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2020年の 年の瀬 [日々の雑感]

今シーズン初お目見えのユリカモメ@芦屋カナル。
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カナルにカヌー?
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コロナに始まりコロナに終わったこの年も暮れようとしている。これを書いている大晦日にも東京は1300人を超える感染者が出たから、年が明けても当分は収まりそうにない。県をまたいでの移動の自粛要請があったから、今年はほとんど旅に出ることがなかった。交流範囲が狭いからかもしれないが、自分の周囲に感染者のいることを聞かないし、学校関係のクラスターも思ったより少ないのは、やはり行動の抑制が働いているからだろう。そう考えると、早すぎた GOTO TRAVEL により一部の人々の行動のタガが外れたことが原因と言わざるを得ないのではないかと思う。

ここまで感染が広がると、収束には倍の時間がかかるだろうが、なんとかワクチンが入るまでの間を凌がなくてはならない。政府も GOTOをいつ再開するかということばかりに躍起になってないで、医療関係の強化や困窮者の救済に力を注いでもらいたいものだ。とこのような場でぼやいていても、何の足しにもならないだろうから、自分なりに対策をしながらも縮こまらずに暮らしてゆく方途を模索していきたいと思う。

そんな年の瀬のいつもの散歩の中で見た風景をいくつか挙げて今年の〆にしようと思う。毎年「今年のベストショット」を並べたものを投稿しているが、今年は下の方に少しだけ出しておくことにする。
住吉川の野鳥たち。
キセキレイ。
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いつものカワセミ。
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ジョウビタキ。これもお初。
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雀。いつも邪険にしているけどよく見ると可愛い。
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この鳥は?羽を広げると白い斑点が見えるが。
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夕景から夜景へ。
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上からの風景。まずは紀淡海峡遠望。
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大晦日の朝。うっすら雪化粧。犬のように駆け回る我であった(笑)。
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大晦日の月。月齢16.78
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それでは。祈願虎狼那退散!!
Another year over, new one just begun !


<付録>今年の思い出の一部。

2020年初スキー @ 野麦峠スキー場
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0206「有馬富士公園
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0329「闘竜灘」など
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0507 廣田神社の「アマビエ」のお札
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0515「クリンソウ」群落@六甲山中腹
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0814 サギソウ@丸山湿原
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0916 初カワセミ&葛の花
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0922 魚崎浜の夕景
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1016「アサギマダラ」と「フジバカマ」
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1101 滝三つ @鳥取市国府町雨滝
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1212「月山富田城」と滝二つ
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1225 HOBO & SADAO OHYA Live ! vol.25 @アビリーン(神崎川) [バンド]

アビリーン・峰マスターと一緒に。
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1225 HOBO & SADAO OHYA Live ! vol.25 @アビリーン(神崎川)
Special Guest Jumbo Okutani (Md.) & Hitoshi Nakai (Bs.)
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前回のレポート

前回の時ちょっと湿っぽいことを書いてしまったので今回はなし(笑)。いつも12月の日程は悩ましいですが、今回は31日はちょっとないだろうということでこの日に設定していただきました。初めての金曜日です(笑)。ずっと木曜日にやっていて、「金曜日なら行くのに」といって下さる方もいらっしゃったなあ。ただ、今はコロナ第3波の真っただ中、何曜日であっても出にくいですよね。そういう状況の中来ていただいたお客さんには感謝しかありません。ミュージシャンの方のお顔もマスクに隠れていますが何人か見えられて、やや声も上ずりながらステージを始めました。
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この期に及んで新たにやる曲をオープニングに選んだりして、相変わらず無謀なことですが、案の定エンディングを忘れるという粗相をしてしまいました。25日ということで Christmas Song を3曲やりました。"Beautiful Star Of Bethlehem" は去年に続いてのリベンジです。この手の曲は一年越しになってしまうから大変ですな。また、コロナ退散を願って "Corona Stay Away From Me" を替え歌としてやりましたが、「アマビエ」ほどの効果はないかも。
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1st Stage の終わりには、ずっとお世話になってきた峰マスターと一緒に歌うことが出来てよかったです。
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大矢君がFBに上げてくれたものをパクり。
https://www.facebook.com/sadao.ohya/videos/2028906303919074
またアンコールでは、このユニットで何度もゲストでマンドリンを弾いてくれていた御大平井様のテナーをバックに "I shall be released" 歌って大いに盛り上がりました。同級生なのでお互い体調に気を付けながら出来るだけ長く演奏を続けたいものだと思いました。
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これまでこのユニットで演った曲を数えてみたら、160曲を超えていたのでびっくり。どんな曲を提示してもたいがい「いいよ」といってくれる大矢君に甘えて、どんどん新たな曲をぶち込んでしまった結果でしたが、それを難なくこなしてくれるこのユニットのメンバーのすごさを改めて感じましたが、それが出来る喜びを感じてきた日々でした。まだまだやりたい曲はあるけどね(笑)。
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メンバー増えてる?
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最後になりましたが、マスターの峰さんには本当にお世話になりました。PAの設定などもどんどん改善して、ここ何回かの録音を聴くと私のこもり気味なボーカルも少し上手くなったような気にさせてくれるぐらいになりました。日々お店に立ちブッキングをし、フライヤーの作成からレポートまでされるというのは、常人にはできないことだったように思います。本当にお疲れさまでした。これからはゆったりと大好きなカントリーミュージックと付き合っていただきたいと願っております。またお会いできる日を祈念しつつ。
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今年最後のライブでした。来年にはコロナも終息して以前のようなライブが出来ることを祈りたいものです。


Set List

1st
Old fashioned love (E)
Silent Night~Happy Christmas (G)

Corona Stay Away From Me (G)
https://www.youtube.com/watch?v=PYl7ZCZdyGc
Alabama Jubilie (C)
Home (A)

ダッチマン (D)
https://www.youtube.com/watch?v=ZAAfJkZN0wY
Gentle on My Mind (E)
Redwood Hill (A)

2nd
Ophelia (A)
https://www.youtube.com/watch?v=kB_tTHOVEb8
Blueridge (G)
Beautiful Star Of Bethlehem (F)

Maiden's Prayer (A)
Don't Think Twice It's Alright (G)
Silver Wings (E)
PLACE IN THE SUN (A)
Washington County (A)

encore
ミスター・ボージャングルス (F)
I shall be released (G)

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1217 三日月と木星と土星 [日々の散策]

1217夕方西の空に三日月と木星と土星のコラボが見られた。
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この時期400年ぶりに木星と土星が大接近するというので、夕方や夜の散歩中によく眺めている。11月から東の空に火星が、中天から西に木星と土星が見られ、この歳になって初めて三つもの惑星が同時に見られることが分かって、夜の散歩のささやかな喜びにもなっていた。コロナのお蔭かも(笑)。木星と土星がだんだん近づいて行くのも面白かったが、星の写真は撮るのが難しいし、撮ったものを見てもあまりよく分からない。
これは1215に撮った木星と土星。それだけでは撮れず景物と一緒だと何とか撮れる。
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1216の木星と土星。
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ところで、毎年冬至の頃にはそのことについてなにがしか書いていた。冬至の日が一番昼が短いというのは概ねその通りだが、日の入りの時刻が一番早いのはもう少し前らしい。以前からちらっと知っていたのだが聞き流していた。ここのところ夕日を見ることが多くなって、少し前には5時ごろにはもう暗くなっていたのに、だんだん暗くなる時刻が遅くなってるのに気づいたのだ。ネットで調べて見ると、東京の場合だが日の入りが一番早いのは12月6日頃らしい。逆に日の出が一番遅いのは年が明けた1月7日頃のようだ。こちらは私にはあまり自覚がないが、毎朝近所の公園でのラジオ体操に参加している家人には分かるらしい(笑)。冬至について大分分かっていたつもりだったがまだまだだったな。
1216 少し遅くなってきた日没@クラッセ。
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そんなこんなで日々の散歩を続けている。その間の写真をいくつか。
1218 六甲山麓の「寒天橋」あたりをプチ山歩き。風が強い時は山中の方が歩きやすいのだ。
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三角公園の紅葉。
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ジョウビタキを見たがペアリングの最中なのかちょこまかと動き、写真を撮ることかなわず。代わりにメジロの写真が撮れた。
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イナバウアー?
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住吉川に下りる。
冬鳥たち。まだユリカモメの姿は見ない。
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キセキレイ。ハクセキレイと違って単独で行動するようだ。
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コサギ。
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夜になって青木でちょい飲みした後歩いていると、こんなクリスマス飾りが。
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芦屋カナルから見た月。もう木星と土星は沈んでいて残念。
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今年の家族からの誕生日プレゼント。実用的なものが多いのはコロナのせい?
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1213「竜王滝」(鳥取日野)~新見市~羽山第二隧道(高梁市) [旅日記]

予定外に訪れた新見市の町並み保存地区。
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朝早く目覚めたので、6時半に宿の無料朝食へ。ふだん一日二食なので旅に出ると1・2㎏体重が増えてしまうのだが、せっかくのサービスなので食べてしまうな(笑)。車で人のあまりいない自然の中を旅しているので、感染の心配はまずないが、朝食の場はそれなりに人がいるので、やや「密」(今年の漢字一字になったとか)を感じる。使い捨ての手袋が用意してあって、席も一つずつ空けられていて、宿も気を使っているのだが。さすがに皆さん無言で食べてはりましたな。

前日、いい加減な計画の割にほぼ完璧にミッションをこなしてしまったので、どういう経路で帰るかだけになってしまったのだが、とりあえず宿を出てガソリンを入れ、南に向かう。
米子ICの手前から見た雪をかぶった大山。お菓子の壽城とコラボで。
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江府ICの近くに「竜王滝」という滝があると知っていたので、とりあえずそこに向かう。R181から江府ICの先の根雨で右折してR180を進むと、ほどなく滝山公園の駐車場に着いた(9:10)。
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滝山神社の鳥居。前日見た二つの滝のものより立派。
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「滝山神社」の拝殿。威厳あるたたずまい。
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狛犬は尻尾が巨大だった。
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「竜王滝」(落差30m)は神社の裏手にあった。
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風情あるたたずまいだったが、この日はやや水量が少なかったのが残念だった。
滝の前の巨木の大きさを表すために自撮りしてみた。
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10時前に滝を後にして、さて次はどこに向かおうかと考えた。帰る方向からすると蒜山が順当だが、そちらはよく立ち寄っている。地図を眺めて南西にある新見市が目についた。帰省するときは手前の落合で米子に向かうので今まで立ち寄ったことがなかった。11時ぐらいに着きそうなのでそこでお昼をと考えたのだ。実はその先に以前からついでがあったら立ち寄りたいと思っていた所があったので、それも大きな理由になった。
10:40新見駅前。典型的な地方都市の駅に見えた。「汽車から降りたら小さな駅で…」
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「A級グルメのまち新見市へようこそ」という看板が目についた。初め「B級グルメ…」と見間違えたが(笑)。
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キティちゃんも。
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さてお昼をと思って何の気なしに選んだ"Trattoria Arca"というお店に行ってみると、立派な白壁の旧い屋敷の中にある店だった。ちょっとビビったがメニューを見ると高くなかったので入ってみた。
店内の様子。明治時代の旧屋敷 太池邸の内蔵を改装したお店らしい。
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店内は吹き抜けのある優雅なたたずまいであった。
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つい一か月前(11月7日)にオープンしたばかりだというのでお話を聞くと、大阪で修行されていたシェフ夫妻が、市の募集に応じてIターンしてきたとのことだった。
料理の写真は撮り忘れたのでwebから。地産地消の食材を使ったコスパの高い料理だった。ラッキーである。
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「A級グルメのまち」について後で調べると、千屋牛、ニューピオーネ、白桃、桃太郎トマトなどが名産品としてあげられていた。このお店もそういう町おこしの一環として開かれたのだろう。去年の秋に訪れた『邑南町日和』がグルメの町を目指した取り組みをしていたのを思い出した。

食後の腹ごなしに街を少し歩いてみた。店の周辺は「御殿町」といって白壁の旧い屋敷が散在していた。
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ただ、近くの倉吉市の「白壁の町並み」ほど古い建物が密集しているわけではないのがやや残念であった。お店の裏の「太池邸」の母屋にお邪魔してみたら、そういう町並み保存に尽力されている方がいて、色々お話を伺うことが出来た。
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その方ももっと行政の思い切ったテコ入れが必要だ、とおっしゃっていたがその通りだと思った。宿・グルメ・文化施設・伝統工芸の継承等々がバランスよく配されて、初めて単なる通過する場所であることから脱することが出来るのだろう。難しいことだけど。
城山にも登ってみた。
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十月桜?
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田山花袋の文学碑。といっても『蒲団』の中に新見の名が一行出ているだけだったが。
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公園としては素晴らしかったが、せっかくの城山なので、お城関係の施設があってもよいのではないかとも思った。
城山から見た新見の町。
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今回は偶然立ち寄っただけなので、次回もう少し町のことを調べて、滞在してみたいと思いながら新見市を後にした。

さて、新見市から高梁市に行く途中に、県道300号線という羽山渓沿いの道があって、そこに「羽山第二隧道(羽山第2トンネル)」という鍾乳洞を利用した手掘りのトンネルがあるということをネットで見て、いつかついでがあったら行きたいと思っていた。そのためだけに行くのは少々遠いからね。今回は絶好のチャンスと思い、行ってみることにした。高梁市成羽町羽山という住所でナビったので、300号線には南から入ったが、すごく細くて難渋したので、北側から入ればよかったと少し後悔。
トンネルの北側に少しだけ駐車スペースがある。
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北側から見たトンネル。「ここを車で抜けるの?」というほど低く感じられた。
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ふと左を見ると垂直の岩壁に人がぶら下がっていてびっくり。
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ロッククライマーの聖地でもあったのだった。
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トンネルをもう少し。
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予想以上にすごいところだった。道路の下はたぶん羽山渓だが、足がすくむような深い谷だった。少しゆるやかな所から渓に下りてみた。
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夏に来るとゆっくり楽しめそうな所だった。
15:30ごろ羽山渓を後にして帰路に就いた。帰りはほぼ地道で山麓バイパスのみが有料であった。
帰るついでといいながら充実し過ぎの旅二日目であった。しばらくは家でおとなしくしとこうっと。

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1212「月山富田城」と滝二つ@安来市広瀬など [旅日記]

「我に七難八苦を与へたまへ」の鹿之助の像@月山富田城跡。
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11月初めに「月山富田城」に行こうと思っていたのに行きそびれた。そうこうしているうちに年の瀬も迫ってきて、コロナ禍以来一度も旅に出ずに今年が終わってしまいそうなので、この日無理やり出かけることにした。天候がやや怪しそうだったが、雨なら瀬戸内海方面に移動すればよいという気ままな車の旅である。中国縦貫~鳥取道と走っていると、これまでは鳥取西で一度地道に下りるところを、そのまま山陰道につながっていてびっくり。米子方面にますます安く速くいけるようになったのだった。途中にある滝をいくつか見ようと思っているが、「大山滝」は琴浦東ICから車で40分徒歩45分とあるので今回は断念、泊東郷ICから車10分徒歩5分とある「今滝」(鳥取県湯梨浜町)に行くことにした。

滝の駐車場に着いたのが11:30ごろ。目の前に鳥居があった。どうも滝がご神体のようである。
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よく整備された遊歩道のような参道を歩いて行く。黄色く色づいたモミジがあった。
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「今滝」は落差44mで、荒々しい岩肌を優美に落下している。
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滝壺は深くないので夏なら滝に打たれる行も出来そうであった。
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右手の岩の中ほどに祠があった。
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祠のあたりから見た滝。
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この滝から2kmほど離れたところに「不動滝」という滝があるとのことで、そちらにも行ってみた。
こちらも駐車場わきに同じような鳥居が。
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デジャブを見ているような気持ちで滝に向かう。
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「不動滝」落差32m。
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こちらも小さな祠が。どちらの滝も山伏の修行の場だったのではと思われる。
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12:30 二つの滝を見て、この日の目的である富田城を目指して西へ。曇り空ながらなんとかもっていた空であったが、米子を過ぎたあたりからポツポツ雨が落ちてきて、道の駅「広瀬富田城」に着いた14:30にはしとしと雨になっていた。
道の駅内に「安来市立歴史資料館」がある。
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隣の施設に絣の展示がしてあった。「広瀬絣センター」といって予約すれば藍染め体験も出来るようだった。
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歴史館に入ると立派な富田城のジオラマがあった。
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傘を持ってきてなくてどうしようと思っていたら、こんな粋な置き傘があった。
「助太刀傘」助かった。雨が多いというのもあるのかな。
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歴史館脇にいきなり巨大な土塁が迫っていた。
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ここからも登れるようだが、少し上にも駐車場があるとのことで、そこまで車で。

歩き出すとまず、この城の規模の大きさに驚いた。山城はいくつか見てきたが、ここまでの規模のものはそうないのではないか。信長の時代の岐阜城と遜色がないように思われた。さすがは一時期「十一ヶ国太守」といわれた尼子経久の居城だと納得した(『尼子経久』(中村整史朗)参照)。
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城は山頂部の本丸~三ノ丸と山腹のかなり広い部分とに分かれている。大きな広場もあり、家臣などの住居や兵士が集合する場所も設けられているようで、難攻不落の城であったことが容易に推察された。小雨の中2時間余り歩き回ったが、全部回り切れなかった気がする。写真もかなり撮ったつもりだったが、このスケールを表現できたものはあまりなかった(単に下手なだけ?)。という言い訳付きでいくつか並べてみる。
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まずは山腹のエリアから。といってもかなり入り組んでいるのだが。
「花の壇」と呼ばれる、復元された重臣の邸。
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「花の壇」の向こうに山頂部を望む。
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端の方まで歩いて行くと、山中鹿之助幸盛の像があった。尼子経久の像もあったようだが見落とした(笑)。
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城下につながるくねくね道。
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さて、山頂部に向かう。
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七曲りの道は舗装されていた。
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5年ぐらいかけて一帯を整備したようだ。ちょっとがっかりだったけど、他の部分は本来の状態を保存しているようなので、一番損傷しやすい部分だけなのは良かったかも。
二の丸の広場。向こうに見えるのが本丸。
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本丸跡には「勝日高守神社」が鎮座していた。
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本丸跡から広瀬の町並みを望む。
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雨にけぶる富田城もなかなか風情があったが、今度来るときは桜の季節、晴れ渡った時期にしたいと思ったことだよ。
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この日の宿はスーパーホテル米子駅前。普段の価格を知っているので、一旦通常価格にしてからGOTOで値下げしているのだろうと思われた。ホテル側には利益があるから趣旨にはあっているのかも知れないが。近所の酒場で千円クーポンを使って、紅ズワイガニや松江おでんなどを地元の清酒「鷹勇」と共にいただいた。
サービスののどぐろ一夜干し、佳き。
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「12月8日」のころ [日々の雑感]

近所のクリスマス・イルミネーション。
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12月8日といえば昔は(今もだが)日米開戦の日(真珠湾奇襲の日)だった。80年にジョン・レノンが凶弾に斃れてからは彼の命日となった。ジョンについては「20世紀の歌」に少し書いた(HAPPY XMAS(WAR IS OVER))。
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そういえば"Imagine"も書いたなあ。自分の中で年末の恒例行事のようになってしまっている感もあるが、それでも折に触れ彼の言葉をかみしめてみるのは、決して意味のないことではないと思いたい。

少しこじつけ気味だが、小惑星探査機「はやぶさ2」が、地球から約3億4000万キロメートル離れた小惑星リュウグウに行き、貴重な微物を採取してカプセルに収めることに成功し、無事地球に帰還した。オーストラリアの砂漠地帯に着陸したのは2日前だが、チャーター機で羽田空港に到着したのが8日だったので、こう書いてみたのだが、やはりやや苦しいかな。遥か彼方の宇宙空間から、リモートコントロールだけで地上に誘導する技術は驚嘆するしかない。採取した微物からどのような生命誕生の秘密がわかるのか楽しみではある。自分の中では記念日としておきたい。
写真はwebから
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そんな師走の初めの日々の散歩の中の色々を。

近所の朝の散歩。
白い山茶花は珍しい。
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紅葉がきれいだった公園のアメリカ楓はすっかり葉を落とした。
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この紅葉はまだまだ盛り。
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南の運河。暑くなくなってから来るようになった。
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オオバンが泳いでいた。
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リュウゼツラン(竜舌蘭)に似たこの花については以前書いたが夏と秋の二度花が咲くんだな。
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この葉はモミジバフウ?
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まだ頑張って咲いているブーゲンビリア。
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午後の住吉川散歩。
六甲ライナーの保守点検作業が毎日行われている。
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住吉川に溺死体???!!!
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と思ったがそうではなかった。水質とか調べていたのかな。それにしても水深10㎝の所にシュノーケルで…とは!
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カワセミはしばらく姿を見ず心配していたが、この日は朝からカメラ隊を引き連れて元気であった(笑)。
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首を伸ばすアオサギ。なぜかセピア色。
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栴檀の実。
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モンドブレチア。
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誰かがこんな悪戯を。
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東灘区の十二間道路はよく車で通っているが、銀杏並木だということに今さら気付いた。
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こちらは芦屋市宮塚町の並木。
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まだまだ見過ごしている景物があるようだなあ。

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1206 晩秋の雲と夕日など [日々の散策]

六甲大橋(六甲アイランドに渡る橋)の西側歩道から見た夕日。
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夏が過ぎてからきれいな夕日を何度か見た。9月には散歩の途中で西の空が赤かったので、南魚崎駅の5Fから南へ続く通路から見た夕焼けは美しかった(魚崎浜の夕景)。10月には鳴尾浜が夕日の名所らしいので行ってみた(鳴尾浜の夕日)。遮るものがなく遠く明石海峡まで見渡せるロケーションは素晴らしかった。日々の散歩のついでに見るのがよいと思って色々探し、11月には「御影クラッセ」の屋上駐車場がなかなかの好適所と知った。

あほなことをしているなと自分でも思うが、4時半ごろに陽が沈むようになったので、夕方のウォーキングと合致するのがもう一つの理由なのだと思う。その後も夕日がきれいかなと思った時に場所を探してウロウロしている。そんな日々のいくつかを。
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この日は西が開けた場所を探して新在家あたりを走り回った。臨港線のあたりに車を停めて西に向かって歩いていると、サザンモール六甲の南に15階ぐらいもある住宅があり、その階段を上がると遠くまで見渡すことが出来た。
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外側の階段なので上がってもいいだろうと思ったが、やはり不謹慎だっただろうか。ともかく、高所恐怖症の私はこの住宅の最上階には住めないなと思ったことだよ。この日は夕焼けはさほどでもなかったが、夕日に照らされた雲が美しかった。

雲といえば、秋になって様々な形の雲があってそれに目が留まるようになった。鰯雲・鱗雲・羊雲…と名ははっきり分からないが、面白い形の雲が広がっていて、少しの時間で全く別の形になったりする。石川啄木の「雲は天才である」という小説があるが、そんな感じがした。小説の内容は知らないけど(笑)。そんな秋の雲をいくつか。
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夕方の雲。
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夜の朧月と雲、これもなかなか悪くない。
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1202
日没の位置はだんだん南に移動していて、9月に見た魚崎南駅通路から見ても高速の向こうに沈んでいくようになった。この日は住吉川から歩いて行くのは間に合わないと思って、六甲大橋のたもとまで車で行ってみた。この橋を初めて渡ったのは4月のことだった(六甲アイランドへ…徒歩で)。あの時は東側の歩道を歩いたのだが、西側にも歩道があるのではと思って歩いて行くと、果たして、西にも同じような歩道があったのだった。ここのところ2・3回行ったので時系列無茶苦茶になったが、ランダムに並べてみる。今回カメラのscene modeで「夕焼けを幻想的に撮る」というのがあったので一部使ってみたが、どれでしょう。
魚崎浜側のエレベーター。
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ここからが1206のもの?
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ここからが日没の始まり。
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須磨のあたりの山に風力発電機が。また確かめに行ってみよう。
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春に歩いた時は、排気ガスがひどくてちょっと気分が悪いこともあったが、冬場のせいか今回はそれほど気にならなかった。住吉川から南へのコースとして、これからも時々歩こうと思ったことだよ。

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1204 Hobo & Friends @神戸ホンキートンク [バンド]

1204 Hobo & Friends
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この日のライブを決めた10月の終わり頃は、コロナの第3波が押し寄せるとは予想していませんでした。GO TO が始まったら感染も広がるだろうとある程度は予想していましたが。大阪でもついに「赤信号」が灯される中、迷いながらもこの日のライブをやることにしました。雨男の異名を持つ私ですが、この日は珍しく晴れ、でもこの冬一番の寒さということで、なかなかお客さんも来ていただけないだろうと思いながらお店に入ったのでした。
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今回はギターの加登さんが不参加ということでしたが、マンドリンの平井君が助っ人を引き受けてくれたので、演奏面では安心して臨むことが出来ました。お客さんは予想に違わず最小でしたが、神大の学生さん(後輩)で、卒論でブルーグラスの日本での受容みたいなテーマを扱っていらっしゃる方が見えていて、ステージの合間に平井御大に70年代のブルーグラス状況を質問したりして、普段できない話をしながらステージを進めることが出来ました。なかなか面白いテーマを選んだものですね。MOON SHINERを全巻読破したのかな?
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平井君にはアビリーンでの HOBO & OHYA のユニットにも何度もゲストで参加してもらい、ずいぶんお世話になりました。今回も急な要請に快く?応じていただいて、持つべきものは同級生と思った次第。今回はマンドリンが「いる時」「ない時」と色々考えて、30曲ぐらいのリストを作ったので、前回から参加してもらっているベースの中井君には負担をかけてしまったと少し反省。でもなんなく弾きこなしてくれましたけど。平井君も例によって「出来ることしかしないよ」と言っていましたが、曲ごとに様々な奏法を駆使して見事な演奏を聴かせてくれました。あ、自分も演奏者の一人でした(笑)。
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12月ということでクリスマスソングを少々。"Silent Night~Happy Christmas" は新旧の歌を取り合わせて来年への希望を、"Beautiful Star Of Bethlehem" は去年のリベンジで。少しはましになったかな。譜面台がじわじわ下がってきてオタオタしていると歌詞がおろそかになったというハプニングもありましたが、そんなこんなで楽しい時間が過ぎていきました。ホンキーはコロナ対策の一つで前後のドアが開け放たれていて換気は素晴らしいのですが、その分寒くて、途中から着ぶくれ状態で演奏してしまいました。これからの季節は何か対策が必要かもと思いました。
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次はいつになるか分かりませんが、コロナもおさまれば加登さんも復帰してくれるのではないかと思われますので、その時はまたよろしくお願いします。

Set List
1st
Peach Picking Time in Georgia (D)
Silent Night~Happy Christmas (G)

Blues Stay Away From Me (G)
Gentle on My Mind (E)
Silver Wings (E)
Willin' (A)
Speed of the Sound of Loneliness (A)
Ophelia (A)

2nd
Beautiful Star Of Bethlehem (E)

Changes (F)
Blueridge (G)
Wait a Minute (B)

ミスター・ボージャングルス (F)
PLACE IN THE SUN (A)

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1201「保久良山」参道の紅葉と夕日 @神戸市岡本 [日々の散策]

「保久良山」裏参道の紅葉。
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12月に入ったのでもう紅葉も終わりかなと思っていたが、ひょんなことから見事な紅葉と夕日をを見ることが出来た。この日は午前中住吉川を歩いたので、午後は別の所を歩こうかなと思いを巡らせていた。本当は須磨離宮公園に行こうかなと思っていたが、もう3時になっていたので、保久良山を途中まででも登ってこの日の歩数を稼ごうと思ったのだ。裏参道の紅葉がなかなかのものだとも聞いていたので、もう終わっているかもと思いつつ。正月に神社を参拝した時(初詣『保久良神社』)に、たまたまきれいな夕日を見られたのを思い出して、あわよくばそれもと思っていた。

一番近いパーキングに車を停めて歩き出した。参道入り口の公園にダイヤモンドリリーが。最近よく見るなあ。
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参道を歩き出して最初のカーブを回るとモミジが目に飛び込んできた。まだ青い葉も混じっていて見頃はこれからともいえそうだった。
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保久良山というと神社と梅林ぐらいと思っていたので意外だった。紅葉の名所と呼んでもいいぐらいだと思った。ひょっとしたら桜の名所でもあるかもしれないなあ。では素晴らしい紅葉をご覧あれ。
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思いがけず紅葉を堪能したが、つづら折れ二つ分ぐらいから上はモミジがなさそうだったので、神社までは登らなかった。本当はあったかもしれないけど登る元気がなかったからというのもある。
境目で自影撮り(笑)。
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4時を過ぎたので今度は夕日だ。じっとしていると寒いので、この正月に写真を撮ったあたりを行ったり来たりして陽の沈むのを待った。ここのところ夕日や夕焼けを撮ろうとあちこちスポットを探している。天候にも左右されるのでいつも見られるとは限らないが、この日は少し雲が多いけど比較的条件が良かったようだった。それでは晩秋の保久良さんからの夕景をいくつか。
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紅葉と夕日を両方見られてラッキーな午後であった。
公園まで下りたら少し早いクリスマスイルミネーションが迎えてくれた。
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神戸ホンキートンク12月のスケジュールなどなど [神戸ホンキートンクライブ日程]

この虹の向こうに平穏な日々が待っているといいのになあ。
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コロナに始まり、コロナに終わろうとしているこの年も師走を迎えました。何年か経ったら「あの年はあんなことがあって大変だったなあ」と振り返る日が来るのでしょうか。20世紀になって我々人類が自然との共生を考えず、ひたすら便利さと利益を追い求めた結果が今回の災いだったとすれば、これからも同じようなことが繰り返されるのかも知れませんね。自国ファーストの政治指導者が交代するのを機に、環境と折り合いがつけられる社会に少しでも近づくことを願っていますが。
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自然は人間どもの喧騒をよそに、穏やかに季節の移ろいを見せてくれています。晩秋に咲く花々は、人生の終盤になっても精一杯生きようとしている?我々の年代の星のように感じられたりもしますが、これも人間の勝手な思い込みなんでしょうね(笑)。
山茶花。
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ダイヤモンドリリー。
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さて、今月の自分のライブは2つあります。決めた時はこれほどコロナが再燃するとは思っていなかったので、やっていいものかという気持ちもありますが、少人数でマスク手洗いなどをきちんとすれば何とかできるのではと思っています。3月に大阪のライブハウスでクラスターが起こってから後は、ライブハウスでの感染の情報も聞いていないようにも思うけど、まあ今はどこで起こっても不思議はないようにも思います。それぞれ感染防止に努めつつ少人数でお越しいただけたらと思います。

1204(金)Hobo & Friends @神戸ホンキートンク 19:30スタート
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この1年一緒にやっていただいているギターの加登さんが、コロナ自粛ということで今回は不参加になり残念でした。ギター一本(+ベース)かなとも思っていましたが、マンドリンの御大平井氏が助っ人として参加してくれることになりましたので、若干曲目を変えて無事行えることになりました。いつものようにゆったりまったり演奏するつもりですので、ふらっとお越しいただければありがたいです。

1225(金) HOBO & SADAO OHYA Live ! vol.25 @アビリーン(神崎川)
Special Guest Jumbo Okutani (Md.) & Hitoshi Nakai (Bs.)
前回のレポート
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2016年から隔月にやらせてもらっているこのユニットも、今回で25回目を迎えることができました。その間ずっと応援し、支えて下さった峰マスターには感謝しております。マスターご勇退の門出をお祝いするつもりで頑張ります。といってもいつもとそう違ったことはできませんけど(笑)。去年うまくできなかったクリスマスソングのリベンジはやるつもりです。今回もジャンボさん中井君のサポートをいただいてのんびり演奏します。24日はご家庭で、25日はお店でクリスマスを祝いましょう、なんちゃってね。

ABILENE
大阪市淀川区新高2-16-12
06-6399-5335(阪急神崎川駅から徒歩5分)
http://abileneishibashi.web.fc2.com/
abileneトミー峰の独り言
http://blog.livedoor.jp/abilene1162/

神戸ホンキートンク12月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。このような時期なので、バンドの変更等あるかもしれないので、お店に問い合わせの上是非お越しください。ライブハウスの灯を消さないように。

神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
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神戸ホンキートンク12月のスケジュール
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(クリックすると少し大きくなります)

11月30日の満月は「ビーバームーン」といい、今回は「半影月食」になるとのことです。写真を撮りましたがあまり「影」は感じられなかったなあ。
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それでは、今月もよろしくお願いいたします。

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