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1月の花「蝋梅(ロウバイ)」@住吉川 [日々の散策]

1月の花「蝋梅」@住吉川
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少し前にブログを見ていると、「蝋梅」が咲き始めているという記事を見た。兵庫でこの花が見られる所を探すと、加古川にある「花の寺 円照寺」(兵庫県加古川市志方町広尾1029)がヒットした。

そのうち行ってみようと思ったが、もっと近場にもあるはずと思い、近所の公園や住吉川を歩いている時に注意して見るようにした。住吉川のR43から南は、両岸が「住吉川公園」として整備され、前にも紹介した「河津桜」や多くの種類の梅の花などが植えられている。
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いつもは歩かない河口付近の木々を見ながら歩いていると、去年の秋に「カワセミ」を発見した樹のすぐ近くに「蝋梅」の木が1本植えられているのを見つけた。一見すると地味で葉の黄色と花の黄色が渾然としていて区別しにくく、蝋梅を探していなかったら見過ごしていただろう。
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蝋梅は中国原産の落葉樹で、名の由来は「半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、かつ臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くことにちなむ」という(本草綱目)。なるほど見る個所によっては蝋をかけたようにも見えるなあ。
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冬枯れだった住吉川の岸辺にも、もう春の兆しがちらほら見え、紅梅も白梅も一つ二つと開花している。死と再生を繰り返す自然の営みとはすごいものだと思ったことだよ。
紅梅と白梅。
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この花は?
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河口のほうにすごい数の水鳥が見えたので行ってみた。川のように水面が限定されないのでこんなにも集まれるんだなあと思ったが、それにしても数が多いと恐ろしくさえある。
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河口から引き返すと、今度はスズメの大群が樹に群れ集まっているのが見えた。
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スズメが少ないとの声もあるが、ここは以前からスズメのチュンチュンなく声がよく聞こえていた。それにしてもこんなに集結している様子を見たのは初めてだった。一番の密集は撮り損ねたが、雰囲気は伝わるかな。ヒッチコックではないけど、可愛い→恐怖の対象の境目が微妙だね。
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1月20日から「大寒」だそうだが、寒さの殻を破って新しい息吹が芽生えるのを見るのがこれから楽しみだ。

<追記>
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蝋梅の写真を家人に見せると、「鉢植えでないかなあ」というので、去年「木瓜(ぼけ)」の鉢を買ったお店に歩いて行ってみた。あるにはあったけどかなり大きな鉢で、ベランダには無理と断念。帰りにちょっと回り道をして、いつも水汲みをする三八通り商店街の隣の公園に行ってみたところ、「蝋梅」が2本植えられていた。
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こちらの方が葉がほとんどなくて、ネットで見た説明どおりだった。まだまだ近所を歩けばありそうだな、と思ったことだよ。


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プチ入院顛末記&その後の経過 [健康]

2019年、正月明けの、秋空にも似た清々しい空。
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年末に2泊3日の手術入院をした。入院は高2の時以来だな。幸いにして手術はうまくいって、後は3ヶ月に一度検査をするということになったのは、不幸中の幸いといえるか。まだ悪運が少々残っているようだ(笑)。ただ、私の今回の疾患は発見がし難いとも言われているので、同じような疾患の可能性のある方の参考になれば幸いである。というよりは、自分のためのメモであり、病気に正しく向き合いたいということで書くのである。

2018年12月8日(土)
夕方、出先でトイレに行くと血尿があった。1年前ぐらいにも血尿があったが、山歩きの疲れか、膀胱炎がひどくなったか、結石でもあるのかな、と思っていた。実際2・3日でその症状は消えていた。今回は前のときよりひどい感じがしたので、週明けに病院に行ってみることにした。何しろ便器全体が真っ赤に染まったのでさすがにただ事ではないと思ったのだった。「なんじゃ、これ!」って感じ?

12月10日(月)
4年前ぐらいに前立腺肥大で診てもらっていた泌尿器科に受診した。前の時には新薬?を1年位処方していただいて好転したのでその後通っていなかった。血尿と言うとすぐさまベッドに寝かされ、局部麻酔を打たれてカテーテルを通された。あれよあれよという間であった。膀胱に直径3.8cmほどの腫瘍が出来ているとのことであった。膀胱の腫瘍は自覚症状がなく、血尿によって発見できるのだということだった。1年前に来ていたら当院の設備で簡単に切除できていたが、ここまで大きくなると大きな病院で切除しないと無理とのことであった。内視鏡やエコーで見たようで写真も見せてもらった。血液検査もして、結果は数日後ということであった。

12月11日(火)
この日も検査をしたが前後関係はあまり覚えていない。4種の薬(抗生物質・血止めなど)をもらって帰った。いくつかの病院を提示されて、どこにするか考えておくようにと言われた。少ない時間の中で方針を考えなくてはならない。不思議と怖いという感じはあまりなく、どうするのがベストかということを考えていた。リタイアしてから、これからは余生をいかに生きるかということを考えて過ごしてきたからかも知れなかった。大層な死生観があるわけでもなく、この歳になったらこういうことも当然あるだろうという思いだったのかな。

腫瘍が悪性でなく、根が上皮のあたりにとどまっていたら、腫瘍切除で済むが、そうでなかったら膀胱全摘出してストーマになるというのが大方の病院の方針のようだった。色々(といってもネットで検索する程度)調べてみたが、全摘はできるだけ避けたいという気持ちは強くあった。全摘すれば完治するという保証もないというのもあった。とりあえず腫瘍だけ取ってもらって、それで足りないとなればその時相談するか、温存療法を標榜する大阪の病院に転院させてもらう、というようなぼんやりした方針を決めて、紹介してもらった病院のお世話になることに。

12月19日(水)
紹介された病院で受診。方針については事前に聞いたり調べたりしているものとほぼ同じだった。今の時点では全摘はしたくないと思っていることを伝えて、カテーテルを通しての腫瘍切除の手術をし、患部の組織を検査してその後の方針を決めるということを確認した。年明けの手術になるかと思っていたが、25日はどうですかと言われ、そんなに急ぐのかとあらぬ妄想も出たりしたが、28日から2泊3日の予定で入院することに決まった。翌日も通院してCTスキャンをとってもらった。転移の有無を調べるためだと後で分かった。その都度説明してほしいと思ったことだ。

12月28日(金)
8時半に病院へ。4階に行き待機する。手術と並行して家人が入院手続きをしてくれるという段取り。腰に麻酔を打たれ、効き始めるのに少々時間がかかったらしいが、効き始めるとカテーテルを入れたのも分からなかった。下半身麻酔なので意識ははっきりしている上、目の横にディスプレイがあるので、様子が克明に分かるのは良いような悪いような…。どんどん腫瘍が削られていくのはすごいなと思ったが、どこまでが患部かは分かりにくい気がして、さすがプロとも思ったが、完全に取りきる事の難しさも感じられた。いっそのこと全摘した方がというのも分からないでもないなと思った。いくら「私失敗しないので」と言われても不安はなくならないように思われた。

手術後病室に入ったが、翌日までカテーテルを通したままでいるのはちょっと辛かった。尿はカテーテルからビニール袋に流れ出てたまるという具合で、ストーマの予行演習をしているみたいだった。2泊3日なので個室をおごらせてもらったが、この姿で相部屋にいるのはちょっと厳しい感じがしたのでそれはよかった。
「ご遺体」ではありません(笑)。
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その日の夕食から病院食を食べた。点滴をぶら下げながら院内を歩くことも試されたが、患部の痛みはさほど感じなかった。看護婦さんからは手術直後に見えない、と言われたが、褒められたのかな?
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病院食は味が薄いのは仕方ないが、二日目の昼なんか煮込みうどんに小ライスが付いてきたのには閉口した。この半年ぐらいは糖質を控えてダイエットしていた身には、ちょっと考えられないメニューだった。栄養士さんが考えた献立だと思うが、様々な病気に対応しているのかな、と少し思った。最初がおかゆだっただけで後は普通のメニューだった。癌は生活習慣病の側面が大きいと思うのだが、それらについては一切触れないのを少しいぶかしく思った。
窓からの景色。
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12月30日(日)
10時に予定通り退院。入院中に言われたのはCTスキャンの結果では他に転移はないようだということ、組織を検査した結果は年明けの9日に説明するとのことだった。薬は痛み止めの頓服と下剤ぐらいでちょっと拍子抜け。手術後に抗癌剤を注入したらしいので、それで当面の治療は完了ということらしい。あたりまえだが、入院中は完全禁煙できたのはよかった(笑)。やれば出来ると思ったが、完全は無理なので半減以下を目指そうと決意したのだった。

年末年始は、家で静かに過ごした。それでも少しは歩いた方がよいと思って、ウォーキングは過度にならない程度に行なった。酒も控えめにと思ったが、家族から見るとそうでもなかったようだ。今回のことがあって食事療法のサイトなども見ていたので、身体によいといわれているものを出来るだけ摂取するようにした。医者はそんなの関係ない、というかもしれないが、対症療法だけを正しいという考えにも賛同することは出来ないでいる。
今回新たに加わった食品たち(ゴーヤ原液・ブロッコーリー抽出物・人参ジュース・シークワーサー)
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2019年1月9日(水)
この日は手術の時の組織検査の結果と、今後の方針を相談する日。少し前に朝の情報番組のキャスターが、膀胱全摘の手術を行なって番組復帰してきたというニュースを聞いていたので、自分を重ねてしまうところがあった。彼の場合も2年前に腫瘍切除をしたが、取りきれていなくて、周囲に転移しているため全摘に踏み切ったようだ。自分の受け止め方は「全摘まで2年の猶予があるのかな。それまでは放射線治療や抗がん剤投与をしながら食事療法を心がけて、様子を見たい。」と言う心積もりで病院へ向かった。

医者の話は意外にも「腫瘍が大きかった割には根が浅かった(分類でいうと"Ta"か"Tis"?)ので、一応全部除去できたと思う。3ヶ月ごとに再発していないかどうか検査していきたい。」という内容であった。とりあえず最悪の状況を免れたようで、手術をしていただいた先生には感謝の気持ちをお伝えした。
0110住吉川はほぼ毎日歩いている。
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ただ、「早期発見、早期治療」ということが大事だということは分かるが、煙草の害であるとか、食生活やストレスなど生活改善のお話が一つもなかったことにはやや疑問が残った。手術を専門にされる先生は、症状(患部)が明らかになればそれを除去するということ以外にはあまり関心がないようにも思えた。切る側はそれでもいいのかもしれないが、切られる側としてはたまらないとも思う。科学的(医学的)に立証できたものだけを拠り所にするというのは診断責任ということからすれば、致し方ないのかもしれないが、こういう考え方もあるという提示はあってもいいのではないかと思った。

日本人の2人に1人は癌に罹るというご時世に、誰にも言えずに悩むというようなものでもないのではないか、と常々思っていた。他の多くの病気と同じように向き合い、何より前向きに付き合っていくべきではないかと思う。ショックを受けて落ち込むというのが一番病気にとってよくないとも思うからである。
0113近くの公園で「とんど焼き」。「無病息災」までは望まないがこの一年の無事を祈った。
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その後の経過 vol.1

3ヶ月後にまた検診ということで、その間何かあればまた来院せよ、ということだった。
再発することもままあるということであったが、普通に生活せよとのことだった。何を以て普通の生活ならん、と思ったが、ライブも普通にこなし、酒も普通以上に嗜み、煙草はやや控えたがだんだん慣れてきて…という具合であった。

癌にいいらしいという食事やサプリを摂り、ウォーキングは必ず毎日ということだけは続けた。

2月になって、もう無理かなと思っていたスキーにも行ってみた。怖いもの見たさというのも少しあったか。頻尿と排尿痛はまだ少し続いているが、1時間おきにレストハウスに行けば普通にできた。自覚症状があまりないというのが、この疾患のいい点でも悪い点でもあるようだ。

3月に県立美術館で安藤忠雄氏の講演を聴いたが、彼も何箇所か内臓を切ったとのことで驚いた。でも、やるべきことがあるので普通に生活できているとおっしゃっていた。また、毎日12000歩以上歩いているといって、万歩計を見せていたのに少し勇気づけられたかな。

その後の経過 vol.2

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アッという間に三ヶ月が経過し、検診に行った。内視鏡検査があるとは知っていたが、前に近くの泌尿器科でやったときは局部麻酔をしていたので、先端に麻酔薬が少し含まれたゼリーを塗ったカテーテルをいきなり差し込まれてびっくりした。心の準備があるだろうが、と思ったが我慢するしかない。

検診の結果は、豆粒大の腫瘍が二つぐらいできているので、また手術になりますとのことだった。ある程度覚悟はしていたとはいえ、少なからずショックはあった。といっても、また入院するのかーという程度のものではあったが。4月5日にライブがあったので、その3日後の8日(月)ということにした。いつもライブの直後なので、「背水の陣」のライブということになってしまう(笑)。

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2回目の手術入院。実際は3個の腫瘍があったらしいが、小さかったので前回より短時間で終わった。入院慣れしたので、今回はゴーヤジュースや野菜スティックを持ってきてもらって食べたりした。

退院時、看護婦さんから毎日水を1.5L以上飲んでくださいねと言われた。前回は言われなかった(気がした?)が、それは大事なように思われたので、以後それを守って現在に至っている。こういうアドバイスをもっとしてもらいたいものだなあ。

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術後の説明のために病院へ。次の検診は7月3日と決まった。次また再発したらどういう対応になるのかと聞いたら、これまで術後に抗がん剤(ピノルビン)を数時間注入していたが、もう少し強いBCGを何回か投与することになるだろうということであった。

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前回のことは大分忘れているからかも知れないが、今回は排尿痛と頻尿が続く感じがあったので、最初に診てもらった病院に経過報告がてら行ってみた。症状を話すと、ベオーバ錠を2週間分処方してもらった。夜間の頻尿には寝る前に水を飲まないようにと言われたが、水も大事と思ったのでそれは我慢することに。劇的には効かなかったが、6月になると排尿痛はおさまった。

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3ヵ月検診。カテーテルも今回は慣れた。次の手術日はいつにしようと思いながら行ったが、今のところ膀胱内はきれいなので手術はせずにまた3ヵ月様子を見るとのことで、ほっとした。だんだん検診の期間は延びるのかと聞くと、2年ぐらいは3ヵ月毎に検査が必要と言われ、そうだろうと思いつつも少しがっかり。でも手術よりはずっとましと自らを慰めたのであったよ。
次回の検診は10月16日。これからは1行ずつで済む報告でありたいものだが。

10日後にライブをした時ぐらいに尿が出にくい症状があった。ネットで調べると尿道狭窄症がカテーテルが原因でなることがあるらしかった。とりあえず「腎仙散」という漢方を買ってきて飲んでみたら、症状が和らいできたので、病院に行くことはしなかった。

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3ヵ月検診。カテーテルの時、前回尿道狭窄症気味だったことを報告した。医師の話ではそういう症状が出ることはあり得るとのことだったので、一応納得。検査の結果は今回もセーフということで、一安心。水を大量に飲んで何度もトイレに行ったので、これで尿道の調子が良ければいいのだが。
次回は1月15日。去年の年末に大量血尿が出たので、その時期を乗り切りたいものだ。

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3ヵ月検診。今回もセーフだった。カテーテルにもだいぶ慣れたし、水をたくさん飲んだので、その後の経過も良好であった。これでやっと病患発現から一年経過だ。今回も23日にライブの予定があったので、手術することになったら、そのすぐ後にしようなどと段取りしていたので、その意味でもほっとする。次回は4月15日。それを乗り切れてやっと術後一年になる。まだまだ先は長いなあ。

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コロナ騒ぎの渦中のこの日、3カ月検診(内視鏡検査)を受けに行った。私の行く病院は3日前ぐらいにコロナの院内感染が出て一部を閉鎖したというニュースがあったので、検診も無理かなと思っていたが、素早く処理して、新規の外来は受付は停止するが再来は受け付けるらしいので行ってみることにしたのだった。コロナも怖いかなとも思ったけど、こちらの検査も大事なので。しっかり対応している病院は信用しないとね。行ってみると入り口で検温と消毒をして、問診票を書いた上で中に入れた。担当だった医師は年度末に転勤されたらしく、他の曜日の担当の女性医師に検診をしていただいた。うら若い女性医師だったのでちょっと恥ずかしかったが、手際よく処理していただき、今回もセーフで安心した。二度目の手術からようやく1年が過ぎたが、まだまだ3ヵ月毎に一喜一憂する日々が続くことになる。それにしても病院の皆さんは感染の不安もあるだろうに、治療が必要な患者たちを受け入れて淡々と診療を続けていることに心から感謝の念を持った。次回は7月15日。CTも合わせて撮るということである。

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最後の手術から1年3カ月ということで、今回はCT検査も併せてやることになった。8日にCTと尿検査を行い、15日に内視鏡検査と前回のCTの結果報告ということであった。新しく赴任された医師であったが、てきぱきとした感じで、不安は払しょくされた。CTの結果では転移は見られず、内視鏡の結果もOKということだった。当分は3ヵ月毎の内視鏡検査は続くことになる。

今回も入る時検温と問診があったが、ちょっとゆるい気もした。ついでにPCR検査か抗原検査とかすればいいのに、と少し思った。問診はどうとでもいえるからなあ。次回は10月7日、しばらくは開放された気分ですごせるのかな。
この頃名前を知ったオシロイバナ。
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1007
今回は病院の都合で膀胱鏡検査が午後3時になっていた。ゆっくり行けていいとも思うが、やはり結果が分かるまでは再手術の不安がよぎるので、精神衛生上よろしくないなあ。今回も結果は良好だったので良かった。今後のことを尋ねると、当分3か月おきの検査で、それから4カ月おきになり…、ということであった。腫瘍が出来ているかどうか見る以外の診断はないのかと思うが、これが現在の医療レベルなんだろうな。
次回は1月6日。時間は朝いちに戻して頂いた。

2021年0106
正月明け早々の検診はせわしないが仕方がない。おまけに年末からコロナ感染者が増えているのでそれも不安であった。駐車場に行くと奥の方にプレハブの建物が見えた。新設されたコロナ病棟のようだ。2階入り口に続く廊下にはPCR検査のブースがあって、そこだけを見ると野戦病院のようにも見えた。
今回も内視鏡検査の結果はOKだったのでほっとした。再手術になったらこれまでの努力(していない部分も多々あるが)無為に終わってしまうのが一番怖いから。次回は5か月後の6月23日と言われた。2度目の手術から1年8カ月経ったらということのようだが、コロナのために検診を延ばしているのか、などと余計な勘繰りをしてしまう自分もいる(笑)。ここは素直に喜ぶべきだろう。これまでやってきたことは続けるつもりだが、何が功を奏しているのか確信は持てていないのだ。
春を感じさせる蝋梅の花。
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0623
5ヵ月ぶりの検診。期間が5カ月に延びると、嬉しい反面不安な時間も長くなるので、痛し痒しだね。今回も内視鏡の結果はOKだった。次回は6か月後の㋀5日になったので、好転していると思いたい。今回は予防的にといってレボフロキサシン錠500mgを処方された。後で調べるとニューキノロン系の抗菌薬で、尿道炎・膀胱炎とあったので、カテーテルで傷ついた時のためのものと思った。自分も2回目のカテーテルの後排尿障害があったので、他にもそういう事例があったんだろうと推察された。

ついでだから書いておくのだが、翌24日はコロナワクチンの1回目の接種だった。検診の翌日にしたのは、万一手術に決まっても手術日は翌週初めになるからと考えてのことだった。幸い手術もなく無事接種が終わったのはよかった。

2022年0105
前回から6ヶ月後の検診。今回も無事セーフであった。少しずつ検診の間隔が広がるのはうれしい気もするが、再発していたらどうしようという不安も裏腹にある。原因が定かでないので、何を以て完治とするかは何年かの時間を経るしかないのかな。内視鏡以外の簡単な検査はないものかと思う今日この頃。次回は7月6日。
今春も蝋梅の花に巡り合えたことを佳としたい。
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2022年7月6日(水)
前回から6ヶ月後の検診。今回もセーフだったので、都合3年3カ月再発がないということで、経過観察は一応終了ということになった。全快ということになるのだろうか。今後も再発する可能性はあるらしいので、紹介してもらった泌尿器科にホームドクター的に診てもらうことになるようだ。

上にも書いてあるが、これまでの経過をダイジェスト的に書いておく。

2012年11月に前立腺肥大の診断があり、福田泌尿器科でアボルブという新薬を処方され、1年ぐらい服用したかな。改善が見られたということでその後通院をやめた(記憶は曖昧)。

2018年12月8日(土)ひどい血尿。

12月10日(月)福田泌尿器科で受診。膀胱に直径3.8cmほどの腫瘍。

12月19日(水)紹介された神戸市民病院へ。川喜田睦司医師
       28日から2泊3日の予定で入院手術することに

12月28日(金)牧田哲幸医師他の執刀による手術。

2019年3月27日 3ヵ月検診。豆粒大の腫瘍が二つぐらいできているとのことで再手術することに

4月8日 再手術。一応腫瘍は取り切ったということで3ヵ月ごとに再発してないかの検診をすることに。

2019年4月8日に二度目の手術をしてから、初めの2年は3ヵ月毎、その後は6ヵ月毎の検査だったが、その度に再発していたら…という心配をしていたことから解放されるのかな。それほどの解放感がないのは、再発の可能性がゼロではないからだろう。

とりあえず完治したんだと思うことにして、紹介していただいた泌尿器科の医院で定期的に診てもらうことになりそうだ。結局早期発見しか方法がないのが今の医療の限界だということはよく分かった。身体によいと思われることはこれからも続けていきたいと思ったことだ。

2022年10月14日
三浦泌尿器クリニック受診。
市民病院から紹介された病院。前にかかっていた福田さんが代替わりしていたのでこちらを紹介してもらった。検尿・エコーなど一通り診ていただいた。内視鏡検査はなくなるのかな、と思ったら当分続けるとのこと。
つまり、今までと同じことを転院して行うということのようだった。「地域医療連携」ということで、再手術が必要な時は元の病院で手術ということのようだ。1月に内視鏡検査とCT検査を予約した。

2023年1月17日
CT検査。これは元の病院で。

1月25日
内視鏡検査。異常なし。CT検査の結果も転移等なしとのこと。
前立腺肥大の薬ハルナールを3か月分処方されて、それで尿の流れが良くなるか様子を見るとのこと。アボルブは避けた方がとのことであった。

7月12日(水)
内視鏡検査。異常なし。ハルナールは3カ月分しか処方されないので、3月にも通院した。
当分、というかずっと続ける方針のようだ。肥大が進んだらまた別の方法でとのこと。
10月に通院した時次回の内視鏡検査の日を決めるらしい。どこまで続く…?




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