SSブログ

0526「轟(とどろ)の滝」など@高知県香美市香北町 [旅日記]

轟の滝(高知県香美市香北町猪野々柚ノ木)。
001.JPG
三段に分かれた素晴らしい滝だった。
直径約15メートルの甌穴。
002.JPG
帰りに偶然通りかかった「未来コンビニ」。
003.JPG
高知市に帰り、トラットリア・リーベロ (libero)というお店で昼食を摂る。野菜料理にこだわると謳っている通りいいお店だった。
004.JPG
午前中佐川町を堪能したので、今回は牧野富太郎植物園はパスして、轟の滝を見て帰途に就こうと考えた。13時半過ぎに出発して、R195を東に走る。初めての道だが快適な国道であった(この時までは)。香美市香北町根須の辺りで左折し、山に入る。ナビに任せて走っていたが、途中で「大荒の滝」という看板がやたらと出てきた。経路にあたるならついでに行ってみようと思ったのだった。

15:10「大荒の滝」(香北町東山)の駐車場に着く。
005.JPG
ここには岩屋の滝・つらら滝・大荒の滝と三つの滝がある。
まず岩屋の滝へ。初めこの階段に気が付かず左に歩いてしまった。
006.JPG
小雨の中無駄な歩きをしたが、こんな花を見つけた。
007.JPG
コガクウツギ(小額空木)というそうだ。
008.JPG
009.JPG
岩屋の滝。落差50m超えの段瀑だそうで、ちょっと全体が見えにくいが見事な滝だった。
010.JPG
012.JPG
011.JPG013.JPG
つらら滝は飛ばして大荒の滝へ向かう。滝へは急峻な道を15分とあり、雨だし先も急ぐんだったと思い至って、対岸の道路わきの展望所から遠望することにした。
014.JPG
落差40mの三段瀑。時間があれば近くに行ったのにと思ったことだ。
元の分岐に戻ったのが16:30で、もう夕方も近い。
015.JPG
往復14kmの山道を走って、ここから更に8km先に件の滝はある。滝見は時間の余裕を見ておかなくてはならない、と改めて肝に銘じたのであった。

16:50 轟の滝の駐車場に着いた。冬場ならもう暗くなる時間だ。
016.JPG
017.JPG
幸い遊歩道入り口まで300mとあるので行ってみた。
018.JPG
019.JPG
020.JPG
021.jpg
落差80mを三段になって落下する滝で、特に上段の滝壺は径約15mの円形の甌穴になっているとのこと。遠くから見ても素晴らしさはよく判った。遊歩道は滝壺や轟神社を巡って1周して元に戻れるようだが、時間も遅かったので断念。天気の良い昼間に再チャレンジしたいと思うほどの名瀑であった。ちなみに、四国には同じような名の滝がいくつかあるようなので注意が必要だ。

さて、暗くなる前にR195に出ようと車を走らせた。途中物部川のダム湖に架かる美しい橋が見えた。
022.JPG
その橋が見える、通った方の赤い橋は、舗装がしてなく、下が見える怖い橋だった。
023.JPG
024.JPG
やっと国道に出て、ホッとして車を走らせていると、18:20頃道の左側に変わった建物が見えた。
025.JPG
「未来コンビニ」という、今話題になっているコンビニだった(徳島県那賀郡那賀町木頭)。
せっかくだからと店内に入ってみた。
026.JPG
027.JPG
028.JPG
新しい試みで洒落ているなと思ったが、この山深い地域になぜこういうコンビニを作ったのかは俄かには飲み込めなかった。地域の活性化につながればいいな、とは思ったけど。
30%引きのミニのり弁とお土産にすだちハイボールを購入した。
029.JPG
車内で弁当を食べて出発。
030.JPG
後は帰るだけ、とそのまま東進してR55に合流するつもりだったが、その後とんでもない事態に遭遇するとはこの時点では知る由もなかったのだった。

コンビニを出てから1時間も走ったであろうか、R195とR193が重なるところを走っていると、目の前のトンネル入り口が閉鎖されていた。後で調べるとたぶん「出合大戸トンネル」だと思われる。
031.jpg
トンネルの前に座っているおっちゃんに迂回路を聞くが、さっぱり要領を得ない。ウロウロした挙句、南に向かうR193で海陽町に出てR55に出る迂回路を選んだのだが、これがとんでもない「酷道」だったのだ。
032.jpg
霧越峠越えのこの道がくねくねした山道であろうということは、ナビの地図を見てもある程度予想はしていたが、漆黒の夜片側が崖で片側が谷の1車線の道は、以前走った和歌山の400番台の「酷道」を思い起こさせた。あの時はまだ昼間だったなあ。現実と思えず狐に化かされたような気分で、ただひたすら車を走らせた。

イッキュウサン・イクサ(R193)ヨサク(R439)と称される四国有数の酷道と知ったのは帰ってからだった。参考までにここを走ったyoutubeの記事を載せておく。
【四国東部縦断酷道】国道193号(4) | 最大の難所 霧越峠 越え | 那賀郡那賀町→徳島県海部郡海陽町【酷道X】


あれやこれやで3時間ぐらいロスして、神戸に帰ってきたのは日付を超えてしまっていた。
ともあれ、なんとか事故も起こさず帰り着けたのは僥倖と言わざるべからず。

二日間の走行距離約800km。今回も充実しすぎるほどのハードな旅であったが、もういい歳なんだからもう少しのんびりした旅にしなくちゃ、と思ったことだよ。
今回の戦利品たち。
033.JPG
034.JPG


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。