蒜山ICまで行くのだが、少しでも安くと考えて、新しいナビと相談(5コースあった)して、院庄ICからR179を北上するルートを選んでみた。山道を走るのも目的の一つだからね(笑)。5月に滝を見に行った鏡野町のあたりだった。奥津湖を過ぎたあたりで左折して県道へ(たぶん)、しばらくはいい道だったが、やがてやっと一車線ある細い山道へ。ナビ任せにすると往々にしてこんな目に遭うが後の祭り。伊賀の山越えならぬ蒜山の山越えを体験したが、12時前に蒜山にたどり着けたのはラッキーだったとしよう。
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昼食はジンギスカンの店「大将」で。実は蒜山を目指すにあたってこの店をナビっていたのだった。
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美味しくいただいたが、これまで行っていたお店とは違っていた。昼食後周辺を歩いていると、北隣に件のこのお店が。
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さほど内容は変わらないのだとは思うが、こちらにしておけばという気持ちも無きにしも非ずであった。「大将」のおばちゃんが道に出て一生懸命客引きをしていたので、それにほだされたということにしておこう。なんか、ガソリンスタンドが立ち並んでいる所で最初にあった店に入ってしまった時の感じ?

お店の前からは昔春合宿で何度か泊まった休暇村の建物が見えた。
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幾つか花々も。
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来る時、蒜山高原センターの向かいに不思議なモニュメントが見えたので行ってみたのが冒頭の写真である。
蒜山高原センター。
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今年の7月15日にオープンしたという出来立てほやほやの施設であった。真庭市は木材の町として知られているが、市が推進するサステナブルな開発を象徴するものとして蒜山高原に作られたものらしい。"GREENable" とは、自然や緑を意味する“GREEN”と、持続可能を意味する“Sustainable”を掛け合わせた造語らしい。
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併設の蒜山ミュージアムでは隈研吾氏の建築模型などの資料と現代アートを展示しているというので入ってみた。
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「ハコからの解放」をうたった展示の数々は興味深いものだった。
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国立競技場の展示もあった。
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朝ドラの舞台にもなっていた登米の能舞台も彼の設計だったみたい。
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事前に知らなかったこともあってやや未消化だったが、思いがけず見ることが出来て、この日の一番のハイライトだった。
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蒜山を堪能して、大山から米子に向かおうと車を走らせた。
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途中で見たひまわり畑。
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大山に向かうつもりが、途中で左折すべきところを直進してしまった。まあ海の方に出れば何とかなるだろうと走っていたら、琴浦のあたりに出たのだった。
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せっかくなので倉吉市に立ち寄って、まだ行ってなかった打吹公園を歩いてみた。
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ウォーキングによい公園だった。
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日帰りでもいいかと思って出てきたが、思ったより天気が持ち直していたので、米子で泊まることにした。長くなったので続きは次回に。
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0807立秋と線状降水帯 [日々の雑感]

ナツズイセン(夏水仙)@住吉川。ヒガンバナ科らしい。
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ヤブランも咲き始めた。
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これは
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立秋(8/7~8/22)になった。暦の上では秋ということだが、暑さはますます厳しく、なかなか実感を持って受け止められない。「残暑」という便利なカウンターの言葉を用意して、なんとかバランスをとってはいるのだけれど………。
webより
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例年ならこんな風に書くのだろうし、初めの2日ぐらいはそんな気分でいたのだが、11日ぐらいから毎日雨でそのままお盆に突入してしまった。そのうちに九州の方から線状降水帯が始まり、各地に大量の雨を降らせている。雨は九州、広島と東漸して、兵庫も場所によっては避難勧告も出たようだが、それほど大事に至らなかったのは不幸中の幸いといえるか。
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この時期に大雨が降ることはあまりないように思っていたが、記憶をたどると故郷の隠岐にお盆で帰省している時に大雨が降った時もあったなあ、と幾つかよみがえってきた。小さい頃、お盆のころからクラゲが出るから海に入らない方がいいと教えられたように思う。気候の節目であることは確かだろう。ただ、これほど前線が居座り続け、線状降水帯が各地に次々と発生する事態は異常な事態と言わなければならないだろう。
雨後の住吉川。
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台風と違って事前の予測が難しく、まだ自分の家の近くは大丈夫かなと思っていると、夜中に突然豪雨があったりするのでまことに厄介ではある。まあ、日々予報を見ていれば予測できないことはないだろうけど。「百年に一度の」という言葉が端的に表すように、「まさかうちが」と高をくくっているのが一番いけないんだろうな。「百年に一度」が頻繁にあちこちで起こっているのが現状なのだから。
雨の日の貴重なウォーキングコース。
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百年に一度のウィルスに悩まされ、百年に一度の水害におびえている令和3年の夏である。この稿を書いている8月18日だが、週間予報でもまだ晴れ間は来そうにない。
ほんの一時の晴れ間。
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0806「猿尾滝」@兵庫県美方郡香美町村岡区日影 [日帰り旅]

左「猿尾滝」、右「女郎滝」。いずれも優美な滝であった。
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新しい車の慣らし運転も兼ねて、日帰りで香美町の「猿尾滝」に行ってきた。鳥取で一泊とも考えたが、一応「まん防」発令中なのでね(笑)。実際車で走っていても県境を越えるかどうかはあまり意味がないようにも思える。むしろ行った先で「密」にならないことの方がはるかに大事だと思うのだが。

ここのところ多用している山麓バイパス~R175と走り、滝野社ICを通り抜けて北上というルートをとった。氷上ICから北近畿豊岡自動車道(無料)を走り、遠坂トンネル(有料)を抜けるともう和田山だ。9号線を走っていると、11時半ごろ昔よくスキーの時見かけた出石蕎麦の店があったので、ここで昼食をとることにした。入ったのは初めてかも。
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いつも食べていたものより細麺だったが美味しかった。卵が無料サービスだったので、卵かけご飯も食べてしまったので炭水化物率高し。
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昼食後9号線を西に走っていると「猿尾滝は右」の標識が。13時過ぎに滝の駐車場に到着。
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滝入り口の看板。なかなか立派だ。「日本の滝百選」とある。
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滝に続く川の底は一枚岩のように見えた。「猿尾滝ひん岩脈」と呼ばれる溶岩が固まったものらしい。
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川遊びをしている子供たち。
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「猿尾滝」。上下2段に分かれていて、落差は上段(雄滝)が39m、下段(雌滝)が21mである。
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下段の流れが猿の尾に似ていることから、猿尾滝と名付けられたと言われているがどうだろう。以前行った「猿壺(さるぼ)の滝」と名前が似ているのでちょっと紛らわしい。
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上段滝の中ほどのごつごつした岩肌は「石仏」のように見えるという。見る人とタイミングによって「観音様、仏様、マリア像、岩ザル」などに見えるらしい。私は「石仏群」に見えた。
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他の写真もいくつか。
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滝の近くは涼しかった。涼感を堪能して駐車場に戻り、車で5分ほどの所にあるという「女郎滝」に向かう。山道を少し入るといきなり道路の左手に滝が見えた。
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猿尾滝と違って駐車場もなかったが、傍らにはお地蔵さまが祀られていた。
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「女郎」には遊女の意味もあるが、ここではやはり本来のたおやかな女性のように美しい滝ということであろう。
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川べりにはこれまたたおやかな紫の花も咲いていた。
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二つの滝に満足して帰途に就いたが、実は車で20分ほどの所に「吉滝」という滝もあったようで、残念ながら見逃した。

帰りに村岡ファームガーデンに立ち寄った。それまでも道の駅を通りかかるたびに立ち寄っていたが、唐辛子の乾燥させたものを仰せつかっていたからである。
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ここには猿壺の滝に行った時も立ち寄っていたようだ。その時は昼食を食べたのだったが。
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やっとゲットした唐辛子。
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名前に惹かれて「八雲」という梨も買ったが、もう食べてしまったのでwebから(笑)。
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帰りも途中までは同じ道を通ったが、北近畿豊岡自動車道が舞鶴若狭道の春日ICにつながっていたので、三田西ICまで高速に乗り、六甲トンネルから帰った。今回は山歩き+滝巡りのつもりだったが、滝が二つとも道路から近く、あまり歩けなかったので、早く帰って夕方のウォーキングをしなくてはならなくなったのであった(泣)。

今度の車は、サイズ的にも少し小さく、車重も軽いので、どっしりとした走りというよりは、山道もきびきび走るという具合だった。年寄りに向いているかどうかは微妙だが、これを機に少し若返ってみるか、とあらぬ妄想を抱いたのであったよ。



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0805大暑の中のカル&ツバメ親子 [日々の散策]

2号線の住吉橋の下のカル親子。
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今年も住吉川では次々にカルガモの雛が誕生して、散歩の目を楽しませてくれた。こういう楽しみがあるから日々のウォーキングも続けられる。今シーズン初めてカル親子を見たのは4月19日だった。以来何組かのカル親子を見たが、中には雨による増水で流されてしまった雛もいたようだ。

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週末の川は子供たちを水遊びさせる家族連れで超密になっている。夕方、少し人数が少なくなってきたので歩いていると、2号線の住吉橋のすぐ下にカル親子がいるのを見つけた。
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雛は少し大きくなっているので、7月10日ごろ少し上流の久原橋のたもとで見つけた親子と思われた。
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あの時は7羽はいたのに4羽に減っていた。何より久原橋と住吉橋の間は急流になっているので、よく下りてこられたものだ。親は堰堤の上にいて雛を上がらせようと指導?しているようだが、雛は上がれずに困っているという風情。
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この日も夕方歩いていると、前日より下流に移動していた。
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この日はさらに下流の阪神魚崎駅のあたり、相生橋のたもとで発見。
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箸休めにこの日の夕焼け。
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朝は潮芦屋の浜を少しだけ歩いた。夏らしい風景。
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カモメと鵜もいた。
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夕方、カル親子はついに最下流の島崎橋付近に移動していた。
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ここまで来ればどんなに雨が降っても大丈夫だが、なかなかの Long Journey Home だね。巣といっても草むらにちょっと空間を作る程度だから、ノマド的移動が出来るんだろうな。それにしても後になってから時系列的にたどるのは結構大変だと思ったことだよ。
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というわけで、ツバメの方は簡潔に(笑)。
JR住吉駅の南でツバメの雛を初めて見たのは5月10日ごろ
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その後魚崎駅下右岸の子育てと巣立ちを見届け、左岸に新たに巣作りをするさまを観察してきた(ヒマか)。
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親ツバメの日々の餌遣りでこんなに大きくなるのが不思議。いつ巣立ってもおかしくないと見ていたが、0805突然巣立っていったのか巣はもぬけの殻になっていた。
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カルガモにしてもツバメにしても、3カ月ぐらいのスパンの中で次々と子作りをしているんだな、と改めて思ったことだ。
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今年初めてのキクイモの花。秋の兆し。
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神戸ホンキートンク8月のスケジュールなど [神戸ホンキートンクライブ日程]

8月の花は百日紅。
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7月24日に"Hobo&Friends"のライブをホンキーでやらせていただいた時は、すでに五輪が強行され、始まっていました。首相の「やめるのは簡単だが…」という発言には思わず吹き出してしまいましたが。五輪は強行するのに、なぜ国民は自粛せねばならないのか、という鬱憤が人々の行動規範を壊してしまったのはある意味当然のことのように思われます。政府としては五輪が始まってしまえば盛り上がり、自分たちの不手際も糊塗されるだろうと思っていたのかも知れません。現政権の不手際は五輪が終わっても決して忘れないようにしたいものですな。
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案の定、感染は再爆発し、兵庫県でも何度か目の「まん延防止等重点措置」が発令されてしまいました。この一年半ライブハウスは、感染対策をし人数制限も守って予防に努めてきたのに、感染が広まると相も変わらず宣言やまん防を出して飲食業を締め付けるだけの策しかとっていないように思われます。今はむしろ路上飲みや友人等による会食や宅飲みなどの方が感染の危険度は大きいように思われるのにね。
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ライブハウスもそろそろ堪忍袋の緒が切れてもおかしくない状況になってきているとは思います。コロナと正しく向き合う、"with corona"的な施策を行政には打ち出してほしいと切に思います。神戸ホンキートンク8月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。通常営業(18時〜24時)に戻されるということで、思い切ったなあというのが感想ですが、この状況に一石を投じたいというお気持ちはよく分かります。具体的なことはお聞きしていないので、お店に問い合わせの上お越しください。

神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
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神戸ホンキートンク8月のスケジュール 
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(クリックすると少し大きくなります)
業態の変更等あれば追記します。
緊急事態宣言の再発令を受けて20日からお休みすることになったようです。
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近いうちの再開を願っております。

今月は自分のライブはないので、前回のライブのレポートのリンクを貼っておきます。

前回のレポート

Don't Let Your Deal Go Down
ママは俺に言っていたさ、「最後の一ドルを失うまで賭けから降りちゃいけないよ」
ってね。


それでは、今月もよろしくお願いいたします。

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0801 西郷川河口公園のヒマワリ@神戸市灘区岩屋南町 [日々の散策]

0801 西郷川河口公園のヒマワリ@神戸市灘区岩屋南町
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西郷川河口公園にヒマワリが咲いていると聞いてこの日の午後行ってみた。以前河津桜を見た灘浜公園のあたりかと思って、ラ・ムーとコーナンのある駐車場に車を停めて歩き出したがどうも違う。改めて調べると、阪神高速の摩耶ランプのすぐ南とわかったので、引き返して車を摩耶ランプの南の複合施設まで移動させた。それほど遠くはなかったけど午後4時の日差しは堪えるからねえ。お蔭で面白いものが見つかったけどそれは後で。
西郷川河口公園。
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1haあるというからそこそこの広さ。段々畑のような起伏もあって変化に富んでいた。
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ヒマワリは高さ2m以上もある立派なものだったが、夕方前で葉が干からびてしまっていた。
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水遣りのホースがあったので、近くで植栽の世話をされているおじさんの許可をもらって水遣りをしてみた。しばらく待っていると少しだけ息を吹き返したように見えた…かな。
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公園には他の花々も育てられていた。
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河津桜が10本ほどあったのでびっくり。
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そういえば灘浜緑地の河津桜を見た時、ここの公園のことも紹介されていたようなかすかな記憶が。来年は是非見に来ようと思ったことだよ。
酔芙蓉があるのも発見。これも秋には是非来なくちゃね。
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暑いので早々に車に戻った。ここは少し西に歩くと県立美術館はあるし、いろいろ楽しめる場所になってきたなあ。
南には海もある。
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今回の散歩には別の収穫も。最初に車を停めたところの横にアルカドラッグという薬局があり、涼みがてら立ち寄ってみたら、こんな歯ブラシがあった。
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POPOTAN(ポポタン)という東大阪のSTBヒグチという会社が作っている360度毛歯ブラシで、テレビで紹介されていたので探していたのだが、どの薬局やスーパーでも売っていなかった。まさかアルカにあるか!?

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