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0702 半夏生 [日々の雑感]

「半夏生」には蛸、というのはスーパーの定番になっているようだ。
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我が家でも蛸を。
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居酒屋「大学」さんでも(笑)。
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「半夏生」はもともと二十四節気の「夏至」(6/21~7/6)を三つに分けた真ん中の時期を表す七十二候の「半夏生ず」から来たもののようだが、日本では田植えのリミットを示す「雑節」の一つとして定着したようだ。「八十八夜」が茶摘みの時期というのもそうだね。近畿では蛸を食べる風習があるが、理由はよく分からない。この時期は梅雨でものが傷みやすく、「毒気が満ちる」と考えられていたので、蛸を食べて精を付けるという意味があったのだろうか。

また、この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多い、と言われているので、昔から梅雨の終わりごろに大雨が降るということはあったようだ。近年は「線状降水帯」という新しい用語が使われているが、元は同じものだったかもしれない。温暖化で熱帯のスコールに近いものになったのと、宅地造成で地盤が脆弱化したことも被害を大きくしている一因のように思われるが。

この稿を書いている今も、静岡の方では大変な被害が出ているようで、被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げるが、毎年所を変えて被害が出ているので、それぞれの地域で豪雨災害への備えをするべきなんだろうなと思う。「自分の所だけは大丈夫」というのが一番危険なのだと思う。

自分の住んでいる地域でも、ここ数日は「豪雨予想」が何度も出たが、幸か不幸が降水帯が逸れてくれたようだ。まあ、いつ阪神大水害のような災害が襲ってくるか分からないので、地震への備えと合わせて準備だけはしておかなければと思ったことだ。

そんな中でも花は咲く。それもどんどん新たな花が咲くのは驚きだ。そんな花々をいくつか。
アガパンサスと紫陽花のコラボ。
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白いアガパンサスと百合。
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オシロイバナ。様々な色がある。
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ツユクサ(露草)は午前中だけ花開く。
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マツヨイグサ(待宵草)は本当に夕方にならないと咲かないと知った。
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ブーゲンビリア。こちらの開花はかなり遅かった。
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名は知らないがこんな花も。
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ムクゲ(木槿)も咲き始めた。もう夏だね。
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