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0309「玉置神社」~「玉置山」@奈良県吉野郡十津川村 [日帰り旅]

0309「玉置神社」~「玉置山」@奈良県吉野郡十津川村
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不安定な気候が続いている中、珍しく一日中晴れの予報だったので、少し遠出して大峰山系の霊山の一つである玉置山に行ってみることにした。山なら濃厚接触の可能性はまずないしね(笑)。少し前に毎朝BSで放映している「グレートトラバース3三百名山全山人力踏破」という番組で、プロアドベンチャーレーサーの田中陽希が「大峯奥駈道」という、吉野と熊野を結ぶ大峯山を5泊6日で縦走するというのをやっていて、それはとても無理だけど、その現場付近に行って気分だけでも味わってみたいと思っていたのだ。「玉置山」(標高1,076m)の九合目に神社があり、そこから30分で登れるというのがポンコツハイカーにはちょうどよさそうだった。

南阪奈道路の葛城ICから南下しR168に入るのは、何度も通っているルートだ。山に入ると極端に細くなる道だったが、付け替えられた部分も増えてきて、快適になりつつある。古い自分のナビの予測時間より一時間早く着いたことからもそれがわかる。
10:15、前に行った葛城山登山口の近くから吉野の山々を望む。
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11時ごろ道の駅「吉野路大塔」着。そこの売店に前探していた「あんぽ柿」が400円ちょっとで売っていた。
翌日早速サラダに使われて一個足りなくなっているあんぽ柿。
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11:30、「谷瀬の吊橋」着。
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よく立ち寄っているが、今回は50mほど歩いてみた。なんせ高所恐怖症なので(笑)。
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12:20、道の駅「十津川郷」に着いたが、駐車場が一杯だったので手前に見えた蕎麦の幟があるお店に入ってみた。
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のれんがかかっていたので中に入り、声をかけるとやっているようだった。85歳ぐらいのおばあさんが自宅でやっている蕎麦屋さんで、退職して始めてもう25年になるそうだ。どれも1300円なので、メカブの入ったセットを頼んでみた。
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蕎麦は普通だったが、セットの甘露煮やちらし寿司など美味しかった。メカブは最近我が家でヘビロテのぶっかけ蕎麦の新しい具材になりそうだ。尾張屋さん、また来ることがあるかな。

再びR168を南下し、標識に従って左折し玉置神社に向かう。同じ方向に以前行った「瀞八丁」の標識もあり、近くを通っていたんだと知った。
途中でさらに左折し、細い山道を上っていって神社前の駐車場に着いたのは13:10過ぎだった。
駐車場前の鳥居。
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駐車場から見えた紀州の山々。
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月曜日の人里離れた山の中に結構人が来ているのに驚いた。皆さん自分と同じように人込みから離れて来ているのかな。
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駐車場から神社まではすぐだと思い込んでいたが、2kmほど参道を歩くとあってびっくり。もともと歩くつもりで来ているので良かったけど。聖域が広いのでこうなっているのだろう。
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玉砂利が敷かれた参道を歩いていると、荘厳な静寂に包まれているようだった。いたるところに岩が露出していて、依代になっているようだった。
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この岩は「枕状溶岩」というらしい。
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標高900mのこの辺りは植生的にはブナ林になるようだが、杉も多く植えられている。古代から残っている樹も多く、「神代杉」「大杉」などの名がついている。屋久島みたいだね。
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「玉置神社」本殿着。熊野三山の奥の院と言われている。
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さて、神社の裏手から玉置山頂を目指し登る。保久良山よりちょっときついかなという感じ。
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途中には役行者が財宝を埋めたといわれる場所などがあった。
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大峰山脈の主稜線沿いに75の靡(なびき)と呼ばれる行場(霊場)があるそうだが、「玉置神社」もその一つらしい。少しだけそこに触れられた気がした。
14:20 山頂到達。
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山頂からは南東方面の山々が見渡せた。
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15:15 駐車場に戻り山を下りる。帰路についてもよかったのだが、せっかく来たのだからと、以前「熊野本宮大社」を訪れた時見落としていた旧社地の中州「大斎原」(おおゆのはら)に立ち寄ってみた。
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日本一の大鳥居。
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1889年(明治22年)の大洪水で流されるまでは「熊野本宮大社」はこちらにあったそうで、往時の姿は想像するしかないが、熊野詣の聖地としてはよりふさわしいものだっただろうと想像できた。
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コロナ騒動で活動自粛を余儀なくされているかにも見える今だが、過度に自粛するのでなく、配慮はしながらもどんどん活動していきたいものだと思ったことだ。
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