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0630『印象派からその先へ』展 @兵庫県立美術館 [展覧会]

0630『印象派からその先へ(世界に誇る吉野石膏コレクション)』展
7月21日(日)まで。
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この日は日曜日だが雨模様だったので、お客さんもそう多くはなかろうと思い、行ってみることにした。吉野石膏株式会社が社内の創造的環境づくりを目的に1980年代から収集を始めたという吉野石膏コレクションから70点余りの作品が展示されているということだった。1991年、創業の地、山形県の山形美術館に作品を寄託して現在に至っている。山形まで行けばいつでも観ることができるんだな。
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午後になって雨は上がっているようだったので、摩耶の複合施設に車を停めて、ウオーキングがてら歩いた。HAT神戸を美術館に向かう道の街路樹は「アメリカフウ(楓)」(別名:モミジバフウ)。西浜公園にも数本あった。この時期は緑色の実が生っている。紅葉も美しいようだ。
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会場周辺はパネルでいっぱい。
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この展覧会は、1章:印象派誕生、2章:フォーヴから抽象へ、3章:エコール・ド・パリ、の三ブロックに分かれていて、印象派からキュビズムへと作風が変わっていく過程が私のような素人にもたどれるようになっているのはよかった。ただ全部で72点もあるので、途中で疲れてしまうのはいつもと同じだ。しかも今回は割と名の知られた画家の作品が多くて、途中を端折ることも難しかったのでなおさら疲れた。途中で休むとか観方に工夫がいるなあ、と思ったことだよ。
webからいただいたものをいくつか。
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今回も印象派のちょっと先ぐらいまでは何とかついていけるのだが、キュビズムなどの抽象画は、わからないという気持ちが先立ってしまう。もっと感覚で受け止めればいいと思うのだが。それでも今回観た中ではシャガールの絵が、色彩の強烈さで印象に残った。具象と抽象がミックスした感じがいいのかな。ちょうどジャズの進化をたどった時に似た感覚に襲われてしまうのもいつもと同じだな。
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そのシャガールの中で「逆さ世界のヴァイオリン弾き」という作品があって、身近にいるヴァイオリン弾きを想起したので、一枚だけはがきを買った。
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もう暫くはやっているので、平日に改めて行ってみたい気もしたが、行けるかなあ。まだ行かれてない方々には私のつたない感想より遥かに良いので是非観に行かれるとよいと思ふ。
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帰りは海岸沿いに歩いて帰った。雨に降られることもなく、ウォーキングもできたのはよかった。
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