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0115 野麦峠スキー場 [旅日記]

2021年の野麦峠スキー場。
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三連休は猛烈な寒波だったので控えていたが、週が明けて雪もおさまり気温も上がってきたので、今シーズン初のスキーに行くことにした。といってもシーズンに1・2度行くだけで、今年も元気に滑ってこれたという確認作業のようなものなのだが。いつも空いている野麦も週末はそこそこ客も来るかもしれないので、木曜日に出て金曜日に滑り、土曜日は混み具合を見ながら場合によっては短時間で切り上げるという計画だった。移動は車だし、三密になる要素はほとんどないと思うが、唯一心配なのはゲレンデのレストハウスが混んだ場合どうするかということぐらいである。

GOTOがないのは金銭的には残念だが、こんな状況で観光地に殺到するのもどうかと思われるので、かえってない方がいいようにも思われた。過度な自粛とその反動の三密会食と、世間の動きにも賛同できないことが多いが、それも行政の場当たり的な対応が煽っているかのように見えるのは非常に腹立たしい。緊急事態宣言は大切なことととして受け入れながら、個人個人がこの一年で学んだことを元に、密集を避けながらお店も利用したりの行動をとってもいいのではないかと考えるのだがどうだろう。今回の宣言ではかなり飲食店への補助もあるようだが、困っているのは飲食店ばかりではないのだから。とごたくを並べたが、高齢持病持ちの身だから、危ないと思ったら当然行かないよ、というところであるのだった。

例によって高速代をケチるために地道中心で伊那まで行って前泊した。これで一泊分は稼げるのだ。昔は夜中に出てスキー場に朝着いて滑るということもあったが、もう体力的には無理だからなあ。
雪をかぶった伊吹山。雲があったのが残念。
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今回は各務原ICから東海北陸道~東海環状道を通って土岐に抜ける道を通ってみた。
長良川SAからは川は少ししか見えなかったがこんな鵜のオブジェが。
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伊那には7時ごろ着いた。もう少し早く出れば高速も少なくて済んだのだが。
この夜の夕食はここで。
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ほとんど歩けなかったので夕食後街を歩く。驚いたのは横断歩道のあたりにいると、渡るそぶりもしないのに次々と車が停まるのだった。思わず渡った時もあった(笑)。雪でスリップしやすいからかなと思うが、阪神間では考えられないマナーだと思ったことだよ。「レトロな街伊那」を標榜しているだけあって昭和感が強いいい街だと改めて思った。
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朝無料朝食を摂る。米子でもそうだったが、手袋で料理を取るシステムになっていた。旅の中で不特定の人と一緒になる機会の一つだからなあ。長野も感染はそれなりにあるから、ホテルでも対策に気を使っているようだった。フロントでは体温の確認もあるし、エレベーターのスイッチも肘で押せるようになっていた。

伊那から野麦までは一時間で行ける。
10時にゲレンデに一番近い駐車場に着いたが、まだ4台ぐらいしか停まっていなかった。
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快晴であるが気温は低くなかった。ベースで0℃ぐらい最上部で-7℃ぐらいだったが、そこも午後2時頃には0℃になったが、雪質はそう悪くなかった。乗鞍岳・御嶽山だけでなく、穂高連峰までくっきり見えて美しかった。
乗鞍岳の美しいシルエット。
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御嶽山はくっきりとではないところが逆に神々しい。
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乗鞍から穂高連峰に連なる山並み。
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11時ごろ昼を食べようとレストハウス「樹海」に入る。密だったら外で食べようと思っていたがその心配はなかった(笑)。
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レストハウスの前にあった灰皿が撤去されていた。
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出入り口に喫煙コーナーがあるのは確かに問題なので致し方ないと思うが、はて喫煙所は?と探すと、30m離れた使われてないリフト乗り場の建物にあった。
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小屋の前にリフトの椅子が一つだけあったので座ってみた。記念の自撮り。
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金曜日なのに人の少ないゲレンデで3時ごろまで滑って宿に向かった。
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この時は翌日も3時間ぐらい滑ろうと思っていたので自重したのだったが。

いつも宿から野麦峠に行く時、権兵衛トンネルの先でナビが右に誘導するが、回り道になると思って無視していた。この日は時間が早かったのでナビ通りに行ってみた。やはり思った通り遠い迂回路だったが、「奈良井ダム」という大きな治水ダム沿いの道だった。ナビはこれを見せたかったのかな(笑)。
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権兵衛トンネルの先の道沿いに野猿がいるのを見つけた。
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この日の夕食はここで。面白い呼び込みの看板が。
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予報では昼頃天気が崩れるようだったので、それまで滑ればいいかなとスキー場に向かった。境峠のあたりから雪が降り始め、スキー場に着いた時は結構な吹雪になっていた。これはとても楽しく滑るのは無理と考えて泣く泣く(あっさりと?)断念して帰ることにした。高齢者は決して無理をしてはいけないのだ。この日はレストハウスの密を避けるためか「爆弾おにぎり」を売っているということだったので試したかったのだが。コロナ下のスキー場の対策としては面白いと思ったのだった。
代わりにwebからおにぎりの画像を。
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帰りはせめて高速代をケチろうとR19をちんたら走った。
道の駅から見た中央アルプス。
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ちょうど昼頃中津川を通ったので、2年前に「苗木城跡」を訪れた時に行った「KISAKU」というお店を探して行ってみた。岐阜も緊急事態宣言下であったが、そこそこにぎわっていた。中津川は岐阜の中でもそれほど切迫感はないのかも知れない。もちろん密にならないよう気配りはされていたけど。

2日目がややもったいなかったが、今年も元気にスキーが出来たぞと確認できたのは良かった。この齢になると来年があるからとはとても言えないからね。その時々に出来ることをするしかないのだが、その際感染の危険を感じたらやめるということを各自が心掛けることが大事だろうと思うのであったよ。
さて、しばらくステイホームして体調を観察することにしよう。
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