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0214 だいせんホワイトリゾート@鳥取県西伯郡大山町 [旅日記]

「だいせんホワイトリゾート」から弓ヶ浜半島を望む
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家人が友人とベトナムに旅立ってしまったので、自分も近場でどこか行こうと思った。野麦に行って帰りに富士山でも見ようかと思っていたが、前日寝不足でうたた寝しているうちに昼過ぎに。より近場でと考えて、この日米子まで行って翌日大山のスキー場に行くプランを考えた。山陰はつい先日まで豪雪があったが、鳥取道はチェーン規制がなくなっていて、翌日は晴れということでピンポイントをねらったのだ。

鳥取道~山陰道(いずれも無料)を走ると5時半には米子に着いた。途中の道の駅から見えた冬の日本海の荒波。
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因幡の白兎と大国主の命の像も。
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米子市公会堂の近くのカクバンという格安ホテルに入り、退職後すぐに行ったケチケチ旅行の時に訪れた居酒屋「稲田屋」を再訪。「稲田姫」の酒造元が経営している落ち着いた店で、酒も肴も美味かった。
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米子の街の雪はほとんど消えていた。境港はまだ20㎝の積雪が残っていたと後で知る。
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翌朝、早く目覚めたので、「だいせんホワイトリゾート」に向かう。途中の道に雪が多かったらあきらめようといういつものお気楽なパターンで。途中の道から大山に朝日が昇ろうとするのが見えたのでパチリ。いいのが撮れた。
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大山寺に向かう「大山道路」は完全に除雪してあって、駐車場までストレスなく走れた。
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雲の笠をかぶった「大山」。
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豪雪と言っても北陸ほどではなかったので、除雪もスピーディに出来たのかもしれない。三連休に間に合わせたというのもあったのかな。8時前には駐車場に着いた。米子から近いねえ。

大山のスキー場は30年前にスキーを始めたころ行ったが、チェーンが切れて車がふわっと一回転したり、熱を出して夜は寝込みながら翌日滑ったり、とあまり芳しい思い出はない。昔は中の原・上の原の2ゲレンデだけがくっついていたように記憶しているが、今では国際・豪円山も‪合体して西日本一の規模のスキー場になっていた。「海の見えるゲレンデ」が今のキャッチフレーズのようだが、過去に何度か行った中で海が見えた記憶がない。いつも天気が悪かったのか、ゲレンデ以外に目が行かなかったのか…。

連絡リフトまで少し歩かなくてはならない。過去の記憶が少しよみがえった。
中の原・上の原は一体化した広いゲレンデで、昔と違ってきれいに圧雪してあるので気持ちよく滑れた。
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野麦の休日より多いかとも思われるスキーヤーたち。
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ゲレンデからは、弓ヶ浜半島から始まって、海岸沿いの海がパノラマのように広がっていて、後ろには大山北壁が迫っているという風景は本当に素晴らしかった。
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こんな景色を初めて見たというのが、何か信じられない感じがした。それでもその向こうにあるはずの「隠岐」の姿を見ることは出来なかった。年に一・二度しか見ることはできないのだろうな。
「故郷は近くにありて見えぬもの」合掌。
樹氷もきれいに見えた。
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スキー合宿の少年たち。何か懐かしい感じがした。
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この日は快晴だったが風が強く、悪評高い平昌オリンピックのジャンプ台の風もかくなんと思われる地吹雪が時折吹き荒れた。
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国際エリアへは少し歩かなくてはいけないのが難であったが、こちらの方が滑りごたえはあった(あくまでも中級者の感想であるが)。

3時前に駐車場に戻り、山陰道鳥取方面の道標に従って車を走らせる。こちらも幅は狭いが除雪してあった。
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鳥取市に入ったのは5時過ぎ。海のものを食べたくて賀露漁港の「かろいち」という市場を探して行ってみた。平日の夕方なので閑散としていたが、2軒ほどやっている店があったので、そのうちの一つ「お食事処かに大陸」に入ってみた。お昼は安いランチがあるようだがと思ってメニューを見ていると、「紅ズワイガニ丼定食」(1500円)見つけて注文。前の晩から紅ズワイガニを食べたいと思っていたので本懐を遂げられたのだ(写真なしw)。紅ズワイガニは境港あたりでよく獲れるらしいが、痛みやすいので関西ではあまり出回らない。安くて松葉ガニに負けず美味しいので、本場に行って食べるのがいいと以前から聞いていたのだ。このお店はあとで調べると評判のよいお店だったようだ。過去に何度も近くを通っていたのに知らなかったこの市場、またお昼時に訪れたいと思ったことだよ。
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帰りの車中でスピード・スケート女子1000mで小平・高木が銀銅を取ったというニュースを知った。二人とも逆境を乗り越えてメダルを獲得したのはすごいことだなあ、と思ったことだよ。
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<参考>大山登山(2015年8月)
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