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0912 西郷川河口公園の酔芙蓉@神戸市灘区岩屋南町 [日々の散策]

西郷川河口公園の酔芙蓉。まさしく妖艶なほろ酔い美女であった。
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8月の初めにヒマワリを観に西郷川河口公園に行った時、酔芙蓉と札が立っている樹が一本あった。比較的家に近い所にあるので9月になったら観に行こうと思っていた。酔芙蓉の花は普通の芙蓉と違って、朝は白い花が午後にはピンクになり、夕方には赤く染まってしぼんでしまうという不思議に妖艶な花である。初めて酔芙蓉を観たのは2016年の9月だった。酔芙蓉の寺として有名な京都山科の大乗寺に行ったのだが、せいぜい2時間ぐらいの滞在ではなかなか色の変化までは実感できなかった。
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その後何度か大乗寺に行ったり、酔芙蓉があると聞いて長居公園などにも行ってみたが、朝・昼・夕方と時系列的な色の変化は確認できず、もどかしさを感じていた。2年前(コロナ禍が始まる前だ!)に大乗寺を訪れた時、寺の前のお宅のお庭から蕾の開きそうな枝を数本分けていただいて、家で水に挿してみて、初めて白~ピンク~赤と変化する様を見ることが出来て、ようやく得心することが出来たのだった(記事参照)。

自分の中では一応完結していたのだが、近くに名札付きであるとなると、確かめずにいられないという厄介な性格(笑)。近くといっても10kmほど離れているので、隣の公園に行くような訳にはいかない。9月5日から11日にかけて、ウォーキングのついでに、時間帯を変えて何度か見に行った結果を、時間帯の順に並べてみようと思う。
0905の13時ごろ。咲き始めているのを確認。これは前日に咲いたのがしぼんだものと推察された。
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朝8:55撮影。咲き始めは白いのだと確認。
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13:45。淡いピンクである。
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0911.17:50。色が濃くなって艶やかである。
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花弁も八重で、これで大乗寺で見たものと同じ酔芙蓉であると認定(笑)。
もうすぐ咲きそうな蕾の枝があったので、2年前と同じ実験をしようと一本だけ失敬して持ち帰った。
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公園には他にも花が咲いていた。
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帰りにその日の歩数が足りなかったので、阪神御影のあたりに車を停めて歩いていると、西の空が赤く染まっていたので、クラッセの屋上まで走った(もちろんエレベーターも使ったけど)。
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スマホしか持っていなかったがなかなか良い夕焼けが撮れた。

さて、今夏の自由研究?の仕上げにかかる。
11日19時蕾の状態。
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大乗寺のお隣さんから教わった「水責め」を試みる。バケツ一杯の水に浸すだけだが。
翌12日の朝から時系列に沿って並べてみよう。
7:38 すでに咲いていた。
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9:32
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17:45
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翌13日の05:06
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今回も実験は見事成功した。暇でないとできない技だが。お近くにお住まいで、興味を持たれた方は是非行かれるとよいと思う。色の変化を観ないとつまらないかもしれないが。

かくして今夏の自由研究は完了したのであった(笑)。

公園に貼ってあったお言葉、

「私は微力ではあるが無力ではない。」

妙に心に沁みた。


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