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台風6号&7号 [日々の雑感]

8月15日午後の住吉川。遊歩道が少し冠水しているが大事には至らず。
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8月に入ってから二つの大きな台風が日本列島を襲った。

台風6号は私が帰省した8月3日の少し前から沖縄の辺りにとどまっていて迷走していた。初めは中国大陸の方に進むと思われたので、山陰地方は大丈夫かなと思っていたが、その後向きを東に変えながらぐずぐずしている。そのため帰省中はずっと天気が良くてよかったが、その後進路を北に変えて、結局沖縄~九州あたりに甚大な被害をもたらした。
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台風自体は自らの力では動かないので、太平洋や大陸の高気圧、あるいは偏西風に乗って動くというのがこれまでの受け止め方と思っていたが、どうも違ってきているらしい。

無事帰って来られてホッとしていると、今度は台風7号が接近してきた。こちらも初めは関東地方に進むと言われていたが、その後次第に進路を西寄りに変え、紀伊半島~明石を通過し、北に抜けた。
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15日は京阪神も朝からほとんどの鉄道が計画運休し、百貨店やスーパーの休業情報も相次いだ。近所のスーパーはどうかな、と家人にたしなめられながらも潮芦屋に車を走らせると、
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風は結構強く吹いていたが、雨はそこそこで、こちらのお店は開いていた。従業員の方が通勤できるかとか、いろいろ条件があるんだろうと思われた。

午後になって住吉川にも行ってみた。川は増水していたが、ここ数年で一番というほどではなかった。
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六甲ライナーの下を少し歩いたが、横殴りの風が強くて早々に退散した。

2018年の台風21号で冠水被害のあった青木の「サンシャインワーフ」(⇒参照)の様子も見に行ってみた。
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冠水の心配はなさそうだった。食べ物屋さんは閉まっていたが、いくつかの店は開いていた。一通り視察?を終えて、怒られないうちに帰った(笑)。

自宅の周辺はさほどの被害がなく済んだが、帰省の帰りに通った鳥取の琴の浦や鹿野、千代川や佐治川などが豪雨による被害を蒙っているというニュースには心が痛んだ。一方で、関東や新潟の農地には雨が降らず、稲が立ち枯れようとしているとも聞く。素人目にも分電ならぬ分水する方途はないのかと思ってしまう。中国のように人工増雨の試みもしている国もあるが、地球環境に及ぼす影響を考えると、もろ手を挙げて賛成することもできない。悩ましいが、これから科学の力を注力すべき分野であることは確かなように思ったことだ。

秋の兆し「葛の花」がもう咲き始めていた。
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