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0226 cnoc Live @ ABILENE(神崎川) [ライブ鑑賞]

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日曜日の午後、70年代のアメリカーナとアイリッシュを演るバンドらしいということで行ってきました。メンバーも未知の方々でしたが、FBを覗くとギターのお二人はそれぞれカントリーとブルーグラスの手練れらしいということがわかり、アコーディオンも入っているというのも新鮮な感じがしたので、興味を持ちました。

お店に入ると中は満員で座る席がないほど。お客さんも知らない人ばかりかなと思っていると、それでも何人か顔見知りの人もいてちょっと安心。やはりこの世界はあまり広くはないようで(笑)。早速ライブが始まりました。
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1st Stage はアメリカーナということで、リンダ・ロンシュタットやボニーレイット・カーラボノフなどの曲を中心に。ボーカルのミキさんはどこかリンダを思わせるお声で、豊かな声量で歌い上げておられました。Gt の内藤さんはM大のOBだそうで、MdとFd(2年前に始めたらしい)も弾くというマルチ・プレイヤーでした。もう一人のGt の長井さんは、聞くとアビリーン・カントリーバンドのメンバーでもあるということですが、このバンドではアコースティックで、時にボトルネックも使っていました。ベースがなかったのですが、電気を通しているのでけっこうベースノートも出ていて工夫しているなと思いました。
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アコーディオンのジュンコさんはユニークな生業をお持ちのようで、その豊富な経験から確かな音を出され、コーラスも見事でした。2nd Stage はアイリッシュということでしたが、リアル・アイリッシュはやや少なく、エディ・リーダー(元フェアグラウンド・アトラクション)の曲がいくつか演奏されました。たぶんこれからアイリッシュの曲も増やしていこうとされているんだろうな、と想像されました。
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アンコールの一曲目がややアップテンポの曲で「水を得た魚」のような素晴らしい演奏でした。今回ややおとなしめの選曲が続く感じだったので、こういう曲を間にちりばめたら更によかった気がしました。結成間もないバンドのようだったので、半年後が楽しみな気がします。私も自分がやっているユニットでやってみたいと思っていた曲がたくさんあったので、参考にしたいと思いました。バンド名の "cnoc" はアイルランド語の「丘」という意味で、語感が可愛いから付けたそうですが、このバンドのゆったり穏やかな感じにぴったりの名だなと思ったことであったよ。


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