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0811「赤目四十八滝」 @ 三重県名張市赤目町長坂 [山歩き]

0811「赤目四十八滝」
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赤目四十八滝(赤目渓谷)にはずいぶん前行った気がするのだが、どんな滝だったのか記憶にない。若い頃の記憶がほとんど消えているというのは、どうしたもんじゃろうの。まあ、時々鮮明に残っている記憶もあるのだが、それは多くは思い出すのも恥ずかしいものが多い。記憶にないというのは、その時幸せだったということなのかもしれない。そう思うことにしよう(笑)。

前日の夜、バンドの練習があって、その後1時半ぐらいまで起きていたのに、早く目覚めてしまった(これも最近よくあること)ので、出かけてみることにした。お盆休みの初日で、どこに向かっても渋滞に巻き込まれそうな気がしたが、その時は引き返すつもりで。R43は西行きが早朝から混んでいたので、必然的に東へ向かうことに。この時になって赤目にしようと思ったのであった。R43~北津守で南下、南阪奈道に入るまでは極めて順調だったが、羽曳野ICの手前から渋滞に巻き込まれたので、高速を出てR166(竹之内街道)を通り、大和高田に出た。悪くない選択。後はR165をひたすら東進した。

11時半ごろの到着予定だったので、滝近くの食べ物屋さんを検索すると、「そば. けいた」という蕎麦屋さんが赤目渓谷からほど近いところにあったので、そこに向かった。お店は名張市青連寺という新興住宅街のはずれに、住宅の一つという感じでひっそりとあった。
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11時半の開店直前だったので、三組ほどのお客さんが待っているだけだったが、入ってしばらくすると次々とお客さんが。なかなか志の高そうな蕎麦屋さんだった。
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また来たいとも思ったが、機会はあるだろうか。
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蕎麦屋さんから12分走ると渓谷の駐車場に着いた。
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入り口の「日本サンショウウオセンター」まで来るとむちゃくちゃ既視感があり、確かに来たことがあるなあ、と思ったことだ。
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四十八滝といってもこれは前に行った「轟九十九滝」と一緒でたくさんの滝があるという意味だろう。「赤目五瀑」と言われる名瀑を中心に観て回ることにしたが、最後の滝まで往復すると3時間以上かかりそうなので、それは無理だろうなと初めから思った。それでは途中までの名瀑を中心に写真を並べてみる。
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「行者滝」
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「霊蛇滝」
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「不動滝」
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「千手滝」
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「布曳滝」
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ここまで3つの名瀑を観てすでに十分堪能した(笑)。次の「荷担滝」までは更に50分かかると書いてあったので、ここで引き返すことにした。
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後でパンフを見ると、ここまでが「ゆったり散策コース(散策レベル★)」だったらしく、多くの人がここまでで引き返しているようである。もっと早くから来ないと全部観るのは厳しいなと思ったことだよ。2時半ごろ、少し早いが帰ることにした。このあたりはゲリラ豪雨の心配もあるので。
帰りの路側で見かけた「案山子」。
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つらつら後で考えてみると、前に来た時も初めの方の滝を少し観ただけで帰ったような気もする。同じような暑い夏の頃に名張市のビジネスホテルに泊まったことは覚えているので、その宿へ行く前の午後遅い時間に来たのではなかったか。だから記憶にあまりないんだな、と妙に納得するのであった。記憶は捏造されるというのは誰か言っていたかな(笑)。

同じ経路で帰途に就いたが、帰りは南阪奈道もスムーズに走れた。「赤目四十八滝」は昔から有名な観光地だが、古い観光地にありがちな、今ではさびれてショボい所というイメージは、間違いで、なかなかスケールの大きい滝群で、遊歩道もしっかり整備されている所だったのだなあ、と自分の思い込みの不明を恥じるのであったよ。次に訪れる機会がもしあったら、全滝を制覇したいものだ。

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