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マイボニー My Bonnie[私の好きな20世紀の唄]vol.88 [20世紀の歌Ⅱ]

マイボニー My Bonnie
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この歌はスコットランド民謡ということなので、この稿(20世紀の唄)の主旨にはややそぐわないかもしれないが、「1962年にリリースされたトニー・シェリダン(Tony Sheridan)のアルバム『マイボニー』で現代風にアレンジされ、世界的に有名になった。」ともあるし、個人的な思い入れもあったので、あえて入れておこうと思う。ちなみにこのアルバムでバックバンドを務めていたのがあのビートルズだったという。詳しくは知らないが。
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もともとは3拍子の曲であった"My Bonnie"を8ビートのロックンロールにアレンジして歌われているが、そのことを知ったのはずいぶん後になってからだった気がする。
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私がこの歌を知ったのは、高校の音楽の授業で取り上げられたからだった。高校では英語の歌を授業の中で原語で歌うんだ、というのは当時の自分にとっては軽いカルチャーショックだったのかな、と今になって思い出す。
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余談だが、その音楽の授業でもう一つ覚えているのは、授業の合間に古今の名曲のレコードを聴くというもので、今でも覚えているのは、イングランドの民謡"Greensleeves"を基にヴォーン・ウィリアムズが作曲した「グリーンスリーヴス幻想曲」という曲で、16歳の時一度聴いただけの曲をいまだに覚えているのは不思議ではある。いい先生だったなあ、と改めて思ったことだ。
グリーンスリーヴス幻想曲 = ヴォーン・ウィリアムズ

さて、歌の内容であるが、歌詞はいたってシンプルで、海の向こうに(天国に?)去って行ってしまった恋人ボニーに、私のもとに帰ってきてほしいと呼びかけるものである。少し調べると、18世紀スコットランドのチャールズ・スチュワート(愛称がBonnie Prince Charlie)への人々の思いが仮託されているという説があったが、だとしても元々あった歌に後から意味づけされたのだろうと推察される。
Charles Edward Stuart
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youtubeは以下のものを
My Bonnie (Anthology 1 Version)The Beatles · Tony Sheridan
https://www.youtube.com/watch?v=8KNedjsgnwY&t=4s
My Bonnie The Beatles · Tony Sheridan
https://www.youtube.com/watch?v=hBVff8FH84k

高校時代の合唱を思い起こさせる
青中校友合唱團_My Bonnie
https://www.youtube.com/watch?v=ZrkqEV-K1jo
マイ・ボニー 岡山北公民館
https://www.youtube.com/watch?v=FQAwxhNTWuY


My Bonnie

My Bonnie lies over the ocean,
My Bonnie lies over the sea.
My Bonnie lies over the ocean,
Oh, bring back my Bonnie to me.

**
Bring back, Bring back,
Oh, bring back my Bonnie to me, to me.
Bring back, Bring back,
Oh, bring back my Bonnie to me.

Oh, blow ye the winds o’er the ocean,
And blow ye the winds o’er the sea;
Oh, blow ye the winds o’er the ocean,
And bring back my Bonnie to me.

Last night as I slept on my pillow,
Last night as I slept on my bed,
Last night as I slept on my pillow,
I dreamt that my Bonnie was dead.


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