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0505鏡野町の滝二つ [日帰り旅]

左:岩井滝 右:中林(チュウリ)の滝
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緊急事態宣言下で近くの密でない自然の中を歩いているが、この日は少し足を伸ばして、兵庫県から少しだけ県境を越えた二つの滝を見に行ってきた。県境を越えるか越えないかということはさほど問題ではない、密な所に行かないという方がはるかに大事だという思いからでもある。宣言が出されてない所に行って遊ぶということではないのだ、と一応断わっておく。言い訳にもならないかもしれないが。

朝6時半ごろ家を出て、今回は山麓バイパス~R175~滝野社で中国縦貫にというルートを試してみた。高速代は370+1760で休日割引がなくても安い(笑)。佐用から鳥取道に入る。途中にスギサポwalkというアプリで知った「恋山形駅」があると知ったが、後で時間があったらということでスルー。用瀬(モチガセ)でR482を西に進み、恩原高原のあたりで北上し、目指す「岩井滝」の駐車場には10:10に着いた。滝の近くにある「いっぷく亭」という食堂をナビっていて、近づくと滝の標識が出てすぐ行けた。
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早く着いたのでまだ5台ぐらいしか車はなかった。早速滝に向かう。
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途中の渓流も美しく、小さな滝がいくつもあった。
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名水百選にも選ばれたという清水「岩井」。水は汲まなかったけど。
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スミレと大岩。
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木橋の向こうに滝が見えてきた。
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「岩井滝」(鏡野町上齋原)は、落差は約10mと小ぶりだが幅は約6mある。
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この滝の特徴は裏側から滝を見ることが出来る「裏見の滝」であることだ。
滝の裏側は割と広い洞(岩窟?)になっていて小さな祠があった。
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「裏見の滝」。落ちる水が見えるかな?
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いくつか滝の写真を。
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10:50駐車場に戻ると車が増えていた。早く来てよかった。
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昼はいっぷく亭で食べられたらいいな、と車を走らせた。
「いっぷく亭」。古民家を利用した風情あるお店のたたずまい。
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ところが、こんな張り紙が。
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むちゃくちゃ残念だが、岡山でも感染が広がっているので賢明な判断と言えるか。コロナがおさまったら再訪したいと思ったことだよ。
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気を取り直してR179を南下し、お店を探す。道の駅「奥津温泉」に入ると車で一杯。
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名物のおばちゃんの店「温泉亭」はやっていたが超「密」な感じなので水を1本買っただけで退散した。お店によって考え方が違うのが興味深いが、お客が殺到するという判断はなかったのかな。
更に南下しているとそば処「秀峰」の看板があったので入ってみた。
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席は庭に向かって同一方向にセットしてあり、酒も提供しないと感染対策ばっちりのお店だった。辛み大根のざるそば大盛りをいただく。なかなか美味しかった。
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12:15昼食を済ませ、次の目的地「中林(チュウリ)の滝」に向かう。R179を南下し、鏡野町役場の手前で左折し、県道を北東に進む。大町公会堂のあたりに大きな看板がある。
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細い道を3kmほど進むと駐車場に着いた。せいぜい5台ぐらいが駐車できるスペースに2台止まっていた。
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滝は泉山(いずみがせん 標高:1,209m)への登山道の途中にある。中林の滝(一の滝)の他に二の滝、火の滝、十六夜の滝、天の滝など多くの滝があるようだ。とりあえず一の滝を目指して歩いた。おこもり堂と呼ばれる建物の向こうに滝はあった。
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「中林の滝」(落差30m)。
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なかなか優美な滝であった。少し戻って他の滝もと思って登り始めたが、かなりの急登で杉の落ち葉が敷き詰められて滑りやすく、ちょっと無理だと諦めて、少し登ったところにある天の滝などを見るだけにした。
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14:00駐車場に戻り帰途に就く。途中の道に山藤がたくさん見られたので、少し写真を撮った。
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杉や檜には絡んでいないのは、伐られているのだろう。雑木にはたいがいまとわりついて咲いている。すごい繁殖力だと思った。

さあ、ちんたら地道で帰ろうとしていたが、まだ時間があったので、来るときに見て「頭の隅っこに」入れておいた「恋山形駅」に立ち寄れるかなと思い、R53を東に向かってみた。これだと智頭駅まで一本道である。途中の津山あたりでご飯にしようかなと思ったが、まだ早かったのでスルーしたら、二度と食べ物屋さんに巡り合わなかった(笑)。
16:00「恋山形駅」に着いた。
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この駅を知ったのは、ウォーキングアプリのスギサポで、「駅巡りウォーク」というラリーの中にあったので、頭の隅に残っていたのだった。駅はすべてピンクに彩られていた。
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智頭急行智頭線の駅(無人駅)であるこの駅は、1994年の開業当初は「因幡山形駅」とする予定であったが、地元の要望で「来い山形」をもじって「恋山形駅」にすることとなったそうである。「幸福駅」のような人気駅にしたいという意図があらわであるが、その目論見は果たして功を奏したのだろうか。「恋ロード」という駅前の道のピンク色がやや色あせて見えたのが気になったが…。
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夕食は結局大原駅の近くのコンビニで買って、車の中で食べる羽目になったのは残念だったが、まあこれもこういう時期の旅だからな、と自分を慰めたのであったよ。
大原駅に停車していた列車。
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やけになったわけではないが、帰りは国道を南下し、姫路バイパスに出て、山麓バイパス経由で帰った。山の中だけしか行かなかったので、いつもの滝見旅と同じ楽しいドライブであった。


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