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0414森繁昇コンサート@市立伊丹ミュージアム [ライブ鑑賞]

森繁昇コンサート@市立伊丹ミュージアム。
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神戸元町のライブハウス「ロストシティ」の先輩フィドラーで、"Lost City Cats"で活躍された後、渡米してプロのフィドラーとして活躍されていたが、洗礼を受けてクリスチャンとなり、その後ハワイを拠点として布教活動をされている森繁さんが、市立伊丹ミュージアムでコンサートをされるとFBで知って、この日行ってみました。
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施設の近くに車を停めようかとも思いましたが、時間が少し早かったので、イオンモールの駐車場に車を停めて、少し街を散策しようと思いました。伊丹で働いていたのはもう30年以上前で、その頃JR伊丹駅の周辺はそれほど賑やかな界隈ではなかったのですが、イオンモールからJRを越えて立派な歩道橋が通っていて、そのまま歩いて酒蔵などのある市街地に行けることに驚きました。
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会場の市立伊丹ミュージアムは、宮ノ前地区にあった柿衞文庫・市立美術館・工芸センター・伊丹郷町館・伊丹市立博物館などが統合し、芸術・文化・歴史の総合的な発信拠点として開設されたようです。コンサートは酒蔵の一画にステージを設けて、何とも風情のある雰囲気でした。
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オープニングアクトはハンドベルのクワイアによる演奏でした。
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続いて森繁氏登場。
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ギター・ハーモニカ・フィドル(指でコードを鳴らしているのにびっくり)を駆使して多彩な演奏でした。以前宝塚フェスでの演奏を観て、よく知っている曲もジャズっぽいコード進行で演奏されていて、かっこいいなと思っていましたが、今回もそれを垣間見ることが出来て、自分もギター頑張らねばと思いました。
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基本的にすべて宗教歌でしたが、自作の曲が多く、信仰を持たない人間の視点に立った生と死のとらえ方も出ていて、宗教=自分からは遠い世界、という受け止め方とは異なるものの見方が、随所にちりばめられていたように感じました。
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次の予定もあったので、一部だけで失礼させていただきましたが、参加記念にCD3枚も頂いたので、それとyoutube等も改めて聴いてみようと思いました。

館内の写真ももう少し載せておきます。
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リニューアルした宮ノ前地区も、また日を改めて散策してみたいと思ったことでした。

<参考>
森繁昇サマーコンサートVol.21(2023年8月27日)宝塚栄光教会


昔キャッツがやっていたこの曲が彼の原点?
Ricky Skaggs - Hallelujah I'm Ready To Go





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0211ポートヒルビリーズ @神戸ホンキートンク [ライブ鑑賞]

トリオユニットのポートヒルビリーズ。
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このところ第3日曜日に演奏しているポートヒルビリーズが今月は第2日曜日になっているので、この日行ってみました。第3だったら行けないかというとそうでもないのですが(笑)。出不精のためなかなかライブに行くことのない自分ですが、足の怪我もかなり回復したので、少しは出歩かないと、ということもあったのかな。この日は例の『ゴジラ』も遅ればせながら観たついでというのもありました。
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「小さなブルーグラス」ということで、ギター・ベース・ドブロの3人編成のユニットで昨年の終わりごろからやっておられます。ブルーグラスというと大体5人編成ですが、人数が増えると各楽器とのすり合わせなどに時間と手間がかかるということもあるので、少人数の方がやりやすいという面もあるのはよく分かりますね。

リーダーの井沢さんは、元ロストシティ・キャッツのマンドリンとテナーを担当されていた方で、私の大学の3年先輩でもあるブルーグラス・レジェンドです。ある年齢になるとそれまでやってなかった歌に目覚めるというのはブルーグラスあるあるですが、やっぱりブルーグラスも歌なんですよね。

ドブロの杉山君も、全ての間奏とバッキングを演奏しなければならないのは大変だと思いますが、本人はそれほど苦にならないようで、全曲弾き倒していました。先輩の歌いぶりは、この歌が好きなんだよというのが全身から伝わってきて、説得力があり、いつもしかめっ面で歌っているわが身を反省させるものでありました。
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この日はお客さんはそう多くはなかったですが、ほぼ全員が歌うたいだったということもあって、ステージの合間に次々とゲストで歌って、それも刺激的でした。
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もちろん私も一曲歌わせていただきました。キャッツのテナーでコーラスしたのは楽しかったなあ。
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久しぶりにお客としてホンキーに来たので、名物のジャンバラヤとビーフジャーキーを頂きました。美味しかったです。
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自分のバンドでもまたやりたいな、と思う曲もあってそれも収穫でした。




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1007 港のライトミュージックフェスティバルvol.5@かもめりあ円形ステージ [ライブ鑑賞]

この日のハイライト「うみねこトロット」。
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「港のライトミュージックフェスティバルvol.5」がメリケン波止場のかもめりあ円形ステージであるというので行くことにしました。
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こちらの会場には一度来たことがあるなあ、と調べるともう8年も前でした(映画&神戸まつり)。上のパンフを元に出演時間を調べてもよく判らなかったけど、すぐ近くでインド・フェスティバルという催しをやっているようなので無駄足にはならないと思いました。
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13時ごろメリケン波止場に着くと、ステージはもう始まっていました。
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そうこうしているとYumi&Jumboのお二人がスタッフとして会場にいて、プログラムをいただきました。彼らのバンドは15時ということで、少し他のバンドを観てからインドフェスの会場に移動。
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衣料品なども売っていたけど、阪神間のインド料理店が出店を出していて賑わっていました。
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あまりお腹が減っていなかったので、チキンケバブとビールをいただきました。
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なかなか美味で、昼を食べなかったらよかったと思いました(笑)。

BE KOBE のロゴマーク。
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神戸港開港150年のシンボルマーク。
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こちらのステージはまだ始まっていないのが残念でしたが、再びライブ会場へ。
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TAKUMA with ten-4という歌謡ロック風のバンド。
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六甲道在住のシンガーソングライター矢谷トモヨシさん。
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唄もギターも素晴らしかったです。

「うみねこトロット」登場。
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バックアップ・メンバーは私も一緒に演っている方々で、手練れの面々です。新たな曲に挑戦しているようで、刺激を受けました。
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ユミさんの歌は声に個性があって、何を歌ってもユミさん節になっているのが素敵ですな。
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秋の港の情景と二つのイヴェントを堪能して会場を後にしました。久しぶりによく歩いたなあ。
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0826 鑑賞『詩と音楽の出会い』@ふたば学舎(神戸市長田区) [ライブ鑑賞]

『詩と音楽の出会い』@ふたば学舎(神戸市長田区)
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私と同世代の元音楽教師(声楽)のYさんがずっと続けていらっしゃる『詩と音楽の出会い』という独演会が、神戸市長田区の「ふたば学舎」で開催されるというのでこの日行ってみました。シューマンとハイネによる歌曲『詩人の恋(Dichterliebe)』の独唱(ピアノ伴奏)ということで、私にとってはやや畑違いのジャンルでしたが、同じ歌うたいとして、日本人の聴衆を前にドイツ語で歌うという試みはそれなりの興味がありました。

もう一つ興味を惹かれたのは、会場が「ふたば学舎」という旧い元小学校の校舎をリニューアルした施設であったということで、少し前の夕方のニュースで紹介されていたのでした。それを見なかったら行っていなかったかもしれないですな(笑)。この施設は1929年に建築された旧神戸市立二葉小学校が廃校になるのに伴って、その趣ある校舎を保存し、社会教育施設として活用しようという試みのようです。
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今の校舎は1954年に完成したもので、窓のアーチがレトロな感じです。各教室が様々な催しのや学習会の会場となっていて、チラッとしか見ませんでしたが、どの教室も活況であるように思われました。
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HPがあるので下にリンクを貼っておきます。
https://futabasyo.jp/

コンサートがある講堂は3階にあって、廊下を挟んだいくつかの教室を合わせて作られているようでした。この構造、昔どこかで見たような記憶があります。パイプ椅子が100席ほどあって木の床からはオイルの香りがして、高校時代の校舎が思い出されました。広い会場でマイクもなしにバリトンを朗々と響かせていらっしゃっていて、普段マイクに頼っているわが身を顧みることこの上なし。
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さて、肝心の『詩人の恋』ですが、全16曲からなる連作歌曲集で、それを初めはドイツ語で、次いで日本語の訳詩で歌うというものでした。ドイツ語の方はメロディと韻がマッチしてこの悲しい恋の雰囲気をよく表しているように思いました。日本語版の方は内容が比較的よく判りましたが、一曲が30分ほどあるので、一度聴いただけでは咀嚼しきれなかった気もします。自分も時々訳詞で歌ったりしているので、試みとしては興味深かったです。
帰ってyoutubeを見るといくつか同名曲が出てきたので一つリンクを貼っておきます。
Dichterliebe op. 48 - Robert Schumann 詩人の恋【楽譜/日本語訳付き】


一つ思ったのは、ドイツにはフランスのシャンソンやイタリアのカンツォーネに当たるようなジャンルはないのかということでした。私たちがクラシックと思っているような歌曲があまりにも人々に浸透しているため、フォークソング的なものが根付かなかったのかなとも思いましたが、またおいおい調べてみようと思ったことでした。
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長田も震災に負けず色々頑張っているなあという思いを胸に、会場を後にしました。それにしても会場までの移動は暑かったなあ。
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帰りに鉄人28号に会って少し元気をもらいました。
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0618 Steel Angel @神戸ホンキートンク [ライブ鑑賞]

Steel Angelの面々。
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近年、ジャズ・カントリー・ポップスと芸域を広げていらっしゃるEmiちゃんが、ビートルズの曲をやっているバンド"Steel Angel"が、日曜日のこの日、一部ブルーグラス・二部ビートルズという構成でライブをするということで、これは面白い試みだと行ってきました。

この日のもう一つの目的は、ママさん自慢のジミー・ロジャースという名のジャンバラヤを食べること。夜はあまり食べないようにしていますが、この日は18時~だったので。
BenchmarkとJambalaya。美味しかったです。
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1st Stageはブルーグラス。といってもメンバーはブルーグラス出身なので当たり前といえば当たり前か(笑)。老々男女の我がバンドと違って、若者率が高いからか、溌溂としたリズムのインパクトに圧倒されました。メンバーのブルームーンオブケンタニコさんが男性だったという発見?もありました。
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2nd StageはEmiちゃんが入ってビートルズに。この構成はたまたまだったようですが、さっきまでブルーグラスを演っていたバンドがビートルズに変身していく様が、自分の中で混ざり合い溶け合って、不思議な音楽体験になりました。
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御大を始め手練れぞろいのメンバーでしたが、中でもbanjo・keyboard・cajonを曲によって弾き分けるチョビ君のプレイにはびっくり。彼は他にドブロも弾くということで、一家に一台?いたらいいなあ、と思いました(笑)。
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Emiちゃんの歌うビートルズも素晴らしく、自分もまた歌ってみたい曲がいくつもありました。「あ、この曲いいな、自分も歌ってみたい」と思わせてくれる演奏が、自分の中では佳い演奏と常々思っております。

ママさんからおすそ分けのフォーチュンクッキーの中のお御籤に次の言葉がありました。
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Anger Doesn't Solve Anything.
It builds nothing.
But it can destroy everything.
あまりにも当たっていてそれにもびっくり。そして少しだけ反省!?
今回も色々と刺激を受けたライブでした。

この日は父の日だったので、家で父の日ランチを食べ(写真忘れ)、プレゼントも頂きました。
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もう少し頑張ってみようかな、と思わせてもらいました。

曲目
1st (bluegrass)
⦿Sunny Side of the mountain
⦿Old Home place
⦿Dear Old Dixie
⦿I’m blue and lonsome
⦿Blue Moon Of Kentucky
⦿New Camptown Races
⦿Little girl of my tenesee
2nd
•Honey Pie
•Please Mr Postman
•Don’t Let Me Down
•Lady Maddonnna
•I will
•Something
•While My guitar








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0409【Angela】(Jazz Rock etc.) Live @Cafe Sun(湊川公園) [ライブ鑑賞]

0409【Angela】Jazz Rock etc. Live @Cafe Sun(湊川公園)
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日曜日の午後、ホンキーでも多彩なライブを行っているEmiちゃんのライブを観に、湊川公園ミナエンタウンのライブハウス"Cafe Sun"にお邪魔しました。ミナエンタウンにはジャム会で何度か行ったことがあり、4年前には「新開地音楽祭」にもこちらの"Milky Sound"で出演させていただきました("The Seldom O'gene" @ 新開地音楽祭)。今年もエントリーしたら出られることになったので、その場所の下見もしてみました。
新開地。
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このビアホール「元町ヱビス」の前あたりが私たちが出演する「スクエアステージ」の場所らしい。
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商店街を北に抜けると湊川公園。
楠木正成の像。初めて見た。
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ライブは二部入れ替え制で、2nd stageは16時スタートだったので、公園で少し時間をつぶして会場へ。
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お店は地下1Fだったかな、50年前に造られたビルらしく中は迷路のようで、いつ来ても迷ってしまいますな。
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お店の中はEmiちゃんファンで満席。このバンドの面々は軽音楽部のOBで、ジャズ・ロック・ブルースという異ジャンルの集合体だそうなので、それぞれのお友達もいらっしゃっていたようだが、この集客力はすごいなと思いました。
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メンバーの方々がそれぞれやりたい曲を一つは持ち寄ってきているとのことで、多彩なジャンルの曲が次々と出てきて、少しも飽きることなく楽しむことが出来ました。
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去年の年末に聴いたお蕎麦屋さんでのライブでは、ギターとベースのみの小編成でしっとりとした演奏でしたが、今回はフルバンドで音量も大きく、ビートも強いので、Emiちゃんのボーカルもより力強いものになっていて、バックバンドで歌い方も変わって来るんだ、ということが興味深かったです。
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私と同級生のEmiちゃんですが、今なお新たな挑戦を続けていることに、刺激を受けて、自分もこれから頑張ろうっと、と思いながらお店を後にしました。

youtubeでのライブ配信。まだ視聴できると思います。
ANGELA Live♪ 2023/4/9
https://www.youtube.com/watch?v=OowqftTDeak&t=2893s


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Sleepy Man,9 year old banjo boy play "Flint Hill Special" [ライブ鑑賞]

Jonny Mizzone and his brothers play "Flint Hill Special"(2011)
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バンドでこの曲をやるというのでyoutubeをググっていたら、この演奏に出会った。兄弟でBluegrassをやっていて、バンジョーを弾いているのは9歳のジョニー君と知って驚いた。昔Bluegrass 10というバンドがいたなあ、と思い出したりしながら、このくらいの年齢からやっていると身について行くのかな、とうらやましくも思ったりもした。
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9 year old banjo boy Jonny Mizzone and his brothers Tommy 13 on guitar, and Robbie 12 on fiddle perform "Flint Hill Special" by Earl Scruggs on the Late Show with David Letterman.

こんな感想を持っただけで時間が過ぎるはずだったが、少し経ってからまた見ていると、別の演奏があって、よく見ると"Sleepy Man Flint Hill Special,10 Years Later"とあるではないか。前に見た兄弟の10年後の姿だったと気づくのに少し時間がかかった(笑)。3人ともすっかりお兄さんになっていたからね。
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Sleepy Man Flint Hill Special, 10 Years Later
Hey guys, Jonny here! Exactly 10 years ago, my brothers and I released a video jamming to the classic bluegrass song Flint Hill Special. I was 8, Robbie was 12, and Tommy was 13. Little did we know how much that video would change the course of our lives over the next decade. We thought it would be a blast to release the same jam 10 years later. Hope you enjoy!

9歳の天才少年が20歳になってバンジョーを続けている。これからどんな風に成長していくのか楽しみではある。息子の成長を見守る父親のような気持ち?で、これからの活躍を見守りたい。ってちゃんとフォローできるんかいな。忘れないようにここに記録しておこう。

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0322 おかまちシスターズ@神戸ホンキートンク [ライブ鑑賞]

0322 おかまちシスターズ@神戸ホンキートンク
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自粛措置が解除されたこの日、神戸ホンキートンクにライブを観に行ってきました。最後にライブを観に行ったのは去年の11月だったから、4ヵ月ぶりになってしまいましたなあ。その間自分のライブも2回ぐらいしか出来なかったし、ライブを観に行くことも自粛してしまっていました。今回のユニットはホンキーでは初お目見えということで、「おかまちJam会で出会い、意気投合した Naoko、デイジーヒル洋子によるデュオ」です。前に「おかまちJam会チャンネル」というyoutubeでアップされていたのを視聴していました。リンクを貼っておきます。
おかまちJam会 チャンネル Vol:10「おかまちシスターズ Okamachi Sisters」

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このお二人は門戸厄神にあったライブハウス「壱服庵」でずっとソロでやっておられて、タッキーズ・チルドレンでした。私も2年ほど指導を受けていたので、弟弟子のようなものですが(笑)。ブルーグラスとフォークというと、特に日本では異なるジャンルのように受け止められがちですが、演奏スタイルが違うだけで、歌のソースは共通するところが多いので、こういうコラボがもっと増えて、ジャンルの垣根をなくしていくのがよいと思います。あ、自分が最近ノンジャンルで演っていることの言い訳ではありませんよ。
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Jam会配信でもやっていた "Tennessee Me" で始まったライブは、それぞれの持ち歌や新たに二人で発掘?した曲など多彩で、2ステージ楽しませてもらいました。経験に裏打ちされたそれぞれのボーカルと美しいコーラスは素晴らしかったです。中でも「新一筆啓上賞」の応募作品をもとに中山千夏さんが歌詞を補作し、小室等さんが作曲した「明日も公園へ行こう」という曲が印象に残りました。「明日も公園へ行こう 明日で世界が終わるとしても」という詞は、侵攻に耐えながら、街から出たくないと思って踏ん張っている彼の地の人たちの気持ちを代弁しているようにも思われました。小室さんたちの動画があったのでこちらを紹介しておきます。
明日も公園へ行こう
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ライブが終わって、同席したお客さんとも歓談しましたが、もう40年も前宝塚フェスで観た "Baker's Field" というバンドのメンバーだったO田さんとお話しする機会があって、あの時のギターの方素晴らしかったなあ、と思い出を語ることが出来ました。もう故人になられていたということが残念でしたけど。彼も当時の私たちのバンドのことを覚えていてくれて、"I Shall Be Released" が印象に残っていると聞いて、ちょっと嬉しかったかな。

この夜のライブは、演者もお客さんも同世代の方々で、演奏を続けていくことの意味を改めて考えさせられた夜でもありました。コロナもまだ終息したとはいえず、閉塞的な気分は続いていますが、少しでも明るい未来を思い描きながら生活していこうと思ったことだよ。
紅白のデュオのモクレン。
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1106フィドル俱楽部バンド&大上留利子・きたむらいずみ@5th Street [ライブ鑑賞]

フィドル俱楽部バンド&大上留利子・きたむらいずみ
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この夜は、私も2ヶ月に一度ユニットをご一緒してもらっているヴァイオリン(フィドル)の大矢氏の率いるジャズバンド「フィドル俱楽部バンド」が、アメリカーナのシンガーきたむらいずみさんと関西ゴスペル・ソウルシンガーの大御所大上留利子さんをゲストに迎えた豪華ライブでした。思えば最後にライブを観に行ったのは一年前のヴァイパー奏者大城敦博さんのライブ以来でした。そう思うとコロナ禍もようやく鎮静化しようとしているのかな、と感慨深いですな。

恥ずかしいことに、お二人ともお名前を知っている程度の予備知識しかなかったのですが、ジャンルの違う二人が、ジャズユニットとどうコラボするのか楽しみでした。場所が難波なので、阪神電車に乗り、大阪難波の一駅前の桜川で下りて歩きました。これはウォーキングのためと密を避ける為でもあったのですが。
道頓堀川もこの辺りはひっそりとしたたたずまい。
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5時前にお店の前に到着。まずは腹ごしらえと周辺を歩いていると、すぐ近くに「ハーフェズ(HAFEZ)」というトルコ料理(カレー、ケバブ)の店があったので、料金をよく見てから入りました。お上りさんだからね(笑)。
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トルコ・エジプト・イラン・インド料理がリーズナブルに食べられる、ライブがなくてもまた来たいと思ういいお店でした。メニューを片っ端から制覇したい思ったことだよ。

さて、いい感じに酔っぱらってライブに突入。ここは前にジャム会で来たことがありますが、まだフィドル俱楽部だった時に大矢君に遊んでもらったことがあったな、と思い出しました。50人ぐらいの席は満席でした。
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バンドによる"Mr. Sandman" で幕を開けたステージの第一部はきたむらいずみさん。
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彼女は大学時代はブルーグラスをやっていたそうで、私の何学年下になるのかな。宝塚のフェスに毎年のように行っていたのは82・3年ぐらいまでなので、接点はなかったのかもしれないなあ。フォーク・カントリー・ブルーグラスetc.のジャンルをまたがっての選曲は、私の嗜好とかなり重なるようで、オリジナル以外はよく知っている曲で、楽しく聴くことが出来ました。
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マリア・マルダーに傾倒していたと自認するように、伸びやかで温かい声で聴衆を魅了していました。この日のリハでいきなり合わせたと聞いていますが、ストリングバンドより若干遅めのテンポに乗るのは、自分だと苦労するかも、と余計な心配をしながら聴いていました。
Any Old Time - きたむらいずみ&フィドル俱楽部バンド


第二部の大上留利子さんは、甲状腺の病気で歌えない一時期もあったようですが、大阪のおばちゃんらしい軽妙な語りと共に現れ、いきなり聴衆の心を鷲掴みにする、ソウルフルな歌唱でした。
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バンドのリズムに乗りながら、自在にその上を動き回り、自分の歌世界を創り上げるといった感じかな。うまく言えないけど。単に歌がうまいとかいうことではなく、そこにどれだけソウルを込められるか、ということなんだな、と思わせる圧倒的な歌唱でした。好きな歌だけど自分にはなかなか歌えないなと思っていたJimmy Cliffの "Many Rivers To Cross" (20世紀の唄vol.24参照)は、自分の中ではこの夜の白眉でした。
Many rivers to cross - 大上留利子&フィドル俱楽部バンド


それぞれのステージが1時間強と、酔っ払いの年寄りにはちと長いライブでしたが、多くの刺激と課題をもらうことが出来た素晴らしいライブでした。
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アンコールはお二人でテネシー・ワルツ。


帰りも桜川駅まで歩いたけど、運賃は難波からと同じだった(泣)。
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1112 ヴァイパー奏者「大城敦博」Solo Live @アビリーン(神崎川) [ライブ鑑賞]

ヴァイパー奏者「大城敦博」Solo Live
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前週の私たちのライブにわざわざ観に来ていただいたということもあり、この日のソロ・ライブを観に行きました。「琉球ヴァイオリン」をを演奏されるということで前から興味深く思っていましたが、なかなか行くきっかけがなかったということもありました。新たな音楽に飛び込むというのには、えいやっという勢いのようなものが必要なのかも知れません。
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ヴァイオリン一つで2ステージをやるというのは、なかなか難しいように思えたのですが、演奏が始まっていく中で氷解していきました。
ライトを落とした状態からのスタート。
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ステージ構成は一部:琉球音楽特集、二部:琉球発-世界名曲の旅ということで、大城さんのこれまでの音楽経歴をほぼ網羅するものだったと分かりました。三線やエイサーに代表される太鼓はあっても器楽のみの演奏がほとんどないことから、ヴァイオリンでその分野を開拓しようというのがそもそもの発端であったようです。
サイバー的コスチューム?と思ったら「エイサー」の衣装のようでした(笑)。
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どういう順番からかは分かりませんが、ヴァイオリニストとしてクラシック、ポップス、ロック、ケルティック、ブルーグラス、ジャズなどの演奏経験を経て、これまで沖縄音楽には使われなかったヴァイオリンをアダプトさせるというのは独創的だなと思いました。少し前に仲間由紀恵さん主演のドラマ「テンペスト」の再放送を観ていたということもあり、複雑な歴史的経緯を持つ沖縄への想いを特に第一部では感じることが出来ました。
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ソロで2ステージというのは大変だろうな、と思いながら観ていましたが、「ループペダル」という装置を使ってそれを補っているということを知りました。未だに良くは解ってないのですが、最初に弾いた何小節かのフレーズを、ペダル操作で録音し、次はそれをループ再生しながら新たな音を重ねていくというもののようでした。自分も時々一人多重録音をしたりすることがあるのですが、それをライブの中でリアルタイムにやっているということになるのかな?興味深い試みですが、実際やるとなると大変なんだろうなとも思いました。
ループペダルという機材(エフェクター)。
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ヴァイパーというアメリカ製の6弦エレクトリック・ヴァイオリンを改造して使っていらっしゃるとのことでしたが、これもピチカートなどでベースノートを弾いたりなど、普通のヴァイオリンで出来ないことを可能にする楽器であるなあと感心しました。2ステージはあっという間に終わり、新たな分野を創出するということの大変さと素晴らしさと凄さを感じながら店を後にしました。
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youtubeにたくさん演奏がアップされているので、その中の一つ(たぶんこの夜演奏されていたもの)を挙げてこの稿の終わりとします。

Viper-violin & Loop "With the Cool Breeze" 「涼風に連りてぃ」
https://www.youtube.com/watch?v=TgYOnm43N00


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1204「メレフラ会」発表会(ハワイアン)@西宮市中央公民館6F講堂 [ライブ鑑賞]

1204「メレフラ会」発表会(ハワイアン)@西宮市中央公民館6F講堂
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毎日のように住吉川を歩くようになったのは去年の秋口あたりだろうか、夕方に川べりでウクレレを弾き歌っていらっしゃる方がいて、それがK杉さんでした。時々言葉を交わすようになって、私のライブの案内もしたりしていました。5月の新開地音楽祭のライブにに来て下さって感激しました。
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その後しばらくお顔を見ないなと思っていたら、入院されていたとのことで、回復されて安心したりもしました。晩秋になってからまたお姿を見なかったので、心配していましたが、いつもより早い時間に行った時、お元気に弾いていらっしゃって、どうも寒いので早い時間帯に変えられたようでした。その時の話の中で今回のハワイアン発表会を知り、行ってみることにしました。
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西宮北口のプレラの6階講堂と聞いていたので、後で調べると、5階にある「プレラホール」しかヒットしないので焦りました。同じビル内にあるのに、一方は市の公民館なので別々に紹介されているようで、さすがお役所仕事やなあ、と変に感心してしまいました。ともあれ、会の始まる午後1時に間に合うように行ってみると、西宮芸術文化センターのすぐ北側に「プレラにしのみや」はありました。4階までは住宅のようで、そういえば検索したときやたらと不動産紹介のページも出てきたのを思い出しました(笑)。
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会場に入ってみると、講堂というよりはちょっと狭めの体育館という感じで、多目的ホールになっているな、と思いました。100人ぐらい集めてのコンサートなんかも出来そうでした。会場は「ホトナニサークル」の名でとってあったのでどちらが名称?と思いましたが、後でプログラムを見ると、ホトナニというグループが普段ここで活動されていて、いくつかのグループが合同で「メレフラ会」の行事を催していらっしゃったんだなと分かりました(推察ですが)。
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K杉さんは私より10歳あまり年長でいらっしゃって、出演される方々の中でも一番年長であるように見受けられました。ハワイアンが日本で流行ったのは'50~'60年代ぐらいでしょうか、私などでも日野てる子や和田弘とマヒナスターズなどはよくTVで観ていたように思います。その後カントリーやブルーグラスのブームが続くといった具合で興味深い戦後日本の洋楽受容の歴史ではあります。
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この日の演奏やフラでもその当時の年代の方々が多かったですが、中にはもっと若い世代の人たちも散見されました。2006年に公開された映画『フラガール』の影響もあるのかな、神戸の女子大にはフラダンスのサークルもあるようです。
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せかせかした?ブルーグラスをやる身には初めはやや慣れない感じでしたが、ゆったりした演奏と踊りに次第に身をゆだね、楽しい時間を過ごすことが出来ました。美しい美魔女たちのたおやかなフラの踊りも素晴らしかったです。カントリーミュージックにハワイアンギター=スティールギターを逆輸入させたハワイアンをもっと聴いてみようと思いながら、会場を後にしました。
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廣田神社近くの紅葉。
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0707 "Ayrshire Fiddle Orchestra" 京都公演 @ 宇治市文化センター [ライブ鑑賞]

0707 "Ayrshire Fiddle Orchestra" 京都公演
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宇治川から車で10分ほどの高台にある「宇治市文化センター」には午後2時ごろ着きました。
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昭和59年に建てられたというこの施設は、図書館なども併設される総合文化センターでした。駐車場が無料というのもうれしいこと。ホールは1300席ある大ホールと、400席弱の小ホールがあり、この日のコンサートは小ホールでの開催でした。

宇治に永らく住んでいる高校の同級生H田君ももしかしたら興味があるかな、とお誘いのメールを出しましたが、さすがに当日では無理だったようです(笑)。折しも松江では高校の同窓会もあったので誘ったのですが、また日を改めて会うことにしようっと。
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「Ayrshire Fiddle Orchestra( エアシャー・フィドル・オー ケストラ)」は1982年に設立された団体で、スコットランドの 青少年にスコットランドの伝統的ヴァイオリン音楽を教えると ともに、演奏を各地で行っているとのこと。今回宇治で公演するにあたっては、「関西ホワイトヘザーダンサーズ」という、スコティッシュダンスを愛好する団体の招へいによるものだということでした。日本って本当に世界の様々な音楽を受け入れている国なんだなあ、と改めて思ったことだよ。

総勢40名余りのバンドは、ほとんどがヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・ダブルベースから成っていて、あとはエレベ・ドラムスが加わり、そしてバグ・パイプがスコットランドらしさを演出していました。そのバグ・パイプの演奏からコンサートは始まりました。
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オーケストラ全体で演奏する曲は割と普通の弦楽オーケストラに近い感じもして、フォークロア風な演奏を予期していた身にはちょっと意外な感じもしました。
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それでも、4人での演奏だったり、スコティッシュ・カントリー・ダンスを披露したり、ほほえましい合唱があったりと、様々なバリエーションで楽しませてくれました。
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また、必ず訪問先の国の音楽をアレンジして演奏するようで、「ふるさと」と「村祭り」を演奏しましたが、異国の人によるアレンジはユニークに感じられました。
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最後はやはり "Auld Lang Syne" (蛍の光)で、歌詞の内容は全く違うのに、聴衆の皆さんが日本語で大合唱したのも面白かったです。

記念にCDを1枚買って帰りました。
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以後の人生の中でもう一度生の演奏を聴くことはあるまいと思いますが、初めて聴くジャンルの音楽に接することができて刺激になりました。指揮をされていた方はユーモアあふれるトークとアクションで楽しませてくれましたが、30歳ぐらいの男の方で、タータンチェックのスカートを履いて腰を振りながら指揮をしている映像が目に焼き付いて、しばらく夢に出てきそうだなと思いました(笑)。

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youtubeにもたくさんアップされているので一度聴いてみられるとよいと思ふ。
一部をあげておきます。

The Jig of Slurs - Ayrshire Fiddle Orchestra - June 2019
https://www.youtube.com/watch?v=nZxjlMrpTjY

Irish Session Tunes - Ayrshire Fiddle Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=q2yw2xjdiDs

Ayrshire Fiddle orchestra performance LIVE!
https://www.youtube.com/watch?v=NeLh30dFSeE


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0613 "Texas Club" Live @ Dartmouth Club (甲子園口) [ライブ鑑賞]

0613 "Texas Club" Live @ Dartmouth Club (甲子園口)
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ここ3年ほど神崎川のアビリーンでのトリオユニットのライブでフィドルを弾いてもらっている、ジャズ・ヴァイオリニストの大矢君が率いるアコースティック・ジャズユニット "Texas Club" のライブにお邪魔してきました。前から一度は聴きたいと思いながら、youtube でも聴けるのでと足を運べずにいました。今回はセッションタイムでジャズを歌わないかとお声掛けがあったので、ちょうどいい機会かもと参加することにしたのでした。

これまでは、ギター・マンドリン・フィドルのトリオでしたが、今回は以前難波でのジャズユニットでベースを弾いていた橋本君が加わるというのでそれも楽しみでした。彼とは大矢君と再会した時に出会って、その後一度だけアビリーンのユニットでも弾いてもらっていた(⇒参照)ので久しぶりでした。セッションタイムといっても何を歌えとも言われていなかったので、いくつかの歌詞カード(どれがジャズか分からん)を持って行きました。フランクシナトラのようにハンドマイクで歌うんだろうなとは思いながら。
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さて、メンバーのうち2人がブルーグラス畑ということもあってか、前に難波で聴いた時のようなゆったりしたジャズ・ナンバーは少なく、自分の印象的には Dawg 系の演奏のように聞こえました。やはりベースが入ると音の厚みとリズムの安定感が増し、youtubeで聴いていたものよりはるかに迫力がありました。一番前のかぶりつきに座っていたせいかもしれないけど(笑)。
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ギターの熊谷君は20代に見えたけどOver 30 だそうで、このユニットでだけアコースティックを弾いているということでした。"New Camptown Races" というB♭のブルーグラス曲を、以前は3カポで弾いていたのに今回はカポなしで弾いていて、よりジャズらしくなっていたので驚きました。

セッションタイムでは4年前に難波で歌った "It' a Sin to Tell a Lie" を歌わせていただきました。歌詞を覚えているはずなのに歌詞カードを見ながら歌って面目ないことこの上ない(笑)。
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若手二人はセッションタイムが苦手(知らない曲をやるから)と言っていましたが、ベテラン二人がなんでもできるようにはいかないんでしょうな。世代間格差というやつですかね。

ボストンから遊びに来ていたというマンドリンの女の子も登場して、2・3曲演奏してくれました。今度やろうかなと思っていた "Why You Been Gone So Long" を歌ったのでびっくり。向こうではスタンダードなのかな?
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ハイ・レベルのバンドなので、お客さまもこういう音楽に詳しい方々ばかりのように見受けられました。こういう方々を前に演奏するとさぞや緊張するだろうと思いながら、聴く側としてはテンションの高い演奏をリラックスして鑑賞することが出来、来てよかったなと思いつつ店を後にしました。あ、ステージの合間でいろいろな方と話が出来たのもうれしかったことでした。

この夜の演奏、早速アップされているものをいくつか。

New Camptown Races - Texas Club
https://www.youtube.com/watch?v=fqiCRrFFcJc

St.Anne's Reel - Texas Club
https://www.youtube.com/watch?v=0oEq4-U_BwI

Blue Train - Texas Club
https://www.youtube.com/watch?v=aJSDfiTpPTU

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0607ドック植田&フレンズ @アビリーン(神崎川) [ライブ鑑賞]

ドック植田&フレンズ
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朝から各地で豪雨のこの日でしたが、午後になって雨もほぼ上がってきたので、少しウォーキングをしてから、神崎川にライブを観に行ってきました。ドック植田さんはアビリーンが石橋にあった頃からずっと歌っていらっしゃったようなので、前から一度行きたいと思いながら月日が経ってしまっていました。

7時半からだと思い込んでいたので、7時ごろ神崎川に着いて、前から安くて旨いと聞いていた居酒屋さんで軽く一杯。
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自分のライブの時はなかなか来れないのでよかった。神崎川は安くて旨いと納得しました。

7時半にお店に入ると、演奏者とお客さんが和やかに談笑していて、「今日は雨でお客さんの入りが遅いからスタートを遅らせているのかな」と思いながら、マスターのお話を聞きながらバーボン・ロックを飲んでいました。ドックさんは阪大ブルーグラスの出身で、私より八つぐらい上の大先輩だと知りました。神大の先輩ジョッシュさまと同じぐらいですね。以前はソロで歌っていらっしゃったようですが、最近昔のお仲間のベースとフィドルを入れてトリオでやっているとのこと。自分のユニットと似た編成なので一度聴きたいと思っていたのでした。
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さて、8時ごろになっておもむろに演奏が始まりましたが、2・3曲歌ってすぐゲスト・タイムということで、お客さんが歌われ、私にもそろそろどうだと水を向けられ、「まだ少ししか聴いていないですよ」と言って更に歌っていただきました。そのころになって、やっと2回目のステージだったんだと気づいた次第(笑)。

ハイトーンでオールドカントリーを歌われるとのことでしたが、成程私より2度くらいキーが高いのですが、それよりも高く聞こえるので、そういう声質なんだなと思いました。この夜私が聴いた時はハンクウィリアムスの曲が多かったですが、歌詞カードなしで歌われていたのにはびっくり。そして汗顔の至りでした。4年前に亡くなられたハンク佐々木さん(参照)とは旧知の仲だったとかで、テネシー・ムーンを歌われ、ハンクさんのことを思い出すことができました。
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さて、そろそろどうだとのお言葉なので、ドックさんのcollingsのギターをお借りして、歌詞を覚えている歌を2曲ほど歌わせていただきました。ドックさんが弾いていると艶やかで伸びる音色に聞こえましたが、自分が弾くとそうはならなかったのがやや悔しい(笑)。

3人とも私よりはるかに先輩なのに若々しく、音楽を楽しんでいるのがよくわかり、自分も老け込んでいるわけにはいかないな、と大いに刺激を受けて店を出ました。

youtubeに彼らの演奏がアップされていたので、
ドック植田&フレンズ オールドカントリー 201812
https://www.youtube.com/watch?v=qs8Tz8Hrawo
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0420 Rakkan & North Hill @ Garth (宗右衛門町) [ライブ鑑賞]

Rakkan & North Hill @ Garth
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Rakkan
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North Hill
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この日は行きたいライブが重なってしまいましたが、神崎川の昼の部はバンドのメンバーにお任せして、宗右衛門町の "Garth" の夜の部の "Rakkan & North Hill" の対バンライブにお邪魔することにしました。こちらのお店は去年の5月に"Jazz & Bluegrass Session" を観に行って以来でした。歳月不待人。

7時からのライブなのに5時過ぎに大阪難波駅に着いてしまいましたが、慣れない場所のお上りさんだから仕方なし(笑)。場所もぼんやりと覚えているだけだったので。
夕暮れ時の道頓堀川。
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先ず場所を確認。
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スキーの時に伊那で行ったワンコインの店CONAを探したんだけど、どうも閉店したらしい。一度も行けずに残念。それにしてもこの人の多さよ。
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ウロウロしていたら「松竹座」を発見。
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そこの地下に「道頓堀ビール工場」とあったので入ってみた。
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実際は工場はなく、和食の店だったけど。ビールとおつまみを少々。

満員だったら帰ろうと思いながら15分前にお店に入ると、お客さんはそれほど多くなくて、特等席に座ることができました。非常にお得感のある豪華2バンドのコラボなのに、と思いました。この日はなんせたくさんのライブが重なったせいでもあったようですがこれがライブの難しさでしょうね。
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最初のバンド "Rakkan" は12月にアビリーンでのライブを観て以来二度目でした。
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曲は大体前と同じだったので、復習になりました。ギター2台なのにもっと楽器があるかのような安定のリズムと、歌とギターのバッキングが絡みつくような一体感を醸し出す素晴らしい演奏でした。ボーカルのTanyaさんは前から発音が素晴らしいと思っていたら、7歳まで海外にいらっしゃったという帰国子女でいらっしゃったらしく、納得しました。ギターのOhnoさんのプレイは軽やかで滑らか、簡単なフレーズしか弾けない私も、あの軽やかさはなんとか真似をしてみたいと思ったことだよ。MCがほとんどギターのことだというのも、マニアックな彼らしいと微笑ましく思いました。

続いてのバンドは "North Hill" 。いつもは大坂の南東部のあたりで主に演奏していらっしゃるので、なかなか遠くて行けなかったのですが、今回難波まで出張って来ていただいたので(知らなかっただけかも)、やっと生で観ることが出来ました。30年以上も同じメンバーで演奏を続けていらっしゃるらしく、気心の知れた感の強い、リラックスした演奏ぶりでした。ギターの Nakamura さんを中心に、バンドの作り出すうねるようなリズムがすごかったです。誰かがおっしゃっていましたが、"Kentucky Colonels" の演奏を彷彿させるものでした。歌詞カードなしで、MCもそこそこにメドレーのように次々と曲を繰り出すさまは、ライブだなあと強く印象づけられて、聴きに来てよかったと思いました。ベースの人が前に出てきて歌われた時、「うまいなあ」と思っていると、別のバンドではリード・ボーカルをしていると聞き、そうだろうなと思いました。
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2バンドで2ステージかと思いきや、ほとんど休憩なしで合計4ステージ。予想と違ったので面喰いましたが、怒涛の3時間の演奏を堪能させていただきました(笑)。8時ごろからお客さんも少しずつ増えてきて、活気のあるライブになりました。最近自分のライブも含めて、2ステージきっちり演って終わるというスタイルに慣れていたので、これが本来のライブ・バーの在り方でもあるなあ、と思いを新たにしました。ナッシュビルのライブ・バーは午後から夜まで間断なくライブがあって、お客さんがふらっと立ち寄っていたのも思い出しました。

途中からお友達ドブロの方や歌姫の方もゲストで出て来られて、より華やかなステージになりました。
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その後もジャムなどあるようでしたが、酔っぱらっていたこともあり、帰宅難民にならないうちにと退散することにしました(笑)。
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刺激的な二つのバンドの演奏を聴いて「よし、自分も頑張るぞ」と思いましたが、やみくもにそう思うだけではちっとも成長しないんだろうなあ。

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1214 "RAKKAN" LIVE ! @Abilene [ライブ鑑賞]

1214 "RAKKAN" LIVE ! @Abilene
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赤穂浪士討ち入りのこの日、久しぶりにいつもお世話になっているアビリーンに行ってきました。今回のライブは "RAKKAN" という関学OBの夫婦デュオバンド。
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以前からご高名は聞いていましたが、実際に観るのは初めてなので楽しみでした。ボーカルの Tanya さんは5月に大阪ミナミの "Garth" で催された " Jazz & Bluegrass Session" を観に行ったとき、ジャズやブルーグラスをバックに何曲か歌われていたのを聴いていて、素晴らしいボーカルと思っていましたが、夫君の Ohno さんのギタープレイとどういうアンサンブルを生み出すのだろうかと興味津々でした。
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開始の15分前にお店に入りましたが、店内は既に満員で、関学OBの方が多いのかなと思っていたら、阪神間のライブハウスで活躍されているミュージシャン達(ブルーグラス系の)が集結した感じで、このバンドがいわゆる "Musician's Musician" なんだと知った次第です。Gram Parsons の Still Feeling Blue から始まったステージは、コメントは最小限で淡々と 曲が繰り出されるという感じで進行していきました。お客さんは皆顔見知りという感じなので、アットホームな雰囲気の中で和やかに演奏が続いていきます。
Blue Christmas も良かった!
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ギター(時にはコーラスも)の Ohno さんのギタープレイはとにかく圧巻でした。クラレンス・フリークとどこかで聞いたような気もしますが、流れるようなクロスピッキングで、前奏・間奏・バッキングを異なるニュアンスで弾き分けて歌をサポートしていました。アドリブの演奏もお得意なのでしょうが、相当じっくりと時間をかけて構成された演奏のように感じられました。私の貧しいイメージで言えば、ジム・クロウチのギターを担当していた Maury Muheleisen に Clarence White が加わった感じかな(訳わからん?)。特にバッキングがツボを抑えたもので、いつもお二人で練習されているからだろうなと思ったことだよ(笑)。
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一方、ボーカルの Tanya さんの歌も、どこかマリア・マルダーを思わせる艶やかでメリハリのあるボーカルでした。以前少しyoutube で聴いたことがあるのですが、更に緻密な感じの歌いぶりになっているようで、幾つになっても(失礼!)どんどん進化していく様を見ることができて、自分ももっと頑張れば伸びしろがあるのかな、とやる気を引き出していただきました。
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ベースや他の楽器が入ると、この緻密な構成が崩れてしまうかもしれないなと考えると、このユニットがベストかもしれないなと思いました。まさに婦唱夫奏(夫奏婦唱?)の妙というところでしょうか。
選曲も70年代のリンダやマリア、ライトフットなど私もよくやっている曲も多くて参考になりました。中にはビートルズのレアな曲など、ギタープレイの構成をつくるのに何年もかけたというお話も出て、それにはビックリ・ポン(古!!)でした。

しばらく一緒にしていなくて、最近共演を再開されたとのことなので、また演奏を聴く機会がもてるかもしれないので、今回聞き逃した方は是非足を運んで頂きたいと思ったライブでした。

この曲がyoutubeにあがっていました。お聴き下さい。
Rocky Road Blues - RAKKAN (Live @ Abilene 2018/12/14)
https://www.youtube.com/watch?v=gTVllSOmFe8&feature=youtu.be&fbclid=IwAR3Xh438PVqwDgQN-01BifI-nWP8yEWc0E_3iDeFEh4FeJvyFrDtGdDuo-w

帰りに見た月が夕方より傾いてお椀を置いたようになっているので撮ってみました。
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0826 「わーい!WAI !! フリコン」@ 潮芦屋 [ライブ鑑賞]

0826 「わーい!WAI !! フリコン」@ 潮芦屋
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前週の夕方、この催しがあると思い込んで、バンド練習からちょうど6時過ぎに帰ったので寄ってみましたが、会場になっているはずのセブン11の横のスペースでは、何か集まって飲食しているので「今日ここで音楽の催しが…」と聞いても「知らないね」という答えばかり。FBで確かめてみると一週間早かったというお粗末でございました。
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この日(26日)もほんとにあそこでやるんかな、といぶかしく思いながら行ってみると、ジャム会などでお見かけしている4人のおっさん(失礼!)が座ってビールを飲んでいたのを見つけ、本当にここであるんだ、と納得しました(笑)。
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彼らを見つけなかったらそのまま帰っていたかもしれなかったですね。どこでライブをと見回すと、駐車場の東側で古いロッカーが並んでいるところに1mほどの隙間が。そこを入ると広大な野外コンサート会場が出現していてビックリ。
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何か不思議の国に紛れ込んだような感じがしましたが、後日行ってみると、東隣にある広大な駐車場の一部をその日借り切って会場にしていたのだと判りました。

「芦屋市海洋町セブンイレブン潮芦屋店周辺でフリーコンサートを開催します。」というアナウンスだけでは分からないですな、特に地元民にとっては。会場では露店もいくつかあっていい感じ。
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チキンのケバブ・サンドを食べたら美味しかったです。「潮芦屋の街びらき20周年・兵庫県政150周年を記念」して催されたイヴェントのようですが、第一芦屋浜の我が家にはチラシが舞い込んでいなかったなあ。潮芦屋(第二芦屋浜)の埋め立てが完了して人が住み始めたのが20年前か、と妙に感慨深い思いがこみ上げました。その頃からこの地域では貴重なここのコンビ二には仕事帰りによく立ち寄っていましたから。

夕方6時までは地域の有志によるステージ。終わりのほうを少し観ました。
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さて、6時過ぎからはプロの方々の演奏。初めに弾き語りの方々が2組出られました。
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どちらも素晴らしかったです。PAの音響もなかなか良さそうでしたが、周囲は住宅地なので騒音問題など大丈夫かな、と少し思いました。スピーカーはスーパーなどのあるモールに向かっているので、うまくコントロールされているのかも知れませんね。

さて、待ちに待った? "Jumbo Okutani 4" の登場です。
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時間の都合で4曲しか演奏されませんでしたが、手練れぞろいのメンバーなので、ブルーグラスを知らない、地域の方々にも感銘を与えていたようです。ちょうど東の空から満月(正確には十六夜)が上って来て、いい感じの野外ライブになりました。
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この後、更に著名なバンドが出てくるようでしたが、目当てのバンドを観たのと、夕食の準備の途中で出てきたこともあって、泣く泣く?帰って晩御飯を食べましたが、もったいなかったかなあ。
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この夜限りのイヴェントなのか、来年以降も続けるのかは存じ上げないけど、住宅地の真ん中でこんな野外コンサートが出来るとは思っていなかったので、夏の風物詩として花火大会と併せて続いていくといいと思ったことだよ。
すぐそばにある「足湯」。夜はお湯が抜かれていた。
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0727 "Naomi & Hashi"LIVE @ 神戸ホンキートンク [ライブ鑑賞]

0727 "Naomi & Hashi"LIVE @ 神戸ホンキートンク
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連夜のライブ鑑賞、この夜は自分もバンドで演奏している神戸ホンキートンクへ。
"Naomi & Hashi" はもともと "TODAY" という名で長らく活動をされているブルーグラスバンドのメンバーのお2人ですが、最近はカントリー・デュオとして活動されることが多いようです。「浪花の夫婦バンド」ならぬ「神戸の夫婦カントリー・デュオ」といったところですね。
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同じお店で長らく演奏していながら、なかなか他のバンドを観る機会が持てないのは、ひとえに怠慢と言わざるを得ないところですが、このバンドの演奏を聴くのもずいぶん久しぶりのような気がします。

Hashi さんはDobro弾きという認識だったので、ドブロとギターを持ち替えて…、と予想していたのですが、ずっとギターで、電気を通しているとはいえアコースティックギターで弾き通しておられて、その音はカントリー・ギターそのものだったことにびっくりしました。
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ナオミさんの歌もハイトーンののびやかな声で、ブルーグラスもいいけど、ゆったりしたカントリーの曲は更にいい感じだなーと思いました。初めて聴いたとき、ケイト・ブッシュみたいな声だな、と感じたことを思い出しました。ケイト・ブッシュの曲も聴いてみたいと思ったことだよ。
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初めのころは、ややお客さん少なめで、あちこち席を移動しながら聴いていましたが、少し経ってから女子会流れの?美女軍団が入って来られて、一転華やかな店内になり、演奏も更に盛り上がってきました。やはりお客さんあってのライブですな。私もせっかく来たからと2曲ほど歌わせて頂きましたが、カントリー・ギターをバックに気持ちよく(酔っ払いですが)歌わせていただきました。その後来られていた美女軍団(関西屈指のカントリー・シンガー達だったみたい)の中のお2人が、ゲスト・シンガーとして歌われました。お2人ともすごくお上手で、更にお得なライブになりました。
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前から聴きたいと思っていた、リン・アンダーソンの "Rose Garden" をリクエストしたら応えていただいてよかったです。前から歌おうと思いながらうまく歌いこなせず、放っていた曲なので、目の前で難なく歌っているのを聞いてファイトが湧きました(笑)。あ、"what a little moonlight can do" もリクエストしとくんだったと後で思ったけど、これは次の機会にとっておこうと思ったのでした。

二夜連続でライブを観ることになりましたが、それぞれ感銘を受けるとことがあって大いに刺激になりました。

Kate Bush - Night Of The Swallow
https://www.youtube.com/watch?time_continue=113&v=Eq-5TvY4BEA





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0726 "TKO (Tripple Knock Out)" 観賞@ Abilene(神崎川) [ライブ鑑賞]

"TKO (Tripple Knock Out)" LIVE !!
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「3人のスーパーミュージシャンが演じるパフォーマンス」ということでこの夜行われたライブ。実は翌日も別のライブを観に行くつもりだったので、この日は自重して遠くからご成功を祈る…、つもりだったのですが、5時半ごろ住吉川をウォーキングしようと川に向かって歩き出した時、ボーカルのオッピ先輩からメッセが。見ると、「緊急help 拙者、さっきから声が出なくなりました。今日来ますか?歌ってください!!」とのこと。最初は新手のジョーク?とも思ったのですが、大先輩の依頼なので急遽家に帰り、準備をして開始時間ぎりぎりにお店に行きました。
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オッピさんは身体は元気そうでしたが、ひどいしゃがれ声でやっと声が出るといったご様子でした。とりあえず歌うけど、途中で交代してほしいとのことで、演奏が始まりました。高い声はまず出ないようで、選曲もかなり変えたようでしたが、そこは歴戦のつわもの、サッチモみたいと言われながら、R&Bのような歌い方で、今まで聴いたオッピ節とは全く違う、素晴らしいパフォーマンスを披露されました。
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"House of the Rising Sun" や "Ol'55" "Georgia On My Mind" "Me & Bobby McGee"など、しゃがれ声ならではの味わいのある歌々を聴くことができて、本当に災い転じて…という感じがしました。自分も枯れた声だったらこんな曲をしたい、と思うことはよくあるので、声がボイスチェンジャーのように切り換えられたらいいのにねえ、と冗談交じりに言ったぐらいでした。バックのお二人もこれまた歴戦の勇士なので、急に曲が変わっても顔色一つ変えず、素晴らしい演奏をしていました。
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この日は明石の Tree Top のママさんや、先月の "Hobo & Ohya" でもティン・ホイッスルを吹いてくださったユミさん、マンドリンのH井君などゲストのお客さんもたくさんいて、私が助っ人として行く必要もないぐらいでしたが、それでも都合5曲ほど歌わせていただきました。
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それにしても先月はナターシャ・バンドの助っ人と、このところ助っ人しかも当日午後の依頼が続いて、声をかけていただけるのはありがたいことなのですが、よっぽど暇と思われているのか(実際ヒマなんですが)とやや複雑な気持ちになったことだよ。
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とりあえずこの夜のインスト曲を一曲。
Lonesome Moonlight Waltz - Sadao Ohya , Jirou Kokubu
https://www.youtube.com/watch?v=nUDD08NuECU


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0519 Jazz & Bluegrass Session @ Garth(宗右衛門町) [ライブ鑑賞]

Live Bar "Garth" @ 宗右衛門町
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箕面フェスから帰り、一休みしてから、今度は阪神電車で難波に向かいました。阪神なんば線が通ってから大阪に一発で行けるのでとても便利。後で気付いたけど、前に行った "Bonanza"や「フィドル俱楽部(5th Street) 」も指呼の間にありました。第二部の開演まで少し時間があったので、つい大阪王将に寄ってしまったら食べ過ぎた。この日は朝から夜中まで計4食も食べてしまうことになったので、リバウンドがすごく心配(泣)。
夕暮れ時の道頓堀川。船に乗っているのは、ほぼインバウンドの方たちのようでした。
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川沿いに歩いて行きましたが、どんどん観光地化が進んでいるのにびっくり。
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18:30に入店しました。
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写真では見たことがあったのですが、B1Fのお店に入ると細長い店内で、右がカウンター左が2人掛けのテーブル席となっていて、一番奥にステージがあるという構造のおしゃれなミュージック・バーという感じでした。
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満席に近かったけど何とか滑り込むことができました。ブッキング・ライブというのは初めてでしたが、何バンドも参加するので、バンドだけでかなりの席を占めるという具合のようです。
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初めのセッションは、Ohya & Nishio のツイン・ヴァイオリンに、ギター・ピアノ・ベースが絡むという構成で、ブルーグラスのツイン・フィドルはフェスなどで見かけるけど、ジャズは初めてでびっくりしました。それぞれの個性がよく出ていて、素晴らしい演奏でした。ギターの Hige-matsu さんもピアノの Okai さんもすごくお上手で、リハもあまりしていないとのことでしたが、次々とソロを回していく様は圧巻でした。一番驚いたのは、マンドリンで何回かご一緒した Kuramoto さんがベースを弾いておられて、ソロもきっちりこなしていらっしゃったことでした。何でも出来るんだなあ、と口あんぐりでした。ゲストで歌われた Tanya さんも、豪華なバックを背に気持ちよさそうにエモーショナルに歌われて素晴らしかったです。
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主催者のゴンさん(ごん,Ante &みゅう)がyoutubeに上げたものを下に。
Twin Violin Jazz Session At Garth
https://www.youtube.com/watch?v=3JwrUwotuwQ&feature=youtu.be

続いてのセッションはブルーグラス。こちらもリハなしのぶっつけだったようでしたが、手練れたちの集まりなので、いつもやっているバンドのようなスムーズな演奏でした。
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ギターの Ono さんは汗をかきながらの熱演でしたが、張りのあるハイ・ロンサムな声で次々と歌い、弾きまくっておられました。バンジョーの"R" さんは昼間箕面でも弾いていたのに、忍者のように現れていましたね。少しお話しすると、昔フェニックスで一緒に演奏したことがあったとのこと。縁は異なものと感じましたが、たぶん勤め出してすぐの頃で、昼も夜も一杯々々だった頃で記憶から飛んでいたのはまことに面目ない。また一緒に演る機会を持ちたいものだと思ったことだよ(笑)。
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ベースの Frank さんも昼間箕面で一緒に演奏したばかりなので何か変な感じ。夜はドブロをベースに持ち替えて、さすがの安定したリズムを刻んでおられました。もともと本職はベースだから当たり前か(あ、写真家が本職との説あり)。私も何か歌えと言われて、"Rollin'~" とか考えましたが、シジマ呆けで歌詞が飛ぶのが不安で、つい歌詞の短い "Silver Wings" を一曲だけ歌わせていただきました。
このセッションのyoutubeはこれ。
Bluegrass Session At Garth
https://www.youtube.com/watch?v=L4BTZ4axG2o&feature=youtu.be

後半のライブしか観られなかったのは残念でしたが、後半だけでもこれだけのセッションを観ることができたのは幸運でした。それにしても芦屋に帰って更に飲みなおしてしまったので、翌日にはきっちり2kgもリバウンドしていたのには、我ながら分かり易い身体だと思ったことだよ(笑)。
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