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0630 水無月祓の「茅の輪くぐり」@綱敷天満神社(石屋川) [日々の雑感]

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水無月祓については何度か書いたので改めて繰り返さないが、今日たまたま家人が病院に行かなくてよい日だったので、六甲のベトナム料理店「クアン・アンゴン (Quan An Ngon)」に昼を食べに行った。
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少し前に「茅の輪くぐり」が話題になっていたので、その帰りに思い出して綱敷天満神社に立ち寄ってみた。あいにくの雨で人出は少なかった(行事は夕方かも)が、「茅の輪」はしっかりとしたものが出来ていた。作法どおり茅の輪をくぐってお参りしてきた。旧暦でやっているところもあるので、神社によっては7月に実施するところもあるようだ。
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このところ夜の食事を控えめに摂るようにして、4kg ほど減量できたので続けようと思っているが、やはり時には夜食べて飲んで寝るということをしてしまうと、てきめん体重が戻ってしまう。危ない危ない。このときふと思いついて、帰ってから過去の健康診断のデータを探してみた。

恥ずかしくて公表も出来ないが、減量した今の体重は退職時のものとほぼ同じだった(汗)。更に遡って20年前は5・6kg軽かったから、そこぐらいまでは減らせるのかなと思ったが、ここからの道は遠そうでもあるなあ。でも食事を減らすのにはお金もかからないし、健康にもいいのだから頑張ってみよう、とこの半年の穢れを祓い落とす=「茅の輪くぐり」をした身で思ったことだったよ。

ベランダの花たち。
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<追記>この日TVを観ていたら、何度か「ハーフタイムデー」( Half Time Day)という言葉を発していた。調べてみると二三年前に制定されたとあったので、ハッピーフライデーと同じく消費活性化の一環で作られた造語なのかもしれないが、わざわざ作らなくても古式豊かな「水無月祓」を流布させればいいのにと思ったことだよ。

本日「夏至」
「夏越祓(茅の輪くぐり)」

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神戸ホンキートンク7月のスケジュールetc. [神戸ホンキートンクライブ日程]

今年はゴーヤもアサガオも早い。
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今年はゴーヤの観察日記をつけ忘れていたけど、どうも4月19日に苗を植えたらしい。
年々植えるのが早くなっているのは、進歩の表れなのかな?
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さて、今月の自分のライブですが、

7月8日(土)
HOBO & SADAO OHYA w/AKIRA YOSHIKAWA @神戸シルクロード 15:00 スタートです
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シルクロードはジャム会で何度かお世話になりましたが、ライブは初めてです。JR元町からすぐですので、南京町や元町商店街をぶらりとした後でお立ち寄りください。
今回はBJの村田君がゲストで参加してくれるので、よりバラエティに富んだステージになりそう。
最近凝っている一人コーラスでLast Thing On My mind


神戸シルクロード
Tel 078-371-6747
神戸市中央区北長狭通5丁目1-13
JR元町駅 西口北側階段上がり ローソン横を北へ一筋、東南角。徒歩4分
お店の周りにはコインパーキングもたくさんあります。
http://blog.livedoor.jp/silkroadkobe/


7月16日(日)
  HOBO & New Bohemians @神戸ホンキートンク 19:30 スタートです
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2ヶ月に一度日曜日の夜にやっているブルーグラスバンドです。普段のホンキーより
早めにスタートしますのでよろしくお願いします。


神戸ホンキートンク7月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。

神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/mutsuko_2005_7_9_0423
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神戸ホンキートンク7月のスケジュール
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(クリックすると少し大きくなります)

また門戸厄神の「壱服庵」でも週末限定でライブをやっています。次々と新しいバンドが。
壱服庵
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7月イヴェント予定
http://ippuku-an.at.webry.info/201706/article_2.html

ホームセンターコーナンから見た夏至の夕景。
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それでは、今月もよろしくお願いいたします。
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0623 布引の滝~ハーブ園@ 新神戸 [山歩き]

布引ハーブ園「風の丘中間駅」の上より神戸の街を望む。
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この日は暑くなるとの予報だったが、週末は雨との予報もあったので、少しばかり山歩きをしようと思い立った。前回「布引滝~TWENTY CROSS」と歩いたのは14年の秋だったから、もう三年前になる。月日の経つのは早いものだ。今回は布引ダムからハーブ園のほうに回り、散策してまた歩いて下りようという目算であったが…。

周辺のPを探して、熊内一丁目の下にある1h100円のパーキングに停めることにした。せいぜい4時間もあれば還ってこれると思っていたが。
1015 新神戸駅へ。
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途中の道でコンビニを探したがないので駅の2階に。お弁当は「六甲山縦走弁当」などいろいろあったが、迷った末奥のコンビニでおにぎりとお茶を買う(笑)。登山道に入ってすぐの公園でいきなりおにぎりを食べ(朝を食べてなかった)、いざ布引の滝へ。
まず「雌滝」。
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次いで「雄滝」。二段の滝になっている。
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一の滝(左)と二の滝(右)。
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近くの学校の生徒達が遠足に来ていた。
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少し登った道の途中から。やはり美しい滝だ。
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1110 みはらし展望台からの景色。ここで引き返す人もいる。
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途中の道から「夢風船」が見えた。なぜかうれしくて何枚も撮る。子供やね。
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「猿のかずら橋」。名前とはうらはらに鉄橋に蔓を巻いてあるのみ。
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1135 前には見なかった滝を発見。
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「五本松かくれ滝」といって、ダムがオーバーフローした時だけ流れる滝のようだ。前々日の雨の影響かな。なかなか立派に見える滝だが、今回見れたのはラッキーなのかも。
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紫陽花。
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1145 布引ダム(正しくは「布引五本松堰堤」到着。
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「布引断層」の看板があったがこれかな??
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ここからハーブ園に行く階段の道があったが、通りすがりのおじさんが、「もっと先にゆるい道があるよ」と教えてくれたのでそっちを選ぶ。1215 風の丘中間駅の裏手のゲートに到着。
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このハーブ園は出来た頃来た筈だがあまり歩き回った記憶がない。たぶん山頂駅までロープウェイで行って、付近をちょっと散策して帰ったのだろうな。全部回ると相当の坂道ウォーキングの覚悟が必要と思う。とりあえず山頂駅手前のラベンダー園を目指して歩きはじめた。ランダムに写真を並べる。
あちこちに自撮り用の台があったが、その中の一つ。
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KOBE NUNOBIKI HERB GARDEN と読める植え込み。長すぎるので一部カット。
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(他にも花はいろいろあったのに紫陽花ばかり選んでいるなあw )
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1255 ラベンダー園到着。
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M永さんのような写真家が格闘中(花を撮れよという声がw )。
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ここに至り、帰りも歩いてという思いは消え去り、グラスハウスを回って中間駅からロープウェイに乗ることに(笑)。この日はとにかく暑かったから、と言い訳しておこう。
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ガーデンテラスからの眺めは素晴らしかった。
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1340 中間駅到着。ここからの片道料金は700円なり。
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ロープウェイからの眺望は素晴らしかったので、いろんな意味で乗ってよかったと思ったことだよ。
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ロープウェイからも見えた滝。
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14時、麓に下りて山手幹線沿いのラーメン店「三九」で遅い昼食。以前の店から代替わりしていたが、福建出身の方がやっている店で美味しかった。
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普通ならこれでこの日は終わるところだが、夜にはいつもお世話になっている神戸ホンキートンクで大先輩のJOSH様のソロライブがあるので表敬訪問。来歴を語りながら、主に日本語(訳詩?)の歌をギター・バンジョーを駆使してのライブは素晴らしく、自分達だけが聴いているのはもったいないと思ったことだよ。
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今回写真が多くなってしまったが、これでもかなり削ったのでお許しあれ。


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0621 本日『夏至』などなど [日々の雑感]

0608宝島池でひなたぼっこするカルガモ親子。
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梅雨だというのにずっと晴天続きだったが、今日になってやっと梅雨らしく雨が降った(豪雨になるのは困るけどね)。ここ2年「夏至」だ「半夏生」だと書いてきたので、改めて書くこともないが、日々の移り行くはやさには驚くばかりである。夏至に至るまでの日々を、時折撮った写真とともに振り返ってみる。
0614宝島池のバン親子。左が子供だが大きくなった。
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6月になってから、義母が膝の手術で入院して、幸い経過は良好だが家人は毎日夕方まで病院に詰めているので晩御飯の用意まで出来ないことも多い。ある日昼を食べすぎたので、晩御飯を食べずにしばらく過ごしていたら、食べるのを忘れてそのまま寝てしまった。翌朝体重を計るとかなり下がっていて、当り前かとも思ったが、「今まで夜に食べすぎていた」ということに改めて思い至った(笑)。
0615近所の西池に亀が。
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近所の花々。
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年をとって代謝が落ちているのは分かっているので、一日二食にして体重が増えすぎないように気を使っていたのだが、少し気を抜くとリバウンド(というほどでもないが)ということを繰り返していた。どうしても夜酒を飲みながら食べて、少し寝て夜中に起きるということが多く、これが一番の元凶かなとようやく気付き、夜を抜かないまでもかなり減らしてみている。3kgぐらいはあっさり減ったので、次の壁を目指し日々奮闘中(何もしないので奮闘はおかしいか)。
0618一応父の日ディナー。父は控えめに食べ飲む。ダイエーで買ったジョージア(グルジア)のワインとともに。
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娘からセントルイス土産。出張で行っていたのだ、うらやましい。
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娘の母からも。父ではないけどありがたく。
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0619今年の初アサガオ。早いと思ったら去年の鉢から自然に生えたそうな。
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さて、夏至の今日の午後、雨も上がったので住吉川を少しだけウォーキング。
やや増水している川。
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カルガモはどれが親か分からなくなっていた。
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白サギが川の隅にじっとしていたので、何かなと思っていると、
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川を遡上する魚(若鮎?)を待ち伏せていたのだった。上手に獲っていた。
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追加で動画も。


河畔の松の根元にローズマリーが。今度少しいただこうっと。
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これから襲ってくる暑い暑い夏を乗り切るためにも、スリムで健康な身体を取り戻すぞ、と堅く決意したのであったよ。

<関連記事>
0621 本日「夏至」2016
0622本日は「夏至」2015
7月2日は半夏生2015



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映画『殯の森』(2007)@TUTAYA [映画]

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映画『殯の森』(もがり の もり)は、2007年に発表され、第60回カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールに次ぐ、審査員特別大賞「グランプリ」を受賞した作品である。先日彼女の最新作である『光』を観て、「ああ、奈良の山々が彼女の原点なんだなあ」と思い、奈良の深い森を舞台にしたこの作品もDVDで観てみようと思った。ちょうどTUTAYAの更新のハガキが来ていたのでそのついでに借りることに。何か一年に一回しか利用してない気もするなあ。
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「殯(もがり)は日本の古代に行なわれていた葬儀儀礼で、死者を本葬するまでの期間、棺に遺体を仮に納めて安置し、別れを惜しむこと、またその棺を安置する場所を指す。」(wiki)映画の冒頭部分で葬送の場面が出てくるが、最近はこのような土葬の場面を目にすることはないので、分かりにくかった人も多かったと思う。私の故郷では私が大学生の頃までは土葬だったので、これに近い情景を見た記憶がある。この映画が2014年の『2つ目の窓』で描かれている世界に近い死生観がある、と何かのレビューに書かれていたが、奈良の山村でももう喪われている「原始宗教」的な死生観が奄美の島の一部には残
っていたということなのかな。
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奈良の山間部に、認知症の老人たちが介護者と暮らすグループホームがある。患者のひとりしげき(うだしげき)は、33年前に亡くした妻を忘れられずにいる。そこに介護福祉士の真千子(尾野真千子)が新しく赴任してきた。彼女もまた幼いわが子を(たぶん洪水で)死なせてしまったことのトラウマから抜け出せずにいた。ある時真千子はしげきを車に乗せてどこかへ向かうが、途中で車が脱輪し、真千子が助けを探しに行っている間に、しげきがいなくなる。やっと見つけたと思ったら二人は深い森の中に迷い込んで…。

奈良の深い森の中の情景は美しいが、何かこの世とあの世の境目のような不気味さも持っている。自分が山歩きをしている時もそれに似た感じを受ける時もあるが、森の中には人間の営みから隔絶された世界が残っている感じがする。
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「こうせなあかん、ていうことないから」という言葉は介護の仕事に行き詰まった真千子に同僚の和歌子がかけた言葉であるが、それは人の生き死にに対する私たちの認識のありようについても言えることなのかな、と思った。映画の中でも、しげきの妻真子の33回忌は死者が完全に「仏の世界」に行って、もうこちらの世界には帰ってこないという仏教的な説明もしていたが、様々な宗教的認識が混在する中で、やはり「こうせなあかん、ていうことないから」と考えるしかないのではないかと思う。
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河瀬監督は「生き残った者と死者との『結び目のようなあわい(間・関係)を描く物語』を目指した」ということだが、それぞれの人間がそれぞれの受け止め方で「生と死」を受け止めようとしている様を、あたう限り虚心にとらえようとした作品といえるのかもしれない。この作品が海外で高い評価を得たということは驚くほかはないが、どんな地域どんな宗教の根底にもある「感覚」のようなものを捉え得ていたからなのかもしれない。
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<参考記事>
2つ目の窓(2014年)
あん(2015年)
(2017年)

<追記>
本日、当ブログのアクセス数が20万アクセスに到達しました。この数が多いのか少ないのかはよく分かりません。車でも10万km越えは何度かあるけど、20万越えはないなあというくらい(笑)。でも読んでいただけることが書く上で大いに励みになっていることだけは確かなので、今後ともお立ち寄りいただければ幸甚です。
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AGE [私の好きな20世紀の唄たち]vol.57 [20世紀の歌Ⅱ]

AGE
written by JAMES CROCE / INGRID CROCE
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ジム・クロウチのことは前に "I Got A Name" を取り上げた時に書いたが、あの曲はジム自身の作ではなかったことは述べた通りである。今回取り上げた "AGE" という曲は妻でもあるイングリッドとの共作である。私がこの曲を初めて聴いたのは78年に出された "Mike Auldridge & 'Old Dog'" というブルーグラスのアルバムで、セルダム・シーンにも在籍していた Phil Rosenthal が歌っていたものであったと思う。そのアルバムでは他にもジムの曲 "Thursday"(作者は Sal Joseph ) を演奏していて、その辺りからジム自身のアルバムを聴くようになった。

この曲はジムの死の直後('73)に出されたアルバム "I Got A Name" に入っていたので、その少し前に作られたのかなと思っていたが、今回改めて調べてみると、68年に出された"Jim & Ingrid Croce" に入っていた。73年のものより素朴でフォーキーなサウンドである。
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売れないフォークシンガーだったジムが、イングリッドという伴侶を得て、貧しくとも理想を追い求める人生を送ろう、と心に決めた様子が歌詞の端々からあふれ出ている。
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70年代になって、音楽の盟友になる lead guitarist である Maury Muheleisen と出会い、次々とヒット作を生み出してゆく。そしてこれからという矢先の73年に飛行機事故で盟友とともに亡くなってしまうのだった…。

その後ブルーグラスバンドを始め、多くのミュージシャンによってカヴァーされるようになったこの曲("Right Back Where I Started Again"という題名の場合もあるようだ)であるが、ミュージシャンとしての自分を重ねることができるからかもしれない。二人がこの曲を作ったとき、よもや数年後全米No.1ヒットを出すとは思っていなかっただろうし、そのほうがこの曲の味わいもより深いものになるなあ、と思うのは私だけだろうか。
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youtube は先ずジム夫妻のもの
Jim & Ingrid Croce Age
https://www.youtube.com/watch?v=K1OtgPiZJns
次に"I Got A Name"に入っているもの
https://www.youtube.com/watch?v=j5sO0HbB5WY
オマケに最近一人多重録音したものをこっそりw

オマケその2.80年ごろのフェスの音源です(笑)



AGE (大意。原詩は検索してみてください。)

良かったり悪かったりの人生を繰り返しながら
またこの場所に戻ってきた
いろんな所を渡り歩いたけど
何時どこにいたのかなんて忘れてしまった
壁にかかった時計だけが俺のボスだったし
たった一人の友達だったんだ
真の友なんて一人もいなかったのさ

***
愛と少しばかりのお金を交換して
大事な魂をはした金で切り売りしてきた
時の長いトンネルを潜り抜ける中で
理想だって失ったのさ
俺はようやく逆立ちしていた道から立ち直り
この場所に戻ってきたんだ
ここからもう一度自分の人生を
やり直すんだと気付いたのさ

100万ドル稼いだときもあったけど今では一文無しさ
今じゃそんな違いなんてどうでもいいと思えてきた
5セントしか稼いでない時も100万ドル稼いでいる時も
俺はいつも追い求めてきたんだ
決して失ってはいけないもの置き忘れたらいけないものを

人生の折り返し点に立って
今も頂点を目指して歩いているよ
道の途中でいろんなことを学びながらね
注意深く登っていくつもりさ
落っこちて傷つくことも多いからね
落ち込んだって誰も振り返ってなんかくれないさ


I Got a Name


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0610 後半「補陀洛山寺」~「橋杭岩」@和歌山(南紀) [旅日記]

名勝「橋杭岩」。
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12時ごろ那智山から下りて、道の駅「なち」に向かった。那智勝浦ICの近くにあったのだが、行きがけには見つけられなかった。行ってみると、この駅はJR紀勢本線の「那智駅」と同じ敷地にあった。しかもJRの駅は無人駅だったので二重にびっくり!
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かつては那智観光の玄関口だったそうだが、紀伊勝浦駅にその機能が奪われて、現在に至っているらしい。道の駅を併設したのも、てこ入れの意味もあったのかもしれない。温泉施設やファーマーズマーケット・世界遺産情報センターなどもあってなかなか頑張っているのだが、土曜日の昼の割には車は少なかった。
世界遺産情報センター製作のパネル。滝で見た女性と同じ衣装である。往古の「熊野詣」を再現したもののようだ。
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「幸せの黄色いポスト」という丸型のポストもあった。
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食べ物屋さんはなかったので、すぐ近くにある「補陀洛山寺(ふだらくさんじ)」に立ち寄ってみた。
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偶然見つけたのだが、以前内田康夫 の小説『熊野古道殺人事件』を読んで興味を持ってはいたのだ。彼の推理小説は日本各地の紀行文的な意味合いも持っているので、ひところはまって、小説を読んではその舞台を訪れるというようなことをやっていたなあ。
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補陀洛(ポータラカ)は『華厳経』ではインドの南端に位置するとされる。また、チベットのダライ・ラマの宮殿をポタラ宮と呼ぶのも同じ理由らしい。遥か南洋上に「補陀洛」という浄土があると信じられ、これを目指して船出することを「補陀洛渡海」と称したという。このお寺の代々の住職もかつては半ば義務的に?30日分の食糧を積んで船出したようである。痛ましい気もするがこれも信仰の一つの形なのであろう。
境内に当時の渡海船の模型が陳列してあった。
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立派な寄進者の御名は?ふうむ、奇縁……かな?
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補陀洛渡海は観音信仰で、熊野詣は阿弥陀信仰であるが、その二つがこの紀州の南端に近接して在るということに、この土地の持つ不思議な意味合いを感じたことだった。

裏山には歴代住職の墓と並んで、那智の沖で入水自殺したという、平清盛の嫡孫「平維盛」の供養塔があった。
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さて、寺を後にして途中いくつか寄り道をしながら帰路につくことにした(13:00)。再びバイパスに入り、鯨の町太地町からはR42の地道に。太地町は今回はパスしたがいつかまた訪れたいと思った。「橋杭岩」までの道でいくつか撮った写真を。
石畳のような海岸風景は南紀の特徴か。向こうに見えるのは「紀伊大島」。
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ここにもあった「夫婦岩」。
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「橋杭岩」が見えてきた。
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13:50「橋杭岩」到着。とりあえず遅めの昼食。
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ここには昔来たことがあるが、当時はなかった道の駅「くしもと橋杭岩」があって賑わっていた。たくさん撮ったがどれがいいのか分からない(笑)。
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「くしもと大橋」。
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続いて本州最南端の潮岬へ。ここはぐるっと回っただけ。西のほうから灯台を望んだ一枚。
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再びR42を西へ。
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「すさみ南IC」からバイパス(紀勢自動車道)。有料になる「南紀田辺IC」から再び地道に(ケチ)。夕方近くなり、和歌山市まではまだまだなので、このあたりで「和歌山ラーメン」のお店を探す。日高川の傍(西御坊)に「日高地方で唯一和歌山ラーメンを食べさせる店」を発見。
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いつも食べている神戸二宮町の「丸高」さんより少しあっさり目だったが美味しかった。

朝から目一杯動いてさすがに疲れたので「御坊IC」から阪和道に乗り、湾岸線を経由して帰ったら速かった。さすがは高速。

2日間の総走行距離は553kmだったが、一日目が200kmちょいだったので、新宮・熊野に行くには奈良経由が有効なのかな、と思ったことだよ。北山村の「じゃばら果汁」という珍しいものを買って帰ったら、家人から「何年も前から知ってるよ。花粉症にいいらしい」と言われてギャフン!!

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熊野古道殺人事件 (角川文庫)


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0610 前半「那智大滝」@和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 [旅日記]

「那智の大滝」。
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前日の夕方、宿に入る前に「那智大滝」を観ておこうと不埒にも考えたのだが、暗くなりそうだったのでやめた。それは正解で、ちょっと寄り道して観るというようなものではなかった。それは後述するとして、朝宿を出て少し熊野川沿いを走ってみた。
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美しい川だったが、途中「熊野速玉大社」を通るので寄るべきだった、とは改めて調べながらこの稿を書いている今気付いた。相変わらずの行き当たりばったりであることだ。
「那智大滝」をナビって車を走らせた。新宮市郊外に出ると、ナビにはないバイパス道路(那智勝浦新宮道路)があったのでそれに入り、那智勝浦ICで出て川沿いに走る。途中foreigner の集団が歩いているので、「どこに行くのかなあ、奇特な人たちだ」と思っていたが、「大門坂」というところに大きなPがあり、賑わっていた。これも後で分かったのだが、ここは「世界遺産熊野古道『大門坂』」といって、ここを通って「熊野那智大社」に参拝するのだそうだ。知らなかったのは日本人としてお恥ずかしいかぎり(泣)。
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(map は web より)
駐車場に車を置いて、先ず「熊野那智大社」を参拝することに。
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石段の途中に記念写真撮影用のパネルが。ここで撮ったら上がる必要ない?
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売店で「那智黒石」のかけらが箸置として100円で売っていたので買った。隠岐にも産する黒曜石かと思ったが、「三重県熊野市神川町で産出される粘板岩の一種」(wiki)だそうだ。
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「熊野那智大社」の大鳥居。
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こちらから入らず、右手の「青岸渡寺」の方へ。
定番「三重塔と那智滝」の構図。
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三重塔の4階は転落防止の金網が張ってあるが、一箇所だけ撮影用に切り取られているのが微笑ましい。
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「青岸渡寺」(西国三十三ヶ所第一番札所)本堂。
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珍しく線香をお供えした。功徳があるかなあ。
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「熊野那智大社」。
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「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」と合わせて「熊野三山」と呼ぶようで、今朝速玉大社に立ち寄っていれば全て制覇したことになったのに、と重ね重ね悔しい。
樹齢800年の天然記念物「那智の樟(くす)」。
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寺の本堂の脇から「熊野古道」が続いている。少し歩いてみた。
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考えたらここは「熊野古道」の到達点であるから、当然のことではあったのだったよ。
さて、裏参道(これも熊野古道かも)を下りて、いよいよ「那智大滝」へ。
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「那智大滝」は、落差は133メートルに達し、一段の滝としては落差日本1位。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。さすがに今まで観たどの滝よりもスケールが大きく感じられた。そのスケール感を伝えるべくもないが、いくつか写真を。
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動画も一つ。

こちらには「那智四十八滝」といって他にも滝はあるようだが、一の滝だけで十分満足して、滝のある「飛瀧神社」を後にした。入り口まで来ると、向こうから平安時代の衣装を身につけた妙齢の女性が二人歩いてくる。ぼーっと見ていると鳥居をくぐって滝の方に歩いていった。
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表裏の参詣道を廻るだけですっかり山歩きも堪能した(歩きつかれた)気持ちになって、午後に「大辺路」を歩こうなどという気はすっかり失せてしまったことだよ。
(後半へ続く)

<関連記事>
0402@「熊野古道」散策 vol.1 (中辺路)2015-04-03
0922@「熊野古道」散策 vol.2 (小辺路)2015-09-24
なんちゃって登山vol.6(大台ケ原)2014-08-25

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0609 大台ケ原~新宮 [旅日記]

「日出ケ岳」山頂を望む。
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この日と翌日だけが晴れというので出かけることにした。今義母が入院中で家人は毎日病院に通っている。朝、駅まで送った後9時ごろ奈良方面に向かった。ぼんやりと熊野古道を歩いてみようと思っていたのだが、ちゃんと計画していたわけではなかったので、プランは大きく変わることに(笑)。

以前「中辺路」「小辺路」と歩いた(いずれも一部だけ)ので、今度は「大辺路」かな、と思っていたが、改めて地図を見ると、それは田辺~串本のあたりで、最もディープな和歌山であり、その日に歩くのは難しそうだと分かった。そこでこの日は以前にも行った「大台ケ原」に立ち寄り、南に抜けてどこかに泊まろうと思った。なんて行き当たりばったりじゃのう。

湾岸線~阪和道~南阪奈道と乗り継いで、R169を南下する。奈良から和歌山に抜ける道はもう一つR168があり、どちらも新宮につながっているが、R169の方がよく整備されている。道の駅「杉の湯 川上」で早めの昼食。
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大台ケ原の駐車場に着いたのはすでに13時前。
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前回行かなかった「日出ケ岳」(標高1695.1m)だけを登ろうと思った。といっても、駐車場の標高は1,573.7mなのでハイキング程度である。せめてもう一つということで「苔探勝路」からまわることにした。
「苔探勝路」。
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cobblestone の道。cobblestone ってSound of Silence の歌詞にあったな。
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「苔探勝路」を抜けて「日出ケ岳」に向かう。このあたりは「トウヒ」の林。
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鹿に皮を食べられるのを防ぐためか、多くの樹にネットが張られている。
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この樹は、楓とは少し違うような。「オオイタヤメイゲツ」かも。
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1時間近く平坦で快適な散策路だったが、当然のごとく坂道になっていく。
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白く可憐な花が。「シロヤシオ」らしい。「御在所岳」でも見かけた。
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この草は?
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山頂手前の長い階段を登ると「トウヒ」の倒木が。
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14:20山頂到着。
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見晴台からは360度のパノラマだが、なぜか東西の案内板しかなかった。
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手前に見えた小山は「正木峠」。時間があったらこれを越えて「中道」を帰るつもりだったが。
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時間も押していたので急ぎ駐車場に戻ると4時前だった。新宮市に宿をとったので大台ケ原を後にする。途中野猿の姿を見たが、写真には撮ることができなかった。ひたすら南を目指し、熊野市に着いたのが17:30ごろ。R42を西に走っていると道の駅があったので入ってみた。すると「花の窟」すぐそこ、と書いてある。
「花の窟神社」。
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昼尚暗い社の森を入ると45メートルの巨大な岩があり、どうもこれが御神体のようだった。日本最古の神社と言われているらしい。
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午後7時ごろ宿に到着。付近を歩いて「阿吽(あうん)」という名に惹かれて入った居酒屋さんは安くて美味しかった。
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金目鯛の刺身についていたオレンジ色のスダチ?と見えたものは、温州みかんの間引いたもので、この地方ではスダチと同じように使っているそうな。
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6月9日の月は「ストロベリー・ムーン」というそうだ。新宮駅の上に出た少々ブレた月。
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予定と全く違う旅になってしまったが、HOBO的にはこれで正しいのであったよ。

<関連記事>
0402@「熊野古道」散策 vol.1 (中辺路)2015-04-03
0922@「熊野古道」散策 vol.2 (小辺路)2015-09-24
なんちゃって登山vol.6(大台ケ原)2014-08-25

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映画『光』(河瀬直美監督)@109シネマズHAT神戸 [映画]

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河瀬直美監督の新作が上映されているというので観に行った。5月27日に関西で公開が始まったようだが、もう一日2回になっていた。カンヌのコンペティション部門にノミネートされたといっても、一般的ではないのかもしれないなあ。さすがに監督の地元の奈良では日に5回ぐらい上映しているが(笑)。

彼女の作品はこれまで二度観た。最初は奄美を舞台にした「2つ目の窓」。青春映画だったが、奄美に伝わる原始宗教を背景とした奄美の海山が美しく描かれていた。次に観たのがちょうど一年前、今回も出ている永瀬正敏を起用した、ハンセン病を扱った「あん」という映画だった。東村山市が舞台だったらしい(ハンセン病資料館があると今回改めて調べて知った)。一般の人々から隔離されて生きることを余儀なくされた患者達の背後に、全てを包み込むような深い森を感じた映画であった。


今回の『光』は天理の街が舞台のようで、自らの出身地奈良をこよなく愛しているらしい彼女の、ある意味では原点回帰の作品なのかな、とも思った。同じく奈良を舞台にした2007年の『殯の森』(もがり の もり)もDVDで観なくっちゃ、と思いながら観た。
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主人公の美佐子(水崎綾女)は、視覚障がい者のための「映画の音声ガイド」の制作に従事している。作った音声ガイドを、実際視覚障がいを持っている人たちにモニターしてもらい、手直しして完成させているのだが、ある作品の音声ガイドを作っているとき、モニターさんから厳しい指摘を受けて悩む。目の不自由な人たちのために何から何まで解説してしまうと、却って説明過多になったり想像する余地を奪ってしまうことになる。また、ガイドを作る人の解釈が偏っていても、それを押し付けることになってしまう。つくづく難しい仕事だな、と思いながら観ていた。
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モニターさんの中にひときわ厳しい指摘をする男がいた。中森(永瀬正敏)という、かつては著名なカメラマンだったが、徐々に視力を失いつつある男だった。彼とのやり取りの中で、反発したり自信を失ったりしながら、いつしか惹かれていく…。
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「いちばん大切なもの」を失ったとき、その人に救い=光はあるのだろうか、あるとすればそれはどのような光だろうか、という問いかけがこの映画のテーマなのかな。カメラマンにとって視力を失うことは、自らの生命を断たれることに等しい。永瀬演じる中森は、いちばん大切なものを失いつつある人間の焦りや絶望・悲しみを実にリアルに演じているように思った。また美佐子は、誠実なクリエイターであるが、若さゆえの未熟さを様々な場面で露呈し悩みながら、周囲の人たちのアドバイス(批判)を真摯に受け止め、自らを変えていこうと葛藤する様を水崎綾女が実に魅力的に演じていた。視力を失った人が、ラジオドラマではなく敢えて映像作品を音声ガイド付きで観るとき、そこにはどのような作品世界が展開しているのだろうか。想像することも難しいように思われるが、それに挑み続ける美佐子の姿に、私たちはついに分かりあえないかもしれない<他者>を理解しようと日々もがいている自分たちの営為を重ねているのかもしれない。
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中森の写真集に載っていた夕日の見える場所に美佐子が連れて行ってもらう場面が美しかった。そしてそれは、彼女の年老いた母が、いなくなった夫を待ちながら見ている夕日にも、作中の映画の主人公(藤竜也)が最後に砂丘を登った先に見える光にもつながっていて、非常に暗示的なものを感じた。中森は美佐子と一緒に夕陽を眺めている時(感じている時)、彼が「いちばん大切」にしていたカメラを捨てる。その時彼は自分の「人生」も捨てたのだろうか。それとももっと別の「大切なもの」を手に入れるために前に歩き出すのだろうか。

自分が今「大切にしているもの」は何だろうか、人生の終末を迎える瞬間まで、「今自分が向き合っているもの」から逃げずにいることができるだろうか、と映画を観終わった後反芻しながら、映画館を後にした。

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0605 カルガモ・バン観察&六甲山散策? [日々の散策]

六甲山中腹再びトライも…。
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ここ数日の近所の散策。カルガモとバンの定点観測も。

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西浜公園にはサツキとキンロバイ(金露梅)が。
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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)も。葉の形が名の由来だが。シャッポのような花も十分ユニーク。
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宝島池公園
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カルガモのヒナはほとんど数が減っていなかった。アオサギ君の攻撃もうまくかわしたようだ。
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これくらい育てば大丈夫かな。
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カルガモとバンの共存。
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バンのヒナは睡蓮がお好き?
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住吉川河口。先日とは違うカルガモ親子発見。
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こちらは広いから何家族もできる。が、危険も多いようだ。

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六甲山中腹再トライ。
前回のリベンジを試みるもあえなく撤退を余儀なくされる。山頂を目指すか下山するなら少々ルートを間違えてもなんとかなるけど、途中から途中というのは、よほどマップを理解していないとあかんようだ(笑)。
前回より更に上の駐車スペースに車を駐める。
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少し歩くと石切道への分岐へ。
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左に行くとガーデンテラス(山頂)と書いてあるので、右しかないかと進む。→住吉川と書いてあるのがやや気になったが、道はどんどん下っていく。また分岐があるが、こちらかなと思う方角は「行き止まり」と書いてある。
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仕方なく更に下りていくと、住吉霊園の横に出た。これでは下山してしまうし、車から離れるばかり、と思って引き返す。下りの時はそれほどとは思わなかったが、上りはそこそこきつい坂。
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森林浴としては素晴らしい気候・景観ではあった。
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最初の分岐に戻り、上に向かってみたが、目指す分岐はなかった。下から団体さんがどんどん登ってくる。あたりまえだけど、皆山頂を目指しているんだろうね。分岐で一斉に地図を見る一行。
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今回も横池~風吹岩に行くことは断念し、帰ることにした。それでも1時間半ばかり歩いたので、散策としては十分と言い訳をしながら。前回駐車したところから下界を撮ってみた。
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後で地図をよく見ると、住吉霊園の下から東に行くしかないようであった。だとすると、そもそも出発地点が高すぎたということになるので、次回はそこに留意したい、とどこまでも手抜きを考えるのであったよ。
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0601 HOBO & SADAO OHYA vol.5 @ Abilene (神崎川) [バンド]

HOBO & SADAO OHYA w/AKIRA YOSHIKAWA vol.5
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海外?への法事帰省から帰って間もないこの日、アビリーンでの5回目のライブをやりました。例によって前日にやっと Set List を送るありさま(しかも予備10曲ぐらいつけて)で、メンバーには迷惑をかけています。それでも帰省の前後にはY川君と練習を(主にコーラスの)して臨んだライブでした。Y川君の還暦過ぎてのコーラス修行、少しずつですが確実に上達していっています、よね。

この日は前回来てくれた高校同期のA比奈君が、またチャリンコで、しかも同窓生の美男美女のお友達二人を連れてきてくれました。持つべきものは級友だね、と思ったのでした(笑)。またご近所に住むご夫婦が看板を見てふらっと立ち寄ってくださったのが嬉しかったです。「アビリーンでは一番下手くそなバンドですから、これ一度で懲りずにまた来て下さいね」と言ってライブをスタートしました。
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今回新たにやったのは、「二十世紀の歌」でも紹介した "Stray Dogs and Alley Cats" という曲で、'30~'70 の時代の曲しかやらない自分達が、99年に作られた曲をやるのは画期的なことかも(笑)。少し前に PP&M NIGHT に参加したのがきっかけかもしれませんが、Y川君のコーラス参加にいいかな、と思って "Puff" でリードを歌ってもらいました。また、これも最近観たライブで覚えた40年代のウエスタン・ウィングの佳曲 "I Needed You" もやりましたし、ムッシュかまやつ&加川良さんへのオマージュ「どうにかなるさ」など、数えてみると7・8曲も新たな曲をやってしまっていました。
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2nd Stage の途中で、新たに5人のご近所さんが入ってこられて、一方で帰られるお客様もおられて、"Country Road" でお見送りした後、小休止してから 3rd Stage をやることになりました。アビリーンもこちらに移転してはや一年、地域住民に愛されるお店になったのかな? こういうジャンルをあまりご存知でないお客様が、演奏を聴いて「なかなかいいね。」と言ってくださるのは嬉しいことです。10時半ぎりぎりまで演奏して、外に出るといつの間にか豪雨になっていました(誰が雨男やねん)。
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次回は8月24日(木)です。夏の終わりに涼みがてら来ていただけたら幸甚。マスターの「Hobo さんの歌は酒を飲みながら聴くといいね」という言葉を励みに、酒浸りになって精進したいと思っておりますので、よろしく(意味が違うやろ)。

Set List

PEACH PICKIN' TIME IN GEORGIA (D)
By The Time I Get To Phoenix (E)
I Saw Your Face In The Moon (D)
An Old Fashioned Love Song (G)
Charmain (A) 歌あり
Puff (A) お客さんも一緒に歌ってくれました

Stray Dogs and Alley Cats (F)

IT'S A SIN TO TELL A LIE (C)
Back Up And Push (C)

A PLACE IN THE SUN (A) 
Last Train From Poor Valley (G)
どうにかなるさ(C) Y川君のコーラスがいい味出してる

I Needed You (D) 

The Last Waltz (最後のワルツ) (C)
House Of The Rising Sun (Em) 人前で初めて歌いました

Pallet On Your Floor (G)
Washigton County/ Just Because (A)
Faded Love (D)
Take Me Home Country Road (A)



City of New Orleans (D)
Charmain (A) 歌なし

SILVER WINGS (E)
Summertime (Em)
Alberta Bound (E)
TENNESSEE WALTZ (B)
Back Up And Push (C)
Orange Blossom Special (A)

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前回のレポートはこちら

神戸ホンキートンク6月のスケジュールetc. [神戸ホンキートンクライブ日程]

西浜公園では今カシワバアジサイが満開です。
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あっという間に6月、夏です。この国には夏と冬しかなくなったのかと思うぐらい。

さて、6月の自分のライブですが一つしかありませんね(泣)。まあ、ぼちぼち増やしていこうと思っていますが。

6月1日(木) HOBO & SADAO OHYA vol.5 @アビリーン 19:30 スタートです
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が、この稿をご覧になる頃には終わっていますね(笑)。
レポートは Coming Soon ですが一曲だけあげときますね。
I NEEDED YOU


前回のレポートはこちら
vol.6 は8月24日(木)になりました。晩夏の夕涼みに是非お出でください。

ABILENE
大阪市淀川区新高2-16-12
06-6399-5335(阪急神崎川駅から徒歩5分)
http://abileneishibashi.web.fc2.com/


神戸ホンキートンク6月のスケジュールがFBにアップされたので転載します。

神戸ホンキートンク
神戸市中央区加納町2-2-2
Tel:078-241-2161
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/mutsuko_2005_7_9_0423
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神戸ホンキートンク6月のスケジュール
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(クリックすると少し大きくなります)

また門戸厄神の「壱服庵」でも週末限定でライブをやっています。ご愛顧のほどを。
壱服庵
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6月イヴェント予定
http://ippuku-an.at.webry.info/201705/article_1.html


それでは、今月もよろしくお願いいたします。

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