0910「大乗寺(酔芙蓉の寺)」@京都市山科 [日帰り旅]
大乗寺の酔芙蓉の花。夕方にはピンク色に変わるというのだが。
夏前に咲いていた花、多くはムクゲだったのだが、フヨウなど似た花がいくつもあり、よく分からなかった。それらを調べていたとき、「酔芙蓉」という花があり、9月ごろ咲くということが分かった。「酔芙蓉」で有名なお寺として京都山科の「大乗寺」という寺があると知ったので、スマホにメールしておいた(アルツにはこれが一番w )。日曜日から雨らしいというので、やや寝不足だったが行ってみることにした。駐車場がないと書いてあったので、少しは歩く覚悟も必要だったが。
最寄の駅は地下鉄東西線「御陵(みささぎ)駅」らしいが、徒歩15分とあり、いずれにしても歩かなくてはならない。以前山科から蹴上に向かって「琵琶湖疏水」を歩いたが、その道中からほど近かったようだ。それらを組み合わせるといい一日ハイキングコースになるんだろうな。周辺の狭い道をくるくる回って、やっとコインパーキングに車を入れたのが11時過ぎ。その場所は「御陵血洗町」というなんとも不気味な町名であった。なんでも義経がここの池で血の着いた刀を洗ったという伝説からきているらしいが、町民はこの名前はいやだろうになあと思ったことだよ。
そこからJRのガードをくぐって左に曲がると、大乗寺に続く道に出る。旧東海道だったようで、細い道である。田んぼでは稲刈りをしていた。
お寺の手前で、近くの民家の庭先にも酔芙蓉が咲いていてお出迎え。
12時に寺に到着。裏からの参道が風情があると書いてあるので裏に回った。ちなみに少し先に「光照寺」があって、そこの駐車場は広かったなあ、とメモしておこうw
裏参道。以前岩湧山で見た「シュウカイドウ(秋海棠)」の花がこちらでも咲いていた。
大乗寺山門。こじんまりとしたたたずまいに、様々な小物が配されていてご住職のお人柄が偲ばれる。
この寺は三百年前に建立され、今は法華宗の寺であるが、代々無本山の尼寺として細々と続いてきた寺のようである。今の住職が寺に入ったころは、草庵に等しい荒れ寺であったのだが、住職がツルハシ一本で参道作りから始め、再建したとのことである。そういう中で吟友からの勧めもあって、酔芙蓉の苗木百本を植えることから始まり、現在では千三百本にまで増え、「酔芙蓉の寺」として知られるようになったようである。
入館料はなく、酔芙蓉を育てるための義援金の箱が置いてある。本堂脇から酔芙蓉の群落が広がっている。低木ということで私の背丈よりやや高く、林というよりは畑の中を歩いている感じである。
まだ時期が早かったのか、チラホラ咲きであったが、白く大きい八重の花はあでやかで気品があった。
午前中は白、午後にピンク、夕方には赤に色を変えるというが、赤い花もいくつかあり、それらはややしぼんでいたので、前日開いた花の名残なのかなとも思った。
酔芙蓉園から山門を望む。大きな楓の木もあった。
水盤に咲く芙蓉の花。
夕方までいて色の変化を見届けたい、とも一瞬だけ思ったが、そのようなことが自分に出来るはずもなく、30分あまりの滞在で寺を後にした。今度来るときは午後4時ごろを狙ってくるのがいいのかな。酔芙蓉祭は9月15日~10月15日とあるのでこれからがハイ・シーズンである。
周辺に咲く秋の花々。
萩かなと思ったら、ヌスビトハギ(盗人萩)ではないかと(by 花博士)
こちらはアブチロン(アオイ科)らしい(同上)
ヒバの花?初めて見た
疎水の水を引いたものか。
すっかり秋の空。
帰りに宇治の近くに足を伸ばして、以前FB友達の元バンド仲間IMO君の同級生がやっている店を、メールに送っていたのを思い出し、立ち寄ってみた。黄檗駅(おうばくえき)の近くだったと後でわかったw
IMO君推薦のカルボナーラ!!
帰りはやはり、京滋バイパスの側道を通ってチンタラ帰ったが、寝不足で少しこたえたことであったよ。
その後の酔芙蓉については以下の記事参照。
1002午後の「酔芙蓉」
1012大乗寺再訪
夏前に咲いていた花、多くはムクゲだったのだが、フヨウなど似た花がいくつもあり、よく分からなかった。それらを調べていたとき、「酔芙蓉」という花があり、9月ごろ咲くということが分かった。「酔芙蓉」で有名なお寺として京都山科の「大乗寺」という寺があると知ったので、スマホにメールしておいた(アルツにはこれが一番w )。日曜日から雨らしいというので、やや寝不足だったが行ってみることにした。駐車場がないと書いてあったので、少しは歩く覚悟も必要だったが。
最寄の駅は地下鉄東西線「御陵(みささぎ)駅」らしいが、徒歩15分とあり、いずれにしても歩かなくてはならない。以前山科から蹴上に向かって「琵琶湖疏水」を歩いたが、その道中からほど近かったようだ。それらを組み合わせるといい一日ハイキングコースになるんだろうな。周辺の狭い道をくるくる回って、やっとコインパーキングに車を入れたのが11時過ぎ。その場所は「御陵血洗町」というなんとも不気味な町名であった。なんでも義経がここの池で血の着いた刀を洗ったという伝説からきているらしいが、町民はこの名前はいやだろうになあと思ったことだよ。
そこからJRのガードをくぐって左に曲がると、大乗寺に続く道に出る。旧東海道だったようで、細い道である。田んぼでは稲刈りをしていた。
お寺の手前で、近くの民家の庭先にも酔芙蓉が咲いていてお出迎え。
12時に寺に到着。裏からの参道が風情があると書いてあるので裏に回った。ちなみに少し先に「光照寺」があって、そこの駐車場は広かったなあ、とメモしておこうw
裏参道。以前岩湧山で見た「シュウカイドウ(秋海棠)」の花がこちらでも咲いていた。
大乗寺山門。こじんまりとしたたたずまいに、様々な小物が配されていてご住職のお人柄が偲ばれる。
この寺は三百年前に建立され、今は法華宗の寺であるが、代々無本山の尼寺として細々と続いてきた寺のようである。今の住職が寺に入ったころは、草庵に等しい荒れ寺であったのだが、住職がツルハシ一本で参道作りから始め、再建したとのことである。そういう中で吟友からの勧めもあって、酔芙蓉の苗木百本を植えることから始まり、現在では千三百本にまで増え、「酔芙蓉の寺」として知られるようになったようである。
入館料はなく、酔芙蓉を育てるための義援金の箱が置いてある。本堂脇から酔芙蓉の群落が広がっている。低木ということで私の背丈よりやや高く、林というよりは畑の中を歩いている感じである。
まだ時期が早かったのか、チラホラ咲きであったが、白く大きい八重の花はあでやかで気品があった。
午前中は白、午後にピンク、夕方には赤に色を変えるというが、赤い花もいくつかあり、それらはややしぼんでいたので、前日開いた花の名残なのかなとも思った。
酔芙蓉園から山門を望む。大きな楓の木もあった。
水盤に咲く芙蓉の花。
夕方までいて色の変化を見届けたい、とも一瞬だけ思ったが、そのようなことが自分に出来るはずもなく、30分あまりの滞在で寺を後にした。今度来るときは午後4時ごろを狙ってくるのがいいのかな。酔芙蓉祭は9月15日~10月15日とあるのでこれからがハイ・シーズンである。
周辺に咲く秋の花々。
萩かなと思ったら、ヌスビトハギ(盗人萩)ではないかと(by 花博士)
こちらはアブチロン(アオイ科)らしい(同上)
ヒバの花?初めて見た
疎水の水を引いたものか。
すっかり秋の空。
帰りに宇治の近くに足を伸ばして、以前FB友達の元バンド仲間IMO君の同級生がやっている店を、メールに送っていたのを思い出し、立ち寄ってみた。黄檗駅(おうばくえき)の近くだったと後でわかったw
IMO君推薦のカルボナーラ!!
帰りはやはり、京滋バイパスの側道を通ってチンタラ帰ったが、寝不足で少しこたえたことであったよ。
その後の酔芙蓉については以下の記事参照。
1002午後の「酔芙蓉」
1012大乗寺再訪
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