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0202雪の「美山かやぶきの里」@京都府南丹市美山町 [日帰り旅]

茅葺屋根の雪は半ば屋根から落ちていたが、それはそれで風情ある集落だった。
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雪の京都に行ったのはもう2週間も前だった。その時美山まで足を伸ばそうかとも思ったが、時間がなかったので断念していた。それからずっと寒い日が続いたので、少しは雪が見られるかなと、この日車を走らせた。11時過ぎに出て、舞鶴道の丹南篠山口から地道を東へ。神戸からはこちらのルートの方がいい気がしたのだ。

13時ごろ道の駅「京都新光悦村」でトイレ休憩。
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「博士ちゃん」で紹介されていたという「大黒本しめじ」があったので購入。
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この辺りまでの道には雪が全くなかったので、これはダメかなと思いながら走っていると、次第に道端に残っている雪が見えてきた。
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14時、かやぶきの里の駐車場に到着。
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大きな雪だるま?がお出迎え。
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駐車場の傍の川に出てみた。
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由良川はこんなところを流れているんだ。曽禰好忠の『由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな』の歌にあるように、宮津が河口なのでここがその上流とは意外だった。
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雪の中に藁の三角錐の形の藁のようなものが点在していた。
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藁ではなく「茅塚」といって、刈った茅をこうやって乾燥させているのだった。かやぶきの里ならではだな。
集落を遠望。
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瓦屋根の方が雪が残っているのが面白い。茅葺の方が勾配が急で雪がずり落ちやすいんだな。
集落を歩いてみた。
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立派な道標。観光地なんだなと改めて思う。
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雪に埋もれた祠と見えたのは「放水銃」といって消防用のホースが格納されているのだった。
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屋根からずり落ちた雪が軒下まで積み上がっている。子供の頃の実家を思い出した。
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私が10歳の頃はちょうど38豪雪の頃で、冬中根雪があり、屋根から落ちた雪に囲まれて、冷蔵庫の中にいるようだった。そんな記憶もよみがえってきた。
高台にある鎌倉神社。
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文字通り古民家のカフェが営業していたので入ってみた。
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間取りは昔のままのようだが、襖や障子の一部はガラス戸になっていた。
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広い縁側の席に座って珈琲を頼んだ。窯焼きのピザも美味しそうだったけど。
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茅葺の屋根の端とガラス戸に映ったランプ風の電灯。佳き。
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故郷の家で寛いでいる気分で、美味しい珈琲を頂いた。
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門番をしてくれていたワンちゃん、ありがとうね。
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さて、もう少し歩いてみよう。
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屋根の上にはジョウビタキ。
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どこを歩いても風情があった。平日で観光客も少なかったので余計にしみじみとした雰囲気でよかった。
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15:30、駐車場に戻った。ルーフキャリアを付けてSUVらしくなった愛車。
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帰る途中、道の駅「美山ふれあい広場」にも立ち寄った。
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地元産の「美山牛乳」の自販機があったので買ってみた。大きなタンクがあったのでここに集積しているのかな。

17時ごろ、雲の具合なのか不思議な夕日が見えたので、車を停めて撮ってみた。
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思い付きでふらっと行った美山だったが行ってよかった。この週末再び雪になりそうなので、その後に行くのがいいかもしれない。道路事情もあるからタイミングは難しいけど。
今回の戦利品。
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