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Teach Your Children[私の好きな20世紀の唄たち]vol.14 [20世紀の歌]

TEACH YOUR CHILDREN (ティーチ・ユア・チルドレン)          
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60年代の終わり,それぞれ一流のロックバンドで活躍していた3人の若者(後で一人増える)が意気投合し,スーパーグループが生まれた。それぞれの名前を冠したバンド名にした。クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングである。ウッドストックという伝説的なロック・フェスティバルで衝撃のデビューを果たし,時代の寵児となった。二年間に3枚のアルバムを残し,解散した(後で何回か復活するが)。この曲は彼らの代表曲の一つであり,70年代という時代を映す曲でもあった。80年代の終わりに行なった復活コンサートで会場一体となって歌っている映像が強く印象に残っている。

歌詞は象徴的な語句が多く難解であるが,当時社会問題にまでなった「世代間の断絶」がテーマだと思われる。英語でジェネレーションというのは30年といわれる。60年代から70年代にかけて世界的に学園紛争が広がる中で,親の世代と若者の世代はついに分かり合うことはできないのか,という問い掛けがこの歌にはある。ただ,表面的にはどんなに理解し得ないように見えても,根っこのところではお互いを理解し,愛し合っているはずだ,という祈りにも似た願いがこの歌の底にもう一つ流れているような気がする。
 彼らを端緒としてその後バンド間の交流・改変が進み,幾つかのスーパーグループが生まれた点でも,彼らのロック史における意味合いは大きい。
(初出01.10.17)

youtubeはこれで
https://www.youtube.com/watch?v=EkaKwXddT_I


ティーチ・ユア・チルドレン(大意。原詩は検索してみてください。)

人生の旅を歩みつつある君たちは
生きる為の指針を持たなくちゃいけない
今の自分自身を大事にしなさい
過去は過ぎ去ってしまったものだから

子供達によく教えてあげなさい
お父さん達の苦しみはもう終わりつつあると
そして彼らに夢を与えてあげよう
彼らが選んだ夢、あなた達がいつかわかる夢を

 彼らがその夢を選ぶ理由を尋ねてはいけない
 彼らがそれを告げても,あなたには理解できないだろうから
ただ彼らをみつめてため息をつきなさい
そうすれば彼らがあなた達を愛していることがわかるはず

しなやかな世代である君達は
親の世代の感じてきたような虞(オソレ)を知らない
どうかその若さで彼らを助けてあげよう
彼らが真実を知って死ぬことができるように

君達の親達によく教えてあげなさい
子供達もこれから苦しみ続けることを
そして彼らに夢を与えてあげよう
彼らが選びとった夢、あなた達がいつかわかる夢を

 彼らがその夢を選ぶ理由を尋ねてはいけない
 彼らがそれを告げてもあなたには理解できないだろうから
ただ彼らをみつめてため息をつきなさい
そうすれば彼らがあなた達を愛していることがわかるはず




Deja Vu


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コメント 3

PON

上記URLはだめだったのでこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=TrWNTqbLFFE
by PON (2015-05-07 20:08) 

hobo

ponさんアシストありがとう。でも↑はwood stockやね
by hobo (2015-05-08 08:29) 

PON

あ、、、

https://www.youtube.com/watch?v=EkaKwXddT_I
by PON (2015-05-16 05:13) 

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