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1103 防府~山口(秋の中国地方旅vol.3) [旅日記]

「毛利氏庭園」@山口県防府市
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中国旅三日目。珍しく朝食付きだったので、朝食後徳山駅前をぶらぶらしてみた。駅の階段を上って上から駅前を見ると、ラウンドアバウト(環状交差点)になっているのがよく分かった。
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駅前図書館の正式名称は「周南市立徳山駅前図書館」というそうだが、大きなロゴには「周南市立駅前図書館」と書いてある。合併時の事情がいろいろあるのかな、と勘繰ってしまう。
図書館入り口付近。
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外から蔵書の一部が見える。貸出数増加に資しているのかな。
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駅の前に前夜あったイルミネーションの噴水が朝はなくなっていた。
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上が前夜、下が翌朝の写真。すごい仕掛けだね。

それにしてもなぜ「徳山市」にならなかったのだろう。インターの名もホテルの名も徳山の名がついていてややこしい。ここに限らず「邑南町」「雲南市」etc.と合併してなじみの薄い名前になっていくのは寂しい気がするなあ。

さて、車に乗り徳山港を少し見てから隣の防府市に向かう。
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最終日の動線としては逆のような気もするけど、一度も行ったことのない土地なので。「乗り放題」に毒されている部分もあるか(笑)。
9:20「毛利氏庭園」に着く。広い駐車場なのに車は少なかった。紅葉にはまだ早いからか。
表門への道がすでに壮大。
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表門。くぐると立派な楓があって、紅葉したらすごいだろうと思わせた。
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玄関前の前庭と玄関。
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中雀門から内庭に入る。庭から本邸を見る。めちゃくちゃでかい。
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江戸時代の藩主の屋敷かと思っていたがそうではなかった。「旧長州藩主毛利家の毛利元昭が、国許に建てた邸宅と庭園。大正5年(1916年) 完成。」とある。旧藩主は「版籍奉還」や「廃藩置県」である意味ひどい目に遭ったと思っていたが、そうでもないらしい。それとも長州藩は特別だったのかな?
内庭はただただ広かった。写真をいくつか。
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続いて「防府天満宮」に行く。この神社は、道真が亡くなった翌年である延喜2年(904年)に創建され、「日本最初に創建された天神様」を名乗っているそうだ。表参道の入り口に「まちの駅『うめてらす』」がありそこに車を停めた。
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それでは表参道から参拝。
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立派な本殿。
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ちょうど菊花展が催されていた。
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鯛のおみくじ。
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「春風楼」。もともと五重塔として作り始めてとん挫したというものらしい。
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12時ごろ防府市を後にして山口市に向かう。地道で20kmほどと近い。昼食の後残り時間を考えて、「山口サビエル記念聖堂」と「瑠璃光寺」に立ち寄ることにした。
「山口サビエル記念聖堂」。
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ザビエルが布教した教会なのかと思っていたら「フランシスコ・ザビエルの来日400年記念として1952年に建てられた」ものだという。モダンな建物だった。
内部も撮影可だったのでいくつか写真を。
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庭にあったザビエルの像。
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教科書でも出ている像もついでに(笑)。
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最後に見たのは国宝の「瑠璃光寺五重塔」。嘉吉2年(1442年)頃の建立だそうだ。
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古色蒼然とはこのことか。しばし見とれていた。
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午後3時を過ぎたので帰途に就くことにした。ちょっと駆け足だったが充実の観光ができたかな。三次で下りて「尾関山公園の紅葉」(リストにあった)も少し考えたが、その日のうちに西宮北ICを通過しないといけないので(笑)。お蔭で余裕をもって通過することが出来た。

本日の走行距離546km。
三日間の総走行距離1280km。山口はやはり遠かった。

ささやかなお土産たち。
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左は津和野名物。中はなぜか防府で売っていたセルビア・ワイン。東京オリンピックのホストタウンになっている関係かららしい。


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