SSブログ

「水無月祓」~「半夏生」 [日々の雑感]

0628 2日ほど早いが、綱敷天満神社には「夏越大祓」の「茅の輪くぐり」があった。
001.JPG
『徒然草』第十九段「折節のうつりかはるこそ」の中に「六月祓(みなづきばらえ)又をかし。」という一文があって、現役時代は何度も触れていたのだが、サラッと流していた。兼好の時代の古い風習なのだろうと思ってやり過ごしていたのだろうと思う。6月末は最も忙しい時期の一つだったから、そういった風習が今に続いていることに気づく心の余裕もなかったのだろうな。暇になってから、「水無月祓」や「半夏生」、そして「土用の丑」と続く夏の季節の風習を少しずつ知るようになった。(「7月2日は半夏生」参照)

今年の6月末はライブが2つ重なって慌ただしかったが、28日の日曜日ライブに行く前にふと思い出して、石屋川の綱敷天満神社に立ち寄ってみた。
002.JPG
003.JPG
「大祓」は30日にあるのだが、その日は大雨の予報でもあったので来てみたのだが、日曜日なのに人気はなく静かだった。一応作法にのっとってこの半年の穢れを払うべく輪をくぐってお祈りした。
004.JPG
005.JPG
「茅の輪くぐり」もいろいろ調べた結果「灯台下暗し」のホーム神社で催されていたことを知ったのだったよ。

京の和菓子「水無月」も以前は探し回ったこともあったが、近頃は6月に入るとあちこちで売られているのを見るようになった。
クラッセのスーパーで買った「水無月」。
006.JPG
「半夏生」(はんげしょう)は雑節の一つで、かつては夏至から数えて11日目をいうようだった。7月2日が多いようだが、今年は7月1日のようだ。
西浜公園の「半夏生」。
007.JPG
008.JPG
この日に蛸を食べるという風習は、近畿の一部地方だけのものだったようだが、今ではスーパーの販促の一つとなっている。
近くのスーパーの売り場でもセールが。
009.JPG
まあ、蛸は毎日売っているものだから、フードロスにはならないと思うけど(笑)。
我が家の昼食にも蛸が。
010.JPG
旧暦だと「半夏生」「水無月祓」の順になるのだろうが、いずれにしても1年の半分が無事過ぎて、その間の厄払いをしてこれからの季節を乗り越えようというものだからいいのかもしれない。

30日は午後遅くに雨が上がったので住吉川を歩いてみた。
011.JPG
前夜からの雨で川は増水していたが、2年前の豪雨の時ほどではなかった。
012.JPG
013.JPG
014.JPG
それでも一番雨がひどかった時は水が歩道の上まで溢れていたようだ。
015.JPG
016.JPG
017.JPG
018.JPG
ツバメの巣の親子は無事だった。
019.JPG
もうすぐ巣立つのかな。川の上に巣があると落ちたら大変だ、などといらぬ心配をしてしまうが。

我が家のベランダのゴーヤは今年もGWに苗を植えていたが、もう二つほど実をつけてくれた。
020.JPG
021.JPG
去年から植えてある小さな花弁の日日草が今年も開花してくれた。多年草だったんだ。
022.JPG
もう一つは枯れてしまったブーゲンビリア。枯れないといいけど。
023.JPG
朝の散歩中に見つけた、葉に白斑の入った夾竹桃。
024.JPG
住吉川にもあったキカラスウリ(黄烏瓜)が中央緑道の壁面に。
025.JPG
今年の夏は暑くなるようだが乗り切れるかな?

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。