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住吉川のカワセミ [日々の散策]

住吉川河口付近の「カワセミ(翡翠)」
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この夏ごろから、住吉川のウォーキングを夕方するようになった。それまではカルガモの雛が生まれたときや、ユリカモメなどの渡り鳥が飛来するときに見に行くぐらいだった。日が翳りだした川辺を水の音を聞きながら歩くのは気持ちがよかった。カワセミを住吉川で見かけると聞いていたが、ほとんど見ることはなかった。青い宝石とも言われるこの鳥を都会の近くでおいそれと見られるとは思っていなかった。
住吉川河口「島崎橋」の近くの木。カワセミの狩場になっているようだ。
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10月20日だったか、いつもはR43のあたりからR2に向かって歩くのだが、珍しく河口のほうまで行ってみると、数人の人が川を覗き込んでいる。近寄って聞くと「カワセミ」がいるよ、とのこと。対岸の木の枝に止まっているらしいのだが、肉眼ではよく分からなかった。その日はスマホしか持っていなかったので、翌日カメラを持っていった。

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肉眼では分かりにくいが、飛ぶと青い影が動くのでそれと知れる。スズメも沢山いるので。
川面近くのブッシュにいた。スマホで撮るとこんなもの。
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ズームすると、
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この日は、いきなり水に飛び込む音で分かった。小魚を捕らえたらしい。
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足場が悪かったのか、捕らえた魚を取り落とした模様(笑)。別の日にカワセミがいたあたりに魚が浮いていた。カワセミが獲り損ねたものかも。
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場所を移しながら次の獲物を狙っているようだ。
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スズメと同じほどの大きさなのに小魚を食べるアオサギなどと同様の肉食の鳥なのだ。美しい姿からは想像できなかった。ちなみに、カワセミのあの宝石のような美しい羽根の色は「色素によるものではなく、羽毛にある微細構造により光の加減で青く見える。これを構造色といい、シャボン玉がさまざまな色に見えるのと同じ原理」だそうだ(wiki)。

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この日はどうも高い木の枝にいたらしいが、急降下して水中に入ったので分かった。その後獲った魚を咥えて川の中の石に止まっていた。
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見に来ている人の話だと、R2の上の辺りにもいるという。つがいなのかな。雌は下の嘴が赤いらしいので、私の見たのは全て雄らしい。
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ここから下の画像はカワセミが獲った魚を丸呑みにする過程なので、少し残酷に見えるかもしれない。無理に見る必要はないと思うのでよろしく。
川沿いに咲く可憐な秋の花。
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ここから下は獲った魚を丸呑みする過程を写したものなのでそのつもりでご覧下さい。
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これも自然の営みなんだな。美しいとだけ思っていたカワセミの表から裏まで見てしまった気がして、良かったのか悪かったのか複雑な気持ちになったことだよ。

最後に短い動画を。飛び込む瞬間を撮った方がいたが、それは非常に難しいと思った。


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