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0127 役小角の石像@住吉川 [日々の散策]

住吉川の上流の岩の上にあった役小角の石像。
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少し前にあるブログで住吉川の上流に「役行者」の像があるという記事を見て、この日行ってみた。白鶴美術館の下にある堰堤の向かいの崖にあるということなので、先ず県道の美術館前のバス停に行ってみた。対岸をカメラのレンズで追ってみたがよく分からなかった。
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下に降りる階段があるのを見つけて降りてみた。川原をウロウロしていたら対岸に渡る細い木橋があって渡ってみた。
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右手の崖のあたりにこんもりと高い岩場があった。近づくと岩を刻んだ階段が見えたので登って見ると、小さな石像があった。
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役小角(役行者)のようだった。修験道の開祖と言われる役行者についてよく知っているわけではないが、あちこち山を歩いているとそれにまつわる伝承の記述を見ることがある。六甲山系のあたりにもその伝説はあるようなので、そうしたことからこの像も作られたのかも知れない。

像の背後の銘文によると大正三年九月建立とあるので、大昔からあったものではないようだ。なぜここに作られたのか知りたく思って調べてみたがよく分からなかった。この小高い岩からは住吉川の下流や神戸の街並みが見渡せるので、神戸の街の鎮守として作られたのかな。大正の頃には崖の東にある住宅街もなく、対岸の白鶴美術館のあたりから上もただの山でしかなかっただろうから、市街地の一番上からやさしく見守っているという風情だったのだろう。
像のある岩場から下界を見る。
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石段を下りて見ると、来た方とは別の小道が見えたので、そこを通ると住吉川左岸のトイレのある「清流の道公園」に出ることが出来た。どうもこちらのルートが正面からの正しい参道?のようだった。
公園のあたりから振り返って見たところ。
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下流から公園にかけてはよく整備されているのに、そこから上は道らしい道もないのが不思議だった。土地の所有権とかの問題があるのかも知れないが、だれでも簡単に歩いて参拝できるようにしたらいいのにと思ったことだよ。また青葉の頃に訪れてみようと思いながら川を下った。
この日の散歩の中で見た花鳥たち。
白梅とツバキ。
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木瓜の花。
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蝋梅。
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朝、近所の公園にシジュウカラが何羽か来ていた。近くの樹の剪定をしていたので追い出されて出てきたのかな。
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メジロも。
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夕方家に帰ると、白い月が出ていた。
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