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0916 初カワセミ&葛の花 [日々の散策]

この日「発見」した「カワセミ」と「葛の花」。
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「秋の七草」を書いてから日も経たないこの日、住吉川の上の方の山沿いの道路を走っていたら、道路の脇の雑草が繁茂して道にはみ出している所に、紫色の花がちらっと見えた。ひょっとして「七草」の中で見るのは難しいだろうと思っていた「葛の花」ではないか、と思ったのは、ブログを書いた直後だったからだと思う。まさか葛ではないだろうと思ったが、念のために引き返して車を停めてみたところどうも葛の花のようだ。
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あたりを見渡すと、道路沿いに数十mにわたって他の雑草に混じって繁茂していた。葛粉や葛根湯の原料として栽培されているもの以外には、見ることがないと思っていたら間違いだった(笑)。後で調べると繁茂力が相当高いようで、駆除も難しい蔓性の植物とあった。あまり管理されていない山野にはたくさん生えているのだろうが、紫色の花がないとそれと分からないだろうな。「秋の七草」について調べたり、webで写真を見ていたりしたからこその発見だったのだろう。それにしても、自分の動体視力はこの歳になってもまだまだ捨てたもんじゃないなあ、と秘かに自賛したのであったよ。

また、この日はこの秋に初めてカワセミの姿を見ることができた。暑い頃は5時半を過ぎないと歩けなかったが、ここ数日気温が下がってきたので、この日は5時前に歩いてみたのだった。河口に近い「島崎橋」のたもとはよくウォーキングのスタート地点にしていて、そこにある南京櫨の枝にカワセミがよく止まっていた。ところが、この4月のある日その南京櫨の樹が伐られていた(0422の記事参照)。もうこの秋にはここでカワセミを見ることはできないかなと、ひどくがっかりしたのを覚えている。

いつものように橋のたもとまで来て、見るともなく対岸の南京櫨があったあたりの草むらをぼんやり眺めていると、緑の中に小さな黄色いシミのようなものが見えた。どうもカワセミのようだった。
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スマホで撮ったが間尺に合わないので、車にカメラを取りに行って引き返すと、もうそこにはいなかった。少し上流まで対岸を探しながら歩いていると、200mほど先の草の枝に止まっていた。
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たぶん、春先まで見ていた個体と同じと思われるオスのカワセミだった。少し大げさだが、久しく会うことが出来ずにいた旧友に再会したような感慨を覚えたのだった(友達いないんかい)。

翌日、車を点検に出してから、午前中に川に行ってみた。そんなに都合よく見られるとは思っていなかったが、カメラマンがいたのでカワセミだなと思った。
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この日は川の中の石の上にいて、小さな魚を捕らえて食べている姿も目撃出来た。
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去年の秋にカワセミを初めて見たのは9月26日だった(0926 カワセミ現る!!)。その少し前から現れていたようなので、大体同じ時期だな。この時期にツバメの集団が南へ移動するらしいので、関係があるのかもしれない。しばらく姿を消していたカルガモがまた集団で見られるようになったことも何かしら関連があるのかも知れない。いずれにしても、夏が終わり、冬になるまで、カワセミをウォーキングの友とする日々が始まったのだと思ったことだよ。
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