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2007 USA TRIP vol.4 @ Colorado Springs [過去への旅路]

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vol.2 はこちら。
vol.3 はこちら。

Garden of the Gods(神々の庭園)。「風雲〇〇城」にも見える?
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前日の夜撮った旅の必携グッズ。
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8月22日
Colorado Springs はデンバーから約100km南方にある(標高1,839 m )の保養地である。旅の最終日なので、のんびりしようと思ったのかもしれない。一番の目玉は Pikes Peak Cog Railway というアプト式鉄道に乗って標高4.300mの " Pikes Peak " に登る(車でも行けるようだ)というもののはずなのに、なぜか行っていない。ガイドブックに「高山病を避けるためにゆっくり登れ」などと書いてあるので忌避したのかもしれない。

デンバーから I-25を小一時間南下すると、右手にあるのが US Air Force Academy (空軍士官学校)である。この稿を書くにあたってwikiを見ると「削除の議論中」とあった。なにかあるのかな。
USAFAの美しい礼拝堂。
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昼前に Colorado Springs に着き、昼を食べた。唯一撮っていた写真から " RITZ GRILL " という店と分かる。web で調べると今でも存在するようだ。便利な時代になったものだと思ったことだよ。とりあえず写真は撮っておくべき、ということかも。
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昼食後、市内巡りもせずお隣の Manitou Springs に移動した。むしろこちらの方が色々なアトラクションの拠点となっているようだった。 ~Springs という地名は温泉(冷泉)が湧き出るところという意味があるようだが、こちらでは地下から湧き出る炭酸を含んだミネラル水を市内各地で飲むことができるようだった。写真を撮っているのにその時は知らなかった(泣)。これがどうも給水塔。
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歴史を感じさせる街並みは美しかった。
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こんな所に、とびっくりしたダルシマー・ショップの店先でダルシマーを演奏していたお兄さん。
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この先で "Mountain Music Festival" があるようで、横断幕があった。ちょっと時期がずれていたなあ。おしい!!
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この街のすぐ近くに "Garden of the Gods"(神々の庭園) があり、行ってみた。州名の語源でもある巨大な赤い砂岩が構成するユニークな地形が点在していて、まるでアニメに出てくる「天空の城」みたいな風景だった。
最も有名な Balanced Rock 。崩れ落ちそうで落ちないのが不思議。
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右奥に見えるのが Pikes Peak 。
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それでは、Pikes Peak からの風景を見た時の感動をもとに書かれたという "America the Beautiful" を聴きながら、素晴らしい岩の造型の数々をご覧あれ。
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他にも回りたいところはあったが、夕方近くなったのでデンバーに戻る。
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空港近くの Red Roof Inn に宿をとり、車を返却した。ありがとうRAV4。
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8月23日
朝早く空港へ。デンバーからサン・フランシスコ経由で帰国した。機内から見えたネバダの山岳地帯と思われる風景がすごかったので思わず写真を撮った。
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今回の旅が前回(04年)と大きく異なったのは、どのホテルでもWIFIが自由に使えたことだろうか。クーポン片手に宿を探していたのがウソのようだ。まあ国内の旅行でも、昔はガイドブックにある番号に片っ端から電話してたのが、今はスマホで今空いてる宿を即座に探せるもんね。必ずしも便利さと楽しさが比例する訳でもないようには思うけど。

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2007 USA TRIP vol.3 @ Rocky Mountain [過去への旅路]

Bear Lake から見たRocky Mountains
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8月21日
朝ホテルを出て、ロッキーマウンテン国立公園 (Rocky Mountain National Park) に向かう。まずはBoulder の少し北、公園東のゲート・シティーである Estes Park という保養地まで車を走らせた。どの道を通ったのか定かでないが、 Estes Park までの道もなかなかの山岳道路で、両側にせまる崖も迫力があった。
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Estes Park の街。標高 2,300mらしい。
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ここから少し西に進むと、公園内をエステスパークから大陸分水嶺を越えグランドレイクに抜けるUSHighway 34、通称 Trail Ridge Road と呼ばれる山岳路に入る(冬季閉鎖)。

公園内最高峰 Longs Peak (4,345m)を望む。
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なぜかいきなり横道にそれて Bear Lake に行ったようだ。
Bear Lake 。小さいが山々を背景にした美しい湖。
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リスもいた。
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Trail Ridge Roadに戻り、更に登っていく。
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Rock Cut 。往時ロッキー山脈を越えるために岩を切り取って道路を付けたという。
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アルパイン・ビジターセンター付近。Trail Ridge Road の最高地点(標高3,713m)。富士山頂とほぼ同じだ。
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あとは順不同だが Rocky Mountain の美しい景観を、ジョン・デンバーの歌とともにお楽しみくだされ。

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偶然出遭った ELK(アメリカアカシカ)の群れ。
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あるパーキングにたまたま入ったら、そこに Continental Divide (大陸分水嶺)の看板があった。
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左が大西洋に、右が太平洋につながっている、と書いてあった。なにか大きな地球の中の特別な場所に立っている気がして妙に感動した。後になってナンシー・グリフィスの " Across The Great Divide " という曲を知って感動を新たにしたことだったよ。

帰りはそのまま西に抜けて、東のゲート・シティーである Grand Lake の湖畔をすり抜け、デンバーに戻った。
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かなり遅くなったが、何とか宿の送迎バスに乗れて、メジャー・リーグで最も標高の高いスタジアムである " Coors Field " で野球観戦をすることができた。
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ホームランが最も出やすい球場とのことだが、あまりよく分からなかった(笑)。中を動き回ってビールとか飲むのに忙しかったように思う。もちろん飲んだのはCoors Beer だったに違いないw 当時在籍していた松井稼頭央はその日出場しなかったのが残念であったことだ。

一日中活動したので、帰ったら泥のように眠った(たぶん)。

さて、明日は最後の日だ。 Colorado Springs に行くつもりだがどうなることやら。

vol.4 に続く。

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2007 USA TRIP vol.2 @ Nashville ~ Denver [過去への旅路]

Boulder から見た山々(ロッキー?)
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8月18日
Nashville に戻ったのは夕方だった。days inn north nash に宿をとり、ダウンタウンに出て、ヴァンダービルト大学(F&Sのライブ盤をここの講堂で録った)のそばのシーフードの店(ナッシュヴィル在住の方のブログで知った)に行ったことだけ覚えているw
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8月19日
今回の旅で会うことになっていた、Yamagonnのお宅を訪ねて Nashville の東の郊外に向かった。Yamagonnは02年まで我が New Bohemians のフィドラーだったが、その後単身渡米して、フロリダで知り合った今のご主人と結婚し、その後ナッシュヴィル郊外に移り住んでいた。一緒にバンド活動をしていた時から、バイタリティに溢れた女性だとひそかに感心していたのだが、改めて凄い女性だったんだなと思ったことだよ。
広い農場付きの家に住んでいらっしゃった。
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ヤギや豚・仔馬などたくさんの動物も飼っていて、往時の彼女からは想像もできない Nature Life を送っていたのにびっくり。
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お邪魔虫!!
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彼女がバンドを離れた時は非常に残念であったが、こうして新たな世界でアグレッシブな生活に挑戦している姿を見ると、日本を離れて良かったんだなあ、と心から賞賛する気持ちになったのであったよ。

その後、彼女を誘ってハンク佐々木さんのお宅を訪ねた。二人が知り合って一緒に演奏するようになればいいなと思ったのだが、その頃彼女はフィドルからやや遠ざかっていたからか、フィドルは持っていかず、私とハンクさんがセッションするのを横で見ていただけに終わってしまったのが、返す返すも残念なことではあった。
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その後彼女は再びフィドルを手にし、Kentucky に移住してますます充実した日々を送っているようである。
最近の彼女のyoutubeでの演奏はこちらから。
https://www.youtube.com/channel/UCdotnEeNLu2lR6EGkOuLHdw
オマケに02年のバンドの演奏も。


さてお二人と別れ、レンタカーを返して、空港そばの La Quinta に泊まり、デンバーへの移動に備えたのであった。

8月20日
NashvilleからDenverへ飛行機で移動し、空港でレンタカー(RAV 4)を借りた。日本にはないRav 4 long だと後で分かったのだが、これが気に入って帰国後しばらくして、RAV 4 を所有することになったw
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いきなりロッキー・マウンテンにというわけにもいかず、その日は40km北西にある Boulder という街に行ってみた。
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ボルダーは、標高5,430フィート(1655m)にあり、陸上選手などが高地トレーニングを行うことで知られている。
高原というにはあまりにも広く、そのスケール感に圧倒された。
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コロラド大学。
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RAV 4の足慣らしも終わり、デンバーに戻る。ダウンタウンを見下ろす丘の上のRamada Continentalというホテルに泊まる。ここに2泊することにした。
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ホテル前から見たデンバー市街。
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さあ、明日はいよいよロッキー・マウンテン・ハイ!!

vol.3に続く
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2007 USA TRIP vol.1 @ Chelokee ~ Kentucky [過去への旅路]

There's a Bluegrass in ol' Kentucky ♪
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前回(2004年)から3年、今回は南部以外もコースに入れようと思い、Nashville で入国して Denver から出国するというコースを考えた。やはり John Denver の歌う " Rocky Mountain " を観たいというのがあったのだろう。それはいいのだが、Nashville も行きたいし、Chelokee Fes. も観たいという、前回の失敗をすっかり忘れた無謀な行程になってしまった。同じ過ちを繰り返すという、人の性(さが)というものはなかなか直るものではないなw

United Airlines で Nashville に入ったのは8月15日の夕方。夕食を Joe's Crab Shack というカニ屋さん(ハンクさんに以前連れて行ってもらった)で摂り、ホテル(Best Western Downtown)で休んだだけ(ライブハウスも少し覗いた)。
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20日に Denver に移動するので、4日間この辺りでゆっくり出来るはずなのだが、そこで欲をかいてしまう。翌朝(8月16日)空港でレンタカーを借りて、チェロキーに向かってしまった。
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フェスは2日目だった気がする。午後から夜にかけて観て、近くの宿(Days Inn)に泊まった。この日の出演バンドは、
The Grasscals
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チャーリーの息子さんがやっている Country Gentlemen
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まだまだ元気な Ralph 叔父さん
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などであった。
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8月17日
朝早く出て、Kentucky に向かう。この日の宿泊を Lexington にほぼ決めてR75を北上し、ケンタッキー州へ入る。
Welcome to Kentucky
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このウェルカム・センターで、近くに " Cumberland Falls " という名所があると知って、立ち寄ってみた。 " Cumberland Gap " という曲名を知っていたからというのもあった。Nashville のそばにも同じ名の川があったな、と改めて調べてみるとその通りで、wiki によると「カンバーランド川は全長 1,107km(688マイル)、ケンタッキー州東部のカンバーランド高原に源を発して西に流れ、テネシー州北部を経由して、ケンタッキー州西部 でオハイオ川に合流する」とある。東部からブルーリッジ山脈を越えて西部に行く交通の要所だったようだ。
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滝は「リトル・ナイアガラ」の異称があるとのことだが、それほど大規模なものではなかった。水路としてこの川が使われていたことを考えると、それが分断されるという点で要衝の地であったのではないか。
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さて、再びインター・ステートに出て一路 Lexington へ。この街はケンタッキー州中央部、ブルーグラス地方(Bluegrass region)と呼ばれる地域に位置する州第二の都市である。バーボン・ウィスキーの醸造所が多くあるらしいが、スーパーで買ったのはなぜかテネシー・ウィスキーの " Dickel " だった(笑)。
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この日はMicrotelに泊まる。

8月18日
朝、ホテルを出てダウンタウンをブラブラする。さすが競走馬の街、車と並行して馬が走っている。
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と思ったらブロンズの馬だった(笑)。
Thoroughbred Park (サラブレッドと分かるのに少々時間がw )。
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郊外に出ると牧場だらけで、その中を車で走ると実に気持ちがいい。
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途中にある Kentuky Horse Park もチラ見した。馬好きにはたまらない所だろうが。
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Bill Monroe の " Knee Deep in Blue Grass " というアルバムのジャケットがこんな感じだったかな、と思って調べるとこんな感じw
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再び牧場の間をすり抜けて、一路 Nashville へ。
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vol.2 に続く。

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2004アメリカ南部の旅 vol.3 @ Blueridge Parkway [過去への旅路]

Blueridge Parkway(購入したscreen saver 集よりw )
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Map
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Blueridge Parkway は Virginia から Cherokee へとアパラチア山脈に沿って走る軽快なドライブウェイである。全長 755 kmのこの道は1983 年に開通したそうで、99年にメンフィスからニュー・オーリンズに行く途中通った" Natchez Trace Parkway " も同じ道路である。事前に知っていたのかどうかは今となっては定かでない。チェロキーのフェス会場から安い宿を探して、アッシュヴィル辺りを行ったり来たりしていたので、いつの間にか通っていたということなのかもしれない。

アッシュヴィルに近いFolkart Center に寄り、地図をゲットした。最高 6043 feet の山岳ドライブウェイで、道中いたるところにハイキングトレイル・ピクニックエリア・文化的な展示が点在し、各所で目を見張るような展望が広がっている。晴れた日と雨模様の日があったが、どちらも素晴らしかった。ただフェスと交互に見たのと、ガソリンスタンドがなかったりとで余裕がなかったせいか、あまり写真を撮れなかったのが残念であった。いくつかを紹介しておく(帰路のSmoky Mt.の写真も混じっていると思うw)。
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6053ft. 高度最高地点。
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Blueridge Mountains
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愛車フォード!
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MOUNTAIN ASH TREES
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R151を南下してBlueridge Parkwayに入った時、途中いかにもアパラチアの田舎の村らしい集落を通りかかり、なぜか涙が出そうな懐かしさに襲われた。Clinch Mountain Home とはこのようなところなんだ、と思った。当然写真を撮るべくもなかったのでイメージ写真でw
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今改めてwebを見ると、「ブルー・リッジ・パークウェイを走る 5 日間」というサイトがあるぐらいで、十分時間をかけないと真価が分からないのかもしれない。今やアメリカ人にも人気のスポットになっているらしい。

また、ノース・キャロライナのこの辺りは" Brown Mountain Lights " という怪奇現象の伝説があるらしく、確かそういう看板を道沿いで見たような記憶がある。web で調べたので追加しておく。
The Brown Mountain Lights are one of the most famous of North Carolina legends. They have been reported a dozen times in newspaper stories. They have been investigated at least twice by the U.S. Geological Survey. And they have attracted the attention of numerous scientists and historians since the German engineer, Gerard Will de Brahm, recorded the mysterious lights in the North Carolina mountains in 1771.
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ブルーグラスでもそれを歌った歌があるのでyoutubeから紹介しておく。
Tony Rice and The Brown Mountain Lights
https://www.youtube.com/watch?v=_5G_dWxlTQE

8月22日の午後、チェロキーを出て、R441を北上し、再びSmoky Mt. を横断する。再びI40に入り、一路西へ、ナッシュヴィルを目指す。
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さすがにナッシュヴィルは遠く、1時間の時差があったにも関わらず、着いたのは9時を過ぎていた。この日は1時間長く一日を過ごした事になる。ふうっ!

宿はダウンタウンど真ん中のBest Western がとれたが、多くの食べ物屋はもう閉まっていて、 Wild Horse Saloon ではビールしか飲めなかった。しかたなく Legend に入りサンドウィッチを食べてようやく人心地がついた。ちなみに当時は街中でインターネットができる環境ではなく、宿は下記のようなクーポンを駆使して探していた。今はもうないんだろうな。
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8月23日
朝4時に起き、5時前に宿を出る。来る時とは逆だったので高速の入り口がわからず、焦る。車を返却しチェックイン。シカゴ経由で無事帰ることが出来た。今回の計画で唯一失敗だったのは第二の拠点をナッシュヴィルにしたことで、ナッシュヴィル・チェロキーの往復に時間をとられてナッシュヴィルでゆっくりできなかったこと。ともあれ、沼地・山岳ドライブ・ブルーグラスフェスを堪能できて満足の(疲労困憊の)旅だと思ったことだよ。
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vol.1はこちらから。
vol.2はこちらから

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2004アメリカ南部の旅 vol.2 @ Smoky Mt. ~ Cherokee Bluegrass Fes. [過去への旅路]

Cherokee Bluegrass Fes.
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(vol.1へ)
8月18日
朝ニュー・オーリンズを出てノース・キャロライナのシャーロット空港経由でナッシュヴィルへ。時計が進んだり遅れたりでややこしいことこの上ない。夕方ようやくナッシュヴィル到着。空港でレンタカーを借りて宿の Days Inn Stadium に。ダウンタウンに出て、前回ハンク佐々木さんに連れて行ってもらったシーフードの店に行き、その後ライブハウスをちょっと冷やかして宿に帰った。
Legends Corner@Nashville
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8月19日
朝9時ごろホテルを出発し、I40を東へ向かう。スモーキー・マウンテンを経てチェロキーというところでやっているブルーグラス・フェスに行くのが今回の目的の一つだった。ロンダ・ヴィンセントのHPでツアー日程を見て、19~21までのこのフェスに出演と知って決めた。他の出演者は知らなかったかもしれない。結果的には豪華メンバーの素晴らしいフェスだった。

車は安いフォードだったが、mp3プレイヤーが付いていて音もよく、スピードに合せて音量が大きくなる(当時の日本車にはあまりなかったのでは)代物で、一枚だけCDRを持っていっていてよかった、とつくづく思ったことだよ。ノックスヴィルを過ぎた辺りで右に折れ、Gatlinburg という保養地の先が " Great Smoky Mt. National Park " である。六甲山有料道路をもう少し広くまっすぐにしたような美しいドライブウェイを ひた走る。
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きれいな風景だが先をいそぐのであまり見る余裕がない。写真がないのもそのせいだろう。夕方近くになって、チェロキーの町へ。ガソリンを入れ、近くのvisitor centerでホテルのクーポンをゲット。その後R19に入り、フェスの会場を探すがなかなか見つからない。R19を東にしばらく走っていると、 そろそろ引き返そうかと思ったころに、道端すぐの所に目指す " Happy Holiday Campground " はあった。思えばR19 north というのを R19から北へ入った山の中と思っていたのが大間違いだった。チケットを購入し、会場に入る。池のほとりにキャンプ地とステージが展開して いる会場であった。
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出たり入ったりしていたし、途中で豪雨もあったりしたので、フェスの模様を順不同気味に紹介しておく。かなり有名どころの出る大きなフェスだと思う。vol.3で書くが、Blueridge Parkway の南の出入り口のすぐ近くなので、セットで観に来られるとよいと思ふ。
  ※最近は6月にやっているようだ。
  Cherokee Bluegrass Festival June 8, 9 & 10, 2017
  Happy Holiday RV Village and Campground
  http://www.adamsbluegrass.com/cherokee_bluegrass_festival.html

今は亡きRalph Stanley
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Osborn Brothers
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Mac Wiseman
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Rhonda Vincent & Rage
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Del McCoury
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Ricky Skaggs
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Doyle Lawson & Quicksilver
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and other great bands

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一日目のトリの " The Country Gentlemen " が出ないのでいぶかしく思っていると、その日の朝チャーリー・ウォーラーが亡くなったからだと翌朝知って驚いた。この音楽を始めてまもなくからのアイドルであった。もう二度と観ることが出来ないと思うと悲しかった。

ともあれ、いいフェスであったが、いっぱい観すぎて疲れたといえなくもない(笑)。

地名のチェロキーはネイティブ・アメリカンのチェロキー族から来ているのだろうとは思っていたが、資料館を少し見ただけでうっちゃっていた。改めて調べてみると、ジョージアからノース・キャロライナに住んでいたチェロキー族のほとんどは、今のオクラホマの地に「涙の道」を歩いて強制移住させられたらしい。グレート・スモーキー・マウンテンにある土地に住んでいた約400名のチェロキー族は個人の所有の土地に住んでいたため移住の対象とならなかった、とwikiに書いてあった。
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<参考>
あまりにも悲しい、チェロキー族の「アメイジング・グレイス」(naver まとめ)
http://matome.naver.jp/odai/2136671191811118001

~過酷な強制移住~『涙の旅路』より画像引用
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2004アメリカ南部の旅 vol.1 @ New Orleans [過去への旅路]

ニュー・オーリンズの街とミシシッピ。
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前回(1999年)は往復ともナッシュヴィル発着だったので、1500マイルもドライブすることになってしまった、それはそれで楽しかったが、無駄な移動も多かった。そこで今回は8/16にニュー・オーリンズに入り、8/18にナッシュヴィルに空路移動し、8/23にナッシュヴィルを発ち帰国というルートにしてみた。米国内の便はほとんど追加料金がないとH.I.S.で聞いたからだと思う。

8月16日
朝伊丹を出てJALで成田に移動し、夕方近くに成田を発ちロス経由でニュー・オーリンズに着いたのが同日の夕方だった。この移動が長いのがつらい。せめて関空から直接出国したいものだ。こちらには2泊した。夜の " Bourbon Street " が主な目的。
夜のBourbon Street。
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ノラ・ジョーンズ2003年のDVDを収録した " HOUSE of BLUES "。
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Preservation Hall。
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Felix で牡蠣を食べる。Abita Amber のビールが美味しかった。
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8月17日
ホテルで送迎している " Pearl River Swamp Tour " があり、それに参加した。
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ルイジアナの沼地はワニと泥水の水路とサイプレス・ツリー(swamp cypress ラクウショウ・ヌマスギ)。都会のすぐそばにこんな手つかずの自然があるのがすごいなあ、と思ったことだよ。
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この夜も Bourbon Street に行ったがあまり写真を撮ってないのが残念。

8月18日
朝のNew Orleans。
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10時にシャトルバスが来て空港へ。シャーロット経由でナッシュヴィルへ。続きはvol.2で。

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1999アメリカ南部の旅@ナッシュヴィル・メンフィス・ニューオーリンズ [過去への旅路]

アメリカ南部の旅1999
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ずいぶん昔なのでかなり忘れてしまっているが、備忘録として記しておきたいと思ふ。
98年のGWに大阪のバーボンハウス「フェニックス・バード」の25周年記念のナッシュビル・ツァーに参加してすごく楽しかった(その時にハンク佐々木氏とも知り合えた)のに味をしめ、翌年の夏休みにナッシュビルとその周辺を車で旅しようと思い立った。車でと考えたのは車でならとりあえずどこへでも移動できるので現地の人とのやり取りが少なくて済むだろうというのもあった。後は「トラベル英会話」があれば何とかなるだろう、とのやや無謀な発想だったと思う(今でもそうか)。

HISで往復のチケットを手に入れ、レンタカーと到着日のホテルの予約だけはネットでした。後は国際免許証を取得(一年間有効)し、「地球の歩き方 アメリカの魅力的な町」(今はないかも)とJAFで手に入るツァーガイドブック、去年のツァーのときの資料などをスーツケースに詰め込んでいざ出発。飛行機はノースウエスト航空。ミネアポリス経由:7/31大阪15:40発、現地に16:40着であった(当時のメモがあった)。

空港でレンタカーに乗ったのだが、左ハンドルは初めてなのでいきなり路肩に乗り上げそうになって肝を冷やした。まあ、すぐに慣れるんだけど。免許を取って初めて車に乗ったときのようにビクビクしながらなんとかその日のホテル(double tree hotel)に着くことができ、早速ダウンタウンに。前の年行けなかったブルーグラスのライブハウス " STATION INN " に行った。
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この夜のバンドは残っている写真からすると " BLUE HIGHWAY " 。
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しかし、驚くほど写真を撮っていないなあ。そんな余裕もなかったのだろうけど。

10日分をコンパクトにまとめなくてはならないので、この辺から簡潔に(記憶も簡略になっている)。翌日から遠出し、最終日までに再びナッシュビルに帰ることだけが決まっていた。 " INTER STATE " というフリーウェイを走ると意外と遠くまで行けると分かったので、とりあえずメンフィスまでというのが、引き返せる時間を考えながら旅を続け、結局ニュー・オーリンズまで行ってしまったw " 500 miles " という曲があるが、計1500 miles も走っただろうか。

メンフィスでは、かのプレスリーの " Grace Land " を見学。
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プレスリーになった気分?
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ブルースの聖地 " BEALE STREET "のパブ?で見かけた東洋系のおねいさん。
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泊まった宿(sleep inn)とメンフィスの市電。
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メンフィスからは基本R55を南下するのだが、途中で " Natchez Trace Parkway " という道に入り、ナッチェスに向かう。
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関係ないけどyoutubeで見つけたので、
Bela Fleck - Natchez Trace
https://www.youtube.com/watch?v=1v-yh8M3GDM
この道はナッシュビルからナッチェスまで続く大自然の中の自動車道で、日本なら高速道路と言ってもよいほどの道である(これが後に Blueridge Parkway を走ることにつながる)。ミシシッピ川の下流に近いところにあるナッチェスの町の町外れのホテル(ramada inn nachez)に泊まる。
ナッチェスの町のほとり。広いミシシッピ川。
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更に南下してニュー・オーリンズの町へ。ここは Jazz の生まれた町として有名だが、一方でカナダのケベックあたりから南下したフレンチアメリカン(Cajun)の町でもある。アメリカで出てくる料理はえてして大味なものが多いが、こちらはそういう流れからケイジャン料理やクレオール料理などエキゾチックで繊細な料理が多い。ちょっと小ぶりなオイスターをレモンを絞って食べたり、ガンボやジャンバラヤという、歌にも出てくる料理を堪能した。 " Bourbon Street " というライブハウスの並ぶ通りは、Jazz,Blues,Cajun,R&B etc. と、アメリカンミュージックの坩堝状態であり、再訪したいと思うに十分であった。あと今はもうなくなっているかもしれない、Dixieland Jazzの最古のホール " Preservation Hall " に行けたことも嬉しいことの一つとして思い出される。
CITY OF NEW ORLEANS
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Old Oak Tree
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ナッシュビルに帰る道は、たぶんアラバマ州のバーミンガムを通る道だったと思われるが、覚えてない。ひたすら走ったのだろう。帰ったのはやはり週末で、空港で車を返した時に、 " The Grand Ole Opry " のチケット売り場を見つけたので、見ているとずいぶんいい席がたまたま空いていて、観ることができた。前の年はかなり後ろの席だったので超ラッキー。Del McCoury Band や the Whites などすごいメンバーの演奏を目の前で観ることができた。
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" STATION INN "ももう一二度行ったような気がするしハンクさんとも会ってジャムしたような気もするがさだかではない。まあ、広いアメリカの大地を走りまくることができた点では大いに自信になった旅であったことだよ。


B12 地球の歩き方 アメリカ南部 2014~2015 (ガイドブック)


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2013秋「小豆島寒霞渓」 [過去への旅路]

寒霞渓(見ればわかる?)
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平和なはずの小豆島で陰惨な事件が起こり、心を痛めているが、2年前に訪れた時のことも思い出されてしまった。昔の旅の記録を「過去への旅路」として書いておこうと、以前から思っていたが、第一弾として載せてみようと思ふ。

11月23日
朝あてもなく家を出る。小豆島かな、という感じで9:30ごろ車を出す。摩耶から高速に乗り、淡路を通って高松道を西へ。途中のSAで徳島ラーメン(生卵なし)を食べる。高松の宿は高いのしか残っておらず、小豆島に1泊朝食付き4200円のビジネスホテル「ニューポート」(とは名ばかりで民宿に毛が生えたしろもの)があったので携帯で予約する。これでほぼ計画ができてしまったので後はそれに沿ってコースを考えるだけだ。

12時ごろ高松に着いたのでフェリー乗り場へ。いくつかあるはずだか事前に調べてないので、標識に従って港へ行き、15分後に出るフェリーを往復で買い、乗る。復路1割引だったので、帰りは岡山か姫路行きにすればよかったと、後で悔やむ。

60分で土庄港に着く(今回事件があったところだなあ)。たまたま宿のある港だった(なんて無計画)。昼を丘の上のホテルでと思い、2時ぎりぎりに着くが、本日貸し切りで無念のリタイアとなる。
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確かに眺望はすばらしかったが、仕方なくとりあえずは寒霞渓の頂上駐車場を目指す。小豆島スカイラインは故郷隠岐とはやや違い、快適な道であった。途中銚子渓のあたりで猿の軍団が路上にあふれていた。人馴れしているようだ。
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2時半ごろ寒霞渓到着。駐車場はバスと車でほぼ満杯だったが、帰る車もいて簡単に駐車できた。
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そこで弁当と鶏の手羽のから揚げを食べる。ロープウェイは1時間以上の待ちだったので、歩いて麓まで下り、上りのロープウェイに乗ることにする。下りの道中ではたまたまボランティアのガイドさんと一緒になったので、珍しい植物などの解説が聞けてよかった。ただ、そのガイドと初めから一緒にいたおばさまが、途中までガイドと知らなかったのには驚き!!!
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上りのロープウェィは一台待ちで早く乗れた。乗車時間はとっても短く、あっという間に山頂に到着。ドライブウェイを逆に走って宿に向かう。銚子渓にたくさんいた猿たちの姿はもうなかった。
宿からの夕景。
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宿の部屋は確かに狭かったが、ホーミィでコズィーだった!?宿の付近に繁華街はなく、バスでちょっと離れたイタリアンバール「バルティナ」に行ったが満員で断られ、そこからディナー難民の旅が… 30分ぐらいさまよって、やっと魚の店「味彩」にたどり着く。「小豆島国際ホテル」の前であった。これが意外と正解。突き出しにいきなりサザエと蛸が出て、鯛を中心としたお刺身盛り合わせ、赤足エビの天ぷら(巨大)など変わった魚を頂くことができた。庖丁人のじいちゃんも短気ではあるが好感の持てる島人であった。満足!!国際ホテルのフロントで翌日の干潮時刻の情報をゲット。

11月24日
朝6時前に目が覚め、早く出るために荷繕いをする。部屋の窓から朝日がきれいに見えた。7時半に「お袋の味」の和朝食を食べ、宿を出る。宿のおばさんが、島の特産品を3つ見せてくれてどれか一つだけお土産にくれるという。そうめんをもらうことに。「エンジェルロード」は8時が干潮。その時刻をめざして訪ねてみる。道がかなり広く、島の向こうの方まで行くことができた。
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手をつないで歩く人はほとんどいなかったが、一組そろいのTシャツを着たカップルがいた。彼らは一度引き返して絵馬を買い、再び戻ってきた(後刻再遭遇することになる)。

国道を東に向かい、道の駅「小豆島オリーブ公園」に行く。すごく立派な施設で、とても道の駅とは思えなかった。
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緑のオリーブ、黒のオリーブがたくさん木になっていた。
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オリーブナビから岬の分教場へ渡し船で行こうとしたが、船頭に要電話で随時だったので断念。その代わり「寒霞渓」に南から行くことにした。表玄関だけあって、素晴らしい岩山と紅葉を眼前に見ながらドライブすることができた。「小豆島は一日では見れず」であった。
下から見た寒霞渓。
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「カフェ忠左衛門」でランチをとる。小高い丘の上の農場の中にあったが、道が細く、くねくねとしていて往生した。帰りは北から農道を通るとスムーズに行けた。下調べはやはり必要であるな。その後エンジェルロードにもう一度立ち寄ったら、潮が満ちてきて道が途切れていた。
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1時50分のフェリーに乗る。今日は島で市民マラソンがあったらしく、船内は一杯で通路に座る人多し。3時前に高松港に着き、うどん屋を探すがなかなかない。やっと1つ見つけて、高松回りを正当化することに成功。その代わり帰るのが遅くなったことだよww

本土から80キロも離れている隠岐と違い、小豆島はフェリーも数多く安いし、やはりアクセスの良い島は観光地として好適地だなあ、と少々羨ましくもあった。






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20070714@大久野島 [過去への旅路]

大久野島のウサギ
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今朝FBを見ていたら、kanadajinさん(?)がつくられた、大久野島を英語で紹介したビデオのリンクがあった。(下にyoutubeのアドレスが)

JAPANESE RABBIT ISLAND - ウサギ島 大久野島
https://www.youtube.com/watch?v=9BjSCztgsRE
kanadajinさんは他にも日本の観光地を紹介されているようなので、見てみるとよい。

 大久野島には以前行ったことがあるので、懐かしく思ってPCを見てみると2007年の夏だった。いくつか写真が残っているが、撮りっぱなしだったので、思い出しながら書き留めておこうと思う。大久野島は広島県竹原市の沖合いに浮かぶ島で、宿は「休暇村大久野島」がひとつあるだけだと思う。野生のウサギが島中に住んでいる。一般車は入れないので本土の忠海港に車を置いてフェリーで渡った。
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宿のことはほとんど覚えてないが、テニスコートなどが併設されていて、合宿にいいな、と思った記憶がある。また釣りの道具も貸してくれたが全く釣れなかったのをよく覚えている。ウサギは宿の周りにたくさんいて、人にもなれているようだった。PA140025.JPG
また、この島は戦時中「毒ガス島」と呼ばれていたらしく、化学兵器製造の設備の残骸が残っていた。
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 まあ、人間社会から離れてのんびり過ごすにはいい島だと思う。島を歩いて一周している途中で、「ひょうたん島」によく似た島を見つけたが、これがモデルかどうかはよくわからない。ただ、自分の中では今でも勝手にそう思っている。PA140022.JPG

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