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1029 今はもう秋? [日々の雑感]

少しずつ色づいてゆく樹々の梢。
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色づいた木の実も秋の到来を感じさせてくれる。
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「今はもう秋」という言葉は「この間まで暑かったのにいつの間にかもう秋?」という驚きにも「今ではもうすっかり秋だなあ」という意味にもとれる言葉だ。10月の終わりというのはそういう季節の移行期にあたるのかも知れない。
銀杏並木も緑から黄色に染まりかけている。
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酔芙蓉はほぼ終わったが、
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くす玉酔芙蓉は粘り強く咲いてくれている。
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こちらは二日がかりで白から赤に変化するのだと新たに知った。
アサギマダラは一時姿を見なかったので、南に旅立ったかなと思っていたら、10月27日に立ち寄ると10羽ぐらいが飛んでいた。寒い日もあったので森の中に潜んでいたのかな。
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マーキングしてある蝶を発見。南の島で確認されるといいなあ。
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キンモクセイ(金木犀)。少し前に咲いていて、もう終わったとも聞いていたのに、二度咲きなのかな?
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金木犀の香りは感じられないと自認していたが、今回は感じられてうれしい(笑)。

ところで、「今はもう秋」という言葉は70年にトワ・エ・モアの歌でヒットした『誰もいない海』の冒頭の歌詞である。ライブでも秋の歌として何度か歌っているが、ほのぼのとしたフォークと思っていたのに歌詞には「私は忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと…」という一節もあってドキッとさせられる。作詞をされたのは現代詩の詩人山口洋子さん(同名の方とは別人)で、67年に作られたそうだ。当時は学園闘争の真っただ中にあって、生きていくことの意味を自身に突き詰めることを強いられた若者も多かったのだろう。コロナ禍の今も自殺を考える若者が多いと聞いて心が痛むが、逆に昔も今も私たちは「自分たちが生きていくことにどんな意味があるのだろうか」という究極の問いかけに対峙しながら日々暮らしているんだな、と改めて考えてしまうのだった。


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秋はさらに深まっていく…。

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