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2021年の「中秋の名月」  [日々の雑感]

9月20日の月。月齢13.42。「小望月(待宵月)」と呼ぶそうな。
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今年の「中秋の名月」は9月21日だった。旧暦の八月(仲秋)十五夜をそう呼ぶのだが、今年は8年ぶりに「満月」と重なるというのが、夕方のニュースで話題になっていて、「一五夜は満月ちゃうの?」といぶかしく思った。キャスターの方々も、原稿に書いてあるからそうしゃべっているという感じで、「スーパームーン」などの時と力の入れ方が違うように思われた。それは暦が人の作ったものだということに由来しているからだと思われる。
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月の運行をもとにした旧暦(太陰暦)は、朔 (新月)を1日、望 (満月)を15日と定めているのだが、月の公転周期は約29.5日なので、それを修正しながら暦を作っている。だから15日の夜が月齢15になるのはほぼないといってもいい。満月が話題になる度に「暦のページ」を見ている身としては、なにを今さらという感じもする。ちなみに今年の9月21日 (火曜)20時の月齢は14.46で、月齢15になるのは翌22日 (水曜)の09時である。だから、ニュースを見て「今夜は本当の満月か」と思うのも正しいのかどうかわからなくなってくる。

まあ、今年が特別だなどと思わず、ただ中秋の名月を愛でるのが良いということになりますな。中秋の名月は別名「芋名月」(芋の月)というそうな。ここでの芋は里芋らしい。また、9月の満月をネイティブアメリカンは "Harvest Moon"と呼ぶ。ニールヤングの歌を聴きながら収穫の秋に感謝するのも佳きかな。


9月22日の十六夜月。月齢15.42。これも佳き。
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この時期に撮った写真もいくつか。
9月19日の夕景@魚崎浜。荘厳。
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散歩中に新たに見つけた酔芙蓉。14:50ピンク。
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17:10濃いピンク。
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6:50白。
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山吹に見えるけど秋にも咲くのかな?
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彼岸花とオシロイバナのコラボ。
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このピンクの花は?
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秋の空と海。
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