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0907「鶯の滝」など@奈良市川上町春日山原始林内 [日帰り旅]

佐保川の源流にある名瀑「鶯の滝」。
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奈良奥山ドライブウェイ高円山から見た奈良市街。
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朝から晴れていたのでちょっと遠出することに。この間は鳥取に行ったので、今回は奈良方面を目指すことに。奈良は比較的感染者数は少ないようだが、それでも大阪の隣県だから影響を心配する声も少なくない中、緊急事態宣言などの措置は効果が期待できないと要請は行っていない。知事は「医療提供体制の充実とワクチン接種の加速を優先すべき」と言っているようで、ダラダラと宣言と解除を繰り返している中で一つの見識ではあると思う。大都市圏とは事情が異なるということもあると思うけど。

今回は春日神社の裏山にある「鶯の滝」を目指すことにした。和歌山の加太の沖に浮かぶ友ヶ島も候補になっていたが、午後天気が崩れるかもという予報だったので次回以降に回すことにしたのだった。阪神高速武庫川IC~水走ICと走り、無料の旧阪奈道で奈良市街に入った。「鶯の滝」はバスで途中まで行って片道2時間歩く、というのもあったが、「奈良奥山ドライブウェイ」を走ると、途中から北へ徒歩5分という説明を見たのでそちらを選択(笑)。
奈良奥山ドライブウェイのマップ。
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3ブロックに分かれているが、B~Cのブロックが一方通行になっており、そこに滝があるというので、Aから全コースを走破することにした。下調べ不十分ですな。
料金所手前にあった看板。
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若草山山頂駐車場はコロナにより閉鎖らしい。残念だが致し方なし。
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ここにもいた鹿たち。煎餅は求めていないようだった。
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初めは快適なアスファルトの道だったが、
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B地点からダート道になっていてびっくり。SUVの試走にはいいんだけどね。
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春日大社の背山一帯は、大社の神山として1000年以上も伐採が禁じられていたため、スギなどの大木が生い茂る原始林となっているそうだ。
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花山の背地蔵。
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その先に滝の駐車場に続く道があるが細い…。
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駐車場に着くと他に車はなかった。
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滝に続く石畳の道。ずいぶん古くから知られている滝のようだ。
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名瀑「鶯の滝」。落差10mだが優美な姿であった。
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ランダムに並べてみる。
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優美な瀑布と周辺の静かなたたずまいを堪能して滝を後にした。
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近くに「興福寺別院鶯滝歓喜天」があり登ってみた。名からすると滝とセットの社寺だったか。
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本堂は災害で破却し、鐘楼だけが残っていた。
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車に戻る。山内には色々な石仏があるようだったが、鎌倉時代の作で江戸初期にかの剣豪荒木又右エ門が試し切りをしたという「首切り地蔵」だけをを見に行った。
首切り地蔵。確かに首に一筋の溝があった。
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C地点を過ぎるとまた2車線の道になった。逆の方から来てUターンすることも出来るんだとやっと気づく(笑)。
高円山頂上展望所にあった大伴家持の歌碑。
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「高円(たかまど)の秋野のうへの朝霧に妻呼ぶ牡鹿出で立つらむか」
ここからの眺望。
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大和三山展望所からの眺望。
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12時前に市街に下りてきたので昼を食べようと思った。後で若草山に登ることを考えるとその近くとも思ったが、やはり飲食店が多いのは駅近と思ってJR奈良駅の西口の近くに車を停めた。せっかくなのでと店を探しながら歩いていると、近鉄奈良駅のあたりまで来てしまった。
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奈良市観光センター「NARANICLE(ナラニクル)」にあるレストラン「カフェ エトランジェ・ナラッド」に入った。奈良に来る?ちと安直なネーミングかな?
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広い店内に距離を置いて配置されたテーブルは安心感をもたらした。もちろん検温消毒は徹底していた。街を歩いていてもほぼ100%のマスク率で、宣言があってもなくても人々の自粛の姿勢はきちんとしているように見えた。そのあたりの分析を各地の行政はちゃんとやるべきではないだろうか。

昼食後奈良公園のあたりを散策した。観光客はまばらでこれが奈良公園?という感じだった。外国からの観光客も修学旅行生もいないからなあ。鹿だけが物憂げに歩いていた。
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若草山も登ろうと思っていたが、すでにかなり歩いて疲れていたので断念。次回を期して撮った写真を。
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京都もそうだが、奈良も至近距離に様々な寺社や名所旧跡があるので、行くべきところを絞らないと右往左往するだけになってしまう。そう思って今回は東大寺の大仏だけを観ることにした。
東大寺南大門。
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何年ぶりだろう。まさか中学校の修学旅行以来ということはあるまいが、来たようなないような感じがするのは不思議だ。
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こちらの大仏(廬舎那仏)は聖武天皇の発願により752年ごろに建立されたとある。奇しくも当時は天然痘による大パンデミックがあったようで、荒廃した人心を救うためということでもあったようだ。1400年後のパンデミックへの為政者の対応は?などと思いながら参拝した。

コロナ禍で人が少ないのは寂しい感じもしたが、逆にじっくりと見て回ることもできるなとも思ったことだよ。

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