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0216 追悼「グラスさん」jam 会@西宮Galway [バンド]

阪神西宮のGalway。
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この夜、阪神西宮のGalwayで「グラスさん」の追悼jam 会があったので、お邪魔してきました。私がこちらのjam 会に初めて参加したのは2014年の5月の例会でした。退職してすぐの頃で、暇はあるがそれまで自分の細々と続けているバンド以外はほとんどブルーグラスの方々とのお付き合いがなかったので、こういう会の存在はありがたかったです。それでも会場では初めて見る方や、顔は少し見知っているがあまり話したことのない方々ばかりでしたので、心細い感じもややありました。
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会の方々は気持ちよく仲間に入れて下さり、中でも主催者のグラスさんは、口数はあまり多くないながら、いつもカウンターの一番端の椅子に腰掛けて、やさしい眼差しでメンバー達の演奏を見守っているのが心安らぐことでした。時折愛用のバンジョーをポコポコ弾き、周りからはやし立てられるのも、なんとも愛らしかったです。途中から D さんが進行を取り仕切るようになり(記憶違いかも)、グラスさんの体調が思わしくない、という情報も漏れ聞こえて…、というようなことだったようです。
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まだお若いのに残念という気持ちとともに、僕らも遠からずそちらに行くから、という思いで参加したのですが、始まってみるとそれはいつものジャム会と同じく、思いっきり歌い、演奏した夜になりました。FB上ですでに20名近くの参加とあったので、これは店からあふれるなあ、そうだったら一杯献杯して帰ろう、と歌詞カードだけ持って行ったのですが(言い訳?)、行ってみると程よい人数で、ギターも貸していただき、2回もステージに立たせてもらって気持ちよく歌うことができました。
そこで歌った歌をエミルーのyoutube で。
Drifting Too Far - Emmylou Harris with Angel Band
https://www.youtube.com/watch?v=43prdVx94LM
グラスさんのここでは言えないびっくりの逸話もありましたが、それはあの場に居合わせた者だけの秘密にしておこうね、と思ったことだよ。
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今回一番びっくりしたのは、カウンターでお隣になった方が、もう十年も前によく行っていた阪神御影の居酒屋さんで何度かご一緒し、お店の閉店とともに再びお会いすることはないなあ、と思っていた方だったということでした。お顔を見ただけではそうと判らなかったのですが、Dさんが「ぶんさん」と呼んでいたのと、あと彼のある特質についての発言があり、予想は確信に変わりました(内容は秘密)。神戸ポート・ジュビリーに参加していたという話は聞いていたので、Dさん達と繋がりあるということも後で考えると判るなというものですが、音楽の世界だからいつかは遭遇するのは必然だったのかもしれないですな。
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最後に、Rhonda Vincent がBill に宛てた歌の歌詞の一部を引用して追悼の文とします。
" IS THE GRASS ANY BLUER ON THE OTHER SIDE.  R.I.P. "
Rhonda Vincent - Is the Grass any Bluer(on the Other Side)
https://www.youtube.com/watch?v=20LZv_2H5lE
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