0422 六甲アイランドへ…徒歩で [日々の散策]
六甲大橋の歩道から湾岸線を望む。
住吉川を歩く人たちも増えてきている。平日はまだましだが、休日は時間帯によってはピクニック状態。さすがに宴会はしていないが、小グループもまとまると集団になるのは見たらわかると思うのだが…。行く前はそれほど密にならないだろうと想定すると、その想定と違っていても方向修正できないのは、今回の政府の対応のもたつきぶりにも通底するものがあるような気がする。民族性なのかなあ。
そんな時は右岸に上がって六甲ライナーの下を歩くようにしている。こちらは打って変わって人が少ないのが不思議だ。密を避けながらも人がいるところに吸引されていくというのも人間の性(さが)なのかもしれない。今後どうしようかなと思っていると、時々覗いている「神戸・昼から散歩」というブログで、住吉川河口から六甲アイランドに歩いて行くという記事があったので試してみようと思い立った。
出発点は六甲ライナーの南魚崎駅。
4階が乗り場だが、5階から運河を渡る通路がある。自転車も通行できるらしいので六甲アイランドから自転車で往来する人もいるようだ。
通路から西の運河を見る。
このまま六甲アイランドまでつながっているのかなと思っていたが、運河を渡った住吉浜で一度地上に下りて、少し歩くと「六甲大橋」という一般道の橋があって、橋の側道を歩いて渡るということのようだった。
結構幅が広く、徒歩と自転車のみ通行可のようだ。上に屋根はなく、雨の時の散歩に使えるかな、という目論見はついえた(笑)。それとすぐ横にトラックが沢山走っているので、住吉川の「三密」とは別の意味で空気はよくないと感じられた。
六甲アイランドに到達。約1.5kmぐらいの行程かな。上の車道も立体交差になっているが、下の歩道もなかなか複雑に張り巡らされているように見えた。
最寄り駅のアイランド北駅には地上に下りることなく歩いて行けるのだが、それだけでなく縦横に陸橋が伸びていて、歩いてみると一駅南のアイランドセンター駅まで行けるのでびっくりした。歩車分離というのかな、私の住む芦屋浜より10年ほど後にできたニュータウンなので、当時としては近未来的な都市設計だったのだろう。ここには以前よく来たが、常に車だったのでこういう構造に気付かなかった。ウォーキングならではの発見。
駅前の広場には大きなコデマリがあり、きれいに咲いていた。
アダムとイヴもいた。
近くの六甲アイランド公園には「小磯記念美術館」があったが、時節柄閉まっていた。
陸橋をたどってリバーモールまで行ってみた。
昔行ったことのある輸入食料品店が残っていた。
MOVIX六甲があった頃はよく来ていたLINKはほぼほぼテナントが無くなっていて寂しい限りだった。
歩き回って疲れたので、帰りは六甲ライナーに乗ることにした。実はこのモノレールに乗るのも初めてだったのだ(笑)。
車窓からの風景。
南魚崎駅で下りて川沿いに歩く。キダチチョウセンアサガオ(エンジェルトランペット)がもう咲いていた。
いつもカワセミがとまっていた南京櫨の樹のある所まで来ると何か景色が違う。
なんとあの南京櫨が根元から伐採されていたのだった。
往時の南京櫨。
上流で行われていた川の改修工事の一端なのだろうか。この樹が豪雨時の川の流れを妨げているとはとても思えなかったから、驚きもし、怒りさえ感じられた。カワセミのための樹でないのは分かっているが、県か市がやったとすれば、実情を精査せずに機械的に土砂を浚え、樹々を伐っているとしか思えなかった。ちょうど来合わせた近所の小母様も憤慨して「担当局に文句言ってやる」とおっしゃったので「是非おねがいします」と言ったが、伐られた樹はもう戻らないと思ったら悲しくなった。それまで得難いウオーキング体験ができたと喜んでいたので、それらがすべて台無しにされたような気持になったことだよ。今秋またカワセミは来てくれるだろうか…。
住吉川を歩く人たちも増えてきている。平日はまだましだが、休日は時間帯によってはピクニック状態。さすがに宴会はしていないが、小グループもまとまると集団になるのは見たらわかると思うのだが…。行く前はそれほど密にならないだろうと想定すると、その想定と違っていても方向修正できないのは、今回の政府の対応のもたつきぶりにも通底するものがあるような気がする。民族性なのかなあ。
そんな時は右岸に上がって六甲ライナーの下を歩くようにしている。こちらは打って変わって人が少ないのが不思議だ。密を避けながらも人がいるところに吸引されていくというのも人間の性(さが)なのかもしれない。今後どうしようかなと思っていると、時々覗いている「神戸・昼から散歩」というブログで、住吉川河口から六甲アイランドに歩いて行くという記事があったので試してみようと思い立った。
出発点は六甲ライナーの南魚崎駅。
4階が乗り場だが、5階から運河を渡る通路がある。自転車も通行できるらしいので六甲アイランドから自転車で往来する人もいるようだ。
通路から西の運河を見る。
このまま六甲アイランドまでつながっているのかなと思っていたが、運河を渡った住吉浜で一度地上に下りて、少し歩くと「六甲大橋」という一般道の橋があって、橋の側道を歩いて渡るということのようだった。
結構幅が広く、徒歩と自転車のみ通行可のようだ。上に屋根はなく、雨の時の散歩に使えるかな、という目論見はついえた(笑)。それとすぐ横にトラックが沢山走っているので、住吉川の「三密」とは別の意味で空気はよくないと感じられた。
六甲アイランドに到達。約1.5kmぐらいの行程かな。上の車道も立体交差になっているが、下の歩道もなかなか複雑に張り巡らされているように見えた。
最寄り駅のアイランド北駅には地上に下りることなく歩いて行けるのだが、それだけでなく縦横に陸橋が伸びていて、歩いてみると一駅南のアイランドセンター駅まで行けるのでびっくりした。歩車分離というのかな、私の住む芦屋浜より10年ほど後にできたニュータウンなので、当時としては近未来的な都市設計だったのだろう。ここには以前よく来たが、常に車だったのでこういう構造に気付かなかった。ウォーキングならではの発見。
駅前の広場には大きなコデマリがあり、きれいに咲いていた。
アダムとイヴもいた。
近くの六甲アイランド公園には「小磯記念美術館」があったが、時節柄閉まっていた。
陸橋をたどってリバーモールまで行ってみた。
昔行ったことのある輸入食料品店が残っていた。
MOVIX六甲があった頃はよく来ていたLINKはほぼほぼテナントが無くなっていて寂しい限りだった。
歩き回って疲れたので、帰りは六甲ライナーに乗ることにした。実はこのモノレールに乗るのも初めてだったのだ(笑)。
車窓からの風景。
南魚崎駅で下りて川沿いに歩く。キダチチョウセンアサガオ(エンジェルトランペット)がもう咲いていた。
いつもカワセミがとまっていた南京櫨の樹のある所まで来ると何か景色が違う。
なんとあの南京櫨が根元から伐採されていたのだった。
往時の南京櫨。
上流で行われていた川の改修工事の一端なのだろうか。この樹が豪雨時の川の流れを妨げているとはとても思えなかったから、驚きもし、怒りさえ感じられた。カワセミのための樹でないのは分かっているが、県か市がやったとすれば、実情を精査せずに機械的に土砂を浚え、樹々を伐っているとしか思えなかった。ちょうど来合わせた近所の小母様も憤慨して「担当局に文句言ってやる」とおっしゃったので「是非おねがいします」と言ったが、伐られた樹はもう戻らないと思ったら悲しくなった。それまで得難いウオーキング体験ができたと喜んでいたので、それらがすべて台無しにされたような気持になったことだよ。今秋またカワセミは来てくれるだろうか…。
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