0609 大台ケ原~新宮 [旅日記]
「日出ケ岳」山頂を望む。
この日と翌日だけが晴れというので出かけることにした。今義母が入院中で家人は毎日病院に通っている。朝、駅まで送った後9時ごろ奈良方面に向かった。ぼんやりと熊野古道を歩いてみようと思っていたのだが、ちゃんと計画していたわけではなかったので、プランは大きく変わることに(笑)。
以前「中辺路」「小辺路」と歩いた(いずれも一部だけ)ので、今度は「大辺路」かな、と思っていたが、改めて地図を見ると、それは田辺~串本のあたりで、最もディープな和歌山であり、その日に歩くのは難しそうだと分かった。そこでこの日は以前にも行った「大台ケ原」に立ち寄り、南に抜けてどこかに泊まろうと思った。なんて行き当たりばったりじゃのう。
湾岸線~阪和道~南阪奈道と乗り継いで、R169を南下する。奈良から和歌山に抜ける道はもう一つR168があり、どちらも新宮につながっているが、R169の方がよく整備されている。道の駅「杉の湯 川上」で早めの昼食。
大台ケ原の駐車場に着いたのはすでに13時前。
前回行かなかった「日出ケ岳」(標高1695.1m)だけを登ろうと思った。といっても、駐車場の標高は1,573.7mなのでハイキング程度である。せめてもう一つということで「苔探勝路」からまわることにした。
「苔探勝路」。
cobblestone の道。cobblestone ってSound of Silence の歌詞にあったな。
「苔探勝路」を抜けて「日出ケ岳」に向かう。このあたりは「トウヒ」の林。
鹿に皮を食べられるのを防ぐためか、多くの樹にネットが張られている。
この樹は、楓とは少し違うような。「オオイタヤメイゲツ」かも。
1時間近く平坦で快適な散策路だったが、当然のごとく坂道になっていく。
白く可憐な花が。「シロヤシオ」らしい。「御在所岳」でも見かけた。
この草は?
山頂手前の長い階段を登ると「トウヒ」の倒木が。
14:20山頂到着。
見晴台からは360度のパノラマだが、なぜか東西の案内板しかなかった。
手前に見えた小山は「正木峠」。時間があったらこれを越えて「中道」を帰るつもりだったが。
時間も押していたので急ぎ駐車場に戻ると4時前だった。新宮市に宿をとったので大台ケ原を後にする。途中野猿の姿を見たが、写真には撮ることができなかった。ひたすら南を目指し、熊野市に着いたのが17:30ごろ。R42を西に走っていると道の駅があったので入ってみた。すると「花の窟」すぐそこ、と書いてある。
「花の窟神社」。
昼尚暗い社の森を入ると45メートルの巨大な岩があり、どうもこれが御神体のようだった。日本最古の神社と言われているらしい。
午後7時ごろ宿に到着。付近を歩いて「阿吽(あうん)」という名に惹かれて入った居酒屋さんは安くて美味しかった。
金目鯛の刺身についていたオレンジ色のスダチ?と見えたものは、温州みかんの間引いたもので、この地方ではスダチと同じように使っているそうな。
6月9日の月は「ストロベリー・ムーン」というそうだ。新宮駅の上に出た少々ブレた月。
予定と全く違う旅になってしまったが、HOBO的にはこれで正しいのであったよ。
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この日と翌日だけが晴れというので出かけることにした。今義母が入院中で家人は毎日病院に通っている。朝、駅まで送った後9時ごろ奈良方面に向かった。ぼんやりと熊野古道を歩いてみようと思っていたのだが、ちゃんと計画していたわけではなかったので、プランは大きく変わることに(笑)。
以前「中辺路」「小辺路」と歩いた(いずれも一部だけ)ので、今度は「大辺路」かな、と思っていたが、改めて地図を見ると、それは田辺~串本のあたりで、最もディープな和歌山であり、その日に歩くのは難しそうだと分かった。そこでこの日は以前にも行った「大台ケ原」に立ち寄り、南に抜けてどこかに泊まろうと思った。なんて行き当たりばったりじゃのう。
湾岸線~阪和道~南阪奈道と乗り継いで、R169を南下する。奈良から和歌山に抜ける道はもう一つR168があり、どちらも新宮につながっているが、R169の方がよく整備されている。道の駅「杉の湯 川上」で早めの昼食。
大台ケ原の駐車場に着いたのはすでに13時前。
前回行かなかった「日出ケ岳」(標高1695.1m)だけを登ろうと思った。といっても、駐車場の標高は1,573.7mなのでハイキング程度である。せめてもう一つということで「苔探勝路」からまわることにした。
「苔探勝路」。
cobblestone の道。cobblestone ってSound of Silence の歌詞にあったな。
「苔探勝路」を抜けて「日出ケ岳」に向かう。このあたりは「トウヒ」の林。
鹿に皮を食べられるのを防ぐためか、多くの樹にネットが張られている。
この樹は、楓とは少し違うような。「オオイタヤメイゲツ」かも。
1時間近く平坦で快適な散策路だったが、当然のごとく坂道になっていく。
白く可憐な花が。「シロヤシオ」らしい。「御在所岳」でも見かけた。
この草は?
山頂手前の長い階段を登ると「トウヒ」の倒木が。
14:20山頂到着。
見晴台からは360度のパノラマだが、なぜか東西の案内板しかなかった。
手前に見えた小山は「正木峠」。時間があったらこれを越えて「中道」を帰るつもりだったが。
時間も押していたので急ぎ駐車場に戻ると4時前だった。新宮市に宿をとったので大台ケ原を後にする。途中野猿の姿を見たが、写真には撮ることができなかった。ひたすら南を目指し、熊野市に着いたのが17:30ごろ。R42を西に走っていると道の駅があったので入ってみた。すると「花の窟」すぐそこ、と書いてある。
「花の窟神社」。
昼尚暗い社の森を入ると45メートルの巨大な岩があり、どうもこれが御神体のようだった。日本最古の神社と言われているらしい。
午後7時ごろ宿に到着。付近を歩いて「阿吽(あうん)」という名に惹かれて入った居酒屋さんは安くて美味しかった。
金目鯛の刺身についていたオレンジ色のスダチ?と見えたものは、温州みかんの間引いたもので、この地方ではスダチと同じように使っているそうな。
6月9日の月は「ストロベリー・ムーン」というそうだ。新宮駅の上に出た少々ブレた月。
予定と全く違う旅になってしまったが、HOBO的にはこれで正しいのであったよ。
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