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0810「若狭路」vol.2(「龍双ヶ滝」@福井県~「天空の茶畑」@岐阜県) [旅日記]

「天空の茶園」。
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曇り空のためか前日の疲れからか、目覚めるとすでに8時。朝ドラを観てから宿を出る。空模様が怪しいのでいつ帰ることになるか分からないなあと思い、「天空の茶畑」は無理なら次回に回そうと考え、とりあえず福井県内で唯一「日本の滝百選」に選ばれている「龍双ヶ滝」に向かう。この滝は道路のすぐ傍にあるらしいので、雨が降っていても観られると思ったからだ。滝は曇天の方がいいという写真の師匠の言もあった。

遅れを取り戻すべく、不本意ながら高速を使い、鯖江ICで下りて東へ。R476や県道2を通って、最終的には県道34(狭い)を走ると、宝慶寺の手前にある。ナビによっては宝慶寺をナビるといいのかもしれない。今こうして地図を見ながら書いているが、実際こんなややこしいところに行くときは完全にナビ頼みであるのが若干悔しいなあ。10:05滝の駐車場に到着。それほど高度は高くないのに気温は23℃と低かった。曇天というのもあったか。
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滝への道は滑らないように敷石風の舗装が施されている。
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上の道路のカーブを曲がった先にいきなり滝が現れた。
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「龍双ヶ滝」は「部子川と稗田川の合流地点にあり、落差60mの岩肌をなだらかに流れ落ちる分岐瀑」である(wiki)。上部は狭いが岩肌に沿って広がり落ち、滝壺はなくて、そのまま川の流れに合流している。水が少ないと見栄えが落ちるようだが、この日は台風の影響で水が多く、下の石畳の部分は歩けなかった。名前は勇ましいが、優美でいつまでも前に佇んでいたくなる滝であった。うまく撮れなかったがいくつか写真を。
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滝の少し下流に「オウ穴群」といって、何百年も流れにさらされて出来た滑らかな穴状の岩のある滝があった(写真では分かりにくいかも)。
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11時に滝を後にして南に向かう。ややこしいところに入り込むと、行きはナビ任せでいいのだが、帰りはどう行けばいいのか迷ってしまう。とりあえずR8に出るべく走り出した。来る途中変わった花を見かけたので探しながら行くと、見つかった。
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ムクゲに似ているがよく見るものと違う。後で調べると半八重咲きのムクゲではないかと思われる。

雨がポツポツし出したので帰るかなとも思ったが、途中までは帰り道なので、岐阜の方に回ってみることにした。地道でナビるとR8~R365と行って関が原に出るコースが出たのでそれに従う。R365に入ったところに「マル金そば店」という蕎麦屋があったので入ってみたのが12時過ぎ。ほぼ満員だったが入ることは出来た。
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だが、なかなか出て来なくて食べ終わったのが1時過ぎ。おかげで「やすらぎの郷」を見損なったわい。頼んだなめこ蕎麦(温)は太目の麺でコシがあり、美味しかった。
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店を出て走り出したがこの遅れを取り戻さなくてはならない。天気も回復してきたので行く決心をし、今庄IC~木之本ICまで高速に乗り、再びR365に出て関が原に。あとは「岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合790-6」をナビって行った。標準の行き方はR417を北上~県道32を西にというものらしい。
「樫村」というバス停を右に。ここに標識がある。
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「上ヶ流(カミガレ)茶園」入り口。
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「日本(岐阜)のマチュピチュ」とも呼ばれるようになったこの「上ヶ流茶園」は宝治年間(1247年ごろ)から続く茶園だそうで「春日茶」として農薬不使用のお茶を代々栽培しているそうだ(お茶買うの忘れてた)。地元のボランティアによる手作り感満載の遊歩道や標識が素朴でいい感じ。
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もちろん全体を眺めるにはかなり坂道を登らなければならないけど、そうして見た風景はやはり味わいが深いように思われる。写真を並べてみる。
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「モネの池」といい海外の名所の名を借りて評判を呼ぼうというのは、昔からある日本人の悪しき癖とも思える(「東洋のナポリetc.)。名を借りたりしないで「天空の茶園」として過度な観光地化をして欲しくないなあ、というのが偽らざる感想であった。

夕方、R21まで下りて夕食を食べ、今回は彦根から湖岸道路~琵琶湖大橋(150円)~湖西道路を通り、R171で11時過ぎに帰ることができた。総走行距離640km。

参考
天空のお茶畑 ・上ヶ流茶園空撮



「天空の里 上ヶ流茶」HP


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