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'23 神戸ホンキートンク3月のスケジュールなど [神戸ホンキートンクライブ日程]

3月の花はやはり梅の花。
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芦屋中央公園ももうすぐ梅まつりのようです。
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三寒四温の言葉通り、寒いと思うと暖かい日があったりと、体調維持の難しい季節ですね。コロナもだいぶ収まっているようにも見えますが、理由もあまり説明されてないようでやや不気味ですね。人が集まる時期にはやはり注意はしなければと思います。このところメディアではWBCの話題で持ちきりですね。我が大谷君も調子は良さそうなので、今シーズンも活躍が楽しみです。
今年のカレンダーは巨大!
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さて、今月の自分のライブですが、先月が節分の日だったのに続いて、桃の節句の日になりました。単なる偶然ですが。
Hobo's Night @神戸ホンキートンク
3月3日(金)19:30start
Hobo Teramoto(G) K.Kobayashi(Md) S.Shimaoka(Bj) H.D.Crowe(Bs)
前回の演奏。

このところバンジョーとフィドルで参加してくれていた檀野君が、体調を崩されて今回は欠席です。代わりに1月のアビリーンに偶然現れて40数年ぶりに再会した、大学の2年後輩の島岡君が今度のライブも観に来ると言っていたので、急遽お願いしてバンジョーを弾いてもらうことになりました。困ったら誰にでもお願いするのが悪い癖。
住んでいる関東でも演奏はしているようで、どんなライブになるか楽しみです。
こんな方です(FBより)。
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今回は他にも色々なことがありそうなので、是非実地検分にお越し下さいませ。

神戸ホンキートンク3月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。今月は学生バンドが卒業でちょっと空きが増えていますね。ライブがない日もお店は開いているので、ジャムをするチャンスかも。お店に問い合わせの上ご来店下さい。急に入るライブもあるので、FBの「今週のホンキー」もご確認ください。

神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
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神戸ホンキートンク3月のスケジュール 
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(クリックすると少し大きくなります)

それでは今月もよろしくお願いいたします。
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0225 岡本梅林公園の梅の花 など [日々の散策]

岡本公園の梅林。土曜日なので人多し。
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翌日が「梅まつり」だった。
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この日はブランチを食べてから芦屋の東山公園に立ち寄ってみた。家人の"Radio Exercise Friends"から、この公園にも河津桜が咲いているよ、と聞いてきたので。
東山公園@芦屋市東山町12。
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斜面に沿って作られていて山中に入った感じがする。
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地域の人々の憩いと集いの場になっている感じ。
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ここには50本の河津桜があるそうだが、そうは見えなかった。満開になるとわかるかな。
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まだ三分咲きなので「河津桜まつり」(3月5日)の頃来てみよう。
水仙。
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クリスマスローズ。
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ヤマガラが三羽いたが焦っていてピンボケ一枚のみ。
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そのまま住吉川に移動して歩こうと思ったが、思いついて岡本梅林に行くことにした。週末で人も多そうだけど、天気も不順なので行ける時に行こうと。
甲南大学近くのコインパーキングに車を停めて歩く。
公園の入り口ではバザーをやっていた。
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ここは石垣などがあって風情があるなあ。7年前の訪問記事(0218@岡本梅林公園参照)。
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適当に選んでいたら多くなってしまった。
上の段からは大阪湾も見渡せる。
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人が多くてメジロなどは見えなかったので、近くの岡本八幡神社へ。
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こちらは樹の伐採中で成果なし。
絵馬がしゃもじだったのは新発見。
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帰り道のお庭の梅でようやくメジロの姿が。
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メジロかと思ったらこちらは雀君だった。
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0220 河津桜一輪@住吉川 [日々の散策]

住吉川の河津桜がようやく咲き出した。
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今年は遅かったのかなと思っていたところ、去年は同じ20日だったが一昨年は11日と早かった。
20220220 住吉川の河津桜咲き始める
20210211「河津桜」咲き始める@住吉川

翌日、西郷川河口公園の河津桜はどうかなと行ってみた。
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こちらもまだ2・3輪しか咲いていなかった。これからだね。
十月桜は満開だった。
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公園の菜の花は今が盛り。
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菜の花といえば潮芦屋の親水公園の花壇にも。
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花の方が季節を先取りしてくれる。まだ寒い日が多いけど。
この時期の野鳥もいくつか。
ジョウビタキ(オス)@近所。
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ジョウビタキ(メス)。
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ツグミ。
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イソヒヨドリ@高速のS.A.。器用に止まってるね。
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キジバト@同上。
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梅の花もそろそろ満開。
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また梅林公園にも行ってみよう。

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0218 野麦峠スキー場 [旅日記]

野麦峠スキー場のスカイラビット(空兎)リフト横にあった雪だるま。
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この日は午後から天気が崩れるとの予報だったので、9時過ぎにはスキー場の駐車場に着いた。一日券にするか迷ったが、前日の初スキーで筋肉疲労も感じていたので、2500円のシニア4時間券にした。この時はまだ曇りで、ラビット下-2℃、山頂‐6℃と少し高めだったが、まあまあかなと思っていた。
いつもの山頂の撮影スポット。乗鞍岳は全く見えない。
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前日のめいほうと見比べたかったが、仕方がないので去年の写真を載せておく。
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これまた定点観測している枯れ木。
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気温の違いが一目瞭然だね。
去年の記事を参考までに。0224野麦峠スキー場

初めの何回かの滑走では快調に滑れた気がして、やはり野麦はいいねと思ったが、そのうち雪が重く感じられて来て、少し滑ってはレストハウスで休憩することに(いつものことかも)。
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ここのカツカレーは美味しいのだが、やはり値上がりしていた。
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でも心なしか量が多く感じられたのは、レストラン側の良心の呵責から?

さて、もう何回か滑って終わりにしようと思って、板を履こうとしたら左足がはまらない。実は前日も滑り出した時板が外れて転倒したことがあったが、靴に雪がついていたせいかなと思っていたのだ。今度もそうかなと思って、雪を払う動作をしていると、黒いプラスチックの破片が靴の周囲に落ちてきた。どうも靴の底が破損したようだった。なんとか履けたので、下まで降りて帰ることにした。13時だったのでまあまあ滑れたのかな。
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これは帰ってから撮った靴の底。
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もう十分寿命以上に使ったから、惜しいとは思わないが、道具は劣化するものと分かっていながら、ろくにチェックもせずに無頓着に使っていた自分には少し反省したのであった。これを奇禍としてこれからを過ごすべきかなとも思ったことだよ。

帰りの道中、だんだん雨が強くなり、あれでやめておいてよかったとつぶやきながら、R19をちんたら走って行った。前日通りかかって名前が気になっていた「道の駅きりら坂下」に立ち寄ってみた。
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名前になにか由来があるのかなと思ったが何も説明がなかった。後で調べると「所在地が木曽川右岸にあることから、きそ・リバー・ライトサイドの頭文字を組み合わせたもの」だそうで、ちょっとだまされた感があるが、旅人の興味を喚起する良いネーミングと言えなくもないか。
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「花馬祭り」は木曽義仲が平家追討を果たした戦勝祝いが元になった祭りとうことだ。

珍しい地産品がたくさん並んでいた。
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幾つか買ってしまった。
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こんな木工製品も。
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心に沁みた色紙の言葉。
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駅の横に木曽川が流れている。この時は雨が上がっていたので河畔を少し歩いた。
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その後R19~R248と走って、帰りに何度か行ったR21沿いの浜木綿で夕食を。
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関ヶ原から高速に乗り、多賀S.A.で13000歩まで歩いたら、西宮を深夜割引で出ることになり、それはそれでラッキーだった。

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0217 めいほうスキー場@岐阜県郡上市明宝奥住水沢上 [旅日記]

めいほうスキー場山頂部から乗鞍岳を望む。
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御嶽山の厳かな姿も。
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このスキー場からこの二山が見えるとは知らなかったので感動。翌日行く予定の野麦峠スキー場からとは反対の方向に見えるのだと思ったことだ。

この冬は大寒波がやってきたかと思うと、暖かい日が続いたりと、なかなかスキーに出かける機会も持てないでいた。考えた挙句一日目は近場のスキー場に行って足慣らしをし、その足で伊那まで行って泊まり、二日目は野麦で滑るというややトリッキーなプランを考えた。めいほうは20年ほど前に、当時の同僚と日帰りで行った記憶がある。

東海北陸自動車道・郡上八幡ICから30分ほどで行けるのでお手軽である。
途中のP.A.からは雪を戴いた伊吹山が見えた。
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センターハウス前に着く。
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ずいぶんモダンな建物群。以前来た時はもっと地味な印象だったが記憶違いかな。
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左手のリフトを乗り継いで上まで行き、少し滑ってからレストハウスに。
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値上げの波はここの食堂にも押し寄せているようだが、地元産の小鮎の天婦羅は美味しかった。
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ゲレンデマップを撮り忘れていたので、コースはこんなものかと思っていたが、頂上からの景色が素晴らしいとどこかで見たので、改めてマップを見ると、もっと高い所があった。
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第2クワッドに乗って標高1,600mの頂上に行ってみると、360度の大パノラマが眼前に広がっていた。知らずに帰るところだった。
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右から御嶽山、乗鞍岳が鎮座し、更に北アルプスの山々が連なっていた。
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御嶽山。
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乗鞍岳。
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老いぼれスキーヤーにとっては、眺めがいいのが必須アイテムなので、ここもお気に入りの一つに加わりそうだ。いつまで来られるかはわからないけどね(笑)。ただ、野麦に比べると標高はやや低いので、気温が低い時に来るのがいいだろうと思ったことだ。
めいほう:1,600m~900m 野麦:2,130m~1,400m
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初滑りを堪能して、15時過ぎにスキー場を後にした。さて、伊那までどう行くかだが、これまでR19を走っていた時、中津川で「右高山」の標識を見かけていたので、その逆もありかなと思い、地図・ナビと相談して試してみることに。
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R472~R257~R41~R257~R256と走って17時にはR19にたどり着いた。
中津川から高速でとも考えていたが、地道でも2時間弱で行けると分かったので、R19~権兵衛トンネルと走って、19時前にはホテルにたどり着くことが出来た。一般の方には何の参考にもならないだろうが、地道ファンとしてはしてやったり(笑)。

宿は全国旅行支援の割引が使え、その上信州割クーポン2000円分ももらえた。もう夜やし、明日は早出だからどうしようと思っていたが、近所のよく行っている居酒屋「串正」さんが登録されていたので、そこで夕食を食べることが出来た。
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この日あまり歩けていなかったので、夜の伊那の街を歩いて何とか13000歩には達した。
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この日はなかなかうまくいったけど明日は天気も崩れそうなので心配しながらも爆睡した。



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『李禹煥』回顧展@兵庫県立美術館 [展覧会]

『李禹煥』回顧展@兵庫県立美術館
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韓国出身で日本で活動している、「もの派」を代表する美術家「李禹煥(リ・ウファン、1936年生)」の回顧展を観てきた。浅学にしてこの作家のことも「もの派」という芸術潮流についても知らなかったが、香川県直島町に安藤忠雄設計の李禹煥美術館が開館されていると聞いて、著名な美術家だったのだとわかった(笑)。
美術館への道すがら、岩壁のフェンスにユリカモメが並んでいた。
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李禹煥の作品とどこかつながっているような、と後で写真を見て思ったことだよ。

入り口の立体看板。
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現代詩や現代絵画などにはやや苦手意識はあるのだが、優待券をいただいたのでこの際体験してみようと思ったのだった。平日は撮影可ということもあって、撮った写真を後でゆっくり見て振り返ろうと思った。
順路に従っていくつかの作品をあげておく。解説はしないのであしからず(笑)。
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自己は有限でも
外部との関係で無限があらわれる。
表現は無限の次元の開示である。
- 李禹煥 -
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本展では、「もの派」にいたる前の視覚の問題を問う初期作品から、彫刻の概念を変えた「関係項」シリーズ、そして、静謐なリズムを奏でる精神性の高い絵画など、代表作が一堂に会しているとのこと。
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「もの派」についてはwebに以下の説明があったので転載しておく。
戦後日本美術に「具体」と並ぶ重要な動向である「もの派」は、1970年代初頭まで続きます。「もの派」とは、木材や石など自然物と、ステンレスや鉄、紙などの人工物を素材そのままにくみあわせ人ともの、ものとものとの相互関係を見出すことを試みた一連の作家たちを示します。
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異質な「もの」の組み合わせや、「もの」と「空間」との関係性のようなものを表現しているのかな。音楽でも音と音のあいだの「間」が意味を持っていたりするけど、そんな感じなのかもしれないと思ったことだ。

韓国出身の彼がなぜ日本でずっと活動しているのか、ということが気になって、彼のプロフィールを調べてみた。「1936年に韓国慶尚南に4人兄妹の長男として生まれます。幼少期から絵や書を習い、点の付け方、線の引き方の基本を習得したといいます。その他にも、若い頃から文学を読むことに没頭したり、植物採集などに時間を費やしました。ソウルの高校を卒業後、ソウル大学校美術大学へ入学します。学生時代には東洋と西洋の思想と文学を読み耽ったそうです。在学中に叔父の病気の見舞いのため日本へ渡り、叔父の勧めもあり拓殖大学で日本語を学びます。その後、ソウル大学から日本大学文学部哲学科へと編入しました。リルケやハイデガーなどを中心に研究し、1961年に日本大学を卒業します。」

「中学時代に、釜山で朝鮮戦争を経験した李でしたが、1960年代には韓国の軍事政権に反対する運動や、南北統一運動に参加するようになります。世界中で若者が政治・社会運動に参加し、日々変化が伴う環境と、混沌と閉鎖感の中で、李は若き表現者として、そのエネルギーを芸術表現へと昇華していきます。」

日本統治下の朝鮮半島に生まれ、朝鮮戦争を経て、李承晩などの軍事政権に絶望して日本へ渡ったと思われる。ここにも民族の分断が背景にあったのだ、とウクライナの紛争の最中にある今改めて思ったことだ。そのことが彼のその後の思想や芸術上の志向にどのような影響を与えたのだろうと考えたりした。

彼の作品については、写真ではあるが、それを観ていろいろ反芻してみたいと思う。蛇足であるが、同じ頃、アナザー・ストーリーという番組で、フォークルの「イムジン河」の背景とその後について語られていて、戦後の朝鮮半島の歴史について、調べたり考えたりする機会を持てたことは良かったのかなと思った。

安藤忠雄図書館に、帰りに立ち寄った。そこを通るようになっていたから(笑)。
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ガラガラだった書架がいっぱいになっていた。
青いリンゴとも再会。
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様々な思いで頭がいっぱいになって館を退出した。
この時期の梅花。
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映画『レジェンド&バタフライ』 [映画]

映画『レジェンド&バタフライ』
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3カ月も前から「東映70周年を記念して製作された歴史大作」と大々的にキャンペーンが張られていたので、観てみようと思った。11月に主演の木村拓哉と岐阜出身の伊藤英明が「ぎふ信長まつり」に出席した際46万人も集まったというキムタク人気とはいかなるものかという興味もあった。もちろん綾瀬はるかの濃姫を観たいというのもあったが(笑)。火曜日の朝9時に行ったが、終わったら12時半になっていた。
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3時間近い長い映画だったが、帰蝶の輿入れから本能寺の変までを描くのだから仕方がないともいえる。せめて大河の総集編ぐらいの長さは必要だろうから。信長についてはこれまで数多くの映画やドラマが作られているので、今更とも思ったが、わざわざ歴史大作とあるので何か新解釈があるのかな、と思っていたが、かなり強引な解釈で作られていた。もともと濃姫については、輿入れの時期以外はほとんど資料がないようなので、逆に自由な解釈が可能だったともいえるかな。
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森鴎外の『歴史其儘と歴史離れ』以来、歴史物語を史実に忠実に書こうとするものと、史実から離れて自由に空想を膨らませた作品に分かれるようだ。この映画はもちろん後者なので、歴史ファンタジーと割り切って観れば、そんなに悪い作品ではないとは思うが、大向こうの歴史ファンからは酷評されるだろうなとも思った。今年の大河『どうする家康』にどこかつくり方が似ているなと思ったら、同じ脚本家だったのには笑ってしまった。大河ドラマもこれからどんどん変わっていくのだろうか。
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本作での信長は、内心の弱さを尊大な態度で糊塗しているような青年として描かれている。そんな彼が敵対する美濃の姫君と政略結婚をする。互いに寝首を掻こうとするような関係だったが、隣国駿河から今川義元の大軍が攻め込んできて、絶望的な状況に方策が見つからないでいる信長の背中を押したのは、ほかならぬ濃姫であった。桶狭間で奇跡の勝利を得た後は美濃を攻略し、天下布武への道を歩んでいく。
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侵略や殺戮を繰り返す信長は、次第に人の心を失っていき、魔王と呼ばれるようになっていった…。人間信長として描こうとすると、史実と言われていることも若干変えて行かないといけなくなるのかな。その典型は明智光秀で、比叡山焼き討ちも、安土城での家康の饗応事件も、史実とは逆の描き方をしているように見えた。魔王だった信長が人間らしい心を取り戻した時、見限った光秀が本能寺の変を起こしたという展開にしたかったのかな。
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キムタク演じる信長は、信長である前にキムタクだなあと思ってしまう。大河で演じている岡田准一の方が役への入り込み方がすごいなと思うのは私だけだろうか。ともあれ、信長と濃姫が敵対感情から始まりながら、次第に支えあう夫婦になっていくという歴史ファンタジーと割り切れば面白い映画だと言えるだろう。


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0207 立春も過ぎて [日々の散策]

0206 2月の満月は "Snow Moon"。これはしっくり受け止められるね。
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立春を過ぎても寒い日が続く。相変わらず朝は2・3℃のことが多いが、それでも最高気温は10℃を超える日もあって、重装備で歩くと暑くなったりする。冬の初めは20℃を切ると寒いと思っていたから、身体が寒さに慣れてきているんだろうな。そのうち三寒四温を経て次第に春になっていくのだろう。

そんな冬と春のはざまの季節の散歩の中の花鳥の写真をいくつか。
潮芦屋の親水公園の花壇には、菜の花が育てられていた。
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ここには、春はネモフィラ、夏は向日葵、秋は秋桜が花を咲かせていた。12月末に何か植えられていたので、なんだろうと想像していたが、ここに至って菜の花と判ったのだった。
梅の花もいろいろな種が少しずつ咲き始めている。
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こんな花たちも。
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次は鳥たち。
ヒヨドリ。
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シロハラ。
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ユリカモメ。
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ヒドリガモ?
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ハクセキレイ。
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キセキレイ。
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カワセミはここのところよく見る。
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季節は少しずつ移ろって行く。



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節分と恵方巻 [日々の雑感]

我が家のささやかな恵方巻。豆・鰯・蜆もあるけど。
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今年の節分の恵方巻を食べる時の恵方は南南東だそうである。毎年節分になると「今年の恵方」が提示され、我々一般人はその説に従って恵方に向かって巻き寿司を丸かぶりしている。もともと関西の方にあった風習であるが、これが全国に広まったのはあるコンビニの戦略に発するとも言われている。
節分の朝の空。
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なぜ節分に恵方巻なのか、立春の前日以外にも三つの節分があるが、それはどうなのか、とぼんやり思っていたが、その時期が過ぎるといつの間にか忘れていたという具合であった。今年はコロナ禍のもとしばらく縮小していた中国の「春節」の大移動が復活しているというニュースを見て、旧正月と節分・立春との関係などについて改めて考えてみたのだった。暇人であるゆえかな。

中国・中華圏における2023年の春節は1月22日だそうである。その前日である1月21日から1月27日まで7連休になり、多くの人々が故郷への帰省や海外旅行などで大移動するのだ。その恩恵をインバウンドの受け入れで日本も受けるのだが、今回はゼロコロナをやめたせいで感染爆発した中国からの入国を厳しくしたので、その報復措置やなんやでややこしくなっていたようだが。
神戸南京町の春節祭(webより)。
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日本の暦の旧正月も今年は1月22日だそうで、たまたま中国のそれと一致したのかな?太陰暦による旧正月と太陽の運行に基づく二十四節気の立春(前日の節分)は一致するのが望ましいようだが、そんなことはめったにない。古今集の在原元方の歌に「年のうちに春は来にけりひととせを去年とやいはむ今年とやいはむ」があるが、これは(旧)正月になる前に立春になったことをうたったものである。今年はそうではないのでこの歌の意味もないのだけれどね。

恵方巻と似たものに「恵方詣り(えほうまいり)」があって、「1月1日(元日)にその年の恵方にある社寺に参拝してその年の幸福を祈願する」とある。両者は源を一つにするのではないかと調べてみると、今年の恵方参りの恵方はやはり南南東であった。その年の福徳を司る神様「歳徳神」がおられる方角のことでその年の恵方は干支の十干によって決まるらしい。詳しい説明は省くが、図もあったのであげておく。
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恵方参りがなぜ流行らないかというと、それが日本ではすたれてしまった旧正月だということと、どの寺社にとってもメリットがないからかと思われる。今年はうちの寺社が恵方だとは言えないからね。いずれにしても恵方に向かって何かすることに意味があるのであって、巻き寿司の丸かぶりに限定することはないのであった。
立春の日の月は小望月。
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平安時代には陰陽道に基づいた「方違え(かたたがえ)」という風習があって、その日行く方角が忌むべき方角(「塞がり(ふたがり)」)だった場合、一旦別の方角に行って滞在し、改めて目的の場所に行ったりした。面倒くさいが、平安貴族はある意味暇人だったのかもしれない(笑)。『源氏物語』で方違えに行った源氏がその屋敷で美しい女性(空蝉だったかな)に出逢い…、というくだりがあった記憶があるが、そういう出逢いはまんざら悪くはないなあ、とも思ったことだよ(笑)。
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長々と駄文を連ねてきたが、恵方巻は楽しい風習の一つではあるが、フードロスを出してまでやらなくてもよいという結論になったのかな。我が家の恵方巻も今年はハーフサイズを一個ずつ食べて終了と相なったのあった。
スーパーでもハーフが多かった。努力の跡あり?
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春近し、いや、もう春たちぬ?どっちやねん。

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0203 Hobo's Night @神戸ホンキートンク [バンド]

0203 Hobo's Night @神戸ホンキートンク
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Hobo Teramoto (G)
Dano Danno (Bj,Fd)
K. Kobayshi (Md)
H.D. Crowe (Bs)
神戸ホンキートンクで今年になって初のライブは節分の日でした。このメンバーでやるのは3回目になります。回を重ねるたびに、少しずつまとまって来ているようで楽しみでした。もちろん不安も同じくらいありましたが(笑)。
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前回と同じく、高校の同級生たちが駆け付けてくれたり、ベーシストの元同僚の皆さんとかも聴きに来てくださいました、有難いことです。また、檀野君のバンジョーのお弟子さんも師匠の演奏を勉強に来られていたりと、和やかな雰囲気の中ライブが始まりました。なんでも、70歳を過ぎてからバンジョーを始めたそうで、自分たちも老け込んでいるわけにはいかんぞ、との思いを新たにしました。
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Hobo's Nightということで、オープニングはギター一本で。浜田省吾の「いつかもうすぐ」を。この歌は後で英語で歌った Ian Tyson の"Someday Soon"に日本語詞を付けたもので、その裏話をしようと思っていたのに忘れてたなあ。年末に亡くなったイアンを偲んでこの日も2曲(3曲か)演奏しました。
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バンジョーとフィドルの二刀流で頑張ってくれている檀野君ですが、楽器の使い分けには苦慮しているらしく、リハの時と楽器が変更されている曲もありました。
できそうだと思うとどんどん新たな曲をぶち込むのが僕の悪い癖?
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いつも来てくれる同級生のA比奈君が、今回も実家の産直品を持ってきてくれて、皆で分けました。来てくれるだけでうれしいのにね。ママさんからは節分の豆も振舞われました。なんやかんやで写真の撮り忘れ多し(笑)。
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次回も同じメンバーでやると思います。日が決まったら告知しますので、スキルアップした演奏を聴きにお越しくださいませ。
追伸:次回は3月3日(金)になりました。今度は桃の節句ですね、よろしくお願いします。

0203 Set List

opening
いつかもうすぐ

1st
Peach Pickin' Time in Georgia (D)
Steel Rails (G)
Last Thing on My Mind (D)
Song for Canada (G)
New Camptown Races (B♭)小林君渾身のプレイ

Take Me Home Country Road (G)
Wait a Minute (B)
Redwood Hill (B♭)

2nd
Gentle on my Mind (E)
Someday Soon (B♭)
I Wonder Where You Are Tonight (G)
El Condor Pasa (Em)
Foggy Mountain Breakdown (G)
ミスター・ボージャングルス (F)
Don't Think Twice It's Alright (G)
https://www.facebook.com/teramoto.hobo/videos/1382812695881482
City of New Orleans (D)

encore
Hello Mary Lou (A)

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