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When I'm Sixty-four 雑感 [日々の雑感]

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When I'm Sixty-Four (youtube)

「いつか僕が歳をとって髪が抜けていく頃でも、ヴァレンタインには贈り物を、誕生日にはワインで祝ってくれるかい…」とビートルズが歌った頃、歌詞にあるようにそれは遠い先のことだろうと思っていた。
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そんな時をつい先日迎えてしまった。2年前に、お世話になっていたお店の庵主が、自分のライブで自身が64になったのでと言って歌われたのを見て、「素敵だね」と思ったが、その時でも自分が近いうちにそうなるということは頭から抜け落ちていたように思う。兼好が言ったように、「いつか来るその時(無常)に備えよう」と常々思っていながら同時にそれを忘れて日々を過ごしているのが人間の性というものなのだなあ。

リタイアしてからもう四年が過ぎようとしている。過ぎ去ってみるとあっという間なのは今までも何度も体験したが、これからはもっと早いペースになるのかもしれない。秋の夕日はつるべ落としともいうからね。退職前の二年ほどは体調もあまり思わしくなく、もう仕事なんかできるかと思って辞めたが、その後なんとか体調も持ち直し、これならもっと仕事もできたかもとも思ったが、今度は「今さらもうできないな」という気持ちになっていた(笑)。
1217の夕日。
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それほどお金はあるわけではないけど、贅沢をしなければそれなりに生活はできるものである。「一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ…」という生活を実践した賢治には及ばないが、一日二食の生活を続けていて、却ってダイエットにもなり、体調もそれほど悪くないし、食費も浮くというものだ。まあお酒は毎日飲んでいるし、美味しいものを少し食べればそれで十分かな(ムチャな注文に応えていつも作っていただいて感謝)。あとは煙草をやめれば完璧かも(笑)。
水を入れ替えた西池。
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ハクセキレイ。
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日曜日に家族で Birthday Dinner を食べ、Bottle of Wine も空けたので少し太った。1日でもとに戻したけど。家族から心づくしの(実用的ともいう)プレゼントも頂いた。ありがたいことである。
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FBでも何人かの方々からメッセージを頂いた。FBはまま余計なおせっかいをして困ることもあるが、そのおかげで音信不通だった旧知の方と連絡が取れたり、新たな方々と知り合いになることができたのは、やはりありがたいことである。でなければ私のような偏屈で人付き合いの悪い人間は、社会の底に埋没していたかもしれない(やや大げさ?)。
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白っぽいヤツデ。
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前の庭のツワブキ。
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今年も渡り鳥が飛来し、春になったらまた去っていく。仕事をしているときは旅にでも出なければ自然の風物とも触れ合うこともなかっただろうが、山歩きなどをすると近場にも豊かな自然が残っていて心癒される。これからは年齢がどうこうだのということはあまり考えず、日々をいつくしんで生きたいと思ったことだよ。あ、唄も歌い続けなくちゃ。忘れてた(笑)。
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