0630「夏越祓(茅の輪くぐり)」@綱敷天満神社(石屋川) [日々の散策]
自分で「夏越祓(茅の輪くぐり)」のことを書いておきながら(「本日は夏至」参照)、すっかり忘れてしまっていた。前夜睡眠不足だったので、早い昼(最近一日二食を心がけている)を食べた後昼寝をして、3時ごろになって出かけた。カインズで申しつけられた買い物(プラスチックの保存容器)を買ってから、2号線辺りを走っているとき、突然「今日は水無月祓えだったんだ」と思い出した。確か5時ごろに神事(ご祈祷)が行なわれると書いてあったと思い、「茅の輪くぐり」と明記してあった六甲の八幡神社を目指し、山手幹線を西に向かっていると、我が家の初詣の神社「綱敷天満神社」に「夏越大祓」の幟がでているではないか。
どの神社でもやっているんだな、と思って急遽こちらに行ってみることにした。境内に入ると「本日は祭礼のため無料駐車場は使用できません」と書いてあった。仕方なく近くのコインパーキングに車を駐め、再び境内に。拝殿の手前の石段の下に見事な「茅の輪」が設置されていた。くぐり方もあって、確かくぐって左に回る、くぐって右に回る、もう一度くぐって左に回る、というのをそこに置いてある唄を歌いながら行なうというもの。歌うことはしなかったのでご利益はないかも。そのへんを走り回っている子供がいたので、「くぐって見せて」と言うと素直にくぐってくれたのが下の写真。
拝殿前に行くと、すでに中では祈祷の儀式が始まっているようだった。参加しているのはやはり氏子さんたちなのかな。我が家は勝手に毎年正月に参拝しているけど、氏子ではないから入るべくもあらず。ふと見るといつもと違う「水みくじ」というものが賽銭箱の横にあり、100円の賽銭で引けるようなので引いてみた。そばの手水鉢に浸けると文字が浮き上がってくる仕組みらしい。
Before
After
なかなか夏らしい涼やかなおみくじであることだ。
危うかったが二年越しに「茅の輪くぐり」を見ることが出来て満足して神社を後にした。
ついでにこの日に食べるという「水無月」を買って帰ろうと思って、スーパーに寄ったが売っていない。もう5時だからないかもなあ、とクラッセの1階に行ってみたが、「3時に売り切れました」とのこと。最近の巷間の年中行事熱恐るべし(人のことは言えぬが)。
あきらめて帰ろうとして、家に電話すると「コープさんで注文してさっき届いたよ」だって。ここにも年中行事の主がいた。でかした、というより何たる家庭内ミスコミュニケーション!!
というわけで、今宵の食卓には「水無月」と「蛸のから揚げ」が並んだのであった。
京都の五建ういろの「水無月」らしい。
オマケに今年初収穫のゴーヤまで。たった17cmだったが去年の唯一の収穫よりでかいのだ。
こうして水無月晦日の夜は更けていったのであったよ…。
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