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'23 神戸ホンキートンク2月のスケジュールなど [神戸ホンキートンクライブ日程]

2月の花は水仙。
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寒い日々が続きます。地球温暖化のはずなのに…と思っていると、やはりそのためで、寒気団の動きが変わっていることからくるようですね。コロナもやや沈静化しているようですが、どうなることやら。やはり高齢者は罹らないに越した方がよいと思いますので、免疫力を高める努力をしながら、慎重に行動したいと思います。

さて、今月の自分のライブですが一つだけあります。この歳になると月一ぐらいがちょうどいいかもとも思いますね。オファーがあればもちろんやりますけどね(笑)。
Hobo's Night @神戸ホンキートンク
2月3日(金)19:30start
Hobo Teramoto(G) K.Kobayashi(Md) Dano Danno(Bj,Fd) H.D.Crowe(Bs)
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元々ソロでやっていたので "Hobo's Night"としてますが、このメンバーでは3回目なので "Hobo & Friends" が正しいかな。今回も檀野君がバンジョーとフィドルの二刀流で頑張ってくれます。節分の夜、和やかに楽しく演奏したいと思っておりますので、是非お越しください。


神戸ホンキートンク2月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。バンドがない日もお店は開いているので、ジャムをするのも佳き。お店に問い合わせの上ご来店くださいね。急に入るライブもあるので、FBの「今週のホンキー」もご確認ください。

神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
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神戸ホンキートンク2月のスケジュール 
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(クリックすると少し大きくなります)

それでは今月もよろしくお願いいたします。
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Wasted On The Way(時は流れても)[私の好きな20世紀の唄たち]vol.86 [20世紀の歌Ⅱ]

Wasted On The Way(時は流れても)
   written by Graham Nash
   Daylight Again(Crosby,Stills & Nash)1982
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CSN(&Y)が70年に発表した曲"Teach Your Children"については以前書いていた(Teach Your Children)。わずか2年で解散した後も時折再結成していたらしいが、82年の"Daylight Again"はスルーしていた。88年の"American Dream"(CSN&Y)は購入したように思う。まあ、マニアではないのでね。標記の曲を知ったのは98年の"Carry On"(2枚組ベスト盤)によってであった。

当時この曲に惹かれたのは、たぶん間奏でフィドルが使われていたからだと思う。当時自分のバンドに女性フィドラーがいて、彼らのファルセットも駆使した緻密なコーラス・ワークも、このメンバーだったらなんとかなりそうと思ったのではないか。残念ながらその後メンバーの二人が遠くに異動して実現できなかったのだった…。

この歌はGraham Nashが40歳の時につくったようだ。70年代初めにアルバム "Déjà Vu" で大ブレイクして巨万の富を手にしただろう彼らだが、スーパースターの常として、酒やドラッグに溺れたり、バンド内の確執や男女関係のもつれなどが、彼らのその後の人生を阻害しただろうということは容易に推察される。そんな人生の結節点に立って、これまで色々無駄な時間も費やして来たけど、それを乗り越えて新たな道を探ることが出来るんだ、と歌っていて、今の自分を重ねることが出来ると改めて思ったことだ。
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先日亡くなったDavid Crosbyは長年薬物中毒に苦しんだようだ。その彼を支え続けたのがナッシュだったと言われているが、その二人も近年は不仲だったという。人間関係の難しさをつくづく感じる今日この頃であるが、いつか天上の世界でまた友情を取り戻して欲しいと思うのだった。 R.I.P.,David

youtubeはスタジオ録音のものとライブ盤を。

Wasted on the Way (2005 Remaster)
https://www.youtube.com/watch?v=LUccF58bgwY

Wasted On The Way - Crosby, Stills And Nash Live
https://www.youtube.com/watch?v=Kg-Qdrr3XSk


時は流れても (大意。原詩は検索してみてください。)

まわりを見渡してごらん
目の前に見える僕の人生が
これまで過ごしてきた日々よりも
もっと良くなっているということを

今では僕は年を重ねて
欲しかった以上のものを手に入れた
だけど もっと前から始めていたら
もっとよかったと思ったりする

*
やり直せる時間はたっぷりあるさ
人生の時々の分かれ道で
僕たちが人生の途中で無駄にしてしまった時間を
橋の下にはたくさんの水の流れがある
その流れが僕たちに押し寄せて
どこかに連れていってくれるのにまかせよう

ああ 君も若かった時
自分の出してきた答えをすべて疑ってきたかい?
きみは自信満々のダンサーたちを
羨ましいと思ったことはなかったかい?

今君のまわりを見てごらん
君は自分が欲しいと思ったものを
手に入れようとしなくちゃね
僕の周りの友達を見てごらん
彼らは自分にふさわしいものを求めて
そして手に入れてきたんだよ

**
やり直せる時間はたっぷりあるさ
人生の時々の分かれ道で
僕たちが人生の途中で無駄にしてしまった時間を
橋の下にはたくさんの水の流れがある
その流れが僕たちに押し寄せて
どこかに連れていってくれるのにまかせよう

***
愛を償う時間はたっぷりあるさ
人生の時々の分かれ道で
僕たちが人生の途中で失ってしまった愛を
橋の下にはたくさんの水の流れがある
その流れが僕たちに押し寄せて
どこかに連れていってくれるのにまかせよう


Daylight Again


Carry on


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0125この冬一番の寒さ?! [日々の雑感]

朝の気温-3℃@芦屋浜。確かにこの冬一番の寒さだった。
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この日が寒さの底になるだろうということは、少し前からメディアでも報じられていた。ただ、六甲山の南に隠れているような位置の神戸・芦屋に雪が降るかどうかは、なかなか予想が難しいらしく、前日の朝の予報では24日の深夜に降雪とあったが、午後にはそれが無くなっていた。夕方5時ごろに雪が降り始めその後やんだが、どうなるか分からない感じだった。

25日朝、外に出てみるとうっすらと白くなっていたが、積もってはいなかった。
車は真っ白に。
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西浜公園もこんな感じ。
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Footprints in the Snow.
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西池は凍ってはいなかった。
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庭駆け回る犬のように、雪と聞くと出歩いてしまうが、この日は朝から元町の病院に行く予定があったので、車で行けるかどうかという確認のためでもあったのだ、と長い言い訳かな。
六甲山もうっすら白く。
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この辺りは雪の影響はなさそうなので、8時半に車で家を出てR43を西へ。思ったより道は空いていたが、摩耶の陸橋の辺りから道が白くなってきた。橋は気温が低いからかな、と思っていたが、生田川の辺りで渋滞が始まり、車列が止まってしまった。神戸も西の方は雪がまだついているようだ。六甲の山が低くなっているからかなと思った。自分の車はAWDだし雪道には比較的慣れているが、皆恐る恐る走っているように見える。数日前から予告があってもまさかと思うのかも知れない。後でもっと雪の多い各地の大渋滞のニュースを見たが、いざという時の備えはまだまだのように見える。
車列が動きそうにないので北の山手幹線に迂回することにした。
途中の路地にはまだ雪が残っていた。
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山手幹線からは意外なほどスムーズに進み、9:20には無事県警本部横の駐車場に着いた。
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内視鏡検査と先週のCT検査の結果は大丈夫でほっとしたが、ハルナールというα1遮断薬を三ヶ月分処方されて飲むことになった。

ご褒美ランチは御影の王将で。びっくりするほど安くて美味しかった。

翌26日の朝、この日も0℃だった。西池の水もうっすら凍っていた。
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寒い日が何日か続かないと凍らないようだ。
大阪湾の夜明け。
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<参考>
最強寒波、兵庫の交通網や生活直撃 JR運休、道路渋滞…大学入試開始時間も繰り下げ


“冬の線状降水帯”=JPCZ。初めて知った言葉、覚えておこう。
正しくは「日本海寒帯気団収束帯」(Japan sea Polar air mass Convergence Zone:JPCZ)らしい。



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かぼちゃの種とピーカンナッツ [食と酒]

Pumpkin Seeds って食べられるんや!
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youtubeで前立腺や膀胱の記事を見ていたからか、その種の雑多な記事が出てくるようになったが、その中に下記のような記事を見つけた。
前立腺と男性の効能の自然な治療法:1日に小さじ1杯!

かぼちゃの種とクルミを粉砕して、蜂蜜とレモンを加え、練ったものを1日に小さじ1杯食べるというものだ。効能があるかどうかは別として、今まで捨てるものと思っていたかぼちゃの種が、食べられてしかも栄養豊富ということに驚いた。ナッツはよく食べてたんだけどね。お店を巡っていると、ミックスナッツの中にかぼちゃの種が入っているものを見つけた。単体で売っているものはないかと探すと、CALDIで売っているのを見つけた(ダイソーにもあった)。
家に死蔵していた手動のベジタブルカッターを使ってみると、
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割と容易に粉砕することが出来た。クルミとレモンは別に食べればいいと、蜂蜜だけを加えると、それなりに食べられたが、今のところヨーグルトと混ぜてサラダのトッピングにしている。
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いつもはすぐにブームが去ることが多い我が家だが、これはけっこう続いているなあ。

もう一つこれは最近知ったのだが、ピーカンナッツというもの。何かお菓子の中に入っていたのだが、調べてみるとくるみの親戚のようで、胡桃よりも更に栄養豊富とのこと。もう一つ驚いたのはバーボンの樽材で知られるヒッコリーの木に生る実だったということだ。アメリカ南部の歌に出てくるヒッコリーだったとは。縦割りの知識しかなかったなあと思い知ったことだ。ちなみに胡桃はウォールナット(Walnut)ということも今回知った。家具材では知っていたが。
これもカルディさんに売っていた。
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木の実や種をよく食べるようになって、だんだん自分が縄文人に近づいてきているように感じることだ。
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0123まだ大寒なのに早咲きの紅梅がもう満開だった@住吉川。
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0119 Hobo & Ohya Live! vol.28@豊中アビリーン  [バンド]

0119 HOBO & SADAO OHYA Live ! vol.28 @アビリーン(豊中市岡町)
Special Guest Jumbo Okutani (Md.) & Hitoshi Nakai (Bs.)
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昨年の4月に豊中アビリーンライブをしてからはや9カ月、ジャム以上バンド未満という微妙な立ち位置のこのユニットの使命ももうそろそろ…かなと思っていましたが、久々にオファーをいただき、もう少しやってみてもいいかな、とこの日のライブをする運びとなりました。思い返せば2016年に大矢君と再会して、ひょんなことから神崎川のお店で演奏をさせてもらって6年余りになりますなあ。
HOBO & SADAO OHYA vol.1
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さて、当日は5時半に入店してリハをしましたが、今回新たにやる曲の打ち合わせでほぼタイムアップ、次回はもっと早く来るべきかなと思いました。去年の暮れに亡くなったイアン・タイソンを偲んで、"Someday Soon"と"Song for Canada"の2曲をやりました。新たな曲は思いの外うまくできたように思いましたが、よくやっているのでリハはいいか、と思っていた曲の2・3では結構構成を忘れていて…、ということになってしまったのには思わず苦笑い。
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それでも実際にライブが始まると、エンジン全開で、来られたお客様を唸らせた(たぶん)のは、さすが手練の業師たちですなあ。店主さんの絶妙なP.A.のミキシングも相まって、気持ちよく歌い、演奏させていただきました。
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お客様ではジャンボ君の盟友ユミちゃんが来て下さったので、何か歌ってもらおうと思っていたのですが、時間(音出し9時まで)のこともあってできなかったのは残念でした。また、入店された時はマスクをしていて分からなかったのですが、大学のサークルで2年後輩だったS岡君が来てくれていて、40年ぶりの再会でした。バンジョーでテナーを歌っていた彼と、昔フェニックス・バードで何度か一緒に演奏していたのでした。
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昔話に花を咲かせた後、お店にあったバンジョーでこの日演った"Charmain"を弾いてくれましたが、カチッとしたピッキングは相変わらずで、素晴らしかったです。次回もまた横浜から来てくれると言っていたので、実現したらバンジョーを弾いてもらおうかな。
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というわけで、次回は4月7日(金)にというオファーをいただきましたので、実現しましたら是非聴きに来て下さいませ。
大矢君が上げてくれた演奏の様子。
https://www.facebook.com/sadao.ohya/videos/1221968058728139

0119 Set list
1st
I Saw Your Face in the Moon (D)
Someday Soon (B♭)
https://www.facebook.com/teramoto.hobo/videos/1172327920132934
Charmain (A)
It's a Sin to Tell a Lie (C)
Footprints in the Snow (D)
Happy Sunny Side of Life (A)
Some of Shelly's Blues (F)
Back up and Push (C)

2nd
Gentle on My Mind (E)
Steel Rails (A)
Alabama Jubilie (C)
Song for Canada (G)

Willin' (A)
Don't Think Twice It's Alright (G)
ミスター・ボージャングルス (F)
PLACE IN THE SUN (A)

encore
Cherokee Shuffle (A)
Washington County (A)

この日の朝は有明の月。
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これだけ細いと"I Saw Your Face in the Moon"の対象にはならないよね(笑)。


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1.17 あれこれ [日々の雑感]

公園の白梅咲き始める。
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もう28年になるのか。TVでは30年経つと震災の記憶が失われてしまうと解説していた。自分では忘れているつもりはなかったが、そうかもしれないとも思う。突然の災害に備えるといっても、せいぜい週一度の水汲みと備蓄ぐらいしかやってないのが実情である。時々点検していた懐中電灯の電池も、改めて調べてみると電池が液漏れしていたりする。せめてこの機会に点検することぐらいはしようと思うのだった。
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さて、この日は自分にとっても大事な用事のある日だった。2018年の暮れに膀胱の腫瘍が見つかり、2度の手術を経て定期的に内視鏡の検査を受けていたのだが、去年の7月の検査で、3年3カ月再発していないということで、これからは紹介していただいたクリニックをホーム・ドクターとして診てもらうことになったのだった。定期的に受診して尿検査を受ければいいのかなと思っていたが、どうもそうではなくて、もうしばらく半年ごとの内視鏡検査と、時にはCTも受けなくてはならないことになって、この日元の病院でCT検査をすることになったのだった。
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それなら今まで通り元の病院で診てもらう方がややこしくなくていいと思うのだが、もっと重篤な患者のケアを優先したいということのようなので、自分は快方に向かっていることの証左だと納得するしかないだろうな。いつ再発するかは全く分からないので、定期的に検査してもらえるのは有難いことではある。

昼は検診時の常として?回転寿司で外食して帰り、昼寝してから午後住吉川に歩きに行った。
カワセミ。今年は下流に雌がいるなあ。
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朝あまり歩けなかったので、2号線から西に回り道をしていると、最近開店したと思われるお洒落な八百屋さんがあった。
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菊芋が店頭にあったので、それと4種の珍しい野菜のセットを購入。翌日美味しくいただいた。

元住吉神社から南に歩いていると、公園の中にこんもりとした丘があって、忠魂碑かなと思って近づいてみたら「東求女塚古墳」とあった。
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前に東明の「処女塚古墳」を見に行った時(この間も東明八幡神社に行ったな)、そこから東西2キロの場所にそれぞれ東求女塚古墳・西求女塚古墳があると知って、そのうち行ってみようと思っていたのに、その後忘れてしまっていた。こんな風に偶然遭遇するなんてびっくり。西の方も忘れずに行ってみようと思ったことだ。

車に乗り込むと、午後に12時間遅れで2度目の黙とうが中継されていたので、車の中で黙とうをした。朝できなかったのでよかった。かくして震災から28年目の一日は終わったのであった。



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0115 とんど焼き [日々の雑感]

梅一輪。春まだ浅し…。
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今年の地域でのとんど焼きは15日だった。この日は「小正月」でもあったのは偶然のなせる業か。毎年10日過ぎの日曜日に行われているからだ。古くはこの小正月までが松の内だったらしいので、この日に実施されるのが正しいのだろうと思われる。平安時代の宮中行事の「左義長」が始まりとも言われている。子供の頃自分の故郷でもやっていたかすかな記憶があるが、古くからの風習が失われつつある昨今、当地の有志たちによって続けられていることは有難いことではある。
西浜公園にて。
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ちなみにこの日は旧暦では12月24日だそうで、今年の旧正月は1月22日になるのかな。
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それでは、「小寒の候」の散歩の中の花鳥をいくつか。
近所編。
葉牡丹。
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山茶花。
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菜の花。
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水仙。
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笑うダイダイ。
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蝋梅。
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黄梅。
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これは
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残月。
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住吉川編。
ユリカモメ勢ぞろい。
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蝋梅。
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カルガモ。
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ゴイサギ?ササゴイ?それともアオサギの幼鳥?
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カワセミ雌。
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コサギ。
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正真正銘のアオザギ。
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この樹を残したいと願う人が他にもいた。
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願いが届くといいなあ。



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Song For Canada(カナダの歌)[私の好きな20世紀の唄たち]vol.85 [20世紀の歌Ⅱ]

Song For Canada(カナダの歌)
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 written by Ian Tyson & Pete Gzowski
 "Early Morning Rain"所収(1965)

イアン・タイソンの曲を[20世紀の歌]で取り上げるのはこれで4度目である。フォークデュオ "Ian & Sylvia" については高校の頃までは名前ぐらいしか知らなかった。他のアーティストがカバーしているのを聴いて、誰が作った歌かと調べると、イアンの作だったという具合であった。古今の佳曲を発掘して?歌っている自分には相応しい出会いの形だったかもしれない。
SOMEDAY SOON(Bluegrass 45)
Summer Wages(J.D.Crowe & New South)
Four Strong Winds(Brothers Four)
そのイアンが昨年の暮れ(2022.12.28)に亡くなったというニュースを知った。89歳というから大往生と言っていいのかも知れない。最期までカウボーイであり続けた彼の生涯を偲び、これからも彼の歌を歌い継いでいきたいと思う。お疲れ様、イアン。R.I.P.
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さて「カナダの歌」であるが、カナダにおけるフランス系の住民とイギリス系住民との軋轢を扱った歌である。特にケベックでは、先に入植したのはフランスからの移民で、後になってイギリス人が入植し、イギリス領になってからは「イギリス系ロイヤリスト中心のアッパー・カナダ、ケベックを含むフランス系中心のローワー・カナダに分かれて行き、…」(wiki)。この歌が書かれた頃はベトナム戦争に対する反戦運動なども絡んで、複雑な国内情勢が背景にあったようだ。
冬のケベック・シティーとセントローレンス川。
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発表された当時はそこそこヒットしたが、評価は賛否両論あったようで、民族の対立や社会的格差が複雑に絡み合っていると、単純に「みんなで一つになろう」というようなメッセージを出されても、もろ手を挙げて賛同する気持ちになれないだろうということは、理解できなくもない。美しいメロディと素晴らしい詞を持つこの歌が、"For Strong Winds" が第二のカナダ国歌と言われたようにはならなかったのは、そういう事情があったのだろうと推察できる。

今、世界のあちこちで民族紛争が起こり、解決の兆しも見えない状況が続いているのを見ると、長い歴史の中で複雑にねじれあったこれらの問題の難しさを感じてしまう。でも、時間をかけてでもいつかは融和できるはず、という希望を持ち続けることも、「一つの地球」に生きる私たちには必要なことなのだろうとも思う。だから、この歌も一時の毀誉褒貶にめげることなく、多くの人々によって歌い続けられるべき歌なのだろうと思ったことだ。

youtube はあまりなかったが以下の4曲を。

Song For Canada Ian & Sylvia
https://www.youtube.com/watch?v=Y95TnSLdFfU
Song For Canada (Live) Ian & Sylvia
https://www.youtube.com/watch?v=J8CNSZx2fIc

カナダの歌 Ryoko Moriyama 中学生の時この人の歌で知ったのだった
https://www.youtube.com/watch?v=M7KfD6otryA

Song For Canada The Mitchell Trio
https://www.youtube.com/watch?v=07cWsZHDC4Y


カナダの歌(大意。原詩は検索してみてください。)

なぜ互いに話し合うことができなくなっているの
今ではどちらも変わっていっているというのに
随分長い間互いにいがみ合ってきてしまったね
でもまだ多くのことを分かち合っているはずさ

**
一本の大きな川が海に向かって流れ続けている
ただ一つの川が永遠に流れている
この土地には二つの国が岸辺に沿って在るけど
そこには一本の川が自由に流れているのさ

どうして私たちがそこに存在しないかのように振舞うのか
あなたが見つけたこの新しい憎悪はいったい何?
これまでたとえどんなに不当な扱いを受け痛みを感じたとしても
あなたを抑えつけたのは決して私たちではない

***

誇り高く生きるあなたを嬉しく思っていることをどうして解ってくれないの?
あなたが自分の力でうまくやって来たことは解っているんだ
そうして手に入れた誇りがあればもう理解してくれてもいいはず
これからは一人で立ち続けなくてもいいんだということを

****
孤独な北の川も一つに集まって流れているよね
そこにはただ一つの川が永遠に流れている
この土地には二つの国が岸辺に沿って在るけど
そこにはただ一本の川が…それはあなたと私




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2023年の年頭 [日々の雑感]

潮芦屋から大阪湾の向こうに初日の出を望む。
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新年あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。アクセス数が89万になったので100万までは頑張ろうかなと思っております。人間何か身近で具体的な目標がないと、モチベーションが上がらないものなのでしょうかね。スマホが壊れた時、ウォーキングの意欲が激減しましたから(笑)。退職してレーゾンデートルのつもりで始めたブログですから、生きている限り続けることになるのかなあ…www

門松二点。
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一休禅師の狂歌に「門松は 冥途の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」がある。昔は数え年だったから年頭に齢をとることを踏まえた歌だ。この歌が身に沁みる齢になったのかとも思ったが、いつ目の前に現れるかもしれない時機を前に、今ある生を精一杯生きようという意味もあるようで、瘋癲老人のひねくれ根性の背中を打つのであった。先日観た『すずめの戸締り』も同じメッセージだったし、兼好法師も「命は人を待つものかは。無常の来たる事は、水火の攻むるよりも速かに、遁のがれ難きものを…」と言っていたなあ云々。

さて、ぶつぶつ言いながらも、家人には6時に起こして、とお願いして寒い中潮芦屋の南に出かけたのであった。雲が少しあったが、雲の切れ目から初日を拝むことが出来た。
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どの時点をもって初日の出と呼ぶのか、とふと思ったことだ。
家に帰ってTVの初日の出を拝み、
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お節を頂く。
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大晦日の酒が過ぎたのか、何かに当たったのか体調悪し。しかし酒は普通に飲んで昼寝する。
午後は毎年行っている綱敷天満神社へ初詣。
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以前は参拝者もそれほど多くなくて、それも気に入って毎年参っているのだが、近年は参拝客も増えてきたようだ。どの神社も企業努力をしているみたいだなあ。
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この日は住吉川を歩けなかったので、夕方は芦屋浜の中央緑道を打出浜まで歩いた。遠かった。

二日。
住吉川を初ウォーキング?していると、よく見かけるカワセミおばちゃんがカメラを構えていたので見ると、カワセミが2羽並んでいるではないか。
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それだけでも珍しいのに、よく見ると雄と雌のつがいのようだった。上の嘴が黒いのが雄で、下の嘴が赤いのが雌である。これまでは上流に雌、下流に雄と縄張り意識が強い鳥と見ていたので、これまたびっくり。まあ、ペアリングの時は一緒なのは当たり前か(笑)。
こちらはピンボケだが2枚しか撮れなかったので載せておく。
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川にいくつか生えている草だが、花らしきものが咲いていた。君の名は?
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近くにひっそりとした神社はないかと今年も思いめぐらして、六甲の乙女塚古墳の横にあったよな、と行ってみた。小さな祠だと思っていたが、なかなか立派な神社だった。
東明八幡神社@神戸市東灘区御影塚町2丁目9−2。
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近辺にこんなに多くの神社があるとは本当に驚きだ。また日を改めて古墳と一緒に回ってみようと思ったことだ。
神社の裏にはこんな学校があった。蔦の絡まった崩れそうな建物だったが。
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三日。
この日は雌が単独で。
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蝋梅。
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片足立ちの都鳥(ユリカモメ)。
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この夜の月の傍には火星が(実際は月の上にあった)。
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かくして正月三が日も更けぬ。新たな一里塚を踏み出すとするか。

おまけ。
7日。七草粥も食べた。
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1月の満月はウルフ・ムーン。あまりピンとこないけど。
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'23 神戸ホンキートンク1月のスケジュールなど [神戸ホンキートンクライブ日程]

新年を寿ぐ蝋梅の花。
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明けましておめでとうございます。コロナも落ち着かず、内外の情勢も厳しいまま新年を迎えてしまいましたね。かくいう自分もあちこちガタが来る齢(古希かあって感じ)になってしまいましたが、これからも身体が続く限り、酒場の片隅で一杯の酒のために歌い続けたいと思っております。あのボージャングルのようにね(笑)。


さて今年の自分のライブですが、1月・2月と一つずつ入っております。
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岡町のアビリーンでのライブは4月以来になります。このメンバーでまた演れるのは嬉しい限りです。少しずつ新たな曲を加えて、今まで通りゆったり演奏するつもりですので、木曜日の夜、是非お越しください。

もう一つは2月のしょっぱななので上げておきますね。
Hobo's Night @神戸ホンキートンク
2月3日(金)19:30start
Hobo Teramoto(G) K.Kobayashi(Md) Dano Danno(Bj,Fd) H.D.Crowe(Bs)
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元々ソロでやっていたので "Hobo's Night"としてますが、このメンバーでは3回目なので "Hobo & Friends" が正しいかな。回を重ねるにつれてサウンドも安定してきていますので、これまた是非お越しください。

神戸ホンキートンク1月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。バンドがない日もお店は開いているので、ジャムをするのも佳き。お店に問い合わせの上ご来店くださいね。急に入るライブもあるので、FBの「今週のホンキー」もご確認ください。

神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
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神戸ホンキートンク1月のスケジュール 
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(クリックすると少し大きくなります)

それでは今月も、そして今年もよろしくお願いいたします。
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