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0610 前半「那智大滝」@和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 [旅日記]

「那智の大滝」。
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前日の夕方、宿に入る前に「那智大滝」を観ておこうと不埒にも考えたのだが、暗くなりそうだったのでやめた。それは正解で、ちょっと寄り道して観るというようなものではなかった。それは後述するとして、朝宿を出て少し熊野川沿いを走ってみた。
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美しい川だったが、途中「熊野速玉大社」を通るので寄るべきだった、とは改めて調べながらこの稿を書いている今気付いた。相変わらずの行き当たりばったりであることだ。
「那智大滝」をナビって車を走らせた。新宮市郊外に出ると、ナビにはないバイパス道路(那智勝浦新宮道路)があったのでそれに入り、那智勝浦ICで出て川沿いに走る。途中foreigner の集団が歩いているので、「どこに行くのかなあ、奇特な人たちだ」と思っていたが、「大門坂」というところに大きなPがあり、賑わっていた。これも後で分かったのだが、ここは「世界遺産熊野古道『大門坂』」といって、ここを通って「熊野那智大社」に参拝するのだそうだ。知らなかったのは日本人としてお恥ずかしいかぎり(泣)。
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(map は web より)
駐車場に車を置いて、先ず「熊野那智大社」を参拝することに。
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石段の途中に記念写真撮影用のパネルが。ここで撮ったら上がる必要ない?
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売店で「那智黒石」のかけらが箸置として100円で売っていたので買った。隠岐にも産する黒曜石かと思ったが、「三重県熊野市神川町で産出される粘板岩の一種」(wiki)だそうだ。
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「熊野那智大社」の大鳥居。
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こちらから入らず、右手の「青岸渡寺」の方へ。
定番「三重塔と那智滝」の構図。
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三重塔の4階は転落防止の金網が張ってあるが、一箇所だけ撮影用に切り取られているのが微笑ましい。
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「青岸渡寺」(西国三十三ヶ所第一番札所)本堂。
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珍しく線香をお供えした。功徳があるかなあ。
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「熊野那智大社」。
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「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」と合わせて「熊野三山」と呼ぶようで、今朝速玉大社に立ち寄っていれば全て制覇したことになったのに、と重ね重ね悔しい。
樹齢800年の天然記念物「那智の樟(くす)」。
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寺の本堂の脇から「熊野古道」が続いている。少し歩いてみた。
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考えたらここは「熊野古道」の到達点であるから、当然のことではあったのだったよ。
さて、裏参道(これも熊野古道かも)を下りて、いよいよ「那智大滝」へ。
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「那智大滝」は、落差は133メートルに達し、一段の滝としては落差日本1位。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。さすがに今まで観たどの滝よりもスケールが大きく感じられた。そのスケール感を伝えるべくもないが、いくつか写真を。
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動画も一つ。

こちらには「那智四十八滝」といって他にも滝はあるようだが、一の滝だけで十分満足して、滝のある「飛瀧神社」を後にした。入り口まで来ると、向こうから平安時代の衣装を身につけた妙齢の女性が二人歩いてくる。ぼーっと見ていると鳥居をくぐって滝の方に歩いていった。
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表裏の参詣道を廻るだけですっかり山歩きも堪能した(歩きつかれた)気持ちになって、午後に「大辺路」を歩こうなどという気はすっかり失せてしまったことだよ。
(後半へ続く)

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