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0515「クリンソウ」群落@六甲山中腹 [山歩き]

六甲山中腹の秘密の場所?にひっそりとあった「クリンソウ」の群落。
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翌日から雨模様(早い梅雨?)との予報があったので、この日は人の多い住吉川はやめて六甲山の中腹をプチ山歩きしてみることにした。去年も山歩きを始めたのは5月だった(0507 新緑の五助ダムへプチ山歩き)。もっと早い時期から歩けばいいのだが、少し暑くなってからになるのはなぜだろう。去年は手術後で自重という言い訳があったし、今年は春先にぎっくり腰になったというのもあったが、暑くなってきて初めて涼しい山に目が行くというのが本当の所かな?

今回も五助ダム辺りから東の平坦な道を探索するという目的もあったが、少し前にヒーさんのブログで「クリンソウ」群落が六甲山中にあるという記事を見たので、もし探せたらそれを見てみたいというのも加わった。

初めてクリンソウを見たのはもう五年前、多紀連山の「三岳」という山の中腹にあるのを見たのだった(なんちゃって登山vol.15@三岳再訪~クリンソウを求めて~)。その後六甲高山植物園にもあると知って見に行った(クリンソウ@六甲高山植物園)。ここだとお手軽に見ることが出来るが、コロナ自粛の延長で5月末までは閉鎖ということに今のところなっているのは残念だ。
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いつものように住吉霊園の少し上まで車で行って、石切道の手前にある駐車スペースに車を停めて歩き出した(9:00)。少しでも楽をしたいからだが、帰りの最後は上りになるのであまりよくないな、と山歩きを終えて思ったことだ。
辺りの道が少し整備されている。
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野良猫君がお出迎え。
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川に出るまでは下り(石切道)だが、ガレ道が去年よりひどくなっているように見えた。路肩の落ちているのも直っていなかった。
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30分足らずで五助ダムとの分岐に出た。
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今回はまっすぐ進んで川を渡り、打越山方面に向かうことにした。
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橋のたもとで小休止。
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ツルニチニチソウ。
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橋を渡るといきなり急登、
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と思っていると平坦な道もある。
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少し視界が開けたと思っていたら、大きな重機がうなりを上げていて、周囲の木々が伐採されていた。
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何をやってるんだろうと思ったが、どうも送電線の付け替え工事をやっているようだった。大変な工事のようだし伐採の許可も得てるんだろうが、こんなに山を丸裸にして、豪雨とかあったらまた被害が大きくなるんじゃないか、と素人ながら思ったことだ。
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少しだけ見えた下界の街。
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更に歩いていると10:20頃いきなり打越山山頂に着いた。
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打越峠というのもあってよく分からない。少し進んでいくと大きな分岐点に来た。ここが打越峠なのかな。
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クリンソウの群落があるのは黒五谷のあたりらしいので黒五谷を目指すことに。クリンソウは見つからなくても黒五谷を左に進めば五助ダムに行けるので、それでもいいかなと思いながら。
黒五谷へ向かう道。
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森林浴を楽しみながらゆるやかに下って行くと、見覚えのある小川があった(11:00)。
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小川を越えてしばらく進むと大きな分岐点が。
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どうもここが黒五谷の道の入り口らしいと後で分かった。このあたりの道に分け入ると…しか分からなかったので、少し前に一人のおっちゃんが右に曲がって行ったのがそれかも、と思い決めて右の道を進んでみた。
ここを左に行ったところにクリンソウはあったのだった。分かりにくい!
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実際はここを通り過ぎて引き返している途中で右手にピンクの花が見えてそれと分かったのだったが。
11:10群落発見。奥の方に座っているのが先ほどのおっちゃん。
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まるで隠れ里のようにひっそりと花を咲かせていた。いくつか撮った写真を並べてみる。
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高山植物園の方がスケールはやや大きいが、決して負けていないと思った。世話をされている方々の苦労が偲ばれた。
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こんな記事を書いていながら言うのもなんだけど、多くの人に知られて踏み荒らされなければいいが、と思ったことだよ。
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さて、一番の目的が達成できたので、五助ダムの方に向かって歩いた。
前にも通ったことがあったはずだが、こんな熊野古道のような石畳の道があってびっくり。
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11:40五助ダムに到着。
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打越山~五助ダムのルートの方が近くて道も緩やかな感じだった。再び石切道を登るのはきつかった。
帰り道に振り返った新緑の五助ダム。
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このルートも考え直した方がいいかなと思った。車に戻ったのが12:15。半日で12300歩も歩いたのは年寄りにはややオーバーワークだったかもね。
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