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0305 住吉川の「ジョウビタキ」~県立美術館 [日々の散策]

県立美術館に新たにできた安藤忠雄ギャラリーのオブジェ「青いリンゴ」。
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ジョウビタキのメス(たぶん)@住吉川。
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晴れたので午後早い時間に住吉川へ。この日は久々に珍しい小鳥をいくつか見ることができた。
「キセキレイ」。ハクセキレイはいつもいるが、こちらはめったに出くわさない。
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ないがしろにしてないよ、「ハクセキレイ」。
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「カワセミ」。ずいぶん久しぶりに見た。もういないのかと思っていたのに。
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しかし、この日のハイライトはなんといってもこの鳥。ツグミの仲間の「ジョウビタキ(メス)」ではないかと思われる。
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歩いていたすぐそばの木の枝に止まっていて、逃げるかと思っていると、枝を飛び渡りながらもとどまっていたので撮ることができた。

「ジンチョウゲ(沈丁花)」ももう咲き始めている。
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この日は建築家の安藤忠雄氏の講演会が兵庫県立美術館であった。氏の講演は前にも聴いたことがあったので、行くかどうか少し迷っていたが、時間がちょうど合ったので行くことにした。無料だしね(笑)。美術館に行く途中の道の左手に桜の花が見えた。
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この時期だから河津桜かなと思って後で調べると、やはりそうだった。「灘浜緑地」という公園で、もう一箇所「西郷川河口公園」にもあるようだ。どちらも阪神淡路大震災の後鎮魂の意味で植樹されたということである。知らなかったなあ。

安藤忠雄氏のギャラリートーク(写真はFBより転載)。
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前にこの美術館に来たとき、美術館の空いた空間に安藤忠雄氏のギャラリーを作る計画があることを知った。今回はその完成を記念した講演のようで、彼の講演は前に一度聴いていたので、行けたら行くというスタンスであった。
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3時の講演開始で2時半過ぎに行くと、会場にはすでに多くの人が並んでいた。人気の高さが窺われた。例によってアバウトな案内で会場に入ったが、ギャラリー内の階段に座って話を聴くという設定だった。ラッキーにも10段目あたりに座って聴くことができた。
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お披露目前のギャラリー内部。
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マイクのせいなのか聞き取れない部分も多々あったが、趣旨はよく分かった。65歳を過ぎてからの長い人生をどう生きるかということについては、常々考えていたことだったので改めて考えさせられた。
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この数年の間に胆のう癌・十二指腸癌・すい臓癌が次々と発見され、それらを全て摘出した状態で、毎日12000歩以上歩きながら元気に生きていらっしゃるということに驚かされた。まだやるべきことが残っているという意識が彼を生かしめているのだと思った。初期の膀胱癌ぐらいでオタオタしている場合ではないなと思ったことだよ。
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「青いリンゴ」は、幾つになってもこのリンゴのような若々しさ、挑戦心・逞しさを持ち続けたいという気持ちが込められているという。
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抽選で氏の著作が当たってしまった。自分よりもっと相応しい人が貰うべきかとも思ったが、ありがたく頂いておくことにした。
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この日の夕日。
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