0505 六甲山中腹を彷徨する

五月晴れの神戸の海の見える情景。

連休明けに四国の剣山に登ってみよう（といってもなんちゃってだが）かな、と思っているので、足慣らしのために少し六甲山を横断的に山歩きしようと思った。上り下りの少ないコースと思って、前に登山口があるらしいのを見た気がしたので、住吉霊園の駐車場に車を置いて、横池か風吹岩のあたりを往復するコースを考えた。

霊園の駐車場に車を置いて歩き出したが、すぐにこんな分岐が。

道標があるはずもなく、地図では川沿いのルートに見えたので、右の道を下がっていった。
新緑が目にまぶしい。

やがて上りになり、次の墓地のブロックに。川沿いの道を探して小さなブロックの出入り口をたどって歩き回ったが、墓地の外に出ることは出来なかった。
墓地から海を見る。

ついにあきらめて元の駐車場に戻った。約一時間の彷徨であった（笑）。

散歩としては十分歩いたので、今回はやめようかなとも思ったが、登山口だけでも確かめようと車でウロウロ。下の霊園入り口まで行ったがそれらしいものは見つからず、再び引き返して先ほどの分岐を左に上ってみた。道は墓地を抜けてどこまでも続き、ああこれが登山道なんだろうな、と思った。途中でアスファルトは終わり、車の転回できる所があったので、そこに車を置いて、少し歩いて登ってみた。
上から登山帰りらしいお兄ちゃんが下りてきたので、「この車道はどこまで続くの？」と聞くと、「途中でこの道に入ったのでよく分からないけど、かなり上まで続いているようだ」とのこと。彼が合流した地点まで行ってみようと再び登り出すと、少し先に右に登山道がありそうな地点に到着。かなり大きな駐車スペースがあり、車が一台とまっていた。 標識がないので合流地点はもっと先かなとも思ったが、横池まで行く気持ちは失せていたので、 今度また来ようと思って引き返すことにした。 この日はひどく暑かったが、晴れて見通しが良かったので、神戸沖から紀伊半島までくっきりと見えた。面白い写真が撮れたのでいくつか挙げてみる。 パノラマもトライ。 右手の方に見えたのは淡路島？ 連休で工場の煙などが少なかったのか、いい景色が見られて良かったと思ったことだよ。 野生の花々。藤もあった。 今回は山歩きとはいえない散策どまりになってしまった。六甲山だから道ぐらい分かるだろうと高をくくっていたのは大きな間違い。次はちゃんと目的地まで行こうと強く思ったのであったよ。