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1115「 天龍寺」の紅葉&「国宝展」その2@京都市 [展覧会]

「国宝展」ポスター。
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その1はこちら

後で考えたら、嵐山でもう少しゆっくりして昼ごはんも食べ、2時過ぎに博物館に向かえばよかったのに、昼には少し早かったものだから、11時前に嵐山を発ってしまった。早朝がいいものと午後がいいものとの組み合わせがそもそもまずかったのかも知れない。それと待つのがいやという自分の性格を考えたらもっと計画的に行動するべきだった(泣)。

博物館の近くのパーキングを探したがどこも一杯。もう会期も終りに近いからと「国宝展」を侮っていたな。誰かも書いていたけど平日暇な熟年層がいかに多いことか(自分もその一人)。やっと車を停めて、先に観てから昼にしようと博物館に向かった。
「京都国立博物館」南入り口。
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門の中は広大な敷地で、ゆったりした気分に浸れた。
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こんなモニュメントも。「考える人」はレプリカだが。
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待ち時間50分と聞いてひるんだが、今さら引き返せないので並ぶことにした。それにしてもすごい列。
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この日は陳列されていなかった「風神」。
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4人横並びで列を進んでいくと、途中折り返しがあり、境界のロープもないのに皆整然と並んでいる。ここにも「勤勉な日本人」を垣間見たが、ある意味恐ろしい民族性のような感じもした。いつからこうなったんだろうなあ。

会場に入ると1Fから3Fまでどこへ行ってもいいようなので、まず2階に向かう。家人が「この二つだけは観たい」と言っていたので、それを探しながら空いたところを覗くという邪道な見方をしてしまった。その二つをwebから。
尾形光琳の「燕子花図屏風」。
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『伊勢物語』の「東下り」の挿絵になっているもの。業平の「かきつばた」の折句がある。 
「唐衣 着つつ馴れにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」
神護寺三像(じんごじさんぞう)。
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左が有名な源頼朝の像だが、別人の肖像だという説が最近では強いので、「絹本著色伝源頼朝像、絹本著色伝平重盛像、絹本著色伝藤原光能像」と「伝」が付けられている。でも長年そう思って見てきたので「頼朝」にしか見えないけど。
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「金印」とかは人が群がっているので近寄る気にもならず、スルーして会場を出た。
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200点の国宝が一堂に会するというのは確かにすごいことだが、もし空いていてゆっくり観られたとしても、全部観きることは難しいのではないか。自分のような素人は「本物に接した」という感動だけを持ち帰って、あとは週末の「歴史ヒストリア」でも録画してゆっくり鑑賞するのがよいのかな、と思ったことだよ。
1時前に会場を出て、R171の途中で遅い昼食を摂り、茨木ICから高速に乗って帰途に就いた。


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