0804「奈義町現代美術館」@岡山県勝田郡奈義町 [旅日記]
「奈義町現代美術館」(通称NagiMOCA)は作品と建物とが半永久的に一体化した美術館だそうだ。磯崎新氏設計。
前日、ここ数年来の懸案であった大山滝を拝むことが出来たので、この日は帰り道にどこか一つ立ち寄ってと思って、奈義町の現代美術館に行くことにした。天候が悪くても大丈夫ということでもあったので。実際には好天で夕方まで雨に降られることはなかったが。地図で見ると、鳥取道の智頭ICからR53を南下すればすぐ、と分かったので、今回も帰りは地道の旅になりそうだった。
奈義町に着いたのは11時半過ぎ。美術館の駐車場に車を停めて、まずは腹ごしらえと隣接したピザの店「PIZZERIA La gita(ラジータ)」に行ってみた。
人気店のようなので、予約なしでは無理かなと思ったが、なんとか入れてラッキー。お店で10年来の人気というブリゲッラというピザのランチセットを頼んだが、ふっくらとした生地のこれぞナポリピザというものだった。
ちなみにこちらは隣の美術館の公募に応じて選ばれたお店らしく、そんなコラボもあるんだと感心しきり。
さて、食後の腹ごなし?にお隣の美術館へ。
この美術館は、3組のアーティストに巨大作品を制作依頼し、その作品と全体の空間を建築化したもので、作品と建物が半永久的に一体化した公共建築として世界で初めての美術館ということである。
入館してすぐにあるのは、宮脇愛子氏制作の「大地」。
続いて入ったのは「太陽前室」。荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏の作品が展示されている。
中央の円筒の中には狭い螺旋階段があり、そこを昇ると、
少し傾いた円筒形の不思議な空間があった。
龍安寺の石庭のようなものが、両側の壁にしつらえて在り、平衡感覚がバラバラになる感じ。
次に入ったのは岡崎和郎氏の「月」。
不思議な静寂感。Sound of Silence の世界のよう。
ここまでは常設展で、今ギャラリーでは企画展として松岡徹氏の「旅するカミサマ~山ノモノ島ノモノ~」が公開されていた。いくつかあげておく。
頭の中がかき回された感じで外に出たが、悪い感じではなかった。
まっすぐな道の向こうには那岐山の姿が。
那岐山には6年前に登ったので、奈義町にはその時立ち寄っていたのだった(0505「那岐山」登山)。この日美術館に向かって走っている時、右手に「山の駅」の標識があって、「道の駅じゃなくて山の駅か」と思ったが、何のことはない、那岐山登山の基地だったのだ。ようやく思い出して行ってみた。
那岐山麓 山の駅。
6年前の記憶がまざまざと蘇ってきた。ていうか、忘れてたんかーい!
美術館でもらった割引券で買ったソフトクリームを食べて、14:30に帰途に就いた。帰りは適当に南に向かって走り、R179~R373と走るとR2に。いつもとは違うルートだが、これも悪くないと思った。相生市の辺りで前が見えないぐらいの豪雨に見舞われたが、姫路に入るころには雨も上がり、山麓バイパスの370円のみで帰ることが出来た。地道の旅は楽しいさあ。
前日、ここ数年来の懸案であった大山滝を拝むことが出来たので、この日は帰り道にどこか一つ立ち寄ってと思って、奈義町の現代美術館に行くことにした。天候が悪くても大丈夫ということでもあったので。実際には好天で夕方まで雨に降られることはなかったが。地図で見ると、鳥取道の智頭ICからR53を南下すればすぐ、と分かったので、今回も帰りは地道の旅になりそうだった。
奈義町に着いたのは11時半過ぎ。美術館の駐車場に車を停めて、まずは腹ごしらえと隣接したピザの店「PIZZERIA La gita(ラジータ)」に行ってみた。
人気店のようなので、予約なしでは無理かなと思ったが、なんとか入れてラッキー。お店で10年来の人気というブリゲッラというピザのランチセットを頼んだが、ふっくらとした生地のこれぞナポリピザというものだった。
ちなみにこちらは隣の美術館の公募に応じて選ばれたお店らしく、そんなコラボもあるんだと感心しきり。
さて、食後の腹ごなし?にお隣の美術館へ。
この美術館は、3組のアーティストに巨大作品を制作依頼し、その作品と全体の空間を建築化したもので、作品と建物が半永久的に一体化した公共建築として世界で初めての美術館ということである。
入館してすぐにあるのは、宮脇愛子氏制作の「大地」。
続いて入ったのは「太陽前室」。荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏の作品が展示されている。
中央の円筒の中には狭い螺旋階段があり、そこを昇ると、
少し傾いた円筒形の不思議な空間があった。
龍安寺の石庭のようなものが、両側の壁にしつらえて在り、平衡感覚がバラバラになる感じ。
次に入ったのは岡崎和郎氏の「月」。
不思議な静寂感。Sound of Silence の世界のよう。
ここまでは常設展で、今ギャラリーでは企画展として松岡徹氏の「旅するカミサマ~山ノモノ島ノモノ~」が公開されていた。いくつかあげておく。
頭の中がかき回された感じで外に出たが、悪い感じではなかった。
まっすぐな道の向こうには那岐山の姿が。
那岐山には6年前に登ったので、奈義町にはその時立ち寄っていたのだった(0505「那岐山」登山)。この日美術館に向かって走っている時、右手に「山の駅」の標識があって、「道の駅じゃなくて山の駅か」と思ったが、何のことはない、那岐山登山の基地だったのだ。ようやく思い出して行ってみた。
那岐山麓 山の駅。
6年前の記憶がまざまざと蘇ってきた。ていうか、忘れてたんかーい!
美術館でもらった割引券で買ったソフトクリームを食べて、14:30に帰途に就いた。帰りは適当に南に向かって走り、R179~R373と走るとR2に。いつもとは違うルートだが、これも悪くないと思った。相生市の辺りで前が見えないぐらいの豪雨に見舞われたが、姫路に入るころには雨も上がり、山麓バイパスの370円のみで帰ることが出来た。地道の旅は楽しいさあ。
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