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0630「水無月祓え」 [日々の雑感]

今年もお詣りし、くぐった「茅の輪くぐり」@綱敷天満神社(石屋川)
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「水無月祓(夏越の祓)」は、徒然草の「折節の移り変はるこそ」の段で知ってはいたが、実際に神社で催される「夏越の大祓」で茅の輪くぐりを見るようになったのはリタイア後になってからである。もともと旧暦の六月晦日に行われる行事なのだが、今では新暦の6月30日に行われる神社が多いようである(月遅れで実施する神社もある)。そういうわけで、この数年は水無月祓で「水無月」というお菓子をいただいた後に「半夏生」で蛸を食すという流れが出来ていた。
銘菓「水無月」。氷を模したと言われる涼しげなお菓子である。
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半夏生。七十二候の半夏生とは関係ないようだが同時期に咲く。
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しかし、「半夏生」は太陽の運行をもとにした(二十四節気・七十二候)ものであるのに対し、六月晦日は月の運行をもとにした暦のため、本来の時系列とはずれるはずである。本来は「半夏生」~「水無月祓」~「七夕祭り」という流れなのだろう。徒然草でも「六月祓へまたをかし」から「七夕祭るこそなまめかしけれ」と続いているのである。梅雨から夏、秋の始まりというように季節が流れていく。

ともあれ、一年の前半の終わりにあたって、それまでの穢れを祓って夏を乗り切るというのは、暦の新旧に関わらず受け入れやすいものではある。年の始まり(新年)を寿ぐように。細かいことが気になってしまう私であるが、コロナ禍にあってなんとか今年の前半も乗り切れたことにほっとしながら前を向いて暮らしていきたいと思うのだった。

綱敷天満神社から御影公会堂に向かって石屋川公園が続いていたのを今回初めて歩いた。
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木々の間を疎水が流れて、良い散歩コースであった。
季節の花々も。
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映画『Arc アーク』@109シネマズHAT神戸 [映画]

映画『Arc アーク』@109シネマズHAT神戸
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少し前にドラマ10で『半径5メートル』というドラマをやっていて、何とはなしに見ていたが、なかなか面白かったので最後まで見た。「半径5メートル」の足もとから世の中が見える…、というキャッチフレーズで、雑誌社を舞台にしながら、身近な視座から世相を切り取ってみるとどうなるか、という作品であった。主役を演じていたのが、昔朝ドラ『べっぴんさん』のヒロインを演じていた芳根京子だった。久しぶりに観たと思うが、何となく儚げで頼りなさそうな中に芯の強さを感じさせる役柄をうまく演じているように見えた。
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そんな彼女が主演する映画『Arc アーク』の初日舞台挨拶の記事をネットで見て、これはめぐり合わせかなと思って観ることにした(笑)。原作は中国系アメリカ人のSF作家ケン・リュウ氏による短編小説『円弧』で、「30歳のまま一切老いなくなった不老不死の女性・リナ(芳根)を主人公とする物語。芳根は本作で19歳から100歳超までと幅広い年齢層を演じた。」とのことだった。SF映画はあまり観ないのだが、コロナ禍の巣籠り生活に飽いたからなのかもしれない。

映画を観ての第一印象は、それほどSF的ではなかったということだ。所どころ特撮を取り入れているようだが、それは実写では無理な部分を補う程度のもののように見えた。
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物語の前半は、すれっからしの少女だったリナ(芳根)が、ひょんなことから「ボディワークス」の主宰者エマ(寺島しのぶ)に拾われ、そこで働くようになる。この会社は、大切な人の遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術する(プラスティネーション)というものだった。このやり方は古代エジプトのミイラに始まり、人類の歴史の中で連綿と続いている営為の現代版ともいえるように思われた。
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私自身の経験から言うと、祖母の時までは土葬だったのに、父の時から火葬になったことを否応なしに受け入れたということがある。火葬を当然のこと(仕方のないこと)として受け止めているが、灰になるのは忍びないというのも分からないでもない。ただ、この物語のように半永久に生きていた時の姿を残すのも何だかなあと思ってしまう。
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後半は、エマの弟で天才科学者の天音(岡田将生)が、ボディワークスの技術を発展させた不老不死の施術を編み出し、リナは最初の施術を受けた女性となる。エマの施術の中に不老不死への願いが内包されていたものを、弟が突き進めていったのだとも考えられる。「永遠の若さ」とはまた、現代社会における「アンチエイジング」の考え方の先にあるものとも言えるだろう。不死の人間だらけになった社会はいったいどうなるだろうか、というのが後半の展開なのだが、元々荒唐無稽な仮説であるがゆえに、多くの矛盾や突っ込みどころ満載のお話になってしまったようだ。
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こういうお話にリアリティを求めるのは所詮無理な話ではあるのだが、永遠の若さを手に入れることによる様々な矛盾について、突っ込んだりしながら、逆に限りある命の尊さに思いを致す、というのがこの映画の観方の一つなのかもしれない。「30歳の頃にもう一度戻れたら」と考える自分に、「何度も30歳=人生をやり直せたら本当にいいのかい?」と自問するように。
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150歳を過ぎたリナは、ついに不老不死の施術を停止し、自然な老いと死を迎えようとする。彼女が若い頃捨てた息子(小林薫)が、自分よりはるかに年上になって現れ、不老不死の施術を拒否し、末期がんの妻(風吹ジュン)と生死を共にしたいと考えてから50年の歳月が経っていた。それだけの時間をかけてやっと、彼女は自分たちのしてきたことの無意味さに気が付いたということなのだろうか。
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最後に、これほどの科学の進歩の中にあって、人々の生活風景は現代日本のそれと同じにしか見えないし、癌も撲滅出来ていてもいいのになあ、といろいろ突っ込みながら観ていたが、作品にとってそういうことはどうでもよかったのだろうな、とも思った。作者は壮大な仮説を投げかけて、限りある命を生きるとは、人類の進歩とは、について考えてほしかっただけなのかもしれない。主演の芳根さんはこの作品でも、どこか頼りなげな中に芯の強さを感じさせる演技をしていた。これが彼女の真骨頂なのかな、と思ったことだよ。

映画『Arc アーク』予告編


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0624 ストロベリームーン [日々の散策]

2021年のストロベリームーン。
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夕方まで曇っていたのに、夕食後の散歩の頃には晴れ上がっていて見ることが出来た。夏至の頃の満月をネイティブアメリカンたちはストロベリームーンと呼ぶが、梅雨の頃でもあるのでなかなか見られない。東の空に上がった月はいつもより赤っぽく見えた。
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夏至が21日、満月が24日で、この後30日水無月祓、7月2日半夏生と続く(「水無月祓」~「半夏生」)。数年前に新聞をやめたので、スーパーの広告を見ることが出来ないが、毎晩ウォーキングで行ってるので「水無月」や「蛸」も忘れずに買えると思う(笑)。

2018年の台風で被害を受けた潮芦屋の浜は、ずっと岩壁の修復工事が行われ、海岸線には3mぐらいの白いパネルが張り巡らされていて海岸に出ることが出来なかった。
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もう3年も海岸の散歩が出来ずにいたのだが、一部を除いて通れるようになったという情報を得て行ってみた。
砂浜のあたり。
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岩壁を単にかさ上げするのではなく、緩衝帯を持つ二重構造になっている。これで3年前程度の台風の被害は防げるのかな。
南側の防波堤。
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以前は釣り客でにぎわっていたが、ちょっと釣りがしにくい構造のようにも見えた。
これから暑くなっていく中で、朝の散歩や夕日を見るために立ち寄りたいと思ったことだよ。

この時期の花などをいくつか。
チョウセンアサガオ。
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柏葉紫陽花。白いシャッポだったのが赤く色づいていた。2度楽しめるなあ。
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西池の睡蓮。
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藤棚の藤に実がついていた。マメ科なんだね。
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エボルブルス ブルーラグーン。FBで紹介されていたが公園でも見つけたよ。
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梅枝尺(ウメエダシャク)という蛾の一種らしい。
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キンロバイももう終わり。
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半夏生(ハンゲショウ)。七十二候でいう「半夏」とは別らしいが不思議と期を一にしている。
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マンボウの最中だったが、5ヵ月検診(セーフ♪)、第一回目のワクチン接種と忙しい週であった。




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0621「本日は夏至2021」 [日々の雑感]

夏至の日の夕日。今は北西の六甲山の山の端に沈むんだ。
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今年も夏至がやってきた。コロナだろうが何だろうが季節は確実に移ろっていく。去年の夏至は日食と重なっていた(「本日は夏至2020」)が、薄曇りでちゃんとは見れなかった。
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日の長さばかりに目が行くが、夕日がずいぶん北寄りに沈んでいくんだなと改めて気が付いた。考えたら当たり前のことかもしれないけど。秋から冬至に向かう時期に、鳴尾浜や六甲大橋から見た西の海に沈む夕日のことを何度か書いたが、その後だんだん北寄りに陽が沈むようになって、いつの間にか夕日を見ることから遠ざかってしまっていた。夏至の頃は日没が7時ごろだから、夕食時ということもあるんだろうな(笑)。
前日に見た夕焼け。
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山の端に沈む夕日を見て、ふと小学生だった時のことを思い出した。6年生になった時の担任の先生が、「君たちに一つ課題を出そう。月に一度日の出と日の入りの位置を観察して、それを図面に書いてみること。3月に完全に出来た者には先生から手作りの褒美をあげるよ。」というものだった。全員が取り組んだかどうかは分からないが、何人かの友人と「やろう」ということになって、毎月日を決めて朝夕観察したのだった。夏場は朝が相当早いので、母親に起こしてもらってたのかなあ。頑張って続けていたのだが、たった一度完成間際の朝だったか冬だったか観察できなかった日が一日だけあった。少し日をずらして、見たものを書けばよかったのではないかと今では思うが、どうもそうはしなかったらしい。3月の終わりに、先生から「出来た者はいるか?」と聞かれた時、申し出ることが出来なかった。
Willie Nelson - He Was A Friend Of Mine
https://www.youtube.com/watch?v=ahc4GbDPEVI

親しい友人であったT倉君が課題を完成して、先生の手作りの帆船の模型をもらったことを、うらやましく思ったことを覚えている。思えば定点観測することで、何かを研究したり、物事を客観的に見るということの意味のようなものを初めて教えていただいた経験なのであった。「三つ子の魂…」というが、自分の中の何かに取り組むときの姿勢というか性癖のようなものが醸成された一つの出来事だったような気もする。気象予報士を目指すことはなかったけどね。50年以上経って夕日の沈む位置の違いに気づくようではどうしようもないんだけどね(笑)。この先生からは他にもいろいろなことを教わったような気がするが、とりあえず思い出したので書いておくことにした。

夏至のことからとんだ思い出話になってしまったが、コロナ禍で家の周辺だけをうろついていたから夕日が六甲山に沈むなんてと考えたので、日本海側に旅すれば、夏でも海に沈む陽を見ることが出来るじゃん、とも思ったことだよ。

夏至の頃の草花などいくつか。
タチアオイ。ムクゲ(木槿)はもう少し後かな。
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在来種(といっても中国原産らしい)のノウゼンカズラ。
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アガパンサス@住吉駅南の歩道。
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キダチチョウセンアサガオ(エンジェルトランペット)。
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居酒屋「たんたか」の裏のツバメの巣は托卵中。
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モンドブレチア」(ヒメヒオウギズイセン・姫檜扇水仙)。
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魚崎駅右岸下のツバメは巣立ってしまったが、地面に下りているツバメを見かけた。
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巣作りの準備のようなので、左岸の上を見ると新たな巣が出来つつあった。
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ツユクサ(露草・蛍草)。
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自宅から200mのところにジャカランダがあるのを発見。灯台元暗し。
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これは初めて見る花。
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今年の父の日プレゼント。ありがたく頂きました。
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翔平Tシャツは超うれしいけど着るのがもったいない。
初めて見たバーボン。せっかく貰ったのに大事に置いておいて、安いバーボンを毎日飲んでいる自分って何なんだろうね。

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芒種(6/5~6/20)の頃の花木など [日々の散策]

合歓の花。ある朝歩いていたら目の前に突然現れてびっくり。
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「芒種」は二十四節気の「夏至」の前にあたる。芒(のぎ)はイネ科植物の穂先のとげのようなものを指し、そういう穀類の種をまく時期をいう。現在の種まきはこれよりも早いので、ちょっと季節的にはずれを感じるところだ。もっともこれは温暖化というよりは農業技術の進化に負うところが多いようにも思う。この時期は「夏至」が自分の中では大きな節目と感じていたので、「芒種」はあまり顧みなかった部分があったと思う。少し途切れていた花木の開花がこの時期に重なっているなと思ったので、散歩の中で見た花木を中心に並べてみたい。コロナの巣ごもりの影響もあるのかな。
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合歓の木は山あいの谷にあるものと思っていたが、近所の公園でもよく見かける。冒頭にあげたものは、中央緑道の脇にあって目の前に枝が広がっているからよく分かるが、西浜公園のそれはかなり背が高く、見上げないと合歓の木と気付かない。
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中央公園を歩いていたら、サッカーコートの北側の樹々の梢に、合歓の花らしいものを認めた。
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直径20㎝もある巨木が七本。上を見上げなかったら合歓の木と分からなかっただろう。
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ノウゼンカズラ(凌霄花)。寄生木のように他の木に蔓を絡ませて伸びる。故郷の実家の庭にあり、お盆の帰省の頃によく見ていたが、早くから咲くんだなあ。
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これは色が濃いからアメリカノウゼンカズラかな。
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アメリカデイゴ(亜米利加梯梧)。ザ・ブームの「島唄」で名を知ったが近所のお庭にも咲いている。
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クチナシの花。渡哲也の歌で知っていたが、これがクチナシ?と知ったのは去年だったかな。
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木によって少しずつ花の形も違う。八重のものはやはりゴージャスだ。
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タイサンボク(泰山木Magnolia)。これも名を知ってからあちこちで見るようになった。いまだに最初に思った菩提樹という名が頭に浮かぶのはアルツの一種だろうか。
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似ている花としてホオノキ(朴の木)をあげる方もいたようだが、朴の木は朴葉味噌で知られるように葉が大きいので違うと分かる。

キョウチクトウ(夾竹桃)も咲き始めた。濃いピンクの花が多いが、赤・白・淡いピンクと色々ある。
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ジャカランダ。先日大阪の一心寺でも見たが、近所のもなかなか見事である。一部を。
潮芦屋モンテベロ通りのジャカランダ並木。
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10本余り植えられている中で、今年は3本が花を付けていた。全部が花開くのを見届けたいものだ(笑)。

魚崎北町、鳴尾御影線沿いのジャカランダ。
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2軒隣の歩道前に鉢植えのものが。
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こんなに小さいのにちゃんと花を付けていた。手練の技。

この時期は花木の端境期かなと思っていたが、いやいやどうして、次々と新たな花が順番通り咲いていたのだった。

花木以外の景物もいくつか。
今年初のツユクサ。
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シチヘンゲ(七変化)。コロナの模式図に見えるのは私だけ?
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紫陽花もまだまだ咲いている。
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巣からはみ出そうに育ったツバメの雛は、ある日突然巣立っていった。ちょっと淋しい。
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カルガモに混じって泳いでいたこの鳥はカイツブリの仲間?
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梅雨の晴れ間の入道雲。夏近し。
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同、宵月。
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0609「一心寺(大阪市)」のジャカランダの花 [日々の散策]

「一心寺」のジャカランダの花。3本並んでいて壮観だった。
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ジャカランダという南米原産の花木を初めて知ったのは、2年前近所の大桝公園でだった。その時他にどこにあるだろうと検索したら、「一心寺」という大阪天王寺にあるお寺が真っ先にヒットしたのだった。ちょっと遠いかなと思って、ひたすら近所を探索していたが、一度は行かなくちゃと頭の隅に入れておいていて、この日ついに訪ねてみることにした。

前日から真夏日になって灼熱の中行くことになったが、お寺参りはそこそこにジャカランダだけを目指して13時過ぎに家を出た。駐車場はないようなので近くのコインパーキングに停めて歩いた。交差点の向こうには四天王寺の塔がちらっと見えた。この辺りはお寺が密集している地域のようだ。一心寺は浄土宗の寺院で法然上人の開基と伝えられている。「骨仏の寺」として知られているようだ。
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入り口の仁王門。鉄とコンクリートで造られた斬新でモダンな造形である。
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内側から見たもの。
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広い境内だが所狭しと新旧の伽藍が立ち並んでいた。
本堂。
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境内からは通天閣やアベノハルカスも見渡せた。観光客ライクなお寺(笑)。
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ざっと境内を一周してジャカランダはどこかなと思っていたら、仁王門の脇に風景に溶け込むようにしてあった。
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3本の大きな樹に紫の花がびっしりと付いていてちょうど盛りだった。仏教の法衣といえば紫を思い浮かべるので似つかわしい感じがした。
ノウゼンカヅラも今が見ごろとのことだった。
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2年前に初めて見てから、近所で咲いている場所を探しては鑑賞していたが、これで一区切りついたかな。来年からもこの時期が来たら、近場の何ヵ所で楽しみたいと思ったことだ。

<参考>過去のジャカランダに関する記事のリンク。

0609「タイサンボク(泰山木)」と「ジャカランダ」
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2019-06-10

0611~「ジャカランダ探索?」
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2019-06-17

0605 ジャカランダとアジサイ
https://hobot2.blog.ss-blog.jp/2020-06-06


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0605 北山緑化植物園@西宮市 [日々の散策]

ちょっと珍しい「シチダンカ」という紫陽花。
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日々のウォーキングに少し変化を、と午後になってから北山緑化植物園に行ってみた。ここは軽い山歩きも出来るので、ちょくちょく行こうと思ってはいるのだが、前回行ったのは去年の11月だったのはなんでだろう。以前の記事をググってみると、紅葉のシーズンが多いようだが、植物園なのでどの季節でもなにがしかの花は見られるのだから、もっと出かけようと思ったことだ。
駐車場に車を停めて森の方に向かう。やはり森の中は涼しい。
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メタセコイアの池。
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睡蓮とアヤメが咲いていた。
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今回は大回りのコースを選ぶ。この尾根道沿いにはコバノミツバツツジの群落があるが、その頃に来ればよかったと思ったことだ。
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それでも下の街々や甲山が遠望出来て素晴らしいトレッキングコースだ。
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今回も岩を見ながらまっすぐ歩いていたら、「神呪寺」に向かう石畳の道に出たので慌てて右に進んだ。
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三つある池の中の真ん中の池に出ることが出来た。同じ間違いを重ねるのはアルツかしら。
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「池の花見広場」と植物園との分岐。
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この広場には二度桜や十月桜など変わった種類の桜がたくさん植えられているが、今回すべての木にきちんと種類の名と開花時期の書かれた名札が付いていた。
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メモしておけばよかったと後で思った(笑)。

植物園に入る。この時期はやはり花が少ないのか閑寂な庭という風情であった。
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それでも花壇の方にはいくつかの花が。
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薔薇園の薔薇は終わりかけだったが、きれいに咲いているのもあった。
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アカンサス・モリス 。
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シャクヤク(芍薬)。
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スイレン(睡蓮)。
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ホタルブクロ。
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ブラシノキもあった。違う名が書いてあったけど。
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東南アジア系のアジサイだったかな。
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他にもいろいろな花が咲いていた。
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これからもっと暑くなるだろうが、そんな時にトレッキングを兼ねてまた来ようと思ったことだ。

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神戸ホンキートンク6月のスケジュールは・・・・・ [神戸ホンキートンクライブ日程]

我が家の復活したブーゲンビリア。
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去年の春、花がたくさん咲いていたブーゲンビリアの鉢を買ったのですが、花が無くなると立ち枯れたようになって、難しいものだと思っていましたが、この春になって秘かに蔓を伸ばしていたらしく、気が付いたら一輪二輪と花を咲かせてくれています。植物の持つ不思議な生命力を感じました。あやかりたいものですな。
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ゴーヤの苗も順調に育っています。今年の品種はやたらと葉が大きいような。実も大きいといいのですがね(笑)。

我々人間たちも一年以上続くコロナ禍の中、雌伏の日々を送っていますが、再生の日はいつやってくるのか、と暗澹とした気持ちになりますね。先月の記事で、5月末に延びた緊急事態宣言は果たしてそこで解除になるのか、やや懐疑的に書きましたが、案の定再延長になってしまいました。感染の原因として大きいのは確かに酒席による飲食にあるのでしょうが、それだけを目の敵にして、医療の拡充についてはあまり手を打っていないのは、片手落ちと言わざるを得ないでしょう。報道も感染者数だけを報じて煽るのでなく、入院調整中の患者数などを日々報じて病床拡充を訴えるとか、実効性のある報道をしてほしいと切に思います。

無策を重ねる中で、ワクチン頼みにのみ頼っているようにも見えるS政権ですが、そのワクチンもネットがパンクして、電話やはがきでのやり方に変えたりしているようですが、その周知が出来ていないため、もうあきらめてしまった高齢者の方も多いのではないでしょうか。我が芦屋でもクーポンが送られてきたままずっと棚上げ状態でしたが、お隣の東灘の病院で、来院しての予約が可能との情報を得たので、朝一で行ってみたら、あっさり2回分の予約が出来ました。公共放送の兵庫版などで夕方のニュースで、こうすればいいという情報を毎日流せばいいのにと強く思ったのでした。

瘋癲老人がこんな場でぼやいていても仕方がないので、6月20日で解除することを願って今月のスケジュールも転載しておきたいと思います。なんかその後も「マンボウ」になってしまいそうな気もするけど。
神戸ホンキートンク
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自分のライブもないので、2017年の春にフィドルの大矢君に助っ人してもらった時のNew Bohemians の映像を転載しておきます。この夜は別の意味でお客さん少なかったけど(笑)。
Hobo & New Bohemians with Sadao Ohya - Live at Kobe Honky Tonk 2017
https://www.youtube.com/watch?v=D3K2fsO9Bh0


もう一つ、二三日前に大矢君が巣ごもり中に作った曲を、一人多重録音したものをFBに上げていましたので勝手に転載しておきます。これだけの楽器を弾きこなすのはすごいなと思いましたが、「こんな時だからこそ出かけよう」という歌詞にちょっと励まされました。
きっときっとね(リンク切れたらごめんなさい)
https://www.facebook.com/sadao.ohya/videos/2162780667198303

こんな時だから「ギターをとって弦を張れ(ガスリー)」だな、と思ったのでした。


神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
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神戸ホンキートンク6月のスケジュール 
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それでは、再開した時にはなにとぞよろしくお願いいたします。

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0531川西町の紫陽花 など [日々の散策]

川西町紫陽花通り。
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紫陽花の季節になった。以前は森林植物園や矢田寺など、紫陽花の名所といわれる所に見に行ったりしたが、近ごろは身近な所でも育てている所がいくつもあるので、日々の散歩の中でもそこそこ楽しむことが出来る。

芦屋市川西町の南北の通りは、桜並木がきれいな通りだが、数年前から柏葉紫陽花などのアジサイも通りに沿ってたくさん植栽されている。いくつか写真を。
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ここのコンビニは昔からあって、よく仕事帰りに立ち寄っていた。また蕎麦の土山人をはじめ、個性的な飲食店もいくつかあって、なかなかおしゃれな通りである。早朝からやっている喫茶店も数年前に閉店し、コンビニもどんどん乱立していったので、いつしか立ち寄ることも少なくなっていた。今でも車ではよく通るのだけれど。

他にも散歩の中でよく紫陽花を見かけるので、他の花も含めていくつか上げてみる。後で見るとどこで撮ったのか分からなくなる(笑)。
西浜公園。
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住吉川。R43の南の両岸に咲いている。
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こちらは六甲ライナー魚崎駅のあたりだったか。
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育てるのが容易というわけでもないと思うが、どこの花壇でも丹精込めて育てているのがよく分かる。植物園に行かなくても多彩なアジサイを見ることが出来るのは嬉しいことではある。

あっ、我が家のベランダにもささやかながら(笑)。
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0530「六甲山の上高地」というほどではなかったけど@六甲山中腹 [山歩き]

ここが噂の「六甲山の上高地」だったのかな…。
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4月の終わりにクリンソウを見に行った時(記事参照)、今は土砂崩れなどで途中が通行止めになっている住吉川右岸の道を入って少し行ったところに、上高地のような景色の場所があって、一人キャンプをする人が訪れているという話を聞いて、かなり盛ってる話かなとは思ったが、やはり気になるのでこの日行ってみることにした。

コースは前回とほぼ同じ。「エクセル東」のバス停の先から登山道に入る。
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五助ダムまでの道沿いにはアジサイが植えられていて、ちょうど綺麗に花が咲いていた。
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五助ダム。
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河原にはキショウブが咲いていた。
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大雨が降るたびに川の流れも変わる。新たな橋が造られていた。
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明神池。
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五助ダムから奥に進む。
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前回は道を水が流れていたが、今回はそういうことはなかった。
住吉川右岸線との分岐点。ここを少し入ったところにどうも「秘境」があるらしい。
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下の方で休んでいた時、私がカメラを持っていたからか「オオルリは見ましたか」と声をかけてくれた二人組も同じ方に進んでいったようだった。5分も歩かないうちに河原に出た。
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大きな堰堤の上で、何度かの大雨のため土砂が流入して、枯れた立木が残っている情景は上高地に似ていると言えなくもない。かなりスケール感では劣っているが(笑)。
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あまり人が訪れないエリアのようなので、飯盒炊さんなどしたら楽しいかもしれないと思った。一人キャンプはちょっと怖い気もするけど。
河原にはカルガモとカワウが一羽ずつ、そしてたくさんの蛾が乱舞していた。
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そのまま引き返してもよかったが、少し上流まで行って住吉道に合流できるか試してみることにした。道なき道であったが、何度か木の橋を渉ってなんとか元の道に戻ることが出来た。
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まだまだ六甲山中には知らない場所がいくつもあるようだ。これからも機会を見つけて歩いてみたいと思ったことだよ。
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