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0203 節分は「恵方巻」? [日々の雑感]

我が家の「恵方巻」はなぜかお昼に。
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「節分」とは、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことだが、現在では「立春」の前日のみを指すことが多い。幼少時から節分には豆まきをするというのが定番であった。あと、鰯を食べることや柊を庭(幼時は雪の上だったかな)に挿すというものもあったかな。いずれにしても季節の変わり目に生じる「邪気」を追い払うための風習だったようだ。
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いつの頃からか節分には「太巻」をその年(日)の恵方を向いて丸かぶりするという「恵方巻」が流布するようになった。商都大阪発祥の風習とも言われていて、自分も成人してから関西に住んでいるので、こちらではそういうものかと思っていたが、現在のような全国的な風習(ブーム)になったのは80年代以降のことらしい。「海苔屋」さんの陰謀?という話は前から聞いていたが、「恵方巻」という言葉を定着させたのはセブンイレブンらしいという話もある。いずれにしても、バレンタインのチョコやクリスマスのケーキのように、由来のよく分からないものが「商魂」によって一般化されるという点で共通しているのだろう。
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ここ数年は、大量のフード・ロスを生み出すものとして取りざたされていて、ひそかに心を痛めていた(笑)。年末の「年越しそば」や正月の「おせちセット」のように予約販売にすればいいのに、と思ったりしていたが、今年はどうかと思っていると、従前ほどのフード・ロスはなかったとのニュースも聞いた。一時の過熱商戦が沈静化したとみていいのかもしれない。近所のスーパーを見ていても、様々な「恵方巻」が陳列されていたが、そこそこ売れてなくなっていたように思えた。
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そんな中でこういうキャッチフレーズでバナナが売られているのを見た。
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思わず笑ってしまったが、「恵方」は暦で決まっているので、その方に向かって何を丸かぶりしようがいいじゃないかとも思えてきた。巻き寿しがこの時節を象徴するものでもないようだしね。生春巻きでもロールケーキでもいいじゃないかと思って少し調べると、崎陽軒の「シウマイ恵方まん」やサブウェイの「恵方サブ」などいろいろ出てきて驚いた。食べ物屋さんの仕掛けに翻弄されることなく、少し距離を置いて面白がっているのがいいのかなと思ったことだよ。


閑話休題、少し前に住吉川の河川敷の木々がすっかり伐り取られたということを書いた。その時、木より土砂の方が氾濫を防ぐためには大事だろうと書いたが、2・3日前に川が濁っているので、ひょっとしてと思って上流まで行ってみると、ショベルカーが出動して土砂を浚っていた。こういう計画だったんだと得心したが、今までそこを棲み家にしていた鳥や虫たちはどうなるんだろうと心配にもなった。素人がいらぬ心配をせずとも河川管理の専門家たちがうまく考えているだろうとも思うが、どうも信用する気になれないのはなぜだろう。
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上流をテリトリーにしていたカワセミのメスはと探していると、更地?になった中州のふちの石の上にとまっているのを見つけた。
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木はなくなったが、草は春になれば伸びてくるから大丈夫なのかな、と思うことにした。

飛び立つところの動画をやっと撮ったが、速すぎて見えないのでyoutubeに上げた下の動画を速度0.25倍で見ていただけると幸甚(笑)。
Kawasemifly
https://www.youtube.com/watch?v=vmTiMvit79g

カワウ(鵜)もいた。怪我をしていたのとは違うみたい。
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珍しく、ジョウビタキの姿も見ることが出来た。と書いたけどモズかも。
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